2019-10-31 上海
10月ももう終わりですね。最近はこの既設になると月餅と同じように大闸蟹の引換券がお土産として出回るようになってきました。
大闸蟹と呼ばれるには重さがあって一定より大きいものは大闸蟹(ダージャーシエ)、小さいものは螃蟹(パンシエ)と言われます。
ニュースでやっていましたが、これも月餅と同じように引換券の販売数が大闸蟹の総数を遥かに超える数だとか。。。
引換券を売って、その券を少し安く買い取って差額を儲ける商売ということですね。
例えばですが、100元で売った券を70元で買取、30元の儲けが出るという話です。
以下のニュースではもっとひどいことが書いてあります。
大闸蟹券猫腻多-市面上大闸蟹券猫腻多 回收价格却让人大跌眼镜 - 热点 - 至诚财经网
記事の中に書かれている699元の券の下取りは100元だそうです。699元ってどんなギフト券何でしょうね。相当高級そうです。
蟹のギフト券は種類が多く、品質もバラバラで、商品を受け取れないリスクも有るようです。なのでそれをリサイクルする人は少ないとあります。
業界関係者の話によると1000元のギフト券が割引されても利益がでるようです。
市場では1888元、2888元等の価格は仮想価格であるといいます。要は割引されていても儲けが出るということなんでしょうね。
また最初に店で大闸蟹の品質を見て、騙されないようにしてくださいとあります。
高い金を出して買っても、小さい悪質な蟹しか受け取れない可能性もあるということでしょうね。
タイトルに猫腻(Māonì)とありますが、これは北京辺りの方言だそうです。
意味は化けの皮とかぼろとかという意味ですね。後は不合理な側面。 こそこそ隠れての操作などの意味があります。
2019-10-20 上海蟹(大闸蟹)を購入
特に食べたくもないのですが、季節モノなので、スーパーに売っているのを見かけ、ネタにしようと思いました。
陽澄湖の大闸蟹は高級すぎて普通のスーパーには並ばないようですが、これもなかなか良さげな感じです。ちなみに陽澄湖の場所は上海ではなく江蘇省です。
オスは39元だったかな。。店で食べると100元以上する大きさの蟹です。メスは少し小さいです。
腹の部分が丸い(メス)か三角(オス)かで見分けが付きます。おいしい味噌があるのはオスですね。
この蟹生命力が強いのか家に帰ってもまだ生きてます。そして水につけるとブクブク行ってます。
しまいには紐が解けてきました。にげようとしているんですかねww
まあのその前に料理してしまいましょう。
20分弱ゆでます。
黒っぽい蟹のほうが赤く仕上がります。
早速食べることにします。この蟹の腹側から甲羅を押し開けると、左右に肺?(エラ)があるので、これを取り除きます。
肺は食べられません。
このカニって身が少ないといいましょうか、正直余り食べる所ないんですよね。まあ味噌はうまかったです。
身はお酢につけて食べます。