金山嶺長城一人旅です。前回の記事ははこちら。夕焼けがとても綺麗でした。
金山嶺長城から眺める夕焼け・夕日-金山嶺長城一人旅(7) - 異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ
2018-09-15 金山嶺長城旅行景区
夕方から金山嶺長城旅行景区に入ってそのまま夜に突入です。日が落ちて暗くなり始めるとさすがに少し寒いですね。
持ってきた厚手の服と軽量ダウンを着ます。
この日は月が見えています。しかも南側で、月は思ったよりも明るい感じです。これは困りましたね。
山に登るときにカメラを3台持って上がりました。三脚は2台です。無駄にならなければよいのですが。。。。
火星と月の間に天の川があるはずなのですが、雲と月で見れそうにもありませんね。
しばらくすると、誰かが歩いてきます。追い出されないか。。。ちょっと心配なのでこっそりと隠れていましたwww
結局まあただの旅人だったようですが。。。夜中に見回っている人はいないようです。
この時期天の川の中心は23時ぐらいで地平線に隠れて見えなくなります。と言う事で、南の空はあきらめる事にします。
北側の星の軌跡をと思いましたが、今度は街の明かりです。
長城の壁で街をなるべく隠すようにしましたが、まあそれでも光って強いですよね。
さらに東側の司马台はものすごい光でライトアップされています。
何枚か撮っていると、北東側の空が綺麗に開けている感じがして撮影してみます。
こっちの天の川は薄いのですが、それでも何とか映りました。後で見て見るとM31アンドロメダが映っていますね。
ちゃんと映ってるのでちょっと感動しました。あと、レンズはSAMYANGの14mmF2.8を使っているのですが、周辺の星めっちゃ流れてます。
露出は25秒ぐらいなのですが、こんなものなのでしょうか?
この時、望遠レンズに切り替えておけばよかったのですが、映っているとは思わなかったので。。。残念でした。
星の軌跡のスタートレイルを撮影しながら、もう一台は北東に向けて天の川を撮影していました。
しばらくすると。。。。。
なんかレーザービームみたいなのが突然出てきます。
マジか。。。。せっかく良い感じだったのに。。。これで台無しじゃん。。。
これは正直まいりました。
何とかビームが当たらないところまで移動しようと思いますが、ビームって結構届いてしまうんですね。
汗をかきながら東へ東へ向かいます。しばらくするとだんだん北東側にも雲が。。。。
ちなみに同じ人と何回か擦れ違いました。この人も写真を撮っているようですね。
ようやく場所を決めて、赤道儀を出して北極星を調整してから電源を入れると。。。。何と。。。電池切れてます。。。。どうやらONにしっぱなしだったようです。
自動で電源切れないんですねこれwwうんともすんとも言いません。
10時を過ぎると下界の街のライトが消えました。ビームも弱くなった気がします。本来ならここからなんですが。。。。
そうしている間にも雲が。。。。疲れてここまで来たけど。。。どうやらここまでですね。
心配なのはこれから長城は夜、司马台のようにライトアップするつもりなんでしょうか?だとしたら残念ですね。あれだけ派手にレーザー出されると星が撮影できなくなってしまいますし、壁の景観も悪くなりますね。
遠くから見る人は良いかもしれませんが。。。。
23時ぐらい。。。少し早いですが、金山嶺長城旅行景区を出る事にします。
壁の上を歩いているとさっきの人にまた会いました。私はもう星は駄目だねと話しましたが、返事は無かったです。撮影対象が違ったのでしょうかねw
出るまでにどの方向にも星は見えなくなり、霧がかかってきました。まあこの後晴れる確率も少ないでしょうね。
撮影したのは北側の薄い方でしたが、夏の天の川はこれで本当に終わりですかね。
星空を見ることができたので満足する事にします。