2024-1-8
正月の帰省に自宅から撮影したDWARFⅡスマート望遠鏡を使って撮影した星空というか星雲です。
上海では売ってないので、富山の自宅まで送ってもらったのを今回帰省してようやく開封しました。重量が1.1kgということで結構軽いし、サイズも204mm×130mm×62mmでなかなかに小さい望遠鏡です。
最初もっと環境の良いところに行って撮影しようかと考えていたんですが、今回は地震があったので自宅からの撮影にしました。
風景写真と違って空だけなので、光害の影響もはあるとは思いますが、以外に綺麗に撮影できるもんだなと思いました。センサーも多分小さいのによく頑張ってます。
DWARFⅡの操作アプリDWARFLABですが、私はiPhoneなのでiPhoneをダウンロードしました。このアプリ直感的に使いにくい感じがします。
CONNECTしてからASTROに設定してそのあとFunctionからキャリブレーションした後に自動導入してくれます。
最初狭い場所でやっていると何回やっても失敗しました。開けた場所に行くとあっさりとOKになりました。
そのあと導入ですが、キューブみたいなアイコンのところからStar Targetからターゲットを選択します。
オリオン座が見えていたので、定番のM42を追尾してみます。一覧から選択してConnectで追尾開始です。
ここから撮影設定です。ShutterとGainとInfaredの設定をします。
先にダークを先に取っておく必要があるようです。ダークはカメラを下に向けて何も見えない状態で撮影しました。
Shutterはシャッタースピードです。最大15秒ですが10sにしました。Gainは何なんでしょうね?とりあえずこれは触りませんデフォルトの80のままです。
Infaredですが、これは赤外線なのでON/OFFします。まあIRはカットにしたほうがきっと赤い星は映りやすいのでしょうね。
付属のUHCフィルターは使ってません。
今回は最大で200枚程度なので時間にして33分ぐらいです、本当は1時間ぐらい露出するのが良いのでしょうけど(600枚)沢山撮影すればノイズ処理も楽なんだろうとおもいますが、200枚程度だと結構ノイズが出ます。
使用されているセンサーはIMX415でサイズが1/2.8型(スマホと同等)独自の独自の高感度、低ノイズ技術を採用とありますが、まあセンサー小さいのでどうなんでしょうね。
ノイズ処理がっつりしたいところですが、出てくる写真がPNGなんですよね 合成前のがTIFFかFITSに選択できるのに、これ変更できるんでしょうかね
237枚の合成pngですが、これでも結構ノイズあると思います。ノイズ処理は必要ですね。
とりあえず肉眼でも簡単に発見できる、撮影したことのある3つを試しました。
出てきたPNGにさらにPS等でノイズ処理と強調をしました。
M42 オリオン座大星雲
肉眼だとこんな感じです。
そして撮影したのがこんな感じ、なかなか良い感じだと思います。
M31 アンドロメダ銀河
M45 プレアデス星団(昴)
このDWARFⅡは赤道義ではなく経緯台なので追尾が怪しいかと思いましたが、それなりに追尾してくれるようです。15sでもよかったかもしれません。
撮影ボタンを押すとどんどん加算されていきます。本体から離れても、更新はされなくなりますが、撮影は続きます。
露出をもっと長くすればもっと綺麗になるかもしれませんね。
田舎ですが、一応街中で撮影しているので、光害はあると思いますが、意外に良い感じで撮影できた思います。ちゃんとした場所に行けばもっとちゃんと撮影できるんでしょうかね?
あ、後。。。このカメラピント合わせめっこう難しいです。AFで合わないとき、マニュアルで+‐ボタンで合わせるとかどうなのよって思いますね。
もう一度書きますが、このカメラ1.1kgしかないんですよね。最近いくつか出ているスマート望遠鏡の中では一番小さいのではないかと思います。