2017-5-02
長江三峡クルーズに参加しています。
白帝城から帰ってきて休憩です。
今回遂にこのクルーズのメインとなる長江三峡に突入します。
長江三峡は瞿塘峡、巫峡、西陵峡という3つの峡で構成されています。
無理やり日本語の発音にするとチュウタンシャー、ウゥシャー、シーリンシャーになります。
前回の記事の夔門(クイメン)の夔も難しい感じでしたが、、今回の瞿(チュー)も難しい漢字ですね。
下流の三峡ダムのせいで環境は少し変わってしまっているようです。
島になっている白帝城が見えます。もうすぐそこが瞿塘峡(qú táng xiá)ですね。
最初の峡は瞿塘峡(qú táng xiá)です。瞿塘峡は白帝城でも見た夔門(kuí mén)から始まります。
その前に船内アナウンスがありました。長江三峡に入るので、部屋のベランダ、2階、5階の正面甲板から見てくださいとのことです。
私は早めに5階に行って場所取りをしました。すでに何人かが陣取っています。
それにしても風が強いです。ここの挟間にながれる風が圧縮されているのでしょうかね?
夔門の手前で場内アナウンスが流れます。瞿塘峡を通る間はずっとアナウンスをし続けるようです。
これ高さ175mとありますが、深さではないと思います。
瞿塘峡(qú táng xiá)
長江三峡といえば一番有名な場所、ここ瞿塘峡です。人民元10元札の場所(夔門)があります。めちゃめちゃ迫力があります。
瞿塘峡の全長は8kmしかないようです。
三峡のなかで最も川幅が狭く、夔門辺りは崖が迫っています。壁には夔門天下雄艦~~と刻まれています。
風景も最もきれいとされています。ここの右側は秋に来ると奇麗な紅葉が見られるようです。
遠くの山をアップにしてみます。
白帝城で見た悬棺ですが、瞿塘峡の切り立った崖にも悬棺の後があるようです。
ぼこぼこ穴が開いています。
瞿塘峡を通過する際私は、ずっと正面にいましたが、物凄い風です。手すりにつかまっていないと立ってられません。
上に一枚羽織ってましたが、体も寒くなってきます。かなり厳しい環境ですね。
また船の角度が完全に10元札と一致しないのが難点ですね。
瞿塘峡はなかなかの見ごたえでしたが、あっというまに通過してしまいました。
そして次の巫峡を見るため、また早めに場所取りにいきます。
ここら辺はあまり風が強くありませんでした。
巫峡(wū xiá)
遠くに巫山長江大橋が見えてきます。この橋を超えてから巫峡に突入です。
またもやアナウンスが船内に流れ出します。そして巫峡に突入しました。
ここ巫峡では神女峰という山が有名なようです。岩が女神にみえるようです。
神女峰景区に上陸もできるようですが、今回のツアーでは上陸できません。
神女峰(shén nǚ fēng)
神女峰景区ですが、このツアーでは行けないようです。
拡大してみると上るところがありますね。
神女峰の由来ですが、とがった山の形が神女に見えるというこの山、神女にみえますかね???
ここを抜けるくらいにぽつぽつと雨が降ってきました。
巫峡もなかなかの景観でした。良いものをみることができて満足しています。
このあたりでいったん船を停めて、今日のツアーセットイベントの神女溪の川下りがあるようです。
土家族(たぶん)の人たちが案内してくれるようです。小舟に乗り換えてそれぞれ回るようです。
少しぽつぽつと雨が。。。。
神女溪
この辺りの土家族の人たちは三峡ダムがつくられる際に、村が水没するのでより高い場所に住む場所を移動させられたそうです。
今は村から移動する際には船を使って移動するということです。
小舟に乗り換えて船の中の観光です。水が綺麗です。
お約束のあの山の形は手に似ているとか。。模様が。。。とかそういうガイドです。
途中で大雨になっていきます。川の水の色が一気に変わっていきます。
さらに雨で危険だということで、神女溪への上陸イベントも中止になりました。
一通りのガイドをしてくれましたが、そのあとは商品の売り込みだったのでいまいちでした。
霧がかかって幻想的ですね。
上陸がなくなったことで1時間ぐらいで船着き場まで戻ってきます。
船に乗り込み再出発です。もう少しで巫山县を抜け湖北省に入ります。
巴東县に入ると西陵峡のようです。