游侠客のツアー川西風光撮影「魔幻蜀山・行摄川西」というツアー旅行に参加しています。
前回はコンガ山の夕日の撮影を行いました。ここはまさに秘境という感じのところです。
タイトルだけ見るとどこか全然わかりませんね。場所的には甘孜藏族自治州康定市なんですが、この康定市が広い。とにかく四川省です。ww
2018-12-15
過酷なツーリングがようやく終了しました。夕焼で山が赤く染まるあの一瞬のために凄い思いをしました。それほど価値のある景色だったのだと思います。
夏場だともっと楽なんでしょうけど。。。。
ようやく宿に戻ってきましたが、今日の宿は温まる場所が全くありません。というのも部屋にエアコンがありません。そして布団には電気毛布がついているのですが、どうやら。。。
電圧が足りなくて暖かくならない
ようです。唯一食堂?に湯沸かし用の暖炉があるようですが、ここに皆が集まります。
そして食事ですが。。。。これがまたイマイチ。。。。ごった煮みたいなものです。そして食べるものあまりありませんね。。
ネットが全くつながらないのでここで明日の知らせがあります。朝6:30出発とのことです。
というのも明日の夜フライトする人が時間に間に合うようにということです。私は事前に問い合わせた時に、間に合うかわからないと言われたので次の日のフライトにしました。こういうの毎回。。。。ちゃんと考えておいてほしいですね。
食事が終わましたが、今日は最後の夜です。またこの夜は星の撮影がありません。そうですね。流星群は機能がピークでした。
しかしながら私はツアーの人と二人で約束して、夜に外に出ることにします。
月が沈むのがこの日は12:30過ぎということで、もっと遅い時間に行くのかとかと思ってましたが、9時ぐらいに誘いに来ました。
早めに行って早めに戻ってこようという感じだそうです。私はもうそれでいいやと思って一緒にでかけます。
建物の明かりがない場所を探すのに少し苦労しました。更に月はこれから満ちていく月のようで、昨日よりもさらに明るくなっている感じですね。
条件はあまり良くありませんが、撮影を始めます。
一緒に行った彼もこの日は赤道儀を持ってきていました。なんと私と同じ赤道儀です。
彼は彗星とスバルを撮影するようです。
EOS6Dで私は赤い星雲をとりたくて、この時間出てそうな星雲を探します。
後で思えばもう一度M42を撮っておけばよかったなと後悔しています。
赤い星雲をいろいろと探しましたが、なかなか見つかりません。
結局この日に狙ったのが、ぎょしゃ座の散光星雲ですが、やはり月が明るすぎてうまく露出できません。
砂の嵐って感じですね。。。ノイズなのか星なのか。。。。よくわからない感じです。
そして微かに何か赤いのがある感じですが、失敗でしたね。
ちなみに最初露出時間を3分とかにすると真っ白になりました。
また赤道儀自体が水平になっていなかったのか?締め付けが悪かったのか?一枚一枚はOKなんですが、枚数を重ねると星の位置がだんだんずれていってしまってます。
赤い星雲の浮き出かたも思わしくないですね。ハイレベルな星雲を狙いすぎだったでしょうかね。。
一応30枚ぐらいとってますが、これコンポジットしてもそれほど良くならない気がします。
赤道儀に乗せてオート撮影だったので手持ち無沙汰になり、もう一台のカメラで星の軌跡を撮ることにしました。
α7S2ではスタートレイルを撮影しました。途中で。。。。電池切れしてしまい、長い間撮れませんでしたが。。。。
youtu.be
肉眼ではほとんど見えませんでしたが、写真をよく見ると一応流れ星もいくつか写ってますね。
だんだん寒くなってきました。そして何か動物が動いているようです。カサカサというおともします。ネズミ?かなにかでしょうが結構大きい気もします。。。なんだか少し怖くなってきましたね。
コヨーテとかだったらどうしよう。。。
遠くの方に光るものが2つ見えました。動物のの目だったらどうしようかとか。。。いろいろ考えてしまいます。
結局12時ぐらい。。寒さに耐えられなくなり、もうすぐ月が沈む寸前で撮影を終了しました。あたりは真っ暗です。上木居村の夜は早いですね。該当一つありません。これで月が沈むともうきっと何も見えませんね。
何日か同じ場所にとどまって、失敗したところを改善しながらここで撮影を続ければ良い写真ができたかもしれませんが、そういうツアーじゃないですからね。。。
一緒に撮影した人と川西のジレンマについて話をしました。
できることなら温かい夏に、ここに来たいが、ここは夏は雨が多く曇りがちで、あまり晴れない、逆に冬は乾燥していて、晴れる確率が高いが、めちゃ寒い。
でもやはり天の川は夏に撮影したい。まあ困ったものですね。
ということでツアー3日目も終了です。時が過ぎるのは本当に早いですね。
明日は最終日です。成都に戻ります。