異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

鎮北堡西部影視城観光/銀川から阿拉善左旗へ(3)アルシャー盟一周旅行

2019-09-29

国慶節旅行2日目です。今日から本格的に団体旅行になります。
1日が過ぎました。一日目は銀川に移動しただけです。
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2日目は銀川から内モンゴルアルシャー左旗に向かいますが、アルシャー左旗自体はすごく近いです。
狭い銀川を出たらすぐに内モンゴルアルシャー盟の左旗になるので。。。

アルシャーは漢字だと阿拉善と書きます。
もともとモンゴル語なんでしょうね?漢字は当てじたと思います。

朝まずはホテルの朝食を食べます。

ガイドさんがバスの席の取り合いをしないようにと話します。
取り合いになるんでしょうかねww

外に出ると見たことがあるおっさんが。。。。以前。。。
なんと!以前南京に行った時に同部屋だったおっさんです。向こうから話しかけてきました。

私は彼に刺激されてドローンを購入したのですが、そのおっさんが再び登場です。このおっさん60すぎですが、ドローン技術はすごいです。
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前日も銀川の鐘楼辺りでドローンを飛ばしていたようです。


それから今回の同部屋の若者に彼の仲間を紹介してもらいました。少し日本語ができる人が何人かいます。
上海の人はどうやらアニメで日本語を覚えているようです。
その後、少し綺麗めの女性が、同部屋の若者と話をしていました。どうやら彼女目が真っ赤です。
ものもらいかなんかでしょうか??女性一人で参加のようです。
その後、さっきのおっさんと、その女性に、服いっぱい持ってきたのかを聞きますw
持ってきたなら、モデルになって的な話をして、彼女は了承してくれました。多分w
他にもそれらしい衣装をまとった女性が結構います。おばちゃんが多いですが。。。。
やはり女性向けを意識した観光ルートなんでしょうかね??

同部屋の若者は若い女性は、29日はまだ仕事していて、この時期に参加している女性は割と年配の人ばかりだと予想していましたが、どうやらその通りです。
私も国慶節の混雑を避けてこの日程にしたのですが、果たしてこれが吉となるか、凶となるか。。。

バスの座席、前は争いが起きそうなので、結局私は後ろの方の席にしました。
本日の予定は下記のようになっています。
バスは出発してまず最初の観光地、鎮北堡西部影視城に向かうことになります。

2日目の予定

銀川→阿拉善左旗
・镇北堡西部影视城
・腾格里沙漠(トングリ砂漠)中国で4番目に広い砂漠である
・月亮湖

镇北堡西部影视城(China Film Studio)


何のことはない、映画やドラマの撮影現場です。

時代劇の衣装も貸し出されていて、写真を撮っている人たちも結構います。

同部屋の彼楽しんでます。

こういう場所は頭になんかかぶると合います。




遠くには贺兰山があります。乾燥していて空気はイマイチです。


中は明時代の城、清時代の城、老银川の街といったようにセットになっています。

結局全て作り物であるため、全てがイマイチなんですけど、一応写真を取りました。
私達は私と同部屋の彼とその仲間4人+杭州から一人で来ている女性、ガイドさん。と一緒に回りました。
ちなみに私達2人だけ特大リュックを担いでいます。

ガイドさんに重くないのか聞かれますが、はっきり行って重いです。
いろいろな映画?ドラマの撮影地だと紹介されていますが。。。。

知っているドラマが一つもない。

そして、まあとにかく暑いです。これ。。。今日半袖でいけるんじゃないかと思います。
杭州の女性にモデルになってもらい写真を取りながら一通りこの影视城を回っていきました。
途中でドローンも飛ばしますが、やはり乾燥していて、砂が舞っているのか?空がちょっと青くありません。

景色もいまいちでした。賀蘭山の下の方、これ砂ですかね???曇ってます。


たしか贺兰山の壁画の場所もこの辺りだったと思います。

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なんかこの頃から彼ら若者に「大哥」と呼ばれるようになってしまいましたwなんかドラマの中みたいですね。


镇北堡西部影视城を見終わり、食事になります。近くの食堂街で食事を取ることになります。
同部屋のHさん、その友達のXさん、Fさん、Wさんとその彼女Yさん+杭州の女性Zさん+私。
ここで7人のWechatグループが作成されます。この時は思っていませんでしたが、この先この旅行中、すべての食事はこの7人で食べることになります。


若者ののりというか勢いはすごいですね。


バスは銀川を抜けて内モンゴル、アルシャー盟のアルシャー左旗に入ります。寧夏と内モンゴルの間には万里の長城があります。
以前話したことがありますが、銀川と内モンゴルの境は万里の長城で区切られています。長城の外側は内モンゴルです。


しかし。。。。バスの中では一瞬で撮影チャンスを逃してしまいました。ガイドさん。。。。言うのが遅いよ

なので以前撮影した時に書いた記事を載せます。
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この頃より開発が進んでいるのか入った場所が違うのか、ちょっとイメージと違ってましたが、まあこんな感じです。
ということで、ここからは内モンゴルに入ります。

上海から銀川へ-内モンゴル・アルシャー盟一周旅行(2)

10月に入り上海も涼しくなりました。
記事と写真が完全にまとまっていませんが、今日からだいたい17回ぐらいに渡って暫くは国慶節の内モンゴル・アルシャー盟旅行記を書いていきます。

2019-9-28

話は9月末に戻ります。国慶節の休みを利用して内モンゴル自治区・アルシャー盟の一周旅行に参加してきました。

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ちなみに国慶節休暇は10月1日からです。なぜこの時期にしたかといいますと、まあ飛行機のチケットが安かったからです。

今日はその一日目、この日は上海から銀川までの移動だけです。

実は寧夏の銀川には2016年に一度行っています。この時はとても寒かったのですが、今回は大丈夫だと思います。
前日ガイトさんの方から連絡が来ました。持ち物や、気候についての話です。

1、额济纳建议衣着:冲锋衣+抓绒+排汗衫,登山鞋或防水运动鞋,薄羽绒和秋裤可准备。携带雨具,同时,请自备洗漱用品、保温杯、零食、太阳镜、防晒霜、润唇膏、雨具以及常用药物(感冒药、消炎药、止泻药等)
2、另外西北这边有时差,日落时间会比较晚,行程当中,车程会很长,饭点会偏迟,口味会比较偏重。大家可以到银川自备些干粮和水果在路上充饥。
3、西北额济纳旅游旺季,住宿条件有限,地域宽广,景色秀丽,行程中的车程会较长,大家要做好屁股坐穿的准备哦~
4、请务必携带有效期内的身份证等重要证件。

上記を訳すとこんな感じです。
1.ジャケット+フリース+トレーナー、登山靴または防水靴、薄いダウン、秋用のズボン、雨具、同時に洗面用具、水筒、おやつ、サングラス、紫外線、乾燥防止用品、薬
2.西北は時差があり、日没の時間が遅い、道中の道のりは長く、食事の時間も偏る、味も濃い、銀川で兵糧やフルーツを仕入れて持ってきましょう。
3.西北额济纳は旅行の盛んな時期で、宿は限られている、地域は広く景色はきれい、社内の時間が長いので、座布団などを準備
4.有効な身分証を持ってきましょう。
まあ話半分に聞いておけば良いと思いますが、気候だけはちゃんとチェックしておきます。


個人的には旅行は3~4日ぐらいが良いかなと思っていましたが、なかなか良いツアーがなくて7日間の旅行に参加です。
7日間ということで、荷物が増えると嫌なので、カメラを何台持っていくか迷いましたが、結局3台にしました。
自分が持っている中で一番重いレンズSIGMA135mmはお留守番してもらうことにします。

上海から銀川へ

一日目は集合日、個人的に今回銀川には特に用事がないので、16:00の飛行機にしました。19:00に銀川に到着します。

上海浦東空港からの出発ですが、まだ完全に休みになっていないだけあって、思ったより人は多くありませんでした。
もう銀川についている同じ団体旅行に参加する人たちが銀川の景色をWechatにあげています。
西夏王陵に行かれている方が多いような気がします。まあ銀川の観光地といえばここですからね。。。


西夏王陵には私は以前に行ったことがあります。
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一度見ておけばもう十分ですね。

上海浦東空港。。。この空港嫌いです。色々とシステムが間違っている気がします。

そして浦東空港の入場はだんだん厳しくなっている気がします。

今年は70周年記念だそうです。どでかい看板が立っていました。


また私は浦東空港の荷物預かりの際に毎回再チェックに回されます。まあ開けて終わりなんですが、めんどくさいですよね。だから裏東空港は嫌いなんです。
今回は手荷物チェック時にレンズを全部出せと言われました。。虹橋だとこんな事無いんですけどね。

ということでフライトです。機内食は麺にしました。

雲が綺麗です。

夕日も綺麗ですね

飛行機は少し遅れて銀川には20:00ぐらいに到着です。
そこからタクシーで集合場所のホテルに向かいますが、外に出た瞬間

ちょっと暑いと感じました。

予想では、寒いのハズだったのですけどね。
タクシーの運転手さん、高速を使うのか下道を使うのかを聞いてきました。まだ国慶節前なので高速は有料だそうです。
面倒なので高速を使ってくれと話します。

銀川のホテルへ


ホテルですが、宁夏沙湖宾馆です。
ホテル情報:
沙湖賓館
Sha Hu Binguan


この宁夏沙湖宾馆、可もなく不可もなくというところでしょうかね。敷いて言えば繁華街中心から少し離れています。
ロビーにはそれらしい人たちがいます。
もう既に結構な人数が集まってチェックインしているようです。私と同部屋になる方ももう既にチェックインしているとのこと。。。
どんな人なんでしょう。

チェックインが終わってからガイドさんのところで参加のサインをします。
これで今日の手続きは終了ですが、まだ食事をしてませんでした。近くの牛肉ラーメン店に入り遅い食事をとります。
食事が終わっても同部屋の彼。。。帰ってきませんね。いつまで遊んでいるんでしょう。。

私がそろそろ眠ろうとする頃。。。ようやく帰ってきました。若者ですね。
先ず私が外国人であることを説明すると、彼は前回の旅行ではドイツ人と同部屋だったそうですwww
ちなみにこの旅行は撮影旅行ではないのですが、彼はカメラを持ってきてました。α7R3です。
彼は天津から来たとのことで、友達と5人でこの旅行に参加したようです。
他の友達はみんな上海から来たそうです。

しばらくして彼の友達が入ってきます。カメラの調子がおかしいようです。丸ボタンの右が効かなくなったようです。
α7M2のようですが、初期化しても戻りません。私にも聞いてきますが、こんな状態は初めてですww
冗談でソニータイマーについて説明してあげました。
結局再起動を繰り返すと治ったようですが、意味不明ですね。


彼は風景を撮るのが好きなようですが、とにかく同じグループにカメラ好きの人がいてよかったです。


続きます。

内モンゴル・アルシャー盟一周旅行(1)序章・胡杨林を見たい

2019-10-8

しばらくブログの更新が適当になってましたが、国慶節の休みを利用して内モンゴル自治区・アルシャー盟の一周旅行に参加してきました。
内モンゴル自治区・アルシャー盟は内モンゴルの西にある盟です。
は日本的に言えば県でしょうかね。
そしてアルシャー盟にはアルシャー右旗、アルシャー左旗、エジン旗と3つの旗があります。これは日本的にはという感じでしょうかね。
中国語だとそれぞれ阿拉善盟、阿拉善右旗、阿拉善左旗、額済納旗(Ejen-e qosiɣu)になります。

私はもともと額済納旗(Ejen-e qosiɣu)にある黄色く染まる胡楊林を見に行きたくて参加しました。

胡楊林に行くには甘肃の嘉峪関あたりから行くのが一番近いと思われますが、あとにも書きますが、いろいろな事情があって銀川まで行くことになります。
胡楊林は9月後半から10月頭に黄色く色づきます。この景色はこの時期にしか見られない風景です。

銀川から今年5回目の内モンゴルに入ることになります。新月時期ですし、あわよくば星も撮影できれば良いかなと思います。
全日程は下にも記述しますが、私は7日目の水洞沟には一度行っているので、参加しません。そのまま上海に帰る予定です。
最初の镇北堡西部影视城とかもあまり行きたくないんですが、まあこれは仕方ないですね。

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内モンゴル・アルシャー盟旅行日程

【额济纳旗银川线】西夏古都-腾格里沙漠-月亮湖-曼德拉山岩画-黑水城怪树林-额済納胡杨林-居延海-巴丹吉林沙漠,7日深度游!

1日目

上海→銀川

2日目

銀川→阿拉善左旗
・镇北堡西部影视城
・腾格里沙漠(トングリ砂漠)中国で4番目に広い砂漠である
・月亮湖

3日目

阿拉善左旗→阿拉善右旗
・曼德拉山岩画

4日目

阿拉善右旗→额済納
・黑水城怪树林

5日目

额済納(全天)
・胡杨林
・巴丹吉林沙漠(バダインジャラン砂漠)中国で3番目に大きい砂漠
胡杨林は1道橋から8道橋まであって、8道橋がバダインジャラン砂漠になっています。

6日目

额济納→銀川
・居延海

7日目

銀川→解散
・水洞沟

グルーっと一周りする感じですが、これはこのアルシャー盟の真ん中が砂漠だからのようです。巨大な砂漠が真ん中にあって端っこをぐるぐると回るようです。
私は胡杨林に行けるというこの一点だけで決めました。

胡杨林ツアーに参加するにあたって困ったこと。

私はこの胡杨林を見に行きたくて色々なツアーを探したのですが、なかなか外国人が参加できるツアーがありませんでした。
ということで游侠客の【深度游】ツアーにしました。
いつもは【撮影游】に参加するのですが、撮影旅行はすべて外国人は拒否されました。なぜだかはわかりません。
モンゴルの国境付近だから?それともこのあたりは中国の宇宙開発基地があるからでしょうかね?
以前銀川に行ったときの知り合いに聞いてみましたが、ちょっと値段が高かったのでツアーにしました。
結局このツアーに参加して良かったと思います。理由は後々書きます。

ということで普通の旅行になってしまったわけですが、果たしてどうなったんでしょうね。


次の記事につづきます。

内モンゴル土産に干し牛肉を購入・内モンゴルの草原に遠征(5)

2019-09-01 シラムレン草原

前回までで星空撮影が終了しました。いつもながら至福の時間でしたね。夢物語が終わって現実に戻るわけですが、色んな所に展開していた機材を撤収します。
今回は結局レンズ曇りませんでしたが、αのほうがちょっとピントがあってなかった気がします。もしかしてカメラ側の問題か??
持ってきた撮影小物結局余り使わなかったですね。。。今回は懐中電灯すら使ってませんww

部屋の中は暖房29度全開でかけていたので寒くないですが、外は相当寒いです。3時過ぎぐらいでしょうか。。。部屋に入って横たわると。。。。。。。

ノックをする音に起こされます時間は6時ぐらいでした。ホテルのおばちゃんでした。車はもう出ていったけど大丈夫なんと聞かれますww
ていうか友達は先に出るって行ってたから出てったけど、私の運転手さんは10時に約束しているから大丈夫だと話して再び眠ります。
しばらくするとまたノックされます。どうやら清掃の人のようです。。。。まだなかにいるっちゅうねん。
結局8時ぐらいに目覚めました外は太陽が出てきれいな青空です。今回の遠征でちゃんと草原を眺めたのは初めてかもしれません。

晴れてはいるものの、はやり余り熱さは感じませんね。涼しい感じです。
荷物を片付けながら、ダラダラしていると、9時過ぎ、運転手さんが何時に出るんだと聞いてきます。


ちなみに帰りは全線高速を使えるので、来るときよりも早く着けます。
帰りも車のエアコンかけてません。窓を開けていれば熱くないです。
目的は終わったのでここにいても仕方ないかと思い、直ぐ準備して戻りましょうと答えます。
これで草原とお別れです。


帰り道。。。ウトウトしながら、車に乗っていました。運転手さんとなにか話したと思いますが、よく覚えていませんw

終わりは早いですね。あっという間にフフホトです。やっぱフフホトは都会です。それにしてもまだ12時前じゃないですか。。。。
ちなみにこの日は14:50分のフライトです。時間があるのでお土産でもと思いましたが、流石に空港で買うのはちょっと嫌ですね。

内モンゴルのお土産

内モンゴルの特産品といえば以下のものがあります。
・奶酪「nǎilào」→乳製品(ヨーグルトや、チーズみたいな飴等)
・牛肉干「niúròugàn」→干した牛肉
・马奶酒,羊奶酒「mǎnǎijiǔ、yángnǎijiǔ」(馬のミルクの酒、羊のミルクの酒)
※羊の肉は好き嫌いがあるので、お土産としては微妙ではないかと思われます。
いつも安い乳製品を買っていたのですが、今回は牛肉にしようと思います。
運転手さんに行って牛肉干を買いたいと話します。空港は高いから、量り売りする所に連れて行ってくれというと、そういう市場的なところはあるが、ちょっと遠いと言われ、道端にある普通の小さいお土産屋さんに入ってくれました。
ここで牛肉干を探します。

いつも思うのですが牛肉干っていろんな種類がり、値段も形も違うのですが、何が違うのでしょうかね?
聞いてみると基本的に部位と硬さが違うそうです。余り干してないのは値段も高くないようです。
後は味付けですね。辛いとか普通の味とかそういうやつです。
部位ですが、お尻の上ぐらいが良いと。。。
いくつか試食させてもらいました。。。柔らかめの牛肉干の味は悪くないのですが、油っぽいのは嫌なので、
私は超级干「チャオジーガン」(超乾燥)の肉にしました。完全に乾ききってコチコチです。一斤(500g)140元でしたが、運転手さんいわく、多分安いと言います。
これ試食した感じではもうめっちゃ硬いです。歯の悪い私にはちょっと噛み切れません。
普通は超级干だと180元ぐらいだと言いますが。。。。まあ本当かどうかはわかりません。


ということで干し牛肉を買った後、空港まで送ってもらいます。
運転手さんはまた来るときは電話してくれと行って去っていきました。


フフホト空港に入る際には身分証の提示が必要です。私はパスポートで人工窓口から入ります。
この空港の自動発券機何回やっても失敗します。なんでなんでしょうかね。。。荷物は上海についてから待つのが面倒なので預けないことにします。
そしてさっさと中に入ってしまいます。すると。。。。なんと。。。。。

空港内に唯一あった喫煙場所が封鎖されています。一ヶ月前まであったのに。。。


タバコも吸えないのか。。まあ良いことですけどね。ということで時間まで写真の整理をして過ごしました。
上海に到着すると。。。。。雨です。。。


なんかやはり内モンゴルは別の世界にいたような感じですね。
友達から上海に着きましたかのWechatの知らせが来ます。ありがとうございます。おかげさまで到着しました。


ということで今回の内モンゴル遠征はこれで終了です。

秋の天の川を楽しむ-寒い中での星空観察。内モンゴルの草原に遠征(4)

2019-09-01 内モンゴル・シラムレン草原の夜空

内モンゴルシラムレン草原に来ています。今年(2019年)は6月から4ヶ月連続で来てます。
澄んでいる人は別として、この夏に4回も内モンゴルに旅行に来た日本人は私だけ何ではないかと思いますが。。。
最近はブログの記事が上海の話よりも内モンゴルの話のほうが比率が高くなっているような感じですが。。。。そんなに長い間滞在しているわけではなくトータルでも10日ぐらいでしょうかね。こういう予定ではなかったのですが。。。。。

前回の星空撮影記事はこちらです。
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星空撮影は続けてますが、友達のガイドさんが客の対応が終わったようで,私の撮影している所にやってきました。

LAOWA15mmZero-D
LAOWA15mmZero-D 秋の夜空

先ず飯は食ったのかと聞かれます。やはり中国の人はまず食事の話から始まりますね。まあこんな時間ですからね。。一応食べました。
その後、友人は今日は余り寒くないと言われます。なんと!!。いや~~十分寒いと思いますが。。。。
まあそれでも前回行ったシリンゴルよりは寒くないですね。
シリンゴルではキャンプだったので、寒すぎたのかもしれません、またレンズも曇ってちょっと大変でした。

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ここはあの場所より乾燥していて、おそらく湿度のせいでしょう余り寒さを感じません。。
ちなみに私は長袖のシャツの上にパーカー着て更にダウンを着ています。下も2枚履いてます。これで寒くない感じです。いやちょっと寒いかも。。
パオは暖房をフルにかけています。外から中にはいると温まりますw


一緒に撮りますかと聞くと、彼は今日カメラを持ってきてないとのことです。
ちなみに10月でここの観光は終了ですが、10月国慶節時にツアーに来る日本人客がいるようです。その時は今より相当寒いと思われます。
それ以降はこのパオ街も閉鎖されるとのことです。
話の中で、上海が台風でツアーが1回中止になったとかそういう話もしてくれました。
私に次は来年ですかねと聞いてきますw。2月春節終わったぐらいが良さげだと答えますが、その時期も相当寒いようですね。
春節時早めてくれと言われましたが。。。

シラムレン草原のこの場所は東側がちょっと明るいので星の撮影は厳しいかもしれません。彼いわく変電所だといいますが、どうなんでしょう。
それまでに良い撮影場所を探しておいてくださいと話しておきました。
わかったとは言われましたが、まあ見つかるかどうかは話1/10ぐらいで聞いておかないといけませんね。
彼は明日早いそうです。私は10時に出発すると運転手さんに伝えておいてくださいと話して分かれます。

前回シリンゴルではレンズヒーターを持っていかなくて苦戦しましたが、この日はレンズヒータを持って来たにも関わらず、必要ないですね。
完全にカラッカラに乾燥しています。

秋の天の川(内モンゴル)

日付が変り9月になりました。そろそろ夏の天の川は季節的にもうおしまいですね。天の川は完全に西側に移動してしまいます。
そして木星、蠍座はとっくに地平線に隠れてしまい、アルタイルや、はくちょう座が移動しながらだんだん下がってきます。
はくちょう座なんて夏には真上にあったのですけどね。ということで内モンゴルでは一足先に秋の天の川が見れます。

いや。。。秋の天の川も静かな感じでなかなか良い感じだなと思ってしまいますw
もうちょい待てばはくちょう座らへんの赤い部分がもっと下がってきて更に綺麗かもしれませんね。まあ思ったほど下がってこないんですけどね。

秋の秋の内モンゴル天の川、西の空
秋の内モンゴルの天の川、西の空、EOS6D SIGMA35mmArt

西側の明るい部分はパオで隠しました。
また写真では綺麗に色ついてますが、肉眼では真っ白な帯が空に向かって伸びていくような感じで見えます。とても綺麗です。
ワタシ的にはこの空を眺めている時間が心地よくて。。。。。時間を忘れそうです。
秋の天の川も結構楽しめるものですね。

寒いですけど。。。。




その後、水のあるところを見つけていたので水辺に星が映らないかと試してみました。ちょっと邪魔な光が多かったです。

水に反射、秋の内モンゴル天の川、西の空
秋の内モンゴルの天の川、西の空、EOS6D SIGMA35mmArt
でっかい池でもあればよかったのですが、小さい水たまりしか無くて残念でした。


外はますます寒くなっていきます。部屋の暖房をつけっぱなしにして、カメラだけを外に出して、一定時間で見に行くという感じで撮影していました。
M31でも撮ろうかと思いましたが、目印のカシオペアとアンドロメダ座がもう相当上まで上がってしまったので諦めます。


そうこうしているうちにあらまあもう2時です。2時すぎるとオリオン出てくるんじゃ~~~~
見てみると出てました。真ん中下の方にあります。位置的にはちょっと低すぎですかね。


一番上の写真とこの上の写真のLAOWAレンズはこれです。

ただし、まだ低い位置で、その場所は飛行機??が多い場所のようですね。また、この村の赤い光が。。。
今から赤道儀使ってもう一勝負!する気力はちょっとないですね。


ということで撤収することにします。
4ヶ月連続でしたが、今年は結局最初の6月の星空が一番キレイでしたね。次回からはもっと早い時期に来ようと思います。
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この夜空をもう一度みたいです。

ということで多分今年最後の内モンゴル撮影です。そういえば前回も最後最後と書いてましたがwwww

おしまい。

内モンゴルの夜の注意点

6月~9月と4ヶ月内モンゴルに来ましたが、どの月も夜はやはり寒かったです。0時過ぎてからは特に寒い。今回のパオには暖房があったのでガンガンにしていましたが、ローカルなところだと暖房すら無いかもしれません。(そういうところに行く人はあまりいないと思いますが)夜外に出るつもりなら軽ダウンなどの防寒具は必須ですね。私は朝はあまり早起きしてませんが、朝早く起きる人もさむいですよ~
10月以降は観光シーズンが終わりというのもうなずけます。

シラムレン草原の天の川撮影・再び内モンゴルの草原に遠征(3)

2019-08-31内モンゴル ・シラムレン草原

再び内モンゴルシラムレン草原に旅行しに来ています。目的はこの夏の新月時を狙っての星の撮影です。
ちなみに、6月から4ヶ月連続で来てます。ここまでくればもはや旅行ではなく遠征です。
ちなみにこの草原、草原しか無いので他の目的がない人には一回見れば十分なのかもしれません。
でもきれいな星を見るために私みたいに何度も来る人。。。いませんかねwww
本当は別の場所に行きたいのですが、中国の南方は雨季なのか台風の影響なのか最近雨ばかりです。晴れる日が少ないです。

星を撮りたいなら先ず星の見えるところに行かないと撮れません。

ということで再び内モンゴルになってしまいました。

前回の記事はこちらです。

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暗くなってから早く開始しないと天の川が沈んでしまうかと思って大体21:00ぐらいから撮影をはじめようと思います。
日の入りが19:20なのでこの時間帯はまだ完全に真っ暗にはなっていません。

今回使ったカメラは3台レンズは色々変更していますが、メインはこんな感じです。
オリンパスOM-D EM1Mark2 + 8mmFisheye
ソニーα7s2+LAOWA15mmZero-D
キヤノンEOS6D+SIGMA35mmArt

星の撮影に広角レンズが良いというのは暗いレンズでも露出時間を稼げる
からだと思ってますが、個人的にはF2より明るいレンズが良いと思います。
赤道儀使うなら明るさあまり関係ないです。

カメラの設定

今回EOS6DのISOは3200〜4000まで上げています。
オリンパスのISOは1250
ソニーは2500~3200にしています。
F値は開放、露出時間は以下になります。
8mmの魚眼は30秒露出
15mm超広角レンズはF2.8に絞って20~25秒露出
35mmは20秒以内の露出


準備をしながらしばらくすると、木星の他にも蠍座のアンタレスあたりが見えてきました。ここまで来るともう天の川映ると思います。
ちなみに環境ですが、この場所、東と西に光があって、光がまったくないのが南だけです。天の川が西に移動してしまうとちょっと厳しいかと思ってました。

オリンパス8mmF1.8魚眼の天の川(魚眼補正済み)
シラムレン草原の天の川・オリンパス8mmF1.8魚眼の天の川(魚眼補正済み)
広角を使うと天の川全体が映るのは良いのですが、細長すぎてあまり目立たなくなってしまいますね。

ちなみに今回も星が見られたので私の内モンゴル不敗記録(必ず星が見られる)は更新されました!!!

肉眼ではちょっと明るいぐらいでも、写真で撮ってみると、南西の空。。。意外と明るいですね。なんかちょっとごちゃごちゃした写真になってしまいます。
魚眼の写真で南に向けて撮った写真ですが、光がひどいものです。

どうせなら背景真っ暗のほうが良かったかもしれませんね。
また魚眼でアーチを撮ろうと考えましたが流石にこの場所で時間じゃあ無理ですね。


その後最初50mmを試そうと思って、YONNUOの50mmのレンズをセットしました。
50mmの記事はこちらから。

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50mmで撮影した天の川もなかなか迫力があって良いなと思いました。ただ露出時間を短くしないと行けないので難易度は上がりますね。
今回使用したYONNUOレンズも個人的にはちょっとイマイチな感じでした。
ソニーの55mmも試してみましたが、F1.8だとコマフレアなのか薄雲のせいなのか?木星が気になる感じです。

ということでやめました。


レンズを35mmに変更します。最近いつも35mmで撮影していますが、やはりこの画角良いですね。

ただちょっと雲が黄色い。。。このままだと色がいまいちです。最後に軽くレタッチした写真をあげます。


またしばらくすると、強烈なライトが光出します。。。。。。。このおかげで草原が白飛びしそうです。

どうやら射的場の客集めだったようですが、こんな時期に客もいないのに。。。やめてほしいです。
これはガイドさんに連絡して、消してくれとお願いしてもらうと、本人は自分にそんな権限はないと行ってましたが、一応現場で何やっているのか見てくると行って、しばらくしてスポットライトがあっさりと消えましたwwありがとうございます。

しかしこの分の写真はちょっと台無しになってしまいましたね。


しばらくすると。。。雲が出てきましたね。。。。下の方に。。。マジカ。。。今回はモザイクで結合写真を作ろうと思ってたんですが、雲が出てくると、ちょっときついですね。
色々と不測の事態が発生して、なかなか思った通りにはなりませんね。


大体23時ぐらいで木星が雲に隠れてしまいます。
今回はこれでおしまいかと思っていましたが、再び天気が良くなってきました。というか雲がなくなっていきます。


天の川の光害をPSで取り除く

PSでイエローとシアン部分をマスクして、更に背景(草原)を少し暗くしました。これで少し良い感じになったと思います。

f:id:shan1tian2:20190904200319j
EOS6D:SIGMA35mmArtF1.4
実はちょっと必要なところまで色を削ってしまってます。。。
最後の記事を書き終わるぐらいまでにはちゃんともう一度レタッチしたいと思います。

夏の終りのシラムレン草原の夕日・再び内モンゴルの草原に遠征(2)

2019-08-31 シラムレン草原

内モンゴルシラムレン草原に来ています。この夏6月から4ヶ月連続で来てます。
ブログの記事だけ見るとでは随分内モンゴルにいるような感じですが、4ヶ月間で正味10日ぐらいでしょうかね。

少ない機会で確実に星空を見たい!再び内モンゴルの草原に遠征(1) - 異邦人になってみた~上海の人blog


天気予報は相変わらず晴れですが。。。。ちょっとというか。。。かなり不安になってきました。

今回の宿ですが今回はツアーなどでで泊まる場所にしました。
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一応一番南西のパオを抑えてもらいました。
夏休みが終わって学生がいなくなったおかげで、この場所もガラガラのようです。人がぜんぜんいません。
そして部屋ですが、南西は場所的には良かったのですが、結構遠いです。またゴミや瓦礫が少し多いですね。

前景が余り良くない感じです。。。。。困りました。ちょっと失敗だったかもしれません。
部屋に向かう途中、雨です。。。マジカ。。。とりあえず雨は直ぐに止みます。
売店まで買い物に行こうとした時。。。失敗して室内に鍵を置いたままロックしてしまいました。。。。
慌ててフロントの場所まで行って、お兄さんに、開けてもらいます。このお兄さん何故か私のことを知っているようで、撮影が仕事なのか?と聞いてきましたが、いやただの趣味だと行っておきました。私みたいなこういう人も珍しいのでしょうね。
部屋に入って一眠りします。

大体18:00過ぎでしょうか部屋をノックする音が聞こえます。そして物陰を感じたので外に出てみます。
すると内モンゴルの手配をしてくれたガイドさんがいました。彼はこの日、別のお客さんを連れてきているようです。
彼も天気を心配していたようです。そしてお客さんを夕食に連れて行った後に食事に行こうと言ってくれましたが、時間が夕日の時間だったので、私は一人で行くといいます。
私は食事の場所への行き方を教えてもらって町まで食べに行きました。雲が南の空を覆ってきて、なんか嫌な感じです。

ちょっと時間的に早いので余り腹は減ってなかったのですが馅饼を食べました。



外に出ると、あの嫌な雲はなくなっていました。
もう日が沈みそうです。空が真っ赤です。写真はスマホで撮ったものです。

ちょっと失敗したかもしれません。部屋につく頃には太陽がなくなっているかもしれません。。。

部屋についてカメラを持って外に出ましたが。。。太陽は完全になくなってました。

西側の夕日の写真よく見ると右側の雲雨降ってますね

東側もモクモクとでっかいのが。。。。

今回の撮影ですが、天の川の中心が22時過ぎには地平線に隠れてしまう感じですので、早めの動き出しになります。
明るいうちに場所を決めようと思いましたが、良さげな場所はちょっと遠いので、そのまま部屋の前で撮影することにします。
今回は雲がなければモザイク撮影をやってみたいなと思っています。



空を見上げると、まだ少し明るいものの空にはすでに木星が光ってました。


いよいよですね。

天気予報を読んでいたら、やはりの内モンゴル草原旅行になっていた(1)

2019-08-31 上海→フフホト→草原

9月頭の新月時に星を取りに再び内モンゴルへ行ってきました。1泊2日です。またかよwってかんじです。
実は9月こそは別の場所に行こうとしていたのですが、ギリギリまで待って、晴れている、よい場所が無いということで、結局内モンゴルになってしまいました。
とにかく中国の南部で晴れている場所が無いです。。。。。
少ない機会に確実に星空を見たいなら確率が高いところにいこうと言うわけです。
フフホトの友達に連絡して、車をチャーターしてもらいました。

この夏4回目の内モンゴルです。ここまで来ると旅行というよりも遠征という感じですね。

当日、上海の朝は寒かったです。もう秋なんでしょうかね。今年は気温が下がるのが結構早いですね。
飛行機は虹橋空港からのフライトです。タクシーで行くと早く着きすぎました。。。。
虹橋空港朝にも関わらず人がいっぱいです。チケットは発券機で取得して、荷物は悩んだ末、預けることにしました。

時間もあったので並んで、半自動の荷物預け器で預けます。やっぱりこれ全自動にならないですね。
飛行機は定刻に出発です。

今回は眠らないようにしていたのですが、機内食的なものは。。無くおやつだけでした。。。

もっと朝食べておけばよかったです。。。。

フフホトの空港、時期に高速鉄道が完成するようですね。
空港の目の前に高速鉄道の駅を作ってます。移動が便利になるようです。
そしてフフホトの天気、晴れですが、思ったよりも雲が多いです。これでも晴れで雲なしの予報です。。。
空港につくと運転手さんが迎えに来てくれていました。ここからは全部中国語(普通語)での会話になりますが、発音がちゃんとしている運転手さんで良かったです。
直ぐに草原には向かわずにまずは昼食を食べます。ここではお約束のシュウマイを食べました。

どうでもいいですが、ここのゴミ箱ちょっと高級なモノグラムな感じでしたww

食事が終わって近くで買い出しをした後、草原に向かうことになります。
ちなみに草原までの高速道路ですが、ついに修理に入ったようで、今回は完全に封鎖されていて、旧道を使うことになります。
来年来る頃には高速道路が修復されているそうです。

途中、山の上の武川県を通ります。ここ、夜になるとなかなか良いのではないかと考えますが、泊まるところがまったくないそうです。
なかなか景色が良いです。

草原に向かうにつれてだんだん天気が悪くなっていっているような気がします。天気的にはもう曇りだと思い、天気予報を確認しますが、やはり晴れです。

そしてもともとの道に合流し、草原ももう近くです。
くろい黒い雲の所。。。雨降ってますね

前回来たときは余り咲いていなかった道沿いのヒマワリですが、今回はもう終わりみたいな感じでした。ほとんどお辞儀していて、向日葵というよりも向土葵みたいな感じです。

草原の夏はもう終わりなんですね。この日はずっと長袖を着ていましたが、少し暑いものの、暑すぎるという感じではなかったです。

草原の一番の難点は前景がなにもないということなんですよね。。なにもないのが良くてこられる人もいるのだと思いますが。。
ワタシ的にはせめて湖でもあってくれればよいのですが。。。

草原の匂いがしてきて、また来たんだな~という感じがします。

シリンゴルから張家口へ真夜中の移動-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を取ろう(8)

前回は多分今年最後の内モンゴルの星空を撮影しました。今年は3回内モンゴルに行きましたが、6月が一番良かったです。

https://www_sonnagaya_com/entry/XilingolLeague20190802_7www_sonnagaya_com

2019-08-03/4 黑风河风景区

撮影が終わってパオに戻り、暗闇の中急いで荷物を整理します。運転手さんは4時前に出発するといいます。
目標は9:30に張家口の空港です。

えーっと今1時ぐらいだから後3時間ぐらいありますね。。。


このパオで4人雑魚寝です。3時半ぐらいに誰かの目覚ましで起きます。
荷物を持って外に出ると。。。。。。そして外は。。。めっちゃ寒いです。


まだ真っ暗です。明るい星は雲を通して見えてますが、完全に薄く曇ってますね。
スタックしないように慎重にこの砂漠の草原から抜け出します。
無事抜け出したようですが、私はそこから余り覚えてません。。。


次に気づいたときは高速の上でした。空も明るくなっていますが、曇り空です。これ夜になるとまた晴れるんでしょうかね。
まあもうどうでも良いのですが。。。

途中トイレ休憩にSAに止まりました。昨日から思ってましたが、運転手さんの他にもうひとり車に乗ってますが、この人運転湯さんの友達何でしょうかね?

まあ聞きませんでしたが。。。。


結局予定より少し早く張家口につきます。少し早すぎたので、朝食を食べることにします。
入ったのは刀削麺のお店です。


出てきた刀削麺ですが、想像していた刀削麺とは違います。。。店の人にこれ刀削麺?と聞くと。。。

そうだよときっぱりと言います。

そして器械で削っているけどねと。。。。

マジカ。。。器械でもOKなのかw

ということで空港に到着しました。


ここで友人たちと分かれます。ありがとうございました。


ここの空港には東方のカウンターと春秋のカウンターそれぞれ2つづつしかありません。
時間にならないと受付しないようです。
自動発券機でチケットを出そうと思いましたが、出てきませんでした。。。
荷物を全部スーツケースに入れたので21kgぐらいになっています。。。。ちょっとビビりましたが、大丈夫でした。
後ろから日本語が聞こえてきてます。ここまで出張している日本の会社有るんですね。話の内容からして多分車関係の人たちだと思います。
入場ゲートもそのまま右側にあります。これほど小さい空港は洛陽以来でしょうかね。
入って時間通りに飛行機に乗り込むことになりますが。。。。

出発しません。

アナウンスが流れます。上海浦東空港から出発の許可が出ないとのこと。。。。
やはり浦東空港。。。。
あの空港。。。。もうなんとかしてほしいですよね。。。



Wechatで友人から写真が送られてきました。どうやら高速で車がパンクしたようですww
マジカ。。これ戻る途中だったら大変でしたね。


そのうち寝てしまいました。起きると飛行機はもう離陸しています。
機内食を配ってました。どうやら1時間ぐらい遅れて出発したようです。
まあなにはともあれ、出発してよかったです。


冒頭にも書きましたが、内モンゴルは北緯が高いので、今の時期(8月)は12時過ぎで天の川の中心が地平線に隠れてしまいます。
また日が暮れ、真っ暗になるのも遅いので撮影を始められるのが大体21:30からという感じです。
今年の内モンゴル撮影は6月が一番良かったですね。
6月、7月、8月じゃなくて4月、5月、6月のほうが良かったかもしれませんね。4月は寒そうですけど。。。


ということで今回の内モンゴル撮影旅行はおしまいです。
6月から続いている月一回の内モンゴル撮影ですが、9月は流石にもう内モンゴルの星撮影は行かないと思います。
夏の天の川のシーズンももうすぐ終わりです。行くとしたら違う場所かな。。。南のほうが良いのですが。。。南方はまだ雨季、これから台風とが多くなって晴れる機会も少なくなりそうですね。。


満天の星空と夜空を割く天の川-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を撮ろう(7)

ようやく黑风河风景区も日が暮れました。昼からひたすら続いている宴会もそろそろ終わりのようですね。

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2019-08-03/4 黑风河风景区

ここ黑风河风景区は草原と言うよりも、川があり、木がたくさん生えていて砂漠の中のオアシスみたいな感じです。
この場所で撮影できたのは本当に良かったと思います。天気はもうちょっと雲が少なければよかったのですが、まあ夏真っ盛りなので仕方ないですね。
試しに撮影すると薄っすらと天の川さん。。見えている気がします。

ということで21時前に川の手前にカメラを一台セットして、撮影しっぱなしで放置しておきました。

そこから撮影の準備をしますが、暗くなってしまうと驚いたことに、ここには明かりがありません。街灯の一つもありません。
パオの中の人たちはなんとろうそくの火を使ってます。ここまで原始的とは。。。
もちろん水道とかもないので、水は飲水用タンクに入っています。水の場所を教えてもらい、歯磨きして準備完了です。水も貴重ですね。
まさか近くの川の水ということはないでしょうけど。。。

真っ暗な中、スーツケースからレンズを探します。南から北の空を突っ切る天の川を撮影しようと思って、魚眼レンズを持ってきたはずなんですが。。。。


「無い」


。。。。


どこを探してもありません。。。そういえば昨日も。。。。もしかして持ってきていた気になっていただけかもしれません。。。。
失敗しましたね。(帰ってから防湿庫にあることを確認しました)

もう一台のカメラを持って友人とともに先程の設置場所に向かいます。ライトを付けられないので途中牛のフンを踏まないようにゆっくりと歩きました。
南の空。。。ちょっと明るいですね。。。北は真っ暗なんですけど。。。。
でも街灯一つない場所は他にはないでしょうね。


やはり南60km先には正藍旗があるからでしょうか。。。後下の方に雲がありますね。
北には雲はないようですが、少し奥にパオがありキャンプファイヤーと馬鹿騒ぎ、車のライト、彼らの懐中電灯がうざいです。
川を挟んで西にはここにもキャンプの人たち。。。大きな声で歌を歌ってます。あの人達の光少し邪魔です。

しばらくすると花火が打ち上がります。中国の花火ってあんまり綺麗じゃないですよね。

上を見れば満天の星です。


「こうやって静かに暗い夜空を楽しめないものなのでしょうか」

ここまで来て野外で馬鹿騒ぎする必要があるのかと思ってしまいます。
友人にもこんな良い環境に住んでいるのに。。。。と話すと。。夜空を楽しむなんて考えたこともなかったそうです。


川に星が映らないかと思ってセットしていましたが、やはりこの川狭すぎなのと、星が割と上の方に有るので、木星が岸辺ギリギリぐらいに映る感じで、その上のきれいな星は写りません。後から見た動画では少しだけ写ってましたね。

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シリンゴル盟・黑风河风景区の天の川EOS6D+SIGMA35mmF1.4

もうちょい川幅が広いところに行かないとだめですね。。でも。。。今から場所を探すのは無理。。。ちなみに昼間の上空写真ではここが一番広いと思われます。
まあ水面に浮かぶ星は諦めます。


ちなみにここは昨日よりも蚊が少ないようです。良かったです。
ちなみに今日のカメラとレンズは以下になります。
α7sⅡ+LAOWA15mmF2(F2.8)
EOS6D+SIGMA35mmF1.4(F1.4)
OMDEM1Mark2+PANA12mmF1.4(F1.4)

オリンパスで撮った星の軌跡

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シリンゴル盟・黑风河风景区の星の軌跡OMDEM1Mark2



私の体感ですが、その中ではオリンパスは明らかに高感度性能が低いですね。ISO1600が限界です。できればもっと下げたい。
ソニーとEOS6DはISO3200に設定しています。
そのためライブコンポジットが有るのですが、ライブコンポジットにすると、暗い部分が本当に真っ暗になってしまうので、後から持ち上げると、ダークノイズとホットピクセルがすごいです。
後から合成すればよいというか、一瞬ライトをつければいいとか色々ありますが、ライトは余り付けたくないですね。合成も面倒w


というか撮影しているときは全然考えていませんでした。。。。寒くなってきます。
私はダウンを来ているのでまだ大丈夫ですが、昨日のコートがない友人はめっちゃ寒そうです。

それでもこの草原でいびきをかいて爆睡しています。
そして寒くなってくると始まるのがレンズが曇るという現象。。。。。今日もですか。。。。これヒータ必須ですね。
0:30ぐらいで木星も地平線に沈み、全体的に雲が多くなってきました。これはもうおしまいですかね。

友人を起こし撮影終了を告げます。彼は夜空を見ながらいつの間にか寝ていたようです。
ということで今回の星空撮影はこれで終了です。


最後に昨晩と今日の分のタイムラプスです。今回は抖音(Tik Tok)に上げました。
下リンクは昨晩の記事です。
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2晩ともレンズが曇って時々変な感じになってしまいます。草原でも8月になると夜は水分が多いということでしょうかね?6月7月は朝まで撮影しても曇ることはなかったのですが。。。。もし9月行くとすればはもっとヤバそうですね。


http://v.douyin.com/D97Hcr/v.douyin.com
天の川タイムラプス

草原の習慣・入乡随乡-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を撮ろう(6)

内蒙古自治区锡林郭勒盟正藍旗の黑风河风景区に来ています。ここはなかなかの辺境です。

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タイトルに入れたrù xiāng suí xiāng「入乡随乡」ですが、郷にいっては郷に従えという意味の成語です。

2019-08-03 黑风河风景区

到着は大体2時頃です。
実はこの日、というか昨日からずっとお腹の調子がよくありません。どうしちゃったのでしょうね。
とりあえずトイレはどこかとここのおばちゃんに聞いてみると、遠くを指差します。

私は「え」?

っと聞き返します。

するとおばちゃんは

あの「黒いの見える」?「それだよ」


といいます。




遠くに黒い板みたいなのは見えますが。。。


マジカ!!!


あれがトイレか。。。さすがは大草原。。。。このトイレ今までで最高レベルのトイレかもしれない。というかこれトイレと言えるのかwwww


仕方ないのであそこまで言って牛と羊に見られながら用を足しました。
少し楽になりました。
またここにはネットというものがありません。電話はかろうじて繋がりますが、4G、3Gはありません。(チャイナモバイル・チャイナユニコム共)
時々つながっているんでしょうね。。。放置して気づいたらWechatとかが来ていることがあります。

そうしているうちにスタックしていた車がなんとか脱出したらしく、みんな帰ってきました。
水浴びしてますww

ちょっと見に行ってみると。。。。モンゴル族のおばちゃんの息子、なぜか弓の練習をしているようです。私に絡んできます。適当にあしらいますが、一つだけ聞いてみました。

「乗馬はできるの」


帰ってきた答えが

「当たり前だ」

やはりモンゴル族は小さいときから馬に乗るのは当たり前のようですね。
しかし弓の練習しても使い道ないと思いますが。。。。


友人がここにはくねくねした川があるといいます。
私はドローンを飛ばしてみることにしました。


ドローンで遊び終わった後、食事になりました。
いきなりどーんと羊肉です。
youtu.be

モンゴル族の人はあまり野菜を食べないそうです。羊が野菜を食べているからその肉を食べることで野菜を補填できるとか言ってるし。。。。。
どっかで聞いたような話ですが。。。



そしてミルクティーも出てきます。ここの人たちは1日ミルクティ飲まないと落ち着かないそうです。私達がコーヒー飲んでいる感覚で飲んでいるようです。
が。。。。このミルクティ。。。塩入ってますよね。あんまり美味しくないです。
更に羊肉ですが、モンゴル族の中では羊肉の部位に意味があり、最初に食べるのはこの部位だとか、この部位はお客さんとか、女性はこの部位とか。。。
色々話してくれました。。。忘れましたが。。。客にはアバラの骨あたりを振る舞うとか言っていた気がします。


そして白酒が。。。。。出てきました。
そして私の乗ってきた運転手のおばちゃん。。。運転しなければいけないと言って断ってましたが、自身が我慢しきれずなって。。。。。。
とうとう飲みだします。

わたしは友人に。。。ちゃんと夜帰れるんだろうねと念を押します。
彼は「大丈夫!大丈夫!」といいますが。。。不安がよぎります。
次々に運ばれる食事ですが、ここの一家四人家族で夏場はこのパオの経営をしているようですが、食事を運んでくる割と若い女性(多分20歳前後)もいます。
ふと思ったのがこの子どこでトイレしているんだろう。。。。まあ聞きませんでしたが。。。


この宴会いつまで立っても終わりません。
私は別のパオで一休みすることにします。

しばらくると友人が私のところに来ます。相談したいと言うので聞いてみると、私の荷物全部を昨日の運転手さんが宿泊先から持ってくるので、今日はここに泊まろうと言いますw
まあ私は荷物さえ持ってきてくれればここのほうが撮影環境が良さそうなので問題ないと言いましたが、昨日の運転手さん。。。大変ですね。。。
ちなみにここまでは2時間ぐらいかかります。更にSUBでなんとかこれた道を普通の車で来るとは。。。。
またそれにより、9:30までに張家口空港に到着するために、明日の朝は2時間早く出発しなければいけません。
出発が4:00になるけど大丈夫かと。。。。。いや。。。。。もうそれしか選択肢ないんでしょうw
それにしても風呂に入りたいです。上海まで我慢してくださいと言われましたが。。。。

その後、今日の夜はここで撮影するということで、撮影できそうな場所を探してウロウロしていました。


夕日が沈む前にもう一度一回ドローンを飛ばしました。

この日夕日は地平線ではなく、雲の中に隠れていきました。こうなってくると少し夜の天気が心配ですね。
宴会は場所を変え野外でまだ続いています。この人達白酒どんだけ飲んでいるんだwww
昨日の運転手さんも到着します。ここの宿の人のバイクに先導されてきました。どうやらちゃんとした道を通ってきたようですね。


羊肉串なども出てきました。ビールも出てきます。
昨日は月見れませんでしたが、今日は朧月みたいなのが出ています。
そして今日最後に聞いたモンゴル族の言い伝え、「新月の次の日の月をみると幸せになれる」
私が月が見えたと言うとモンゴル族の人はみんな月に向かって手を合わせていました。


ということで私の方は撮影準備に入ります。

砂漠の中の草原へ-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を撮ろう(5)

昨晩は星の撮影をしました。光害と霧がかかってきて撮影自体はいまいちでしたが、内モンゴル無敗神話(必ず星が撮れる)は続きました。

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2019-08-03 黑风河风景区へ


朝帰ってきてからすぐに爆睡します。
大体9:00ぐらいでしょうかね。一旦目を覚まします。友人はまだ寝ててもいいよといいますが、テーブルにパンみたいな物が置いてあったのでそれをつまんでいると。。。。

出かけると言い出します。。。。

えええ????どういうこと???

どうやら幼馴染がフフホトから友人を連れてきたようです。マジカw
内モンゴルの車のNOは「蒙」と書かれていますが、この「蒙」の後ろにAとあるかHとあるかでどこのNoかわかるようです。
どっちがどっちだったか忘れましたが、どちらかがフフホト、どちらかがシリンゴルです。


当初の予定では今日は博物館に行って、夜までゆっくりのはずだったのに。。。。。
私に準備を急かします。。。
というかあんた、さっきまでまた寝ててもいいって言ったじゃん!!!

プラド1台とSUVの車2台。。。こんな車でどこに行くんでしょう。。聞いてみると。。少し奥地に行くということです。
とりあえず上都に行くけどウチラは入らないから、外で待ってようと。。。。
ということで慌てて準備して出発します。夜までには戻るということで、星撮影設備は全てパオに置いていきます。

この人達のために再び上都へ行く羽目になりました。この日は朝というか、昼近くですが、天気が良いですね。日差しが強いです。

とても外にいられないので、外にある唯一の食堂「德克士」で食べながら待つことにします。
ここの「德克士」ですが、名前は「德克士」ですが、扱っているものが全然違います。食事は4種類しかありません。。。
バーガーとかも無いです。

上都の外では上のようなエンジン付グライダーが飛んでいます。平地すぎて、くねった川が見れないから上空から見ようという試みですね。商売が上手い…

とりあえず時間を潰しました。大体12時過ぎに再び出発です。
友人にあの人達みんな知り合いなのか聞いてみると、幼馴染のおばちゃん以外は知らないと。。。そして。。。
どこに行くのか聞いても教えてくれないと言うか。。。本人もわかってないんでしょうね。奥地の草原で水がある場所ということだけです。

車は上都から北へ北へと向かいます。しばらくすると砂漠っぽいところになります。
ここにも砂漠が有るんですね。草原と砂漠。。。草原の成れの果てが砂漠なんでしょうか?

運転手さんは友人の幼馴染ですが、道に迷いまくりです。電話をかけながら場所を聞いてます。しまいには道なき道を進んでいきます。
砂漠なので途中でスタックしてしまいましたww

私の乗っていたフォードのSUBは4WDなのでなんとか切り抜けられましたが、プラドは問題ないとして、VWのSUVはどうやら2駆のようです。
案の定スタックしてしまったようです。


私達は先に草原の目的地にたどり着きましたが、なんとちゃんと道が有るではないですか。。。どう間違ってあの道を通ったのでしょうね。。。
ここは牛と羊がたくさん放牧されています。
水場もあって砂漠のオアシスのようですね。



友人たちはVWの救出に向かったようです。
しばらくして帰ってきましたが、ヘトヘトになってました。

後から調べましたが黑风河风景区という場所のようです。
場所的には正蓝旗の上都镇ということですが、すごい僻地な感じです。下の地図の星マークが上都遺跡でそこから上に役60kmですが、道が悪いので2時間ぐらいかかりました。

草原で野営・天の川撮影-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を撮ろう(4)

前回は上都の遺跡遺跡を観光しました。珍しく観光でしたね。
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2019-8月7日は七夕でした。アルタイルとベガ、見た人いますかね。。。上海では見れなかったです。
続けて草原の記事です。

2019-08-02/03 シリンゴル草原

一旦宿に戻ります。大体9:40分ぐらいに再度撮影場所の草原に向けて出発する予定です。
私はここのパオから天の川を撮影してみることにします。

21時前ですが、やはりまだちょっと明るすぎですね。もっと南の地域ならこの時間もう真っ暗なんですけどね。
大体21:30ぐらいまで撮影していましたが、まだちょっと明るい感じですね。

そこからまた昼間に見つけた撮影場所に行ってみます。南は真っ暗ですが、やはり西側に。。明るい場所が。。。

まあ仕方ないので、ここで野営の準備をします。
とにかく蚊がすごい。。。長ズボンの上から刺してきます。そしてヘッドライトを付けていたのですが、顔に。。。蚊が。。。。
耳の周りでは常にプゥ~~ンという音が聞こえています。虫よけを大量に塗りたくってなんとかしのぎましたが。。。顔中かゆいです。
テントを組み立てるのに結構時間がかかってしまい、撮影開始が少し遅れました。
私は一人で良いといったのにモンゴル人の友人も付き合ってくれるといいます。運転手さんには大体6:00ぐらいに迎えに来てもらうように話します。


ここから撮影に入ります。南から北に向かって天の川がきれいに見えています。残念なのはちょうど中心部分が光害で白くなってしまってるところですね。
チェアーに座ってずっと上を眺めていたい感じです。

時間が経つにつれて寒くなってきます。トレーナー+軽ダウン+宿から借りてきたオーバーを来ていても寒いです。。。
友人は寒すぎてテントに入ってしまいました。しばらくするとワォーンと狼の鳴き声が聞こえてきますwww
マジカと思ったら。。友人が狼の鳴き声をスマホで探して鳴らしていましたw マジちょっとびひるんだけど。。。
その他にも蚊の音、牛の鳴き声、犬の鳴き声、よくわからない音が沢山聞こえてきます。
また夜中に羊を放牧している人がいるようですが、聞いてみると、放牧を制限されているからよるこっそり放牧しているのではないかということ。。。


でもやはり下のほうがガスっているといいましょうか雲なのか?はっきりと見えませんね。

12時を過ぎるとさそり座、その後、木星も沈んで、天の川中心も沈み、全体が完全に西に行ってしまい、光害と重なってしまいます。また雲が出てきましたね。。。。街の明かりも一気に減っていきますが。。。。

いやまて。。。あれ。。。なんか変だぞ。。。
と思ったらレンズが曇ってます。レンズが冷えすぎていたんでしょうね。今日はレンズヒータ持ってきてません。
というかこんな湿度39%とかのところでレンズヒータが必要になるとは思わなかったです。
拭いてもしばらくすると全く持ってきます。これ。。。。困りましたね。
よく見ると草原の草も完全に湿ってますね。

この日は北側の天の川もすごく濃く出ていたのでちょっと方向を変えて狙ってみました。
北斗七星とカシオペアの両方見えているのは北緯が40度以上有るからですかね。なかなか良い感じです。

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北の天の川尻尾

午前2:00ぐらいになると本当に寒いです。これ本当に8月なの???って感じです。

後からコンポジットした星の軌跡です。

北の空


北側には道があってこの時間でもたまーに自動車が通ります。

南西の空


濃い天の川があるので流石に星が多いですね。



ということでカメラは回したままテントに入って寝ることにします。

気づくと大体5時ぐらいでした。友人は起きてチェアーに座っていました。全然眠くないと行って巻いたが、当たりはもう霧でほとんど何も見えてません。
しばらくすると迎えが来ます。テントを片付け、宿に戻ります。


この日は星の撮影は撮影はいまいちでしたが、とても貴重な体験をした気がします。

一日目の星空撮影はここまでで終了です。

「世界遺産」元上都の遺跡を観光-内モンゴル・シリンゴル草原で星空を撮ろう(3)

2019-08-02 シリンゴル草原

一ヶ月ぶりにまた内モンゴルにやってきました。草原はますます緑色になっています。
今回はいつもとは違い少し東の場所です。ここを選んだ理由は世界遺産の「元上都の遺跡」があるからです。
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先にホテルにチェックインします。と言っても荷物を運ぶだけなんですけど。。。

今回のパオは本格的なパオで中には何もありません。トイレも外です。風呂は有るのか???って感じですね。
ついてみてわかったのが。。。。この辺は電線だらけだということです。
(上の写真は次の日の朝の写真)

これまずいなと思って友人にここは余り撮影に良くないと話すと、跡から撮影場所を探しに行こうと言われます。
その前に食事をしようという話になります。
出てきた食事がこれなんですが、とにかく量が多すぎ。。。こんなの絶対食べきれません。

ちなみにここ数日私の腹の調子が悪くて。。。。お腹がぽっこり膨れています。

更にこれを食べるのか。。。。思ってちょっと気が重くなります。
次々にこれでもかと出てきます。。。

しばらく休んでから撮影場所を探しに行きます。はじめにたどり着いたのは正蓝旗の敖包がある場所です。
ここの敖包はちょっと変わってますね。

ここは南方に電線らしきものはありません。
とりあえずここをキープして、更に奥地に向かいます。

結局元上都の遺跡あたりのところまで来ました。ここは電線も何もなくて良いのですが、草原だけに遠くまで見えてしまいます。
ずーっと奥の街にある火力発電所の煙突が見えています。

少し奥に入ると煙突は見えなくなり、前景はちょっとイマイチですが、場所的には良いと思うということで、果たしてどうなることか。。。


せっかくここまで来たので、元上都に向かってドローンを飛ばしてみました。

元上都の手前側にはくねくねした川が有るとのことです。1kmぐらい飛ばしましたが、まだ結構遠いですね。。
もうちょい近寄る必要が有るということで、結局、元上都の遺跡近くまで来てしまいました。
明日入ると言っていたのですが、来てしまったのでそのまま入場するようです。
雪雪崩式で元上都の遺跡観光になりましたw

きょう2個めの世界遺産です。

元上都の遺跡Site of Xanadu


元上都の遺跡は現在の内蒙古自治区锡林郭勒盟正藍旗南部にあります。
モンゴル帝国フビライ・ハンの時代に夏の間の首都になっていたとか言う場所です。
現在は遺跡しか残ってません。
マルコ・ポーロが東方見聞録で「ザナドゥ」と書いたところですね。ユネスコの世界遺産にも指定されています。
少し離れたところに博物館もありますが、まあこれは行っても行かなくても良いかもw
上都に入るとまずフビライのでっかい銅像があります。

中に入るとひたすら真っすぐ道があるだけです。


めんどくさいのでトロッコバスに乗ります。途中に金莲花が咲いていますが、この時期はほとんど終了のようで、もう少し早ければ黄金の草原が見れるようですね。




そして遺跡と行っても、壁はほとんど草で隠れていてわかりません。そういえば川も草で隠れて全く見えていませんでしたね。


昔立派な建物が立っていたそうですが、元が滅びてからはお寺が立っていたそうです。更にそのお寺も無くなり。

大戦時に日本軍が撮影した写真では瓦礫しかなかったということです。


壁しか無いのでここはこれはドローンをとばすしかありませんね。

飛ばして良いものかどうかもわかりませんでしたが、だめって言われたらやめようということで、この場で飛ばします。
高さ300mmまでだと全部入り切りませんね。

黄色の草原と、くねくねした川上都の九曲湾。。ここでこれが見れるとは。。。これもなかなか良い感じです。

戻る途中に川のところでもう一度ドローンを飛ばしました。

ということで上都の遺跡でした。
上都の空撮動画をアップしておきます。
youtu.be

それにしても元が滅びてその後、建物は壊されてますが、基礎が手つかずで放置されているってなんかすごく不思議ですね。
滅びた都みたいな感じで、個人的には良かったです。

最後にここで夜、撮影できないかを確認してみました。


というのもここの環境は電線もなくとても良いです。
友人がここを管理している偉い人に電話して、話をつけようとしましたが、流石に世界遺産なのでだめだとのこと。。。。まあ期待はしていませんでしたが、外国人ですからwwwなにかあると怖いですしね。


夕焼けがとても綺麗です。






終わってから食事です。夕食は正藍旗の街なかで食べることにします。

何故か泊酒が出てきましたww草原白酒ww

控えないと星撮れなくなりそうですね。




外に出ると、木星が見えていました。空もきれいです。
友人と運転手さんがモンゴル語で何かを話しています。何を話ししているのでしょうかね。。
と思ってましたが、食事の時に、運転手さんがいません。。。聞いてみると、なんと。。どうやらテントを探しに行ったようですwww

マジカ!!!


どうやらこの日は草原の野宿が確定したようですw