異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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Lab色空間を使って被写体の背景を青黒墨調にレタッチする。

今日のタイトルに書いたLab色空間は、一つの色空有感のようです。色空間でRGBは有名ですが、Lab色空間自体は余り聞かないですよね?まあ今回はその話はしません。
というか私もあまり詳しくありません。

写真レタッチ時に古城や古い街などにの写真で背景の色を落ち着かせたいと言うのがあると思います。また違った感じの写真にしたいと言うこともあると思います。
手っ取り早いのが白黒にしちゃうことですが、白黒にするのもなんか違うんですよね。。。
ということで前回古猗园に行った時の写真にLab色空間をつかって背景を青黒くする方法を紹介します。

ということで普通に撮った写真がこちらになります。まあ普通にきれいに取れていると思います。これはこれでも良いと思います
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が、なんか物足りないので、少し色調を変更してみることにしました。

写真全体を青黒墨調にレタッチする。

手順は以下の2つになります。

1.メニューからイメージ→モード→Labカラーにします。

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2.右下でチャンネルを選択→aの画像をbにコピーする

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すると緑が青っぽくなります。これにより全体的に背景の色がなくなったといいましょうかチョット暗くなった感じでしょうかね
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落ち着いた感じで、このままでも良いと思ってます。
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背景をさらに調整

ここから更に調整します。モードはRGBに戻します。
被写体を選択してから、背景、被写体それぞれを調整していきます。私は被写体は更に明るく、背景は更に暗い感じにしてみました。
被写体選択はPSの選択範囲→被写体を選択で大体を選んでから細かい選択は自動選択ツールで行います。結構めんどくさいです。
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ある中国人の評価ではこういう感じの被写体よりも背景が多い写真のほうが良いと言われました。
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結局被写体を選択するならLab色空間なんて使わなくても自分で気に入った色調に変えればよいだけじゃないかと言われると、そうなんですが、一発でやってくれるフィルタみたいで結構楽だと思いますが、どうですかね?