電動スライダーiFootageのShark Slider Nanoを入手しました。
私は主にタイムラプス撮影に使用するつもりです。今まではジンバルを使っていましたが、
やはりジンバルのスローシャッターには不安があるので、こいつならばぶれないと思い入手してみました。
動画撮影などで予め決めたルートで自動でスライドしてくれる装置です。
可動部はスライダー及び軸回転(360度)の2軸です。
横幅は42.1cm、幅は10.8cm,高さは7.1cmと割とコンパクトです。
電池は汎用のNP-Fシリーズ、付属はNP-F750
水平荷重容量:3.5kg
垂直荷重容量:2.0kg
重さですが、これがちょっと重い2.15kgとなっております。
この重さは思ったより随分重いです。持つと結構ずっしり来ます。
電池が切れてもUSBで給電できます。
このスライダーちょうどど真ん中に三脚用の穴が空いているんですが、42mmしか無いとはいえ、2kgの重さです。三脚を結構開かないと端っこに行った時、かなり不安定です。
32mmの三脚のそのままの開きだとちょっと怖いです。重しを乗せるとか、安定するまで開くかしないと行けないかもですね。
iFootage Shark Slider Nanoの設定
左の電源スイッチを押すと、毎回自動校正が走ります。これが結構長いです。10秒ぐらいあるでしょうかね。
モード選択
メニューは以下の4つです。
クイックスタート
タイムラプス
ストップモーション
設定
設定の言語設定では英語と中国語を選択できます。
iFootage Shark Slider Nanoの使い方
このスライダー設定が楽です。スマートホンにつなぐこともできますが、繋がないでも設定可能です。
今回はタイムラプスを使います
AB位置決め
ボタンを2つ同時に長押しすると、スライダーを手で移動できるようになります。
この状態で「A」地点と「B」地点、後はカメラの向きをそれぞれ手で動かして決めます。
設定したらプレビューで動きを確認し、問題なければOKです。
いったんHOMEに戻ってタイムラプスメニューに入ります。
タイムラプス設定
タイムラプス画面で選択できるのは以下の3つです。
- 間隔(インターバル)
- 輸出時間(出力時間)
- FPS(フレームレート)
間隔はインターバルですが、輸出時間は動画の時間ということになると思います。
最後はフレームレートを選択します。
この感じだとインターバル時間内で、移動(回転)撮影ということになると思われますが、ここはある程度余裕を見て設定しないと移動中に撮影に入ったりしそうです。
基本はカメラ側のインターバル時間と合わせるのが正解だと思います。
ただ、これだとなんかスタートボタン同時に押すのって微妙な感じですよね。
ということでバルブモードを使用してみます。
バルブモード(インターバル)
インターバルからはバルブ設定も選べます。
シャッター同期、いくら自動で動いてくれてもスライド及び回転とシャッターを同期しないとぶれた写真になります。
ということでバルブを使ってみます。まずは線をつなぎます。カメラ側のインターバル設定は解除します。
バルブモードと言っても私はバルブで撮影するわけではありません。シャッターのトリガーだけに利用しています。
実際バルブでも使えるかは試してません。
というような感じで一度撮影してきました。YOUTUBEにUPしています。
下の動画の30秒~35秒あたりがこのスライダーを使用して撮影した上海の夜景です。カメラはα7R4+FE35mmGMです。
good night Shanghai - YouTube
感想
ということでこのスライダースマホが必要ないのはかなり便利だと感じました。後横スライドだけでなく360度回転するのも嬉しいです。
ただこの重量ですリュックにちょっと入れて持っていこうというわけには行きませんね。
望遠レンズなら2kgぐらいのがあるかもしれませんが。。でもやっぱ重いです。