異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

 このブログについて(about)
  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

四川省川西星空撮影ツアーの感想、反省点。今までで一番過酷な旅でした・川西風光撮影(11)


游侠客のツアー川西風光撮影「魔幻蜀山・行摄川西」というツアー旅行に参加しています。
ようやく成都まで戻ってきました。

www.sonnagaya.com

2018-12-16

成都の道路少し渋滞していますが、それほどでもありません。バスは空港に到着です。17:30ぐらいでしょうかね。

ここでツアーは解散します。
この時間で帰れるなら、この日帰っても良かったかなとも思いましたが、これは結果論です。混んでいるときは混んでいるそうです。
この日のホテルは市内の红牌楼駅近くにしました。近くには武侯祠があります。
ちなみに昨日ネットがなくなる前に予約していて、確認が取れていなかったのですが、ネットが復活した時点で確認のメッセージが大量にきてました。
まあ大丈夫でしょう。


空港から地下鉄に乗るには一旦空港内に入らなければなりません。。。。
出発ゲート付近からの駅直通通路?どこかにあるのかな私は見つけられませんでした。。。
仕方ないので中にはいって地下まで下りることにします。

ラッシュの時間帯と重なると思ってましたが、それほど混んでいませんでした。
そして红牌楼駅に到着します。武侯祠。。。近いと思っていましたが、結構距離がありますね。行くのはやめておきます。
予約した桔子精选酒店(ホテル)までは道一本挟んですぐです。

ホテル情報:
成都桔子酒店精选武侯祠店 Orange Hotel Select Chengdu Wuhouci


結構綺麗めなホテルです。チェックインします。
部屋のカードを貰ってからロビーにコーヒーサーバーがあるのに気づきます。どうやらコーヒーが無料で飲み放題のようです。
これは良いサービスですね。

エレベータに乗ると。。。エレベータは古くてオンボロでした。。。内装を改装したんでしょうね。。


部屋もとてもきれいでした。これで初日よりも60元安いんです。やはり西のほうは高いのですね。

部屋に入って荷物を一旦出してまとめ直します。

その後、速攻で風呂です。


このツアー中いちども入れなかった風呂に入ります。これでとてもスッキリしました。
ついでに歯も磨いておきますw



お疲れ様でした。
最後に今回の旅行で感じたことをまとめます。
記事が飛び飛びになってしまったので、ここにまとめてリンクを載せておきます。
感動する絶景をどうぞw
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com


ツアーの感想及びまとめ


今回は川西(四川省甘孜チベット自治区)のツアーだったのですが、青蔵高原の東側ということで、この辺はもうチベットと余り変わらない感じなのではないかと思います。
チベット自治区ですし。。。


今回のツアーはいろいろと過酷で問題だったことがいくつかあります。まとめとして書いておきます。

標高問題。


標高、大丈夫な人は大丈夫なんでしょうけど。。私はこれを完全に失念していました。せいぜい海抜3000mだろうと思っていましたが、宿泊するところで3500mあったのでこれは誤算でした。どうやら私は大体4000mを超えると少し症状が出る感じでしょうかね。これ以上標高が上がると呼吸困難になりそうですwww


もう少し高山病対策すべきでしたね。前回雲南のときはある程度予想して、高山病の薬などを用意していたのですが、全然問題なかったので軽く見ていました。
事前にブドウ糖粉末と高山病の飲み薬ぐらいは買っておくべきでしたね。
そして標高が高いので日差しも強いです。日焼けしたくない人は肌を何らかの対策が必要です。

食事


まともな料理を食べようと思うと同じ食の都、四川とは思えません。そして個人的に成都は「食の街」みたいな感じで食べる場所だと思ってますが、川西は食べ物も結構過酷です。まあこれも慣れですね。私はだいぶ現地の食事に慣れてきています。

防寒対策

以前2月に九寨溝に行った時、全然大丈夫だったので、今回冬の高原の寒さを甘く見ていました。もっと分厚い装備にしないといけませんね。最低気温は-5度ぐらいですが、風が強く冷たいです。少なくとも風を通さない服が必要ですね。

風を通さない服が必要ですね。後はカイロとか準備したほうが良さそうです。

ホテルの品質


ホテルのお粗末さが半端ない。探せばもっと良いところがあるのかもしれませんが、成都のホテルとは雲泥の差です。中国人向けツアーということ、後、観光地からの交通の便を考えて選んでいるのだと思いますが。。。。。

エアコンが無かったり、アメニティがなかったり、電気毛布が効果なかったり。。風呂に入れなかったり、部屋が汚かったり。。まあいろいろです。
※事前に外国人が参加できるということでツアーに参加しています。

ツアーのスケジュール


このツアー、スケジュールに問題がある気がします。4日間しか無いので、ここまでたくさんの場所に行かなくても一箇所じっくりと撮影できる場所があっても良かったのではないかと感じています。
予定はこんな感じでしたが、停車時間が30分ぐらいしか無い観光地もありました。3日めあたりもっと余裕を持ってほしかったような気もします。
1日目(12/13)、成都→四姑娘山→丹巴藏赛【泊】星の撮影
2日目(12/14)、丹巴藏赛→黑石城(ゴンガ山夕焼け)→塔公草原【泊】星の撮影
3日目(12/15)、塔公草原→斯丁措→子梅垭口→上木居【泊】(ゴンガ山夕焼け&星の撮影)
4日目(12/16)、上木居→折多山口→成都

雪山の絶景・星が綺麗


最後に良かった点。
とにかく壮観な絶景が楽しめます。ずっと雪山を眺めていたい感じですが、寒さでそれも無理でしたが。。。
冬の川西は非常に乾燥していて、晴れる確率が高いということです。これで月さえなければ完璧ですね。
逆に夏は雨がよく降るそうです。温かい時に晴れてくれればよいのに。。。。。これってジレンマですよね。
天の川の中心も夏しか見れませんし。。。

また光害が少ない場所だと思います。以前モンゴルの砂漠に行ったときよりも光害が少なかったです。
街灯も殆ど無いところでした。灯っていても12時ぐらいに消えます。
真っ暗すぎて逆に怖いかもしれません。

絶景のタイムラプス

雅拉雪山と流れ星

youtu.be

贡嘎山(ゴンガ山)の夕焼け

youtu.be

川西(甘孜自治区)星の軌跡

youtu.be

冬の天の川と流れ星

youtu.be



ということで今回の四川省、川西風光撮影ツアー記事はおしまいです。
写真は編集次第変更していきます。

ありがとうございました。

秘境-上木居村で最後の星撮影・川西風光撮影(9)

游侠客のツアー川西風光撮影「魔幻蜀山・行摄川西」というツアー旅行に参加しています。
前回はコンガ山の夕日の撮影を行いました。ここはまさに秘境という感じのところです。

www.sonnagaya.com

タイトルだけ見るとどこか全然わかりませんね。場所的には甘孜藏族自治州康定市なんですが、この康定市が広い。とにかく四川省です。ww

2018-12-15

過酷なツーリングがようやく終了しました。夕焼で山が赤く染まるあの一瞬のために凄い思いをしました。それほど価値のある景色だったのだと思います。
夏場だともっと楽なんでしょうけど。。。。
ようやく宿に戻ってきましたが、今日の宿は温まる場所が全くありません。というのも部屋にエアコンがありません。そして布団には電気毛布がついているのですが、どうやら。。。

電圧が足りなくて暖かくならない
ようです。唯一食堂?に湯沸かし用の暖炉があるようですが、ここに皆が集まります。


そして食事ですが。。。。これがまたイマイチ。。。。ごった煮みたいなものです。そして食べるものあまりありませんね。。


ネットが全くつながらないのでここで明日の知らせがあります。朝6:30出発とのことです。
というのも明日の夜フライトする人が時間に間に合うようにということです。私は事前に問い合わせた時に、間に合うかわからないと言われたので次の日のフライトにしました。こういうの毎回。。。。ちゃんと考えておいてほしいですね。



食事が終わましたが、今日は最後の夜です。またこの夜は星の撮影がありません。そうですね。流星群は機能がピークでした。

しかしながら私はツアーの人と二人で約束して、夜に外に出ることにします。
月が沈むのがこの日は12:30過ぎということで、もっと遅い時間に行くのかとかと思ってましたが、9時ぐらいに誘いに来ました。
早めに行って早めに戻ってこようという感じだそうです。私はもうそれでいいやと思って一緒にでかけます。

建物の明かりがない場所を探すのに少し苦労しました。更に月はこれから満ちていく月のようで、昨日よりもさらに明るくなっている感じですね。
条件はあまり良くありませんが、撮影を始めます。
一緒に行った彼もこの日は赤道儀を持ってきていました。なんと私と同じ赤道儀です。
彼は彗星とスバルを撮影するようです。

EOS6Dで私は赤い星雲をとりたくて、この時間出てそうな星雲を探します。
後で思えばもう一度M42を撮っておけばよかったなと後悔しています。
赤い星雲をいろいろと探しましたが、なかなか見つかりません。
結局この日に狙ったのが、ぎょしゃ座の散光星雲ですが、やはり月が明るすぎてうまく露出できません。

砂の嵐って感じですね。。。ノイズなのか星なのか。。。。よくわからない感じです。

そして微かに何か赤いのがある感じですが、失敗でしたね。
ちなみに最初露出時間を3分とかにすると真っ白になりました。
また赤道儀自体が水平になっていなかったのか?締め付けが悪かったのか?一枚一枚はOKなんですが、枚数を重ねると星の位置がだんだんずれていってしまってます。
赤い星雲の浮き出かたも思わしくないですね。ハイレベルな星雲を狙いすぎだったでしょうかね。。
一応30枚ぐらいとってますが、これコンポジットしてもそれほど良くならない気がします。


赤道儀に乗せてオート撮影だったので手持ち無沙汰になり、もう一台のカメラで星の軌跡を撮ることにしました。

α7S2ではスタートレイルを撮影しました。途中で。。。。電池切れしてしまい、長い間撮れませんでしたが。。。。
youtu.be
肉眼ではほとんど見えませんでしたが、写真をよく見ると一応流れ星もいくつか写ってますね。


だんだん寒くなってきました。そして何か動物が動いているようです。カサカサというおともします。ネズミ?かなにかでしょうが結構大きい気もします。。。なんだか少し怖くなってきましたね。
コヨーテとかだったらどうしよう。。。
遠くの方に光るものが2つ見えました。動物のの目だったらどうしようかとか。。。いろいろ考えてしまいます。


結局12時ぐらい。。寒さに耐えられなくなり、もうすぐ月が沈む寸前で撮影を終了しました。あたりは真っ暗です。上木居村の夜は早いですね。該当一つありません。これで月が沈むともうきっと何も見えませんね。


何日か同じ場所にとどまって、失敗したところを改善しながらここで撮影を続ければ良い写真ができたかもしれませんが、そういうツアーじゃないですからね。。。
一緒に撮影した人と川西のジレンマについて話をしました。


できることなら温かい夏に、ここに来たいが、ここは夏は雨が多く曇りがちで、あまり晴れない、逆に冬は乾燥していて、晴れる確率が高いが、めちゃ寒い。
でもやはり天の川は夏に撮影したい。まあ困ったものですね。


ということでツアー3日目も終了です。時が過ぎるのは本当に早いですね。



明日は最終日です。成都に戻ります。

塔公草原・雅拉雪山の双子座流星群撮影 Gemini meteor shower・川西風光撮影(6)

正月休みで少し写真をまとめたので、引き続き川西旅行の続きを書いていこうと思います
游侠客のツアー川西風光撮影「魔幻蜀山・行摄川西」というツアー旅行に参加しています。
前回はコンガー山で夕日の撮影を行いました。めちゃ寒かったです。

www.sonnagaya.com

2018-12-14


朝から移動しっぱなしでもう疲れています。
夜になり、私にとってこのツアーのメインとなる行事、双子座流星群撮影があるのですが、先程のコンガ山での撮影で相当ダメージを喰らいました。
ちょっと今日はもうやる気が出ません。

とりあえずバスでホテルに一旦戻り、速攻で食事をとってから撮影場所に行くそうです。

私は食事という気分でもないのでコンビニでパンを買って食べました。ホテルまで来ると標高は3500mで少し楽になった気がしますが、頭がいたいのと、目がじんじんするのは収まっていません。
ここでもゆっくりと移動。。。なんとか気力で、撮影場所に向かいます。ついた撮影場所は少し明るい感じです。個人的にイマイチな感じもします。
ちょっと動いただけで結構きつい感じです。
真ん中の池が凍ってなければ湖面に星が反射するのでしょうけど。。。。
そしてこの日は昨日よりも月が明るいですね。完全になくなるのは11時半ぐらいとのことです。が撮影は11時30までとのことです。
その後は塔公草原まで戻って、個人の自由で撮影してくださいということです。
塔公草原からホテルまでは1kmぐらいなので歩いて帰れということです。まじか。。。でも私はもう無理。。

昨日星雲は撮影したし、冬は天の川もいまいちなので、この日はこの日のメインイベント双子座流星群に集中します。

www.sonnagaya.com


この日もα7S2のタイムラプスを亚拉雪山に向けて、EOS6Dは135mmを付けてタイムラプス撮影を行います。
広角でたくさん流れ星を撮影する方法と、望遠で流れ星をでかく撮ろうという2つの方法で撮影しました。
オリンパスOMDは12mm(35mm換算24mm)でライブコンポジット撮影をして星の軌跡を取ります。

私は寒くて集中してみていませんでしたが、それでも結構な流れ星を見ました。
雅拉雪山が入るようにして双子座方向にカメラを向けています。

流れ星を見たのは良いのですが、問題は写っているかどうかです。

後の祭りですが、流れ星の光っている時間って、0.5秒もないのではないでしょうか?これ普通にスローシャッターで撮影しても映らないかもしれませんね。
逆にISO上げて、短い時間で撮影したほうが逃さないかもしれません。
写真では何枚かに写っていましたが、それほど多くありませんでした。

後あまり広角レンズ過ぎても流れ星がほとんどわからない感じになります。逆に望遠だと映る範囲が狭くなってしまうので、なんとも言えませんが。。。。
一応双子座に向かってカメラを向けたつもりなのですが。。。。写っている写真は放射状とは程遠い感じでした。

タイムラプスをYOUTUBEにUPしました。
youtu.be


135mmで撮った写真に星が流れた後の煙みたいなのがちょっと写っていました。これちょっとびっくりです。
ということで時間はあっという間に過ぎていきます。
私はもうこの寒さと頭痛に耐えられません。
メンバーにこの後も撮影するのか?と聞かれますが、私は今日はもう無理。。。と答えました。


バスに乗り塔公草原で一旦止まります。私達のバスでは降りる人はいませんでしたが、もう一つのバスで4人降りて撮影するようです。
ガイドさんは付添でここで降ります。
ガイドさんも大変ですね。。。

部屋に戻ってから同部屋のおっちゃんに調子が悪い話をすると、ブドウ糖は持っているか?チョコレートは持っているか?と聞かれました。
無いというとブドウ糖の袋を飲めと言ってくれました。ありがとうございます。
このおっちゃんは毎日一袋飲んでいるそうです。どういう効果があるかはわかりませんが、とりあえず高山病対策とのことです。

そして風呂に入りたいというと。。。やめたほうが良いといいます。。。。結局入りませんでしたが。。。。これで2日風呂なしです。
今日一回しましたが、更に歯磨きしました。


今日はこのツアーメインの双子座流星群でしたが。。。体調不良に悩まされるとは。。。
だんだん過酷なツアーになっていっていますね。。。。ということでさっさと寝ます。


写真のコンポジット

帰ってきてから流れ星の写っている写真だけをコンポジットして合成しようとしていますが、なかなかうまく行きません。星は動いているので星で合わせると、背景が。。。
そして写真によっては、流れ星が、消えてしまって。。。空の色がムラムラになったり。。難しいですね。
今ちょっとパソコンの調子が良くないので、治ったらもう一回ちゃんとやってみようと思います。


続く。。。

丹巴藏寨で双子座流星群撮影・川西風光撮影(3)

游侠客のツアー川西風光撮影「魔幻蜀山・行摄川西」というツアー旅行に参加しています。
現在は丹巴藏寨に来ています。
www.sonnagaya.com

2018-12-13

この日の夜はいきなりといいましょうかいよいよといいましょうか双子座流星群の撮影です。
毎回流星群を狙ってますが、前回ペルセウス流星群が見れなかったこともあり、今回の双子座流星群には期待しています。
そしてこの日のこの天気、期待できそうです。
四川の西、川西は青蔵高原の東側ということで冬場は乾燥していて雨が余り降らず乾燥しているそうです。そのため天気もよく、高地なので紫外線も強いということで、
良い写真が取れるのではないかと思っています。まあ技術の問題がありますが。。。

双子座流星群撮影

みんなで撮影場所に行きますが、どうも狭くて気に入らなかったので私は一人で別の場所というか、宿の前まで戻って撮影することにします。
個人的に気になっていたんですが、丹巴藏寨は斜面にあるので、南側の星が山で隠れてしまうのではないかということです。
流星群を撮影するためにまずはふたご座に向けてタイムラプスを撮ってみることにします。タイムラプスはα7S2のアプリを使用しています。
設定ですが、レンズはLAOWA15mmZERO-D,ISO2500、SS25秒、F2.8で撮っています。

それと同時にEOS6Dに赤道儀を使ってオリオン大星雲M42に向けて撮ります。
こちらはレンズがSIGMA135mmART,ISO1600,SS60秒、F2.2です。後からコンポジットしようと思い30枚ぐらい撮影して、最後にダークを2枚ぐらい撮影しました。

川西の北緯と偏角

北緯と偏角ですが、ちょうど甘孜藏族自治州の康定市のデータが百度(バイドゥ)に上がっていたのでこれを元にしようと思います。
北緯:29°59′54
偏角:0°48′

これは2015年のデータから足し算した値です。約30℃でよいのではないかと思います。
偏角も殆ど無いに等しいですね。まあこんな細かく設定できないです。私は北極星に緑のレーザ(ポラレーザー)を当てて調整しています。
カタログには50mmで10分は行けると書いてありましたが、数分ならこれで十分なんじゃないかと思います。


この日は月が出ていて、月が沈むのが23:30ぐらいということです。最初は月が出ている状態で撮影しました。
肉眼で流れ星自体は結構見えています。タイムラプスなので結構写っているのではないかと思われますが、撮影時にはどうなのかなんとも言えませんね
果たして写っているのでしょうか?

YOUTUBEにタイムラプスをUPしました。

南側
youtu.be

北側
youtu.be

何度か車が通ったり家の明かりがついたりで、ちょっと見にくくなっていたりしますが、タイムラプスにいくつか流星が写ってました
続いて北側に向けて撮影してみます。この頃は月も下がって星がよりくっきりと移ります。
タイムラプスの設定は同じです。
そして北側はM31を狙ってみます。135mm,ISO1600,SS120秒、F2.2です。こちらも30枚前後撮影します。
さっきと違うところは露出時間を倍に増やしました。


結局2時前ぐらいまで撮影していましたが、ここは標高3000m位あるのでとにかく寒いです。ガイドさんいわく、今日のこの場所はこの旅行の中では温かい部類だといいます。
明日はもっと寒いよと。。。マジか。。。この時点で私のフル装備に近いのですが。。。でもダウンもう一枚着ればなんとかなるかな。。。。


部屋に戻ると他の皆さんはまだやっているようです。私一人でした。どこに撮影に行ったんでしょうかねwww


後から確認しましたがM42の写真に流星がたくさん写ってました。細かくて薄いですが結構な数です。
そしてM42の中心部分。。。トラペジウム (Trapezium) と言うそうですが、星4つどころか、この辺白飛びしちゃってます。60秒だと長すぎでしたね。これ露出を変えて何枚か撮ってHDRとかしないといけないみたいですね。

今回UPしたのは後処理してない一枚ものの写真ですが、
後処理についてはうまく行ったらまた書こうと思います。


そして肝心の流星群ですが、まあまあ写って入るものの。。。コンポジットしたら消えちゃったり、薄いやつは殆どわからなかったり。。なかなか難しいですね。
流れ星が写っている写真を一枚一枚選んで、コンポジットしている時間が。。。。ありません。。。PC。。。もっと早くならないのかな。。。


最後に流星が写った写真です。

上海でM31アンドロメダ銀河撮影(中一光学135mmF2.8)にチャレンジしてみるも…

国慶節を前にして9-26ぐらいから上海の夜空はとても澄んでいます。これは綺麗な夜空がみられるのではないかと思って、銀河の撮影を試してみました。
ちなみに中秋節ほぼ満月の夜空はほとんど星が見えませんでした。
www.sonnagaya.com

3日連続で外が綺麗なのは久しぶりでした。難点は月が。。。25日に満月だったので、それから欠けていくのですが、さすがに明るい。。
あまり良い写真は撮れないかもしれませんが、それでもこれもお勉強と思って頑張って撮影してみました。
ちなみにM31アンドロメダを探すのはこの日が初めてです。先日の旅行でたまたま映っていたので、興味が湧き、今回は中望遠レンズで撮影に挑戦してみます。

www.sonnagaya.com

上海での星空撮影(2018-09-29)


夜22時過ぎ、黄浦江まで出ていきます。ちなみに上海の夜景は11時で終了でが、それでも懐中電灯不要なぐらい結構明るいです。
赤道儀(SkyTrackerPro)を北極星に合わせます。緯度は大体31度ぐらいでしょうかね。ポラレーザというビームが出る物、まあ懐中電灯みたいなもので、極軸を簡単に合わせます。
一応横からもちゃんと北極星にビームが当たっているかを確認します。
上海は星の数が少ないので北極星合せるのが楽です。カシオペアから合わせました。

こんな感じでビームが出ます。

そしてカメラで星を探すわけですが、これが結構時間がかかります。
今回使用したカメラはα7SⅡレンズは中一光学 CREATOR 135mm F2.8 IIで撮影するつもりです。
北極星の右上にカシオペアのWははっきり見えていますが天の川なんてものは全く見えません。星の数も少ないです。
そしてアンドロメダなんですが、これがまた分かりにくい。。。
まずアンドロメダのミラク(右足の付け根ぐらい)は見えています。
がその左の星(アンドロメダ座の右足の星2つ)が肉眼であまり分かりません。最初はカメラのレンズを広角にしてISOを上げると場所が分かりましたw
そしてその膝の手前あたりにM31アンドロメダ銀河があるのですが、霧がかかった星みたいな感じです。しかも米粒です。こんなの映るのでしょうか?
ちなみに私の視力も微妙(近視)ですが、肉眼では全く分かりません。これ東側にある月が無かったら分かるのでしょうかね???


という情況ですが、レンズを中一光学135mmF2.8に変更します。
135mmにすると。。。やはり探しにくい。。。しかも結構上の方にあります。α7S2はバリアングルでは無いので結構厳しい位置です。
結構時間がかかりましたが、何とか捉えることができました。
ここで再度赤道儀の極軸を確認して、スイッチをONにします。


絞りはF8まで絞りました。α7用のレリーズ持ってないので、アプリのタイムラプスを使用し、ISO800で20秒を40枚、ISO1600で20秒を14枚撮影しました。
これ以上露出時間を上げると結構真っ白になってしまいますが、そういう物なのでしょうかね?こういう撮影は初めてで、感覚が分かりません。
ISO1600だとちょっと明るすぎ無気もします。
後は動画で2分ほどを何枚か撮影してみました。動画はISO40000、SS1/4で撮りました。


帰ってみて写真を見ましたが、どれもとりあえず取っただけだとなんか微妙な感じですね。
やはり上海では厳しいのかもしれませんね。
後は撮影しているときに気付いてましたが、センサーにでっかいゴミが着いてます。


という事でここからコンポジットを行います。コンポジットはDeepSkyStackerを使用しました。
本格的なコンポジットはこれが初めてです。やり方はネットで調べました。
実は最初PhotoShopでコンポジットをやろうとしたのですが、星の位置が微妙に合ってないようで自動で合わせられませんでした。
何とか一枚ずつ合せていこうとしましたが、数が多いので断念。
DeepSkyStackerはそれに比べると楽です。設定などはあまりいじってません。


中一光学135mmF2.8(F8)
ISO800:20秒×40枚、ISO1600:20秒×14枚、DeepSkyStackerでコンポジット。

ダークフラット無しです。ダークはともかくフラットは必要かも。周辺減光しまくってます。

そして出てきた写真をPhotoshopで再び読み込み再度調整します。
上の写真もそうなのですが、明るくするとセンサー?なのか?四角い枠みたいなのが出てきます。これ一体何だ?
前に広角レンズで撮影した時にも四角いのがいくつか出ていましたが、ゴミ?一体何なんでしょうね。

下の写真ですが、同じカメラ(α7SⅡ)でレンズはFE55mmF1.8ですが、同じようなのが出てきました。


そしてレタッチがまた難しい。トリミングして明るくすると銀河っぽい感じにはなりますが、ノイズがひどい。破綻した写真になっちゃいますね。

うまくいきません。。。

結局どんな感じがよいのでしょうか?よくわかりませんね。


派手さが無いですが、こういう普通っぽいのが良いのですかね


誰か教えていただきたいです。

ネット上に沢山上がっている素晴らしいM31の写真とは雲泥の差ですが。。。まあ最初はこんなものでしょうかね。
そしてまだ動画の処理は試してませんが、ISO40000ですからね。もっと駄目でしょうね。きっと。。。。


という事で、なんかちょっと悔しい感じもしますが、次は月の登りが24時を超える10月3日辺り、完全に消える10月7日~9日辺りに天気がよくなればよいですね。


天気の条件が良ければもう一回チャレンジします。


今まで上海で星を撮る時はほぼ広角で星の軌跡を、ライブコンポジットかスタートレイルでって感じだったのですが、これでちょっと目標が増えました。
まあでも星だけの写真だと上海だってわからない出来損ない写真なのですけどね。。。。
こういうのは上海とわかるのですが。
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com


次の日の上海の朝

2018-09-30
休暇まで後一日というところですが、朝起きて見ると。。。。なんだこの空気。。。
雲は無いですが、霧がかかってます。PM2.5が突然やってきた?もしくはただの霧?あ~もうこれだから。。。。
もういっそ別の場所にいきましょうかね?


と言いつつ次の日10月1日、国慶節初日に今度はオリンパスEM1Mark2+150mm(35mm換算300mm)で撮ってみましたが。。。
余り替わりませんね。

しばらくしてなんかめっちゃ明るくなってきたと思ったら。。。。。これです。さすが、国慶節!


結局、その後何日か試してみましたが、同じような感じでした。上海ではやはり真上の方の星の方が暗いので映りやすいです。
これは私の腕なのか?上海(陸家嘴)の空なのかは分かりませんが、ここ上海では、これ以上は無理です。。。多分。。。

国慶節で特別仕様の上海陸家嘴の夜景タイムラプス(スタートレイル)

10月1~10月7日まで中国は国慶節で長期連休でした。
あけて一週間経ちますが、上海は相当寒くなってきました。国慶節中日本(東北)に居た同僚は、日本より寒いと。。。話してましたが。。。

最近は中国もとても裕福になったので、この間に旅行する人がものすごく増えて、何処に行っても人がいっぱです。また飛行機の料金も高過ぎです。
上記理由で、最近は私は国慶節には出かけないようになりました。
しかしながら上海もものすごい人です。上海に観光に来る人は何を見たくて来ているのでしょうかね?

f:id:shan1tian2:20181009140054j:plain

陸家嘴の天橋ですが、国慶節期間は特別な柵が嵩上げされていました。ここは東方明珠のテレビ塔が近い場所で、写真を撮る人が多いのですが、天橋は通路にもなっています。
したがって、立ち止まられると渋滞するので柵を高くして写真を撮れないようにしたようですねw。
22時を過ぎると、タクシーも捕まりにくいので、ここら一体に公共機関、地下鉄を使うようにずっとアナウンスが流れています。


私は大体10:00ぐらいからの撮影になります。何日かにわたっての撮影なので、一日ではありません。
特別仕様とタイトルに書きましたが、何が特別かと言いますと、一言で言うと赤いです。建物が赤いライトアップされます。
普段も赤くなる時はあるのですが、ずっと赤いままなのは基本国慶節と春節時のみです。

今回外灘は人が多くてやばそうなので近寄ってません。ということで陸家嘴だけのタイムラプスです。
※全てインスタからです。静止画像はともかく動画は相当劣化しますね。何かよい方法ないのでしょうかww

滨江大道からの外灘の夜景&夕焼け

ここは外灘の対岸です。外灘はものすごい人ですが、それに比べるとまあ人は少ないのではないでしょうかね
いつもは23時に夜景が終わる外灘のライトアップは朝の3時でも煌煌と光ってました。そしてイルミネーションも普段とは違いましたね。
私にとっては少し迷惑でしたが。。。。

上海市人民英雄纪念塔が赤くライトアップされています。
https://www.instagram.com/p/BoldUT8B-ii/


陸家嘴の高層ビル群夜景

https://www.instagram.com/p/BoldQb0hZxh/
ひとまとめにしましたが、金茂はてっぺんが赤、森ビルはライトアップが赤、上海中心は「我爱中国」関連のテロップがひたすら流れています。
いろいろな角度から撮影してみました。星が見えていたので、ついでにスタートレイルは星の軌跡もからめてみました。
https://www.instagram.com/p/BoldIBCBaRz/
中国銀行の看板ライトアップ。。。3時ぐらいまで消えません。。。

星の軌跡をメインにしてみました。

ちなみにインスタだと画質がものすごい落ちる気がしますが、何とかならないのでしょうかね?

という事で何日か夜景を取りに外に出てきました。もう何回も撮影していますが、国慶節期間中は星も見えていましたね。
休みは速攻で終わってしまいますね。なんかこうして時間を考えていると、いろいろ縛られているなと感じます。
自由気ままに時間を気にせずいろいろな所を旅してみたいな~なんて思います。

金山嶺長城から眺める星空-金山嶺長城一人旅(8)

金山嶺長城一人旅です。前回の記事ははこちら。夕焼けがとても綺麗でした。

金山嶺長城から眺める夕焼け・夕日-金山嶺長城一人旅(7) - 異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

2018-09-15 金山嶺長城旅行景区

夕方から金山嶺長城旅行景区に入ってそのまま夜に突入です。日が落ちて暗くなり始めるとさすがに少し寒いですね。
持ってきた厚手の服と軽量ダウンを着ます。
この日は月が見えています。しかも南側で、月は思ったよりも明るい感じです。これは困りましたね。
山に登るときにカメラを3台持って上がりました。三脚は2台です。無駄にならなければよいのですが。。。。
火星と月の間に天の川があるはずなのですが、雲と月で見れそうにもありませんね。


しばらくすると、誰かが歩いてきます。追い出されないか。。。ちょっと心配なのでこっそりと隠れていましたwww
結局まあただの旅人だったようですが。。。夜中に見回っている人はいないようです。


この時期天の川の中心は23時ぐらいで地平線に隠れて見えなくなります。と言う事で、南の空はあきらめる事にします。
北側の星の軌跡をと思いましたが、今度は街の明かりです。

長城の壁で街をなるべく隠すようにしましたが、まあそれでも光って強いですよね。

さらに東側の司马台はものすごい光でライトアップされています。


東に行き過ぎてもきついかもしれませんね。


何枚か撮っていると、北東側の空が綺麗に開けている感じがして撮影してみます。
こっちの天の川は薄いのですが、それでも何とか映りました。後で見て見るとM31アンドロメダが映っていますね。

ちゃんと映ってるのでちょっと感動しました。あと、レンズはSAMYANGの14mmF2.8を使っているのですが、周辺の星めっちゃ流れてます。
露出は25秒ぐらいなのですが、こんなものなのでしょうか?
この時、望遠レンズに切り替えておけばよかったのですが、映っているとは思わなかったので。。。残念でした。


星の軌跡のスタートレイルを撮影しながら、もう一台は北東に向けて天の川を撮影していました。
しばらくすると。。。。。

なんかレーザービームみたいなのが突然出てきます。


マジか。。。。せっかく良い感じだったのに。。。これで台無しじゃん。。。
これは正直まいりました。



何とかビームが当たらないところまで移動しようと思いますが、ビームって結構届いてしまうんですね。
汗をかきながら東へ東へ向かいます。しばらくするとだんだん北東側にも雲が。。。。
ちなみに同じ人と何回か擦れ違いました。この人も写真を撮っているようですね。


ようやく場所を決めて、赤道儀を出して北極星を調整してから電源を入れると。。。。何と。。。電池切れてます。。。。どうやらONにしっぱなしだったようです。
自動で電源切れないんですねこれwwうんともすんとも言いません。


10時を過ぎると下界の街のライトが消えました。ビームも弱くなった気がします。本来ならここからなんですが。。。。
そうしている間にも雲が。。。。疲れてここまで来たけど。。。どうやらここまでですね。


心配なのはこれから長城は夜、司马台のようにライトアップするつもりなんでしょうか?だとしたら残念ですね。あれだけ派手にレーザー出されると星が撮影できなくなってしまいますし、壁の景観も悪くなりますね。


遠くから見る人は良いかもしれませんが。。。。


23時ぐらい。。。少し早いですが、金山嶺長城旅行景区を出る事にします。
壁の上を歩いているとさっきの人にまた会いました。私はもう星は駄目だねと話しましたが、返事は無かったです。撮影対象が違ったのでしょうかねw
出るまでにどの方向にも星は見えなくなり、霧がかかってきました。まあこの後晴れる確率も少ないでしょうね。


撮影したのは北側の薄い方でしたが、夏の天の川はこれで本当に終わりですかね。


星空を見ることができたので満足する事にします。

真夜中の麗江古城で星を眺める-夏の雲南旅行(18)

2018-08-16 

麗江古城

梅里星空撮影-ペルセウス流星群撮影旅行に参加する為、雲南省麗江まで行ってきました。
前回までの記事はこちら。

www.sonnagaya.com

旅行の終焉

どんな旅行にも終わりがあり、今日は最後の夜です。もう少しこの時間に浸っていたかったとも思います。
ツアーが終わって一人になって、さらに少しさみしい感じですが、逆に言うとフリーです。
これで空さえ晴れていればよかったのですが。。。

今回の旅行最後の撮影はホテルの敷地内で行う予定です。ホテル(真美度假客栈)の中庭は結構良い感じです。そのためにここを選んだのですけどね。

ホテル情報:
ジェンメイ ホリデイ イン - 麗江 (丽江真美度假客栈) Zhenmei Chain Hotel Lijiang Shizishan


最後の星空撮影

2:00ぐらいに外に出て3階の高台まで行くと星が見えていました。まさか見えるとは思わなかったのであわててカメラを取りに行きますが。。。。
戻ってくるともうありません。。。。。


最後のチャンスという事で少しだけ仮眠して5:00に外に出ました。星は。。。。あります。。しかも。。なんとオリオン座!!

夏場、オリオン座は明け方に登ってくる星なので、普通のところだと5:00はもう明るいので見えないところが多い?感じですが、この辺の5:00はまだ暗いのではっきり見えています。

youtu.be


しばらくタイムラプスを撮影して、そのまま朝日タイムラプスに突入するつもりです。途中でよくわからない線が入ってきます。ちら見するとレンズに水滴が付いています。部分的に結露しちゃってますね。夏なのでヒーターの類は持ってきてませんでしたが、結露するまで冷えるとは。。。。

最後の夜。。。。結局ほとんど寝てませんね。


そして朝日タイムラプス、肝心な日が出る直前で。。。終わってしまいます。。。。マジか。。計算が甘かった。。。
ちなみに玉龍雪山が見えないのかと宿の人に聞いてみると、前は見れたけど今は建物のせいで見えなくなったと。。。
じゃあどこに行けば見えるのかと聞くと、正面から出て左を真っすぐいけと言われたので、急いで行っています。
もう太陽は完全に出ていますね。

少し開けたところまで行って山を探しますが、見当たりません。。。
近くに居た現地人っぽい人に山はどこかと聞くと、雲の中だと。。。。
終了です。今回の旅行では一度も玉龍雪山を見ることはできませんでした。


残念でしたが、こればっかりは仕方ありませんね。


2回目の麗江でしたが、初めて来たときの感動は今回は無かったですね。自分の目が肥えてしまったのでしょうか?
やはりずっと曇り空で、星がまともに撮れなかったことが原因でしょうか?


ここから現実モードに戻るわけですが、やはりこの旅行の一時って何とも言えない感じがしますね。

帰路に着きます。

ホテルをチェックアウトします。その時に荷物ですが、ホテルの人が麗江古城の外まで運んでくれるとのことでお願いしました。
私より年輩と思われるのおっちゃんが運んでくれましたww

午前11時の飛行機という事で、9時過ぎには飛行場に着きたいと思い、滴滴でタクシーを呼びます。

今回の帰路ですが麗江→杭州が飛行機で杭州→上海は鉄道で帰ります。
どうしてそうしたかというと、いずれにせよ上海直行き便が無い、また値段が高いということがあるからです、南京か杭州だと航空チケットが1000元ぐらい安くなります。
そのあと杭州なら上海まで最速で30分、遅くても1時間ぐらいで着きます。


後から考えると。。。これが。。。いけなかったのかもしれませんが。。。。


とりあえずタクシーで空港に到着です。高速料金10元込みで118元でした。




続く。。。

飛来寺で梅里雪山の星空~一瞬の天の川-夏の雲南旅行(14)

2018-08-13 飛来寺風景区

梅里星空撮影-ペルセウス流星群撮影旅行に参加する為、雲南省麗江まで行ってきました。
前回までの記事はこちら。

www.sonnagaya.com

星空撮影

食事が終わり、ガイドさんからとりあえず外で星を撮ると言う連絡があります。とうとうその時がやってきたようです。
Googleアースで見た景色ですが。。。

梅里雪山をバックにして天の川と流星が撮影できるというイメージ

を想像してここまで来ましたが、
実際今日、星なんて見えるのか???と思いきや、外に出て、少し暗がりに行くと、星がいくつか見えています。
飛来寺風景区には入れないので、少し離れた、割と開けた場所に向かいます。
到着すると既に何人か陣取っていました。良い場所はとられてしまいましたね。

北の空に北斗七星が見えています。そこからひしゃくの5倍分離れた北極星を探しますが、まだ雲の中です。
しばらくすると北極星が見えてきました。ポラスコープで適当に北極星に合わせます。
上海ではすぐ見つかるのですが、ここでは上海とは違い、星が沢山見え過ぎ。。。。どれも明るくて北極星わかりません。
そしてカメラは南側に向けます。ちなみにこの日も流星群は見れるのかを確認しますが、それほど多くは無いと言う事です。

赤道儀を取りつけた三脚にはこの日の為のCANNONEOS6Dを載せます。
もう一個の三脚にはα7S2を付けてタイムラプスと行きましょうかwww
ちょっと興奮してきましたね。

6Dで試しに撮影してみました。雲が多いですが、天の川映ってますね。たた。。。ピントが合ってないですね。。。キーピングに慣れた身体はピント合わせがきついw
レンズはSAMYANGの14mmF2.8を使ってましたが、この期に及んで無望遠の位置おかしくない??後で調べて見ると、1m~3mの位置に無望遠がある気がします。位置がずれちゃったのでしょうか??数日前は大丈夫だった気がするのですが。。。。。
何処が無望遠なのか分からない状態に。。。

α7S2側でも何枚か試し撮りをします。レンズはLAOWAの15mmF2でF2.8に絞ってます。これは良い感じです。

そして6Dのピントを合わせていると。。。。。星が全然みつからなくなってしまいました。あれ???どういうことなんだ????



天候とは非情ですね。。。

まただんだん全体が雲に覆われていきます。。。。
マジか。。。しばらくすると直ぐに全面雲。。。。という情況になってしまいます。この時点で22:00過ぎです。
結局24時近くまで粘りましたが、空は晴れず。。。私は粘ると言いましたが、やはり今日はもう無理だと言われ、そのまま戻る事にします。
本当はコンポジット用の写真を何枚か撮ってたのですが、全部雲雲雲雲雲です。コンポジットもできません。という事で一枚写真を無理やり強調しました。

途中明日の午前の観光地に行くか行かないかの連絡をくれと言う事で、行かない事を選択しました。
夜更けにもしかしたら思ったからです。


戻ってみて、写真を見て気付きましたが、さそり座のアンタレス付近に流れ星が一筋映ってますね。ちょっと広角すぎてあれですが、この画角なら35mmぐらいのレンズ方が良かったかもしれませんね。35mmは重いから持ってこなかったのですが。。。。
昨日に引き続いて少し残念な結果でしたが、昨日よりは天候も良くなっています。もう祈るしかありませんね。


この日の結果は惨敗です


という事でこの日は眠りに着きます。
朝、日の出を取りたい人は、例の展望台へ集合という事ですが、私は行くつもりはありません。



どうせ見えないだろうし。。。。


続く。。。

双子天文庄園での光絵撮影会-夏の雲南旅行(10)

2018-08-12 双子天文庄園

梅里星空撮影-ペルセウス流星群撮影旅行に参加する為、雲南省麗江まで行ってきました。
前回までの記事はこちら。

www.sonnagaya.com

これは、もしかして奇跡が起きたのか!??


という事で前回は終了しましたが、外に出ると何と星が見えます。そして撮影場まで行くと。。。もう人がいっぱい。。
勉強会している場合ではなかったですね。
そうしている間に今回の秘密兵器である赤道儀を組み立てている間に。。。。。

www.sonnagaya.com


星はだんだん見えなくなってしまいます。。この間に撮影できた人は本当にラッキーでしたね。

私は一枚も撮る暇がありませんでした。

という事で私達は場所を双子天文庄園の北側に変更して、このまま光絵撮影会に入る事になります。
北側は丁度、ペルセウス流星群が降る方向です。遠くには麗江の街が煌煌としています。
今回のカメラはEOS6Dとα7S2を使いました。
光絵撮影ですが、長時間露光で、光の軌跡を撮影します。

写真の右側が明るいですが、これは麗江市内の明りです。
最初はまあ面白かったのですが、星が見えずに毎回これで。。。。もう何回もやっているのであれなんですけど。。。。


そのうち飽きてきたので、光で字を書きだしました。こういうのも、個人的にはちょっと微妙ですけど。時間つぶしにはなりますね。
改造EOS6Dで撮ると赤くなります。これは後からわかりましたが、ホワイトバランスを実際の写真で設定するとある程度治りました。

一行の要求はだんだん高くなり、漢字で書けとかwww
そうしている間に、しばらくすると、後ろ(南側)に星が見える!!

とまた誰かが声をかけます。あわてて振り向くと、天の川見えてますね。やはりこの辺は、晴れれば星が濃いというか綺麗です。
しかし直ぐに雲が迫ってきました。速攻で適当に1から2枚だけ撮りましたが。。。。ほとんど雲でした。。。
残念ですね。


赤く映っている写真のWBを変えています。というか雲さえなければこれだけ濃い天の川が簡単に見れてしまう場所のようですね。素晴らしい場所だと思います。

光絵撮影会が終わるころにはもう全方向雲です。霧雨っぽい感じになってきましたかね?というかこれは霧か?もう終了ですかね。。。
皆引き上げていきます。私はずっと粘るつもりでしたが、そうするとガイドさんも残ると言うので。。。ここは一端引き上げる事にします。
不甘心な私は、この後2時、4時と起きて空を確かめますが、やはり全方向雲です。

流星群どころではありませんでしたね。。。

雲南の星空が綺麗なのは分かりましたが、やはり雨期ではない場所に行った方が確率高かったのではないかと考えてしまいます。




という事で秘密兵器を使う暇なしでした。双子天文庄園はこの一泊だけですが、後まだ夜は2回あります。機会はあるので次に期待しましょう。




つづく

上海は夏に突入-天気が良いので、夜空の星の軌跡(startrail)を撮ってきました。

上海は先週頭に梅雨明けしていたようですが、南方の台風で天気がよくありませんでした。
しかし先週後半は夏らしい青い空の日が続きました。

という事で夜、星の軌跡を撮りに行ってきました。撮ると言ってもスタートレイルで動画のみの撮影です。
スタートレイルはα7シリーズ用のソフトです。サイズは最高でFullHD馬でしかないのですが、これがまた面白い動画が取れます。
軌跡をちょっとでも長くするためにシャッタースピードをなるべく長くします。
また星を沢山映したいのでF値もなるべく開放に近い方向に持って行ってます。
上海は明るいので、F2.8でSSを長くするのは結構難しいです。再生時間は10秒を目安にしています。(Wechatの動画再生がMAX10秒なので)
ISOは320ぐらいにしていますが、もう少し低くてもよかったかもしれませんね。

そして動画は24枚で1秒なので10秒だと240枚撮影することになります。1枚10秒だとして10秒だと40分必要です。
今回はインスタグラムアップした動画をこちら(はてなブログ)に連携してみました。

2018-07-12 上海北外灘

残像を残す星の数は4にしています
SS10秒ですが、途中から雲が出てきて星は見られず。早々に切り上げて退散します。


#黄浦江 #上海 #shanghai #China #startrail #star 星の軌跡を撮りに行ったのですが、雲のせいで、失敗に終わりました。雲が良い感じです。😅 週末上海星空1/3

この日は10時過ぎぐらいまでは雲が全くなかったのですが、残念でしたね。。

2018-07-13 上海東方明珠前

残像を残す星の数は5にしています
この日からSSを15秒にしました。これだと3600秒必要で丁度一時間必要になります。
単純計算ですが1時間で星は約15度ぐらい動くはずです。(360度/24時間=15度/時間)この15度が多いか少ないかという事もありますが、経験上これで十分だと思ってます。
夜12時過ぎから1時まで。。。テレビ塔付近のロータリーでずっとぼーっとしていましたが、一人若者が近寄ってきます。
私は写真を撮っていると言う話からいろいろ話をしていくと、彼は宿なしのようです。
4~5日仕事を探しているが見つかってないと。。。荷物を結構持ってます。。。丁度1時過ぎになったので私は帰りましたが。。。
この時期夜景は11時までですが、東方明珠の周りは夜12時までは周りの看板が光っているので、光害がひどいです。
12時過ぎからは結構星が映りますが、テレビ塔が明るすぎて白飛びしないかドキドキです。


#上海 #shanghai #china #東方明珠 #startrail #星 #星空 #星の軌跡 #star #星轨 週末上海星空2/3。テレビ棟にて。周りのライトが消えるまで待ってから撮影。雲があまり出なくて良かったです。流石にちょっと明るすぎだったかもしれません。午前1時ですが、この時間でも凄い飛行機の数です😨


雲が出なくてよかったです。

2018-07-14 上海北外灘

残像を残す星の数は4にしています。
5だと完全に戦になっている感じがしたので4に戻しました。
1日目の場所でリベンジしました。雲は少しあったものの、テレビ塔よりもかなり暗いので、ある程度自由度がありました。
動画モードを24枚1秒から30枚1秒のモードに変えました。
30枚/秒*15秒/枚*10秒(再生時間)=4500秒=75分
という事で、撮影時間が15分長くなります。
この時間(午前1時)になると川縁に居たせいか風があって、半袖だとちょっと寒いです。


#上海 #shanghai #黄浦江 #startrail #china #star #星轨 #星の軌跡 週末上海星空撮影3/3 最後はもう一度北外灘へ、ここは割と暗くて良い感じでしたが、雲と船、飛行機…色々邪魔してくれました。

雲が出てきて、まるで撮影の邪魔をするかのように北に流れていきます。
そしてこれだけ待ってたったの10秒なんですが、夜のタイムラプスと言い、決行果てしない作業ですね。
1時間で15度、2時間で30度、4時間で60度、6時間で90度なんですが、夏は20時ぐらいから暗くなり、5時ぐらいで明るくなってくると思われるので限界はこのあたりですね。。。まあそこまではやりませんが。。。。
帰り道、道端の烧烤の店で一杯だけ飲みましたw



StarTrail

結構面白い動画が取れたと思いますが、スタートレイルとタイムラプスと違う所はスタートレイルは光の残像が残る事です。
それにしても上海は夜中でも結構飛行機や船が通ってますね。明るすぎるので、ISOを結構低めにしているので、この設定のまま暗い山奥に撮影に行くと、
周りの景色はおそらく真っ暗になります。やはりその場で何度か試し撮りをしてから最適の設定を出す必要があると思います。


という事でStar Trail3連発でしたがどうでしたでしょうか、もっと環境が良ければよかったのですが、上海という大都会でもこれくらいは撮れると言う事です。
今年初めての夏っぽい一週間だったので調子に乗ってしまいました。
3日間夜中に撮影したせいでちょっと慢性的に寝不足っぽい感じです。

浙江省天荒坪への星空撮影ツアー(3)天荒坪での星空撮影

2018-06-16 天荒坪

天荒坪星空撮影ツアーに参加しています。
前回までの記事はこちらです。

www.sonnagaya.com

今回でついにお待ちかねの星空撮影に入ります。
20:30ぐらいでしょうか?ようやく目的地に到着します。
これおっちゃんと話していたのですが、もう少し早く出るべきだったのではないかと。。。この時間に到着すると。。。
真っ暗な中で作業をしなければいけない。。。という杞憂です。
また撮影場所も明るいうちに散策して、探しておけばよいのではという考えのようですが、実際私はそこまで考えていませんでしたwww

バスを下りて、空を見上げると、満天の星とは行きませんが、星は沢山見えています。
月の上に金星も出ています。手持ちで撮ってみました。ちょっとぶれてますw


f:id:shan1tian2:20180616200509j:plain


下の方は少し雲がかかってきているようですが、今、撮影すれば少しは行けるんじゃないかと思ってました。
が先にキャンプ場にチェックインです。


やはり早く来ていれば良かった気がします。貴重な時間がww


天荒坪キャンプ場

天荒坪の中に入る事になりますが、少し寒いです。期待しながら奥を目指していきます

そして。。。

。。。

。。。

何と。。。。





ナイター設備でめっちゃ明るいです。。。


これだめやん。。。雰囲気全くなしです。
このライト。。。一晩中付けっ放しなのでしょうか??
キャンプファイヤ-をしている人達がいました。

ここはどうやらスキー場のようですね。夏場はキャンプ地として使われているようです。
帐篷(テント),防潮垫(防潮シート),睡袋(寝袋)は貸し出してくれるとのことです。。。何と。。。睡袋をわざわざ買った意味は。。。。
でもやはり他の人が使った寝袋は嫌かもしれませんね。。。。

テントを組み立てます。。実は私自身テントを組み立てたことがありませんでした。。。
説明を受けて、おっちゃんと二人でなんとか組み立てることに成功します。思いましたが、テントは結構不安定なんですね。

主宰側は午前0:00から光のイベントを行うと言う事で知らせがきます。
私達は撮影に出かけることにします。


星空撮影へ

天荒坪の光害から逃れるために上の高台に登っていきます。結構疲れますね。。
上まで行くとどうやらこれは江南天池と呼ばれる場所のようですが。。。。このコンクリートで固めたため池。。。
雰囲気出ませんね。。。。さらにこの道路の光。。。。。

少しでも暗い所に行こうと考え暗そうな所に行きます。。。。南の空には雲がかかっていて。。。さそり座は見えていますが。。

天の川は出てきそうにありません。
動画を撮りましたが、こんな感じでつまんない動画です。
youtu.be


北の空で星の軌跡を取ろうとしましたが。。。。今のところ北斗七星と北極星は見えています。。。
しかーし。。。雲が凄い速さで登っていき。。。。場所を決めて、ピントを合わせている間に消えてしまいました。。。。


もうこれはどうしようもありませんね。。StormReadarを使って確認してみますが、どうやらこの後はずっと曇りのようです。
それでもしばらく粘ってましたが、しばらくすると全方向。。。薄い霧で隠れていきました。

ここで「万事休す」という感じでしょうか。。どうやらこの夜に希望は無いようです。。。。




続く。。。。

砂漠の天の川-砂漠の星撮影ツアー内モンゴル(10)


2018-05-12 オルドス(鄂尔多斯)-クブチ(库布齐)砂漠 ,Ordos,Desert,Milkyway

游侠客の内モンゴル・クブチ砂漠星空撮影ツアーに参加しています。
前回の記事はこちらです。

www.sonnagaya.com


神光响沙旅游区に来ています。昼間活動せず、日が沈みそうな時間から動き出す。。。少し変わったツアーです。
まあ今回は旅行というよりも撮影会といった方がよいのかもしれませんね。
ようやく日が落ちました。食事もとりました。ここからが本番です。少し雲が出てきましたが、西側なのでまあ良い感じです。
砂漠に入る時、私は早くもミスをしてしまいました。忘れ物です。懐中電灯をバスの中に忘れてきてしまいました。。。
バスは1時まで帰ってきません。。。。。これはちょっと困りました。単独行動ができません。

夕方行った場所よりもさらに奥地に進みます。近間は完全に真っ暗ですが、この広大な砂漠でもやはり遠くに少しだけ光が見えます。
相当遠くなんでしょうけど、やはり今の中国で完全に真っ暗な場所は無いのでしょうかね?もっと奥に行くと、今度は南側にも光が見えてきました。。。。
もう仕方ないですね。花火の為に撮影場所を変えなかったのが。。。。。
そしてその花火は何の前触れもなく。。。。。。。。。。。。。。。一瞬で終わりますw構えた時にはもうこの状態です。


結局光害がどうしようもないので、砂漠内の砂丘で光をなるべく隠すようにして撮影場所を決めます。
ここでまずグルグルを撮影。これ私的にはあまり興味ないのでコンポジットで適当に撮りました。

ほんとこういうの好きですよねww

この時期の天の川は地平線に平行になっています。時間がたつにつれ上がっていくような感じなのです。
スマホで少し光を入れ地面を照らします。。。。。北斗七星は明るいですが、北極星暗いですね。


夜空一面の星、この星空はずっと見て痛い景色です。
という事でまず星の軌跡を撮る事にします。みんな一斉に北に向いて撮影しだします。
何とか軌跡を撮りたかったのですが。。。。魚眼レンズを使っていたせいで懐中電灯の光が入ってしまいます。。。残念でした。。。
もう一度やり直します。昨日もそうでしたが、地面がほぼ真っ暗なので、コンポジット撮影の設定を変えます。
大体一回を10秒とかにします。が、しばらくすると、雲が出てきました。星が隠れていきます。そして他の人達が撮り終わったようで。。。。

地面が暗いから明りを一瞬付けて良いかというと駄目だと。。。。もう。。。。これだから団体だといやなんですよね。。。

※この日は、ピクセルマッピングを何回やってもホットピクセルが出てくるので、ここでオリンパスの使用をやめました。


そして天の川の上がり具合を見てみます。

結構上がってきましたが、こちらもだんだん雲の影響が。。。。。
しばらくするとほとんど隠れてしまいました。。。残念です。。。
気温もすごく寒くなってきました。


ガイドさんたちが帰ろうと言いますが、それでも粘っていると雲が晴れていきます。ちなみにこれこの旅行最後の撮影なんですけど。。。
こんなあっさり終わっていいの???ここぞとばかりに撮影を再開をします。



まあまあ撮れたような気がしますが。。。どうでしょうかね。。。
何回か催促されますが、それでも粘ります。。。嫌な客ですねwww


この日はやはり昨日よりも天の川がはっきり見えていた気がします。残念なのは雲ですが。。。。
www.sonnagaya.com


という事で、結局今夜も2時まで砂漠で撮影していました。

クブチ砂漠の天の川-砂漠の星撮影ツアー内モンゴル(5)

2018-05-11~05-12 オルドス(鄂尔多斯)-クブチ(库布齐)砂漠

游侠客の内モンゴル・クブチ砂漠星空撮影ツアーに参加しています。
前回の記事はこちらです。

www.sonnagaya.com

ようやく食事が終わり、待ちに待ったクブチ砂漠へ星の撮影に向かいます。
どうやらガイドさんは砂漠の周りの公道に沿って砂漠のスポットを探しているようです。砂漠は地形が変わるからでしょうか?毎回決まった場所では撮影できないと言う事なのでしょうか?それともガイドさんは初めてだったのでしょうか。。。。

ようやく適当な場所を見つけて、ガイドさんは調べにきました。風があり、ライトを照らすとものすごい砂が舞っています。
短くて見にくいですが一応動画をupしました。

クブチ砂漠の夜 - YouTubeyoutu.be


これもしかして撮影に影響あるかもしれませんね。

クブチ砂漠(库布齐沙漠) Desert MilkyWay

クブチ砂漠砂漠は中国で7番目の砂漠だそうです「库布其」はモンゴル語で弓の弦の意味だそうです。
黄河の下にある弦のような形をしているからのようです。


公道沿いは草が多くて、砂漠っぽくないことと、公害があるので奥へ奥へと進みます。街頭一つ無いので、懐中電灯が内と真っ暗で何も見えません。
そして砂漠の山が崖のような感じになっているところもあり、足を撮られたりすると結構危険ですね。
もしここに一人できてもここまで入っていく勇気は無いかもしれません。。。。。
適当な場所を探しますが、近間は真っ暗です。何も見えません。そして結構奥深くまで入ったにもかかわらず、やはり遠くの方には光の害はあります。。。。
うーん。。。。どうしましょう。。。結局この場所で撮影するようです。

他のみなさんは集団で撮影するようですが、私は単独で行動します。ただし、皆さんの声が聞こえる程度の距離の場所にはいます。
EM1Mark2に魚眼のProレンズを付けて、コンポジット撮影で星の軌跡を撮ります。
2.5秒1枚にして1時間ぐらい撮影しましたが、周りが暗過ぎて、砂漠が映ってません。。。。。これは。。。失敗しました。
持ち上げて見ましたが、ノイズがひどかったので。。。。
やはり10秒ぐらいにするべきでしたかね。。。

この日はコンポジット失敗でした。


そして天の川、この時期早い時間だと天の川が、地平線を走っているので、上がってくるまで待つ必要があります。
その為時間的には12時過ぎぐらいでしょうかね。ようやく天の川が上に向かって上がってきました。

寒くなってきました。風も強いです。私の防寒装備でも結構寒いです。完全に冬の装備が必要ですね。
他の人達も私より薄着なので結構寒そうです。風に飛ばされている砂が顔にあたると少しだけ痛い感じがします。
この砂風だとレンズの付け替えは絶対にできませんね。


この日の天の川、結構薄いです。これは砂と風のせいでしょうか?雲一つ無い天気なのですが。。。
α7S2+LAOWA(老蛙)15mm F2 ZERO-Dで撮影しています。


単独で撮り終わったので、集団行動に戻ります。なぜならライトがいるからです。
ライトを使って砂漠を照らして撮影をしました。このライトですが一瞬だけ照らせば十分明るくなります。

明日も晴れる保証は無いのでもう少し粘りたかったのですが、2時までという事でギリギリまで粘って撮影しました。

まあ寒いのは分かるのですがね。。。。
帰りですが、来た時の足跡が全部無くなっています。これだけ風が吹いていれば当然ですね。
遠くの公道を目指して戻ります。バスが目印のハザードをたいていました。分かりやすいですね。
それを目指して進みます。これここにもし一人できても何もできないかもしれませんね。
車を持っている地元の人もわざわざこのツアーに参加しているのはそのためでしょうね。


この景色をずっと眺めていたかったのですが、そうもいきませんね。時間という制限があります。。。。
という事で1日目の天の川撮影は終了です。

まあまあ良かったのではないでしょうかね??天の川は久しぶりに見ました。心が洗われます。

現在レタッチで一応グレーベスなのも作ってる最中ですが、これはちょっとやりすぎですかね?


世の中には星形写真は背景がグレーが決まり!などとかあるようですが、実際暗闇に入ると空はグレーよりも蒼っぽい感じがするのですよね。

最後に一枚WBグレーの天の川の写真を載せます
クブチ砂漠の天の川