異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

中国で秋の写真撮影、高速鉄道で南京旅行(1)栖霞山、紅葉谷

今まで何度も高速鉄道に乗ってますが、上海から北に向かうときに何度も通る江蘇省南京、しかしながらこの南京南駅を降りたことは一度もありません。
今回いろいろと秋の紅葉情報、旅行情報を集めた結果南京に行ってみることにします。
(この情報については別途書きます)
南京は歴史も深く、観光地がたくさんありまが、今回は秋の景色に絞って見に行くことにします。 という事で紅葉が見れそうな場所、栖霞山、明孝陵、時間があれば石头城を見に行くことにします。
というかそれしか調べてません。

高速鉄道で南京まで

高速鉄道の車窓から 毎回高速鉄道のことを書いているので今回は簡単に書きます。
朝8:09分の高速鉄道で南京に向かいます。
上海虹橋火車駅から南京南駅までは一番早い鉄道で1時間強、この列車で途中で止まる駅は蘇州北だけです。
ちなみに私の上海のアパートから上海虹橋火車駅までは地下鉄で1時間ぐらいかかります。。。
南京に着く時間とあまり変わりませんね。。

朝鉄道で现磨コーヒーを飲みました。このコヒー1杯15元です。 高速鉄道の現磨コーヒー

南京南駅に到着します。

栖霞山へ向かう

まずは一番遠い栖霞山に行くことにします。 栖霞山の山の木のほとんどが楓の木ということで秋には赤く染まると南京出身の中国人が話してくれました 南京南駅からは地下鉄が出ています。地下鉄で栖霞山近辺まで行くことにします。
地下鉄のチケットを買います。この日はゲートをくぐる前に身分証のチェックをやっていました。見た目にすぐ外国人だとわかる人はフリーパスでしたが、 私はパスポートを見せました。。 南京地下鉄

初めに地下鉄3号線に乗り、大行宮で乗り換えて2号線で学則路駅まで行きます。料金は5元です。
そこから138線のバスに乗り終点、栖霞寺まで行きます。
南京自体が初めてだったのでバスの料金がわからなかったのですが、たぶん同じ目的地の人が2元手に持っていたので2元なんでしょうね。
バスが到着しました。バスの横に料金が書いてありました。2元と。。。しかもつり銭は出さないと。。。
2元はあったので良かったですが。。。。

栖霞山(チーシャーシャン)

今回はあまり奇麗に撮影できませんでした。かなり自信をなくしました
栖霞山の紅葉 バスを降りると結構人がいます。「秋栖霞、红枫艺术节」という事でイベントをやっているようです。
人が多いのはあれですが、これは綺麗なモミジが期待できそうです。山を見る限りそんなに紅葉していない感じですが。。。 まだ時期的にすこし早かったですかね。。。
入口でチケットを買います40元です。またカートで登ることもできます。

栖霞寺

栖霞山栖霞寺の紅葉

この山結構大きくてまともに散策すると1日ぐらいかかりそうです。
私が目指すのは紅葉谷です。ここだけ行こうと思います。
入るとすぐに栖霞寺というお寺があります。
栖霞山栖霞寺の紅葉

寺は外観だけ見て巣通りし、紅葉谷を目指します。
山を登っていきます。あまり紅葉してないですね。。大丈夫でしょうか。。。
それにしても熱い、上着を一枚脱ぎます。
栖霞山栖霞寺の紅葉

栖霞山栖霞寺の紅葉

紅葉谷

栖霞山紅葉谷の紅葉

確かに楓の木がたくさんありますが、うーんちょっと早かったですかね。。ほとんどがまだ緑です。 f:id:shan1tian2:20161105112839j:plain
来週かその次の週?もっと後?こういうのってタイミング難しいですね。
しかしながら所々に良い感じの木がぽつぽつとあります。私は全体的に赤いのを撮影したかったのですが、これはちょっと厳しい。。
栖霞山紅葉谷の紅葉 という事で望遠レンズでスポット的に取っていく方向に切り替えます。

红叶谷の看板があるんですが、おばちゃん達が図々しくいつまでたっても人が途切れないので、誰でもいいから移しちゃえと撮影しました。 なかなかどけないんですよね。こういうのはやはり中国ですね。 赤くなっている楓も少しだけありました。
栖霞山紅葉谷の紅葉 栖霞山紅葉谷の紅葉

これは何の実でしょうかね?たくさんあります。 栖霞山紅葉谷の紅葉 山も結構上りました。登りはアスファルトの道、下りは階段を使ったせいか下りのほうが足に来ました。
バックにEOS6Dとレンズ2つ、もしものための三脚、EOSM3を入れているせいか方にずっしりきます。。
f:id:shan1tian2:20161105114142j:plain この山全部見て回るとかなり果てしない気がします。 この山が全部赤くなるとすごいことになりそうですね。 栖霞山紅葉谷の紅葉 この日はやはりちょっとまだ紅葉には早かったようです。紅葉もいまいちですし、もどりましょうかね。。。。。


続く。。。

天山天地-世界遺産の絶景-中国シルクロードの旅(14)

前回に続きシルクロードの旅です。今回の最終目的地である新疆ウイグル自治区まできています。この日ははウルムチの世界遺産、新疆天山に向かいます
前回までの記事はこちら

2016-10-06日

天山天地の駐車場に着きます。ここから専用バスに乗り換え天山天地に向かいます。

天山天池正面

まずはゲートで荷物検査があります。ここでライターが没収されます。という事はこの山で煙草を吸う事は出来ないという事でしょうかね?
行きはバスを2回乗り換えます。これ乗り換える必要あるのでしょうかね、

バスの中

一回目のバスを降りて二回目のバス停までは売店や屋台が出ており、羊肉などを売っています。また強制的に美女と写真を撮ることになります。モンゴルのパオもありました。
バスの中から。。赤い服着た人が邪魔です。

パオ

2個目のバス停順番待ち。。。

天山天池バス停2

そして2回目のバスに乗るための順番待ちです。1かいめのばすよりも何となく少し小さいでしょうかね? このせいで上(天池)までは本当に1時間ぐらいかかります。
昔はこういうのは無かったということですが、やっぱり商売したいのでしょうね。ほとんどの人がするーしていましたが。。。。
おととい雪が降ったそうで天池では雪景色が見られそうです。

新疆天山(Xinjiang Tianshan)

天山山脈は古より天の山とたたえられたそうです。
新疆天山(Xinjiang Tianshan)として世界遺産(自然遺産)として登録されています。

天山天池世界遺産看板

バスの中でいろいろ解説をしていましたが、聞き流していたせいもあり半分ぐらいしか聞いていませんでした。少数民族の話や果物の話、動植物の話などが放送されていました。絶滅危機や、絶滅寸前の希少な動植物がこのあたりにはいるようです。
バスを降りて少し登ります。道が凍っていて滑りやすいです。
そして天池です。これは絶景ですね。水がめっちゃ奇麗です。この湖、深い所は70mもあるそうです。

天山天池

太陽を入れてみます。EOS6D、16-35mmF4ⅡIS USM + ケンコーのC-PLフィルタを使っています。

天山天池

同じくEOS6D、16-35mmF4ⅡIS USM + ケンコーのC-PLフィルタを使っています。

天山天池

望遠で撮影。こっちはEOSM3で撮影しています。

天山天池

水も綺麗です。

天山天池

この場所の標高ですが、この場所で1800mぐらいと私のG-Shockが言っています。
また船で遊覧もできるようですが、時間がないので乗ることができませんでした。なんかこの旅行どこに行っても時間がありませんね。。。
しばらく自由時間という事で撮影開始です。やっぱり三脚もってこればよかった。。。いつも後悔しています。。
この山には他にも見る場所があるようです。


煙草が吸えないと思っていたのであれでしたが、ガイドさんがライターを持っていました、さらに現地の中国人は煙草を吸っています。。。 これってどうなんでしょうね。。。
ここの観光は朝行く人が多いようで、昼間はそんなに混雑していませんでしたが、すごいバスの数ですね。

天山天池バス停

16時時ぐらいに下山しウルムチ市内に戻ります。ウルムチの市内の道はは非常に混んでいます。 それにしてもそもそもここの観光地は最終日の午前中の予定でした。ガイドさんが気を利かせて今日にしてくれましたが、最終日だとこれきっと飛行機の時間にまにあわないでしょうね。。これはガイドさんの良い判断だとおもいます。

今回は行きませんでしたが、天山山脈の下にはバインブルク草原(巴音布魯克 (Bayinbuluke))という広大な草原もあります。ウルムチよりも相当西にあるようですが、行ってみたかったですね。





続く

トルファン交河故城観光-世界遺産-中国西北シルクロードの旅(12)

前回に続きシルクロードの旅です。新疆ウイグル自治区、吐魯番市(トルファン市)観光ですが、なんかとんでもないスケジュールになってます。
前回まではこちら

2016-10-05日
カレーズを出た時点で19:41分。。。日も暮れようとしています。 果たして交河故城に間に合うのか。。。。ガイドさんは夕日と一緒に見るととてもきれいだといいますが、少々時間は遅いようですね。 着いた頃には夕日がもうなくなってました。

交河故城(Site of Yar City)Yargul kadimki xahiri

交河故城(Site of Yar City)航空写真

交河故城は世界最大、最古の土を固めた建築方法の都市遺跡です。版築=中国語では土建筑城市といいます。 大地を下に掘って作ったので彫刻都市ともいわれているそうです。
シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor)として世界遺産に登録されています
ここの都市上で見るよりも、高台からこの都市を見たようが良いかもしれません。近くにそんな所はなさそうなので、上から撮るにはドローンを飛ばすしかないかwww
交河故城は文字通り2つの川が交わっていて天然の要塞になっています。漢王朝にシルクロードの拠点となっていましたが、元代末期のチンギスハーンのの時代に戦争で破壊され廃墟となったようです。 f:id:shan1tian2:20161005195342j:plain
専用カートに乗り交河故城まで行きます。カートに乗ると既にめちゃ寒いです。

交河故城(Site of Yar City)

交河故城(Site of Yar City)

交河故城(Site of Yar City)

着いた頃には暗くなってきました。まだ他の観光客はいましたが、帰る途中のようです。おそらく私たちがこの日最後の観光客ですね。
寺院といわれる遺跡まで行くともう真っ暗です。写真も撮れません。EOS6DのISOを6400まであげましたが。。。もっとISOあげればよかったですかね。。。

交河故城(Site of Yar City)

いろいろと焦って。。。あーもう失敗しました。。。。。。

莫高窟でも使い方忘れてしまいましたが。。まだまだですね。
ガイドさんは私がガイドした中で一番遅い観光だと言っていましたが。。もうちょっと時間配分考えてほしかったですね。もう少し早く出ていれば綺麗な夕焼けが見れたかもしれません。


外には少しだけ星が見えていました。雲が多いですが、もしかして星空が少しだけ期待できるかも。。。

撮影ですが手持ちで明かりが全くない中の撮影は厳しいです。最後のほうはマニュアルフォーカスにしましたが、真っ暗闇でのマニュアルフォーカスこれがなかなか難しい。 無望遠にしたつもりでしたが、ピントあってませんね。

わかっているなら最初から三脚持ち歩いていればよかったですね。

観光が終了し、ホテルに戻ります。ホテル内で夕食を取ります。 f:id:shan1tian2:20161005213124j:plain

火洲大酒店ホテル

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ホテルにチェックインします。4つ星ホテルです。 新疆ではホテルに入る際に空港の荷物チェックみたいな器械にくぐります。危険なんでしょうかね? f:id:shan1tian2:20161005211314j:plain

ホテル情報: 火洲大酒店(Huozhou Hotel )

ホテルの廊下 f:id:shan1tian2:20161006075645j:plain 部屋は広いです。 f:id:shan1tian2:20161005222820j:plain f:id:shan1tian2:20161005223019j:plain 携程(Ctrip)で調べたところ、一泊500元以上しますね 外に出てコンビニを探します。警備員さんは右に30m行くとコンビニがあると言ってくれましたが、300mのまちがいでしょうww コンビニで買い物をします。 また夜になると曇りだすのか?街が明るすぎるのか?星が全く見えません。今日も星の撮影はあきらめることにします。



次の日は8:30出発です。

トルファンの遺跡

昨日の世界遺産もそうでしたが、 高昌故城、交河故城と広大な遺跡がありますが、中に入って見るものは土壁です。
遺跡は遠目で壮大さを見たほうがよいのかなと思います。

中国のサイトですが、きれいに撮影されているサイトを見つけました。 吐鲁番交河故城 by 新疆李玉德的博客 主题展区_网易摄影 https://img0.ph.126.net/P5tPczHovNXDT5F4bzX3kQ==/6597869111611052166.jpg

こういう感じを撮影したかったですね。





続く

漢長城-玉門関-河倉城-敦煌の世界遺産-中国シルクロードの旅(6)

前回に続きシルクロードの旅です。敦煌の世界遺産(シルクロード)を見に行きます。
前回の記事

2016-10-04日 今回は敦煌の西に2つの世界遺産を見に行きます。
観光地は3か所で、世界遺産は2種類です。
漢長城は

万里の長城(The Great Wall)、

玉門関、河倉城は

シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor)

で世界遺産登録されています。
万里の長城もですが、シルクロードの世界遺産もいろんな国と地域にまたがっていて分かりにくいですね。

中国語ではhuāngliáng【荒凉】といいますが、 道中は一面の荒野です。こんなに広い荒野を始めてみました。雲一つない空の中車は爆走します。 果てしなく一本に続く道、遠くのほうは陽炎や逃げ水が出ていますね。
なんとなくですが、シルクロード!って感じがしますね。

果てしない荒野

内モンゴルの草原よりもすごいと思いました。というのも内モンゴル(包头)の草原は建物が多くてちょっとスケールを感じられませんでした。 フランボイルとかもっと遠くに行けばよいとは聞きましたが。。。

ここは草原というよりも草がほとんどない砂漠でもない荒野という感じですが。。。 f:id:shan1tian2:20161004150712j:plain 関所みたいな所を通ります。観光料金の支払いでしょうかね
先に玉門関が見えますが、さらに先の漢長城を先に観光します。玉門関からは大体10分ぐらいでしょうか? 空の青と遺跡の白だけの景色とでもいいましょうかこういう景色ってなかなか見られませんね。

何もない荒野

という事でここからはシルクロードを堪能します。
中国語でシルクロードは「丝绸之路Sīchóu zhī lù」といいます。

漢長城

漢万里の長城

漢時代の万里の長城ですが、はっきり言って土壁です。ほとんどは壊れていますが。。。銀川の長城とあまり変わり映えないです。 まあっちは瓦礫というかんじでしたが、こっちは土嚢みたいな感じです。 漢時代という事で約1800年前の建物です。それでもよく残っていたと思います。北京の新しい長城は見た目が良いですが、 こっちは歴史を見ると言う感じでしょうかね。

漢長城

この漢長城は現存する万里の長城では一番西にあるのではないかといわれています。

漢長城

周りは荒野ですね。

漢長城

見たのはここの一部だけですが、上空から見ると砂漠を突っ切ってずっとこの長城が続いているようです。玉門関までも壁があったのでしょうかね?



玉門関(小方盘城)

玉門関(小方盘城)

玉門関、ここは関所のようです。ぽつんと建物が立っています。中に入れますが、天井がなくただの壁ですね。

玉門関(小方盘城)

近くには水場があり、綺麗な景色を見ることができます。これはものすごい絶景ですね。時間を忘れてずっとながめていたくなるような感じです。
昔はこの辺に川が流れていたようですが、今は水場になってしまっているようです。

玉門関(小方盘城)

最後にもう一枚

玉門関(小方盘城)

河倉城(大方盘城)

続いては河倉城、大方盘城とも呼ばれています。

河倉城(大方盘城)

ここも遺跡という感じです。中には入れません。漢時代に倉庫として使われていたようです。

河倉城

まあなんとも大きいですね。

河倉城(大方盘城)

当時は川が流れていたようですね。この遺跡に観光に来ている人、ほぼ0です。まあただの廃墟と言えばそうなんですが。。。 中には入れませんが、周りを一周できます。 それにしてもこの景観、ここら辺は雲一つなく真っ青な空です。眺めていると、なにかとても不思議な気分になります。何と言ったらいいか、精神と時の部屋みたいな。。。。

河倉城(大方盘城)

河倉城(大方盘城)

アップ写真はEOSM3で撮影しています。 f:id:shan1tian2:20161004174857j:plain

河倉城の手前、これはのろし台でしょうかね?これも長城だったのでしょうか??

河倉城(大方盘城)



この3つの遺跡は割と隣接しています。敦煌にはもう一つ玉门关雅丹魔鬼城 という有名な観光地があるそうですが、漢長城からさらに奥にあり今回は行けません。さらに2、3時間かかるのではないでしょうかね?
形からして分かりませんが、玉門関から250mm望遠(35mm換算320mm)で撮影したこの辺りがそうなんじゃないかと思ったりします。
雅丹地貌(ヤルダン地形)と呼ばれるのはこのあたりだと思います。

玉門関(小方盘城)

この辺のひたすら続く広大な荒野は凄いですね。さすがは中国といったスケールです。 なにもない所にぽつんとある遺跡。。私的に、ここはここで凄くよかったです。 他にも神秘的な場所がたくさんあるようです。



撮影について

今回のこの三か所の撮影ですが、空がなぜかめっちゃ青く濃く映ってしまいます。太陽ははっきりと映らず、ぼんやりとした感じになります。特に何もしていないのですが、これどういうことなんでしょうかね?ちなみにC-PLをつけていたのでそのせい?と思いましたが、取りはずしてもほとんど同じ状態でした。誰か教えてくださいwww。




続く。。

中秋節桂林旅行(8)龍脊棚田の絶景を眺める

前回に続き桂林旅行です。 最終日です。

龍脊の棚田

最終日の朝

朝、朝食を食べてから自分でチェックアウトをします。 f:id:shan1tian2:20160917071530j:plain 銀行でお金を下そうと思い探しますが、なかなか見つかりません。 百度の地図に書いてある場所にはなぜかATMがありません。。。 少し歩いてようやくATMを見つけました。この辺の朝の電動バイク、交通が乱れているというか。。。すごいです。

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時間になりバスが到着します龍脊の棚田に向けて出発です

龍脊の棚田(The longji yao and zhuang ethnic terrace )

この日は桂林市から離れて竜勝各族自治県まで行きます。もうすこしで湖南省の辺りまで行きます。 中国の少数民族は中国の長い歴史のなかで戦争を避け山奥やへき地に移り住んだ人たちが少数民族になったとガイドさんは言います。 その中で独自の発達をして行ったようです。その過程でこういう棚田ができて言ったのでしょうね。 今はこの棚田の人たちは観光地の補助などで省からお金が出ているようで、不自由無い暮らしをしているようです。 中国語で棚田は梯田(titian)といいます。 ガイドさんいわく龍脊の棚田はA,B,Cと3種類あってそれぞれ違う場所だそうです。またそれぞれ繋がっているようです。 私たちはAの棚田に行くことになります。チワン族の棚田のようです。 「平安壮族梯田观景区」という場所でしょうね。

Aの棚田は外国人が多く、B、Cは中国人が多いようです。

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ガイドさんはAの棚田がいちばん良いといいます。またB、Cの棚田の人たちは旅行者慣れしていて、写真を撮ると金を要求するといいます。 9人乗り以上の車はバスの乗り換えが必要です。

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まずはバスステーションまで行きます。 チケット売り場の一番左がAの棚田に行く乗り場です。

専用バスに乗り棚田に向かいます。約30分弱で棚田に到着します。 f:id:shan1tian2:20160917161256j:plain

龍脊の棚田

専用バスを降りて、棚田に到着します。

最初に棚田が見えますが、撮影しようとすると、ガイドさんはそこはあまり奇麗じゃないと話してくれます。 しばらく歩くと絶景が見えました。

龍脊の棚田

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日本の段々畑とは規模が違いますね。

龍脊の棚田

f:id:shan1tian2:20160917153233j:plain 食事処まで登ります。この食事処はホテルにもなっているようです。

棚田の食事処

棚田の食事処

食事

昼食をとって自由行動、食事後、ガイドさんは博物館を案内するといいます。

龍脊の棚田の昼食

食事が終わり、ガイドさんは博物館に行ってもよいが、上の展望台に行きたい人は行ってもよいということで、 何人かが登り始めます。

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展望台を目指す。

という私も調子に乗って登ってみました。 ビールを飲んだ後の上りは超きついですね~~

まじでめっちゃ疲れました。

ほとんど付いていけませんでしたが、なんとか右側の展望台に到着します。 そこには絶景が待ってました。

展望台から

さらに左側の展望台から来た人たちがあっちの方がよかったと言うのでもう一つの右側の展望台に向かいます。 右のの展望台はこんな感じでした。

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言われるとおりこっちのほうが景色はよいですね。 f:id:shan1tian2:20160917141958j:plain また現地の人がたたずんでいました。

棚田に住むチワン族の人たち

時間になり降りることにします。一本道のはずなのに。。。。結構迷います。

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とうがらし

ガイドさんが、昼食の場所の写真を撮っておけと言った理由が分かりました。。 写真を見せて現地の人に場所を聞き、降りていきます。 何とか集合場所にたどり着きましたが、来た時の道とは違う道ですね。。どうやって間違ったのでしょう。 下りはずっと膝がプルプルわらってました。。。

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名残惜しいですが、ここで棚田とお別れです。 またこの時間に来る旅行者もたくさんいて棚田で一泊するようですね。 自分たちが下るとき、バスが10台ぐらい上ってきました。 夜明けと、朝焼け、星を撮影するには一泊しなければいけないようです。 ここで星の撮影したかったですね。

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ステーションまでの帰りの専用バス。

運転手さんめっちゃ運転が荒いです。 f:id:shan1tian2:20160917155829j:plain この辺は本当は米をつくるよりも罗汉果という果物をつくるほうが経済効率が良い様で、 最近は罗汉果を栽培している場所がたくさんあります。この棚田が全部罗汉果にならないように祈ります。 罗汉果はサトウキビよりも甘いそうですが、糖分がとても少なくて糖尿病の人も食べれる果物だとガイドさんは言います。





つづく。。。

中秋節桂林旅行(5)漓江川下り後篇(杨提-陽朔)-20元札の場所

前回の漓江川下りは鍾乳洞まででしたが、今回は絶景スポット満載です。

http://www.sonnagaya.com/entry/201609-guilin-lijiang-Cruise-1

今回も引き続き、「世界遺産の中国南方カルスト(South China Karst)の川下り」(後篇)です。

漓江川下り

漓江川下り

写真は猫の形をした山だそうです。

漓江川下り、絶景スポット

ここからはさらに奇麗な山の景色が見ることができます。 尖った山がいくつも連なる感じと河の融合が素晴らしいです。

鯉魚挂壁

鯉の魚拓みたいな壁

鯉魚挂壁

九馬画山

九馬画山

九つの馬が描かれているという山 昔のお偉いさん(たしか周恩来?)が一目見て9つの馬をみつけたといいます。 ということで立派な人にしか見つけられないという話しですが、 アメリカのクリントンが来たときは3つしか分からなかったそうです。 しかし実は当時の中国は偉い人の言うことは絶対で逆らえなかっただけなんじゃと。。。言う話しもあるそうです。

20元札の絵 (兴坪镇付近)

20元札の絵

人民元20元札に書かれた絵の景色がここにあります。 最近ずっと雨が降ってないらしく、川の水が少なくなり写真よりも河原がずいぶん広くなってます。

またここの山の近くに日本の林さんという人物が住み着いているようです。自分で小屋とホテルを経営しているようです。 JTBのLookだとこの人の家で食事をするツアーがあるという話を聞きました。

桂林の林さんの住処

そしてこの辺りがこの漓江で一番深いところだそうです。

漓江

兴坪镇付近でガイドさんはこれから先はあまり見る所が無いといいましたが、 最後まで素晴らしい景色だったとおもいます。

漓江川下り

螺蛳山

螺蛳山

この川下りもそろそろ終わりです。

陽朔に到着

陽朔(ようさく)の船着場ですが、 水かさが少なく本来の船着き場までたどり着けずに少し歩くことになります。 ここから陽朔の西街に向かうことになります。

漓江川下り船

ちなみに乗ってきた船はすぐに戻っていきます。川を上って行くので到着が夜12時ごろになるそうです。


続く

中秋節桂林旅行(4)漓江川下り前篇(乗船-冠岩鍾乳洞)-豪華遊覧船

前回の続きで桂林旅行です。

今回はついにメインイベント漓江の川下りの記事になります。 乗船から冠岩の鍾乳洞までを書きます。

朝は奇麗な朝焼けでした。

桂林の朝焼け

ホテルの朝食

朝6:30分に起きて準備をして7:00から朝食に向かいます。

朝食ビーフン

朝食はお粗末でした米粉ぐらいしか食べるものがありません。 7:35分、バスが迎えに来ます。続いてシェラトン、ロイヤルガーデンの順に回り、川下りの場所に向かいます。

桂林の朝

漓江川下りの行程

f:id:shan1tian2:20160919232154p:plain 桂林から陽朔まで船に乗って川を下って行きます。 桂林から陽朔までの全長は60km以上あります。

また川下り用の船もいろいろあります。 竹排筏(以下だ),渔船(漁船),拖轮(タグボート),客轮游船(遊覧船) それぞれ乗り場が違います。筏で60kmは無理のようです。

筏だとよりダイナミックな感じが味わえそうですが、自分達が乗るのは遊覧船です。

世界遺産の中国南方カルスト(South China Karst)地形を見ながら遊覧します。

桂林のカルスト地形は至る所に見受けられ、桂林で先に研究がされていれば「カルスト」ではなく「グイリン」(Guilin)と名前がついたであろうと学者に言われているようです。
川下りの主なスポットですが以下のような場所があるようです。

冠岩、绣山、八仙过海、半边奇渡、老汉推磨、鲤鱼挂壁、浪石风光、下龙甲天下风光、 九马画山、黄布倒影、言うだけじゃ全然分かりませんね。

乗船

f:id:shan1tian2:20160916085106j:plain 竹江码头の出発です。まずここから冠岩の鍾乳洞まで一気に下ります。 一階の席です。後のデッキに出ることができます。さらに天井にも上れます。 f:id:shan1tian2:20160916085859j:plain

漓江川下り

今回の食事はバイキング形式のようです。

出発して早速後ろのデッキに上がります。この風と空気、感じとても良い気分です。 船の上に上ると暑すぎ。。。また船が邪魔して前後はあまり撮影に向かないですね。

漓江川下り

素晴らしい景色です。

漓江川下り

これは船の天井から後を見た感じ。 f:id:shan1tian2:20160916100953j:plain 川の水は透明です。藻がたくさん生えてます。 f:id:shan1tian2:20160916101215j:plain 食糧供給船?生簀に魚がいっぱい。 f:id:shan1tian2:20160916093942j:plain 川沿いに小さな村もあります。 f:id:shan1tian2:20160916100923j:plain

そして鍾乳洞に到着です。 f:id:shan1tian2:20160916094413j:plain

冠岩鍾乳洞

冠岩の鍾乳洞には2つのギネス記録があるといいます。桂林で一番大きい鍾乳洞ではないようです。が奇麗な鍾乳洞だと話してくれました。 ひとつはエレベータ、もうひとつはトロッコだそうです。

エレベーターは32mm下の鍾乳洞までのエレベータですが、これ何がすごいのかよく分かりません。

トロッコはこの鍾乳洞には車で来れる様で駐車場から鍾乳洞まで全長2km以上のトロッコに乗るようです。

11:30分までに戻ってこいとの事です。

エレベーターまでに少し山を登ります。

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エレベータを降りると鍾乳洞に到着します。青ーい感じです。少しだけ涼しいですが、おもったより寒くないです。 f:id:shan1tian2:20160916103645j:plain

まずお土産屋があります。桂林では白酒を鍾乳洞で保存するようです。 f:id:shan1tian2:20160920000300j:plain

鍾乳洞で保存するとおいしくなるようです。 凄い小さい瓶が一本50元で売ってます。ガイドさんはたかくないといいますが、でもちょっと高いですよね。

鍾乳洞の白酒

続いては鍾乳洞内のトロッコに乗ります500mmのトロッコだそうです。おもちゃの新幹線見たいですね。

トロッコ

しばらく進むと開けた場所につきました。この鍾乳洞内の部屋?目茶広いです。

鍾乳洞

そして鍾乳洞内のボートに乗ります。ほとんど真っ暗です。スポットライトを当ててやっと見える感じです。

ボート乗り場

物凄い神秘的ですね。

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最後にギネス記録になっているトロッコの乗り場につきました。これ本当にジェットコースターみたいですね。 f:id:shan1tian2:20160916113556j:plain

なんかめっちゃアドベンチャー的な鍾乳洞です。 この時点で11:30分は過ぎていますが、ガイドさんは全然焦ってません。そういうもんなんでしょうね。

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洞窟の外に外に出ます。浅瀬の水はとてもきれいですね。 f:id:shan1tian2:20160916120133j:plain f:id:shan1tian2:20160916120240j:plain

再び船に乗ります。

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船に乗ってしばらくすると食事です。バイキング形式ですが、これがあまりおいしくない。。 食べれないことはないです。その場で採れた海老とかも食べれるようです。

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私は川の海老は食べたくないので食べませんでしたが。。

ガイドさんは新鮮な海老だけ持って来いと言ったらしく、自分たちの席に来た海老は、 明らかに他の客の海老とは違う色をしていました。

食事も終わり、結構時間がたちました。その時面白い現象が発生します。 この船は二階建てで2階は中国人、1階の左側日本人グループ、右側韓国人グループ(分かりませんがスミダと言っていた)です。 それにしても韓国人グループは船に乗り込んですぐにビールと「辛」と書いたカップラーメンを全員食べてましたが、 やっぱり本当に辛いもの好きなんですね。そしてずっと席に座って話しをしたり、寝ていたりします。

この人達いったい何しに来たのでしょうね?

対照的なのは日本の観光客で、席はぼぼ空席、みんな甲板に景色を見に上がっています。

ここからがメインの川下りとなります。

桂林川下り



帰ってきてから気づきましたが、この日16mmで撮影した写真右上に影が入ってしまいました。下駄の影だと思いますが完全に注意不足です。 水の反射を防ぐため、ずっとC-PLをつけていたので。。。 失敗しました。。。。。次からは最初に撮影する時に確認します。

つづく。。

*桂林川下り後半 www.sonnagaya.com

2016年夏!内モンゴル、緑のシラムレン草原で風景と星の写真撮影

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」
夏といえば海。。。でも今年の夏は海には行かずに草原です。
中国の内モンゴルで緑の草原が見られるのは夏だけです。
しかも内モンゴルの夏は7~9月までと非常に短いです。

夏以外は枯れた色になり、草は緑色をしていないそうです。
今週のお題がフォトコンテストということで定義は2016夏の写真ということで、枚数とか、投稿回数とか制限ない?のですが、 とりあえず8月に撮影した写真を5枚ほど乗っけて見ます。

シラムレン草原の草原

シラムレン草原は風が強くて風車がたくさん設置されています。

草原の羊

草原には羊がたくさん放し飼いにされています。

草原の夕日

夕日に向かって馬を散歩させている草原の住民。 ちなみに人間は馬ではなくオートバイに乗ってます。

草原の天の川

月がほとんどなかったので、天の川がはっきりと見えていました。

とても奇麗な空でした。

草原の星野写真

沢山並んだパオと夜空が良い感じだと思ってます。 もう少し暗ければよかったのですが、こればっかりは。。。。


以上、夏の草原でした。

内モンゴル、シラムレン草原の全記事

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草原と星を見に行こう。内モンゴル草原旅行(5)シラムレン草原散策

内モンゴルモンゴル草原旅行の続きです。
2日目です。
草原の朝焼けを見たい。。。

朝焼けを見る

つもりでしたが、
朝5:30に目覚ましが鳴りました。とりあえず止めて朝日の撮影に出ないと。。。zzz



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気づくと7:00になっています。
どうやら止めたまま寝てしまったようです。。外は明るくなっています。
寝坊してしまい増した。まあ。。仕方ないですね。
外に出ると朝日がめっちゃ明るいです。天気は快晴で雲一つありません。
とりあえず写真を。。しかし、F値が4でもSSが4000になってしまいます。
私のカメラEOS6Dは最高4000なのでこれ以上早くできません。。
F値を落とすしかないですね。F8ぐらいまで絞るとまあいい感じになります。
朝から馬の散歩に出かける現地の人たちがいます。 風が強いので、半そででは少し肌寒いです。


予想通りの朝食

朝食は8:00からです。 食堂に行きます。おいしくないと警告されていた朝食。。。



食事は饅頭とお粥と漬物だけです。。。マジかw
写真を撮る気にもなりません。
ガイドさんは昼まで我慢してくださいと。。
売店で内蒙ヨーグルトを買います。
チェックアウトして草原散策に向かいます。
ガイドさんは昨晩の話をしてくれます。
私は見に行きませんでしたが、どうやら昨日キャンプファイアーはやっていたようです。
そういえばHISのパンフレットにBBQって書いてなかったっけ? はたしてバーベキューはやっていたのでしょうかね?


シラムレン草原(xilamuren grassland)

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希拉穆仁草原

f:id:shan1tian2:20160807094021j:plain ホテルのあった場所は建物がたくさんあってよくお客さんに草原ぽくないとよく言われるようです。
そのため今日はもうちょっと奥地のもっと草原っぽい場所に行くことにします。
車でさらに北に進みます。
この辺まで来ると建物は相当少なくなりますが、それでもやはり建物があります。 この辺りは風が強いので風力発電の風車がたくさん立ってますね。 ちなみに私はこのときまだちょっとさむいので、長袖を着ています。 完全な草原はこの辺には最早ないようですね。ちょっと残念です。
草原には馬や、羊が放し飼いにされています。
f:id:shan1tian2:20160807092615j:plain 草原と言っても草がぼうぼうというわけではなく結構土が見えています。
またバッタも多いです。凄い音を立てて飛んでいきます。
糞がたくさんあるので蠅も多いですね。蚊はいません。今回は刺される事はありませんでした。


f:id:shan1tian2:20160807090550j:plain f:id:shan1tian2:20160807090509j:plain とにかくこの日の空は雲一つ無くまた青空です。
昨日雨が降ったおかげですね。しばらく草原を満喫します。


f:id:shan1tian2:20160807093113j:plain

草原しかないのでまあ何もすることがないですね。
とても眠いです。あくびが止まりません。
ずっとぼーっとするのもよいのですが、名残惜しいですが戻ることにします。
10:00ぐらいまで車で移動しながら草原を色々と見て回りました。
再びフフホト市内に戻ります。





つづく。。。

草原と星を見に行こう。内モンゴル草原旅行(4)煌く星と天の川の撮影

天の川

内モンゴル自治区の草原で、煌く星空、天の川の絶景を見る。ということで中国,内モンゴル自治区に来ています。 太陽もも完全に沈みました。当たりは真っ暗です。
「草原の夜空、煌く星空の絶景を見る」
今回のもうひとつの目的である天の河撮影です。
日が暮れてから暴雨が降って心配でしたが、
9時前ぐらいに部屋につき、そのころには嘘のように雨も止み、
部屋の中で濡れたものを乾かしばらくすると外がうるさくなってきました。
外は風が強く少し肌寒いです。長袖持ってきてよかったです。



9時過ぎでしょうか?騒音としかおもえないようなマイクの音と音楽がうるさくなってきました。どうやらキャンプファイアー?イベントが始まったようです。
私は興味ないので行きません。興味があるのは。。。星です。
空がキラキラしています。どうやら撮影できそうです。



天の河を撮影する。

外で肉眼でなんとなく星の線が見えていたのでこれがきっとそう(天の川)なんだろうなと思いつつも
ちなみに天の川は中国語で「天河」と言います。 Star Walk(Star Walk - 5つ星の天体観測ガイド - Vito Technology Inc.)を使って天の川の位置を調べます。 まず自分の位置が上海になっていたので、フフホトに設定します。
私の予想通り南側がきれいに出ているようです。 どうやらあれが天の川でまちがいないでしょう。
部屋からも撮影できるんじゃないかとおもいましたが、
やはり外に出ることに、外はちょっと寒いです。
外に出ると星がとても奇麗です。空いっぱいに星が広がっています。
まだ完全に真っ暗とはいきませんが、空にはうっすらと縦に天の川らしきものがあります。
三角の三つの明るい星の左側にあるようです。試しに南側の空ををとってみました。

最初はSAMYANGの14mmF2.8で撮影。

最初に使ったレンズはSAMYANGの14mmF2.8です。
SAMYANGは最初からマニュアルフォーカスしかないので。。Fは解放の2.8、ISO 1600~3200で撮ってます。
自分のイメージ通りにならない場合、ISOとSSは状況によって変えます。
無望遠にしていますが、実際にピントがあっているかは微妙な所(広角すぎて分からない)
最初はISOは1600、シャッタースピードは20秒です。
奇麗に取れますが、星はよく見ないと分からないくらいです。
SAMYANG 14mmF2.8 SS15秒 F2.8 ISO-1600 2016-08-06.21:17
ちょっと暗いのでISOをあげます。 SAMYANG 14mmF2.8 SS20秒 F2.8 ISO-3200 2016-08-06.21:23

明るすぎる気がしたので、少しだけISOを下げ2000にしてみます。 SAMYANG 14mmF2.8 SS20秒 F2.8 ISO-2000 2016-08-06.21:28
やはりISOは3200が妥当でしょうかね。

SAMYANG 14mmF2.8 SS20秒 F2.8 ISO-2000 2016-08-06.21:31



14mm広角だと余計な光を入れないようにするのが結構難しいというか、
ライト消してくれよとか思ってしまったり。 端っこに建物が入るとビヨーン(歪曲)って感じになったり、
街灯が入ると光が強くて草が黄色になったり、良くわからない色が出てきたりします。
f:id:shan1tian2:20160806234312j:plain 仕方ないので、もう少し暗くなるのを待つことにします。
10時ぐらいまで寒いので部屋に入ってテレビを見ていましたが、なかなか静かになりません。
街灯もまだ煌々と光ってます。そして外はなんかまだ盛り上がってます。
撮影した写真を微信(Wechat)に載せると、しばらくして同じ写真が发表されています?ん?
ガイドさんが私の撮影した写真をそのまま自分の投稿として投稿していました。
自分の写真で感動してくれてちょっとうれしかったです。



2回目はSIGMA35mmF1.4Artで撮影。

23時近くになりました。
まずは北側を一回目と同じSAMYANGのレンズで撮影してみます。
SAMYANG 14mmF2.8 SS20秒 F2.8 ISO-3200 2016-08-06.22:58

ここでレンズをSIGMAに変更して真上を撮影してみます。
SIGMA35mmF1.4Art SS20秒 F1.8 ISO-1600 2016-08-06.23:24

さっきから少し時間が経ったのでもう一度StarWalkを使って天の川の位置を調べます。
StarWalkってたまに動かなくなるんですよね??まわしても位置が変わりません。
GPS情報を取得できてない時にそうなるのでしょうかね?


どうやら天の川はだんだん西に向かって移動しているようです。
もう一度外に出て撮影して見ますが、今度は雲に邪魔されています。。
この雲、頼むから消えてくれ!
SIGMA35mmF1.4Artですが、AFで星に合わせようとするとなかなかピントが合いません。
なのでMFにします。一応ファインダーをのぞいてピントを合わせましたが、視力が悪いので。。。
またこのレンズの開放F1.4で星を撮影すると周辺光量落ちしちゃってたので、1.8までF値を絞ります。
とりあえずISO:1600,SSは20秒にしました。暗かったり、明るかったりしたら、ISOとSSは状況によって調整します。 やっぱり明るいレンズはよいですね。
SIGMA35mmF1.4Art SS20秒 F1.8 ISO-1600 2016-08-06.23:46

ISOを少し下げて1000にしてみます。
SIGMA35mmF1.4Art SS20秒 F1.8 ISO-1000 2016-08-06.23:50
雲が邪魔です。


最後のチャレンジ、3回目もSIGMA35mmF1.4Artで撮影。

1時間前は雲のせいでいまいちでしたが、時間も遅いので最後のチャレンジにしました。
大体24時過ぎぐらいでしょうか?
ようやく照明が消えました。再度外に出ます。風も強く、メッチャ寒いです。本当に8月なのかと言うぐらい。
もう一枚厚手の服を持ってくるべきでした。
夜中一人で周りに何もない草原にいると哀愁を感じますが、
真上はすごい星の数です。ずっと上海にいたので、
こんなに星が出ているのを見るのはめちゃ久しぶりです。
この星の量はちょっと感動ものですね。

草原の天の川

SIGMA35mmF1.4Art SS20秒 F1.8 ISO-1000 2016-08-07.01:07


南の天の川は割ときれいに撮影できました。
ちょっと手ぶれしてる気がします。三脚使ってるので手ぶれではないですが、
風が強かったのでぶれてしまいましたかね。それともシャッター切った時に動いたか。。。
レリーズ使うのをまた忘れていました。。。


やはりライトが消えたので草原が暗くなってますね。
北側はパオのライトが明るすぎてうまくいきません。
電気消して寝ろよとか思いつつ。。。残念です。
まあそこそこ撮影できたのでここまでで終了にします。


明日の日の出は朝5:40分ぐらい、はたして起きることができるのか。。。
とりあえず準備だけして目覚ましを5:30にセットして寝ます。





つづく

評判の良いレンズSIGMA35mmF1.4Artを入手


明るいレンズがほしくて、SIGMAのこのレンズずーと気になっていましたが、思いきりがつかず買ってなかったのですが、
とうとう買いました。円高になって値上がりするのが心配だったのと、
35mmF1.7のMFレンズを見てしまったのが。。。


タオバオで上海の店を探し、実体の店があるのかを確認し、試せるのかを聞いてから見に行くことにします。
場所は鲁班路300号にある星光撮影城A塔の2階にある店です。
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4号線の鲁班路駅1号口を出て左に進み、歩いて5分ぐらいで到着します。
ここ星光撮影城はカメラやレンズ、アクセサリ用品が豊富です。小さい店が寄せ集まってます。
A塔とB塔の2階は中古品の店になっているようです。



店についてここの店かと聞くとそうだと言うので、SIGMA35mmF1.4Artを試させてほしいと言うと、
買うなら試していいよと言われます。
事前にタオバオで話をつけていたのに。。。こういわれると。。
あんたチャットで試せると言ったじゃんと言うと、だから買うならと。。。
ようは試せる開封済みの商品がないので買うなら新品を開けて試していいよと言うことのようですが、
それって買えと言うことじゃないですか。。ちょっとムカついて帰ろうとしましたが、
SIGMA24mmF1.4Artなら試してよいと言う事なので早速試させてもらいました。
近くのものを取った感じは素晴らしい映りだとおもいました。
ですが、これこの個体のせいなのか遠くの非常口あたりに一点にピントを合わせているつもりですが、
AFでピピッってなっているんですが。。。。ずいぶん手前にピントが来てます。
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私の撮り方が悪いのか?いや。。そんなはずは。。。


ピンと調整がずれていたら(跑焦)してくれる(调焦)と言うこと、さらに店の人は35mmもそんなに映りは変わらないと言ってきたので、
ここまで来ると35mmを試したくなってじゃあ買うと言って買っちゃいました。
あんたどこの人だと言われたので日本人だと言いました。中国語うまいねと。。。いや。。そんなにうまくはないのですが。。
保障について聞きましたが、4年保証で中国国内のどの店でも修理できるそうです。全世界(全球)でないと言われました。
これでレンズを買うのはしばらく止めにします。


試し撮りで試してみた感じ、
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ピントは合っている気がします。24mmであわなかった所を合わせてみましたが、やはりこちらは大丈夫でした。。
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と言うことで外に出て少し撮影してみます。
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この日はものすごく暑い日です。F1.4を試すと、6Dはシャッタースピード(快门速度)が4000がMAXなのですが、すぐに4000になります。
ちょっときついな。。。と感じました。

卓美(ZOMEI)の可変式NDフィルターを買ってみました。

8月になりました。熱い日々が続きますね。
最近は熱いので水場を求めてさまよっていますが、
中国の大きな川は流れがめっちゃ遅いので、困りますね。
近くに滝もないし。。噴水でもよいのですが。。。
何でこんな話をするかというと。。。流れる川をスローシャッターで撮影したいからです。
シャッタースピードを故意に遅くしたい場合、NDフィルターを使用します。
故意に遅くする使い方とは?
そのほかにもあるかもしれませんが、使う場所の例としては水のある場所。
流れるように水を撮影したい時に使います。
明るい場所で単純にSSを遅くした場合、露出オーバーになってしまうからです。
(夜景などはSSを遅くしても、露出オーバーにならないのでNDフィルターは使用しません)

まあ後はカメラのサングラスといったところでしょうが、このNDフィルターにも可変のものがあります。
私は上海にいるので、上海の電気屋で探すことになりますが、日本の有名メーカーのものは高いです。
中国にはNDフィルタを作っている?取扱っているメーカーがたくさんあります。
そのうちの一つzomeiは中国では有名なメーカーのようです。徐州とありますね。
説明によると

zomei摄影器材已发展成为国内摄影器材行业最具竞争力和影响力的品牌之一


zomei撮影機材は既に発展し国内撮影機材企業で最も競争力と影響力を持つメーカーの一つとあります。

ちなみにこの卓美(ZOMEI)ですが、ドイツや日本からガラスを買って作っているのでしょうかね?
中国で電器屋さんにフィルタをはじめて買いに行ったときで売っていたのがこのメーカーでした。
私のレンズにさりげなく着いていました。。。結構高かったです。

タオバオで卓美(ZOMEI)の可変NDフィルタを購入

タオバオで探したこの減光フィルターはND2-400までの可変とあります。早速買ってみました。
値段は148元(約2400円)です。
ND400だと約9段分の減光ができるはずです。
届いた商品、メモリが18個付いているのですがどれがどの値か書いてありません。
MIN - 18(印)-MAXと言う感じです。


日本ではアマゾンで買えるようです

やはりタオバオのほうが安いですね。



装着してみました。私のレンズはレンズ口径が77mmなのですが、このフィルターを装着すると82mmになってしまいます。
77mmの標準キャップは使えなくなります。一段階おおきくなるということでしょうかね。
この状態だとフードは取りつけられなくなります。
私の買った店では親切に82mmのキャップが付いていました。
メーカーは分かりませんが、こんな感じのやつです。


ETSUMI インナーレンズキャップ 82mm用 ブラック E-6702

ETSUMI インナーレンズキャップ 82mm用 ブラック E-6702



可変NDフィルターの実験

試してみました。AVモードで、AV固定、ISOも固定でフィルタの濃度を変えて
オートフォーカスのシャッタースピードだけを見てみると言うことをやってみました。
画像の明るさは変わらないが、シャッタースピードだけは遅くなっている感じを想定しています。
色々な場所で実験したのですが、なかなか良いサンプルが取れなくて。。。すみません。

まずフィルタなし

f:id:shan1tian2:20160710163836j:plain
撮影モード 絞り優先AE
Tv(シャッター速度) 1/100
Av(絞り数値) 4.0
測光方式 中央部重点平均測光
露出補正 0
ISO感度 100

これが基本となります。
そうすると以下のようになるはずです。
0.01 フィルタなし 
0.02 1段 ND2
0.04 2段 ND4
0.08 3段 ND8
0.16 4段 ND16
0.32 5段 ND32
0.64 6段 ND64
1.28 7段 ND128
2.56 8段 ND256
5.00 9段 ND400

MIN

メモリMINの真ん中、いきなり2段ぐらいにきました。
f:id:shan1tian2:20160710163624j:plain
撮影モード 絞り優先AE
Tv(シャッター速度) 1/25(0.04)
Av(絞り数値) 4.0
測光方式 中央部重点平均測光
露出補正 0
ISO感度 100


メモリ最大18

f:id:shan1tian2:20160710163655j:plain
いきなり18段階です。というのも一メモリづつやってもほとんど変わらないからです。
真ん中ぐらいで1/30(0.03)になったりもするので、
オートフォーカスではそこまで細かいSSスピード調整をしないようです。
撮影モード 絞り優先AE
Tv(シャッター速度) 0.3
Av(絞り数値) 4.0
測光方式 中央部重点平均測光
露出補正 0
ISO感度 100



MAX手前の▽

f:id:shan1tian2:20160710163748j:plain
すこしくらくなってしまってますかね
撮影モード 絞り優先AE
Tv(シャッター速度) 1
Av(絞り数値) 4.0
測光方式 中央部重点平均測光
露出補正 0
ISO感度 100


MAX

ばってんが入ってきます。何回かやりましたが、MAXだとばってんが入ります。
f:id:shan1tian2:20160710163807j:plain
撮影モード 絞り優先AE
Tv(シャッター速度) 2.5
Av(絞り数値) 4.0
測光方式 中央部重点平均測光
露出補正 0
ISO感度 100


別の場所ですが、MAX近辺はこうなります。
f:id:shan1tian2:20160709094357j:plain


私的に。。。結論。

段階が上がるごとにだんだんシャッタースピードが遅くなってくれればわかりやすかったのですが。。。
上手くいきませんでした。ND2~MAX手前ぐらいまではSSの変化が全然分からない感じです。
しかしMAXにするとXが入ってくるので使えないということになりますね。
MAX手前でも少し画像が暗くなる感じがします。ほとんど分かりませんが、
もしかして途中途中で若干暗くなっているのかもしれません。
可変ということでとても便利です。18段階の印の18番目までたぶんND32ぐらいまで使えるのではないでしょうかね。
(実際にNDいくつか分からないので多分)
ND2~ND32の範囲で悩むのであればこれ一つで十分なのではないかと思います。
実際にシャッタースピードがどこまで落とせるのかは試してませんが。。。
ちょっと物足りない実験になってしまいましたが。。。
晴天ではない場所で使うにはよいのではないかとおもいます。
ちなみに単独のND8を使ったことがありますが、この程度のフィルターでは
晴天時はシャッタースピードはそんなに遅くなりません。
(EOS6D、EF-16-35mmF4を使用)



今度機会があればまた試してみます。絵になる水場を探さないと。。。



白黒+赤の上海を撮影するとなかなか良い感じですね。

最近の画像編集ツールってすごいですね。簡単にいろんなことができちゃいます。
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こ写真を白黒にして东方明珠を赤くしただけです。
Wechatに載せたらたくさんハートマークがついたのでブログでも掲載してみます。
最初のは外灘の夜景を白黒にしました。
东方明珠の色がなかなか一色にならないので選ぶのが大変でしたが。。。
私的に上海の古い建物と新しい建物が混ざった良い感じの写真ではないかと思います。

上海のシンボル东方明珠(テレビ塔)はいろんなところから見ることができますね。
どこから撮影しているかわかりますか?
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私は画像を編集するときにはほとんどiPhoneで編集しています。



最後は上海虹橋火車駅。

色々な駅に行きましたが、割と新しい中国の高速鉄道の駅はみんなこんな感じです。
飛行場はいろいろ変な形をしていますが。。コスト削減なんでしょうかね。

高層ビルを割と真下から撮るとわりと面白い写真になる

広角のレンズってすごい変な物が映ります。
たとえば上に向かって撮ると、後のビルが映ってきたりします。


本格的に厚くなる前はいつもこの辺に出没していました。
天気がもっと良くなると良いのですが。。。
上海の超高層ビル3つ並んでますが、
その下から見上げるように撮影してみました。
环球金融中心の下から3つ入るように撮影しました。
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実際とは全然違った距離感になりますね。
こういう写真も面白いとおもいますが、どうでしょうか?だめですかね。。



上海のビルは形が単純に四角くでないものが多いです。
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陆家嘴のこのあたりはビルが林のように立ち並んでいます。
16mm広角レンズで入れれるだけ入れてみました。
もっと広角なら面白くなったかもしれませんね。


広角だとなんか特徴のないぼやーっとした写真になりがちですが、
なんとか面白い写真が撮れないかと歩きながらさまよって疲れてきました。
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