異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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カメラが凄いHUAWEY P40Pro スマホのアパーチャモードを実験

ファーウェイP40Pro

最近のカメラセンサー技術はスマホが最先端をいっていると思っていますが、その中でも良いと言われているP40Proのカメラを試してみます。
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ライカって書かれていますが、センサーはソニー製(メインカメラIMX700)です。スマホのカメラを開くと、まあいろんなモードがあります。
気になったモードについて、時間があるときに少しずつ実験していきたいと思います。

カメラのモードは以下になります。

アパーチャ:F値を変えられるが、画角がだいぶクロップされる。
夜景:Quad Bayer使ってノイズ抑えている12MPになるっぽい ISOとシャッタースピードも変更可能
ポートレート:ビューティ(顔の補正)があるF値は変更できないっぽい
写真:ふつうの写真モード
ビデオ:ふつうの動画モード
プロ:撮影設定を変更できる(シャッタースピード、ISO、EV、WBなど)
その他:なんかモードがたくさんある


今日はその中でアパーチャモードというものの機能を試してみました。

アパーチャモード

アパーチャ(aperture)とは、カメラにおけるレンズの口径のことだそうです。
レンズの口径が変わるわけではないので、ふつうに絞りにしてほしかったですね。
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ということでこのモード説明を見ると、

「背景をぼかし、2メートル以内の被写体を強調します」

とあります。
ようは絞りと言ってもぼかし専門ということですね。このモードで撮影した写真は後からF値を変更できます。見た感じ、カメラに絞り羽根はないようですから、AIかなんかでやっているのでしょうね。
同じ写真をF0.95とF16に設定して比べてみました。やはりスマホにしてはセンサーが大きいので、iPhoneよりは背景がボケます。画角は結構クロップされています。

P40ProアパーチャモードP40Proアパーチャモード

上海の吉野家の牛丼で牛丼の器がぎりで入る距離で撮影した写真のF0.95とF16の差。。。。これだけしか有りません。センサーが小さいから?まあどっちもボケが減る理由にはなりますが、なんか換算54mmF0.95のボケはちょっと嘘くさいですね。まあボケ自体は良い感じかもしれませんがが、完全に背景をわからなくするということはできないようです。(もっと近寄れば行けるかも)


今度は同じモードでぼかさずに、一番遠い場所にピントを合わせて撮ってみます。
撮った写真とF16の写真は殆ど同じです。これを机に焦点をあわせてF0.95にしてみると。。。。。

P40ProアパーチャモードP40Proアパーチャモード


こんなふうにボケてくれます。玉ボケ出てますね。
これでデジカメいらないみたいじゃないかと言われるかもしれませんが、
普通のデジカメの場合、絞って撮影すると光に光芒が出ますが、このモードはやはりぼかすだけです。光芒は出ません。
というかこのモードやはりぼかし専門ですね。絞り側はありません。やはりそこまではAIでもやってくれないようですね。やはり絞って使う風景には利用できませんね。
アパーチャとすごいネーミングしていますが、ボケてない写真をどれだけぼかすかという機能のようです。撮った写真を正確には絞ることはできません(F値は変えられますが、絞ってません)


対象物を選んでその背景をぼかしたい時のみに使用できる機能のようです。更にアパーチャモードで撮影した写真のみが後から修正が可能のようですね。
たまに失敗してますが。。。。

アパーチャモードでのF0.95とF16の比較です。F0.95にすると背景がボケてますね。もし本物のF0.95レンズだとどうでしょう?わかりませんが、背景わからなくなるくらいボケる気がします。

アパーチャモードF16アパーチャモードF0.95
アパーチャモード

後からボケの調節できるところが良いところかもしれません。
これ全部のモードで使えるとまだ使い勝手が良いかもしれません。もしかして編集のぼかしでも同じことできるのでしょうかね?
まあそのへんはおいおいとやっていこうかと思います。

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