31話 百合の死、ついに結ばれる二人
百合の最後の手段は毒グモに咬ませてその血液で薬を作るというものでした。
この蜘蛛の毒性は八仙毒草と比べてもそん色がないようです。
しかし、刘弗陵の体に使うのは体の状況から見て無理なようです。
百合は諦めません。
自分自身の体を毒クモにかませ、薬を作っていました。
刘弗陵はその薬のおかげで病状は安定します。
霍成君は街中で许平君と偶然に出会います。
一緒に買い物をすることになります。霍成君は许平君が普通の庶民のように買物をするのをかわいそうに思います。
布を買う時に侯爷として恥ずかしくないものを着せたいとおもいますが高そうなので迷っていると。
霍成君はがシルクの布を送ると言いだします。
孟珏は百合に即刻その方法（毒クモを使う方法）をやめろと話しますが、
百合は自分の命をかけて刘弗陵の恩にこたえると話します。
孟珏は百合が刘弗陵のことを好きであると悟ります。
孟珏はそのことを話して刘弗陵を奪えばいいと話しますが、
百合は刘弗陵と云歌は魚と水だといい、介入する余地がないと話します。
刘弗陵の病状は良くなりました。国政を行えるようになります。
孟珏は半年薬を飲めば治ると言います。
宫人が転んで薬をこぼしそうになります。
孟珏は飛びついて薬を守ります。
そして薬の真実を告げます。
百合は意識不明の状態から目覚めましたが、蜘蛛が見つかりません。
刘弗陵がたどり着くと百合は口から大量に出血しています。
急いて助けようとしますが、
自分の気持ちを話し、中毒で亡くなってしまいます。
刘弗陵は彼女の墓の前で誓います。百合の親は私が面倒をみると。。。
毒蜘蛛は逃げてしまいました刘弗陵は自分の命を制御できないことに溜息をつきます。
孟珏は残った時間は自分のために使ってはどうかと提案しします。
云歌は風呂に入った後、刘弗陵を訪ねます。今日は本当の夫婦だと言い「无憾无悔」だと言います。
刘弗陵は途中で止めます。自分が云歌を守れなくなるということ、
傷つけたくないと考えたからです。
外に出ます。そして笛を吹き自分の絶望をぶちまけます。
云歌は刘弗陵は数日寝室に帰っていないことを知っています。
于安を脅して皇帝のもとに行きます。
云歌は私を手放したくなければ手を握れと皇帝に話します。
手を握らない皇帝、去ろうとした云歌の服をを刘弗陵がつかみます。
そして夫婦となったようです。
孟珏は小さい村で花の匂いを嗅ぎ、云歌の使っていた香囊の毒と似ていることに気づきます。
村人にそのことを聞きます、5年前、怡红院の2里の女性が種を植えたと話します。
孟珏はこの二人が贺布の手のものだと知っていました。
百合が読んでいた刘弗陵の記録の中に、
長年この村の鲟龙鱼を食べていたという記録があったことを思い出します。
孟珏は刘贺に問いただしに行きます。
長年の布石を暴き、云歌を利用したと言い、刘弗陵はよい皇帝だといい変わる必要はないと。
そしてこのようなことをする兄弟はもういらないと言います。
このことを報告されてはまずい刘贺は
刘贺は剣を持ち孟珏と戦おうとしますが、红衣が止めます。
その時圣旨が届きました。
刘贺に封地に帰れという命令です。
孟珏は刘贺の所から離れます
彼は自分と刘弗陵の刘询と刘贺どちらがよいかという質問を思い出します。
皇帝はすでに次の皇帝を決めていたようです。刘贺を返すのは彼を守るためだと考えます。
bùyàyú【不亚于】そんしょくがない
感想
百合はいつ皇帝に好意を抱いたのでしょうか？
歴史の関係上、皇帝は死ぬしかない運命なのでまあしかな隊のでしょうけど。
刘贺はおろかな人物とされていますが、これはわざとのようです、
長年にわたり、皇帝を密かに陥れていました。この設定はなかなか良かったです。
