内蒙古自治区锡林郭勒盟正藍旗の黑风河风景区に来ています。ここはなかなかの辺境です。
タイトルに入れたrù xiāng suí xiāng「入乡随乡」ですが、郷にいっては郷に従えという意味の成語です。
2019-08-03 黑风河风景区
到着は大体2時頃です。
実はこの日、というか昨日からずっとお腹の調子がよくありません。どうしちゃったのでしょうね。
とりあえずトイレはどこかとここのおばちゃんに聞いてみると、遠くを指差します。
私は「え」?
っと聞き返します。
するとおばちゃんは
あの「黒いの見える」?「それだよ」
といいます。
遠くに黒い板みたいなのは見えますが。。。
マジカ!!!
あれがトイレか。。。さすがは大草原。。。。このトイレ今までで最高レベルのトイレかもしれない。というかこれトイレと言えるのかwwww
仕方ないのであそこまで言って牛と羊に見られながら用を足しました。
少し楽になりました。
またここにはネットというものがありません。電話はかろうじて繋がりますが、4G、3Gはありません。(チャイナモバイル・チャイナユニコム共)
時々つながっているんでしょうね。。。放置して気づいたらWechatとかが来ていることがあります。
そうしているうちにスタックしていた車がなんとか脱出したらしく、みんな帰ってきました。
水浴びしてますww
ちょっと見に行ってみると。。。。モンゴル族のおばちゃんの息子、なぜか弓の練習をしているようです。私に絡んできます。適当にあしらいますが、一つだけ聞いてみました。
「乗馬はできるの」
帰ってきた答えが
「当たり前だ」
やはりモンゴル族は小さいときから馬に乗るのは当たり前のようですね。
しかし弓の練習しても使い道ないと思いますが。。。。
友人がここにはくねくねした川があるといいます。
私はドローンを飛ばしてみることにしました。
ドローンで遊び終わった後、食事になりました。
いきなりどーんと羊肉です。
youtu.be
モンゴル族の人はあまり野菜を食べないそうです。羊が野菜を食べているからその肉を食べることで野菜を補填できるとか言ってるし。。。。。
どっかで聞いたような話ですが。。。
そしてミルクティーも出てきます。ここの人たちは1日ミルクティ飲まないと落ち着かないそうです。私達がコーヒー飲んでいる感覚で飲んでいるようです。
が。。。。このミルクティ。。。塩入ってますよね。あんまり美味しくないです。
更に羊肉ですが、モンゴル族の中では羊肉の部位に意味があり、最初に食べるのはこの部位だとか、この部位はお客さんとか、女性はこの部位とか。。。
色々話してくれました。。。忘れましたが。。。客にはアバラの骨あたりを振る舞うとか言っていた気がします。
そして白酒が。。。。。出てきました。
そして私の乗ってきた運転手のおばちゃん。。。運転しなければいけないと言って断ってましたが、自身が我慢しきれずなって。。。。。。
とうとう飲みだします。
わたしは友人に。。。ちゃんと夜帰れるんだろうねと念を押します。
彼は「大丈夫!大丈夫!」といいますが。。。不安がよぎります。
次々に運ばれる食事ですが、ここの一家四人家族で夏場はこのパオの経営をしているようですが、食事を運んでくる割と若い女性(多分20歳前後)もいます。
ふと思ったのがこの子どこでトイレしているんだろう。。。。まあ聞きませんでしたが。。。
この宴会いつまで立っても終わりません。
私は別のパオで一休みすることにします。
しばらくると友人が私のところに来ます。相談したいと言うので聞いてみると、私の荷物全部を昨日の運転手さんが宿泊先から持ってくるので、今日はここに泊まろうと言いますw
まあ私は荷物さえ持ってきてくれればここのほうが撮影環境が良さそうなので問題ないと言いましたが、昨日の運転手さん。。。大変ですね。。。
ちなみにここまでは2時間ぐらいかかります。更にSUBでなんとかこれた道を普通の車で来るとは。。。。
またそれにより、9:30までに張家口空港に到着するために、明日の朝は2時間早く出発しなければいけません。
出発が4:00になるけど大丈夫かと。。。。。いや。。。。。もうそれしか選択肢ないんでしょうw
それにしても風呂に入りたいです。上海まで我慢してくださいと言われましたが。。。。
その後、今日の夜はここで撮影するということで、撮影できそうな場所を探してウロウロしていました。
この日夕日は地平線ではなく、雲の中に隠れていきました。こうなってくると少し夜の天気が心配ですね。
宴会は場所を変え野外でまだ続いています。この人達白酒どんだけ飲んでいるんだwww
昨日の運転手さんも到着します。ここの宿の人のバイクに先導されてきました。どうやらちゃんとした道を通ってきたようですね。
羊肉串なども出てきました。ビールも出てきます。
昨日は月見れませんでしたが、今日は朧月みたいなのが出ています。
そして今日最後に聞いたモンゴル族の言い伝え、「新月の次の日の月をみると幸せになれる」
私が月が見えたと言うとモンゴル族の人はみんな月に向かって手を合わせていました。
ということで私の方は撮影準備に入ります。