最近の上海はずっと雨です。そろそろカラッと晴れてほしいですね。今回は昨日に引き続いてファーウェイP40Proのカメラの話です。
ファーウェイのスマホは2台目なのですが、実は初心者です。
カメラが良いということでこのP40Proを購入したのですが、なかなか機能を使う暇がありませんね。
とりあえず本体のボリュームダウンキーを2回押すだけでカメラが起動してくれるのは楽です。
まずはこのスマホのカメラスペックです。
P40Proのカメラスペック
Quad camera setup, including ToF sensor
Primary: 50MP 1/1.28″ sensor (12MP output), 23mm-equivalent (1x defined as 27mm) f/1.9-aperture lens, full-pixel Octa-PD, OIS
Ultra-wide: 40MP 1/1.54″ sensor, 18mm-equivalent f/1.8-aperture lens, PDAF
Tele: 12MP 1/3.56″ sensor, 125mm-equivalent f/3.4-aperture lens, PDAF, OIS
ToF 3D depth-sensing camera (78-degree FOV)
LED flash
4K video, 2160p/60fps (2160p/30fps tested); default is wide-angle camera 1080P/30fps
Multispectral color temperature sensor
ライカって書いてありますが、メインカメラのセンサーはソニーのIMX700だそうです。
カメラのモードは以下になります。
アパーチャ:F値を変えられる
夜景:Quad Bayer使ってノイズ抑えている12MPになるっぽい
ポートレート:ビューティ(顔の補正)があるF値は変更できないっぽい
写真:ふつうの写真モード
ビデオ:ふつうの動画モード
プロ:撮影設定を変更できる(シャッタースピード、ISO、EV、WBなど)
その他:なんかモードがたくさんある
その他モードのライトペインティング
この中でとりあえず使ってみたかったのが、プロモードです。
ISOは6400までシャッタースピードは30秒まで設定できます。
ちなみに夜景モードでもISO(1600)とシャッタースピード(30s)を設定できます。
クワッドベイヤーの対ノイズ性能はどうなんでしょうね。今カメラのセンサーはスマホが最先端を走っていますね。
ということで上海の夜景と言いますか、とりあえずスローシャッターできそうなところに行ってきました。
P40Proスマホのプロモードでスローシャッターを試す。
スローシャッターができるモードは3つ
・プロモード
・夜景モード
・ライトペインティング
ファーウェイのスマホカメラにはプロモードというモードがあります。
ISOとシャッタースピードなどの設定を自分で設定できるモードです。
夜景モードでもISOとシャッタースピードを自分で設定できます。
自動車などのライトの軌跡を出すためにはスローシャッターで数秒間露出する必要があります。
今回はそれを試してみました。
もう一つ、多分比較合成しているんだと思いますが、その他→ライトペインティングでテールライトトレイルを選んでもお望みのことはできそうです。
とりあえず手短な上海の夜景をスローシャッターと思いましたが、上海の夜って意外と明るすぎです。
スローシャッター実験
左夜景モード2秒(ISO:100)、右プロモード1秒(ISO:50)
夜景モードの最小ISOは100です。プロモードはISO50です。
どっちにしても1秒露出すると明るすぎますね。。。。このカメラF値は1.9のようです。
テールライトトレイルを使っても結果は同じ明るすぎます。まあもっと暗い場所で撮影すれば問題ないのかもしれませんが、上海のこの場所では無理っぽいです。
これはFが固定だということが問題なんでしょうけど。。。デジカメとは少し結構勝手が違いますね。これはNDフィルタ無いとキツイかもしれません。
ということでNISIのスマホ用NDフィルタを使いますGND0.9のハーフNDですが、レンズを全部暗い部分で覆って撮影します。
ND有りだとまあまあな感じでしょうかね。左の写真、1秒だとものすごい暗いです。
最後にNDフィルタを付けた状態でテールライトトレイル50秒で撮影してみました。
場所を変えてプロモードでもう一枚、ハイライトがちょっと飛び気味ですが。。。
でもやっぱり夜景は絞って撮ったほうがライトは光芒が出てかっこよくなりますね。それができないのが残念です。
夜景モードで普通にオートで撮影しても綺麗です。というかオートの夜景モードのほうが圧倒的に綺麗ですね。写真がかたがってしまっていてあれですが。。。今回は実験ということでご了承願います。
ただしオートだと軌跡は出ませんね、ちなみにこの上の写真のEXIFがISO640の6sってなってます。
撮影時に画面にカウンターが出ますが、シャッタースピード6秒でこれって。。。なんかきっと変なことしてるんでしょうね。。。
絞って撮る事ができない
軌跡を出そうとすると2秒ぐらいは露出したいと考えましたが、
ISO50(最低),シャッター2s,F値はさわれないので、明るすぎます。
もちろん普通に取る分にはシャッタースピードを早くすればよいだけなので全然問題有りません。
ちなみにカメラのモードでアパーチャ(Aperture)というのがあるのですが、これでF値を0.95から16まで変更できますが、
これこのモードでしか使えないという仕様で更に画質がていかするとかのようです。他のモードではF値設定は使用できないようですね。
絞り羽根はなさそうですし。。。
所感
今回軽くプロモードというやつを触ってみましたが、思ったよりも夜の写真綺麗じゃないですね。ちょっと期待が多き過ぎでしたかね。
もちろんiPhoneXRのカメラよりは全然良いです。
これから使っていくたびになにか書いていこうと思います。