異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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上海の夕日と朝日をビルの屋上から撮影しタイムラプス作成

2022-05-18 上海ロックダウン中

天気が良かったので5-16日の夕日と5-17の朝日を撮影してタイムラプスにしました。私の住んでいる場所は浦東なので、西方面に陆家嘴の高層ビルが遠くに見えます。夕日の方はあと5日でビルの所にかかりそうですね。そのときに晴れてくれると良いのですけど。東側は何もありませんといいますかディズニーが東南にありますが、こちら建屋の屋上からもは全く見ることができません。
広角レンズで撮影するとビル群がほとんどわからないので、中望遠を使用します。私の持っているレンズで最長がタムロン17-180mmです。このレンズ実はまだ壊れたままでして、180mmまで回らなくなってしまったのですが、一回70mmにしてから手で180mmまで伸ばすと180mmに伸びてくれます。修理にだそうだそうと思ってまだ出してません。。。
このレンズをF8に絞って撮影します。やはりスマホやDJIPocket2と違って絞りのあるレンズは良いですね。と言ってもこのレンズ絞っても光芒はいがぐりになるだけですけど。


ちなみに私のα7R4も隔離中に不具合が発生して、ダイヤルがAモードに固定されたまま動かなくなりました。。。。とりあえずAモードであれば撮影できるので、常にAモードで撮影しています。
Aモードで困ることはシャッタースピードが制限される場所での撮影です。月を撮影しようと思って、失敗しまくりました。明るさが足りないとよくわかりませんが設定したISO限界やシャッタースピード限界を超えて撮影されることがあるようです???Mモードなら困らないのですけど。。。ダイヤルの真ん中のボタンがロックされたまま馬鹿になったようで。。。早く直しに行きたいです。

動画作成


ちなみに時間帯ですが、夕日は18:00から朝日は4:00からの撮影です。これって連続で撮影するのは結構なハードスケジュールだと思います。
撮影した写真はPSで軽く編集後、LRTimelapseで調整していきます。LRTimelapseでレンダリングもできるのですが、H264だけのようです。最近私は中間ファイルを作らずにRAWを直接Proress422HQにしているので、ここで編集したRAWを直接Afer Effectsに持っていってレンダリングしています。
個人的にProress422HQとH.264のMP4明らかに画質が違うと感じていますが、インスタ(MP4のみ?)やWechat(2G制限)に上げるときはMOVだとなんか失敗するので、まあ使い勝手は良くないですね。YOUTUBEにはUPできました。
タイムラプスってすごい時間をかけてやっと20秒そこそこの動画しかできません。。撮影自体は簡単ですが、簡単に撮影できるものじゃありませんね。

ということで今日のお話はここまでにします。あ、それと昼間にお高いタイ式の牛肉の煮込みみたいなのを出前してみました。結構食べられました。まあまあ良かったですが、値段が高い!
早々食べられるものじゃありませんね。。。

インスタリンク及び動画

今のところインスタのみに揚げています。あとから違うところにもUPするかもしれません。
https://www.instagram.com/tv/CdsBYawl9vq/?utm_source=ig_web_copy_link

上海ロックダウン・地平線から月、太陽が出ない

2022-05-17 上海

上海ではロックダウンがまだ続いています。もう5月後半ですいい加減終わって欲しいです。
歳のせいか早く寝ると早く起きてしまいます。12時前に寝るとなんかもう3時頃目が覚めてしまいます。そして、起きると腰が痛いのですが。。。もしかして腰が痛くて起きてる?悪い病気でなければよいのですが。。。
ということで今回は月の出と日の出を撮影する機会がありましたのでそれについて書いていこうと思います。

日の出、月の出

sunrise(3つ目の電線の赤いところ)

上海の日の出は場所によると思いますが、地平線が見えてもその地平線から太陽が出ません。。。
地平線よりちょっと上の中途半端な位置から出るので、日の出時刻になっても、出てきません。タイミングがつかみにくいと言うかどっから出るの?何時出たのって感じです。
地上付近に雲なのか霧の層があるのだと思いますが、夕日は割りと地平線まで見れるのに朝日は全然ダメですね。
もっとわかりにくいのは月の出です、日の出は周りの朝焼けの感じからこのへんかなとわかりますが、月の出は地平線から出なくて、更に下の層の切れ目もわからず、突然出ます。
大体の場所がわかるので、そこを注意深く見て出始めたらカメラをセットするという感じでしょうか。。。

moonrise(下がスパッと欠けてる)

で失敗してしまったのが、シャッタースピードです。私はAモード、MFでシャッタースピード限界をいつも星空撮影の15sにしていたのですが、
(この場合15sまではISOの変化なし)
今回180mmだとこのシャッタースピードだとブレるというか月が被写体ブレしてますね。もっと短くしないといけません。
ネットで調べていると1/125や1/200で(満月時)撮影しろとありますが、これはやはり自分で試してみるしか無いですね。

日の入り、月の入り

sunset

日の入りは地平線まで行くこともありますが、やはり空中、途中で無くなってしまうことも結構あります。そして月の入りですが、こちらも同じです。

sunset(途中で無くなる)

夜の間だとオレンジになりますが、朝方だと白くなっていき途中で消えてしまいます。
まあこれも時間や天候が関係するとは思いますが、予想着地点に到達しないのはちょっと困りものというかなんか肩透かしをくらうというか残念な気分になります。

moonset(右端)

ということで天気が良いから撮影しようと思ってもなかなか言うことを聞いてくれないのが日の出日の入りと言うやつです。

iFootageのShark Slider Nanoを入手しましたので使い方とレビューを書いておきます。

電動スライダーiFootageのShark Slider Nanoを入手しました。
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私は主にタイムラプス撮影に使用するつもりです。今まではジンバルを使っていましたが、
やはりジンバルのスローシャッターには不安があるので、こいつならばぶれないと思い入手してみました。
動画撮影などで予め決めたルートで自動でスライドしてくれる装置です。
可動部はスライダー及び軸回転(360度)の2軸です。
横幅は42.1cm、幅は10.8cm,高さは7.1cmと割とコンパクトです。
電池は汎用のNP-Fシリーズ、付属はNP-F750
水平荷重容量:3.5kg
垂直荷重容量:2.0kg
重さですが、これがちょっと重い2.15kgとなっております。
この重さは思ったより随分重いです。持つと結構ずっしり来ます。
電池が切れてもUSBで給電できます。
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このスライダーちょうどど真ん中に三脚用の穴が空いているんですが、42mmしか無いとはいえ、2kgの重さです。三脚を結構開かないと端っこに行った時、かなり不安定です。
32mmの三脚のそのままの開きだとちょっと怖いです。重しを乗せるとか、安定するまで開くかしないと行けないかもですね。

iFootage Shark Slider Nanoの設定

左の電源スイッチを押すと、毎回自動校正が走ります。これが結構長いです。10秒ぐらいあるでしょうかね。

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iFootage Shark Slider Nano

モード選択

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メニューは以下の4つです。
クイックスタート
タイムラプス
ストップモーション
設定
設定の言語設定では英語と中国語を選択できます。

iFootage Shark Slider Nanoの使い方

このスライダー設定が楽です。スマートホンにつなぐこともできますが、繋がないでも設定可能です。
今回はタイムラプスを使います

AB位置決め

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ボタンを2つ同時に長押しすると、スライダーを手で移動できるようになります。
この状態で「A」地点と「B」地点、後はカメラの向きをそれぞれ手で動かして決めます。
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設定したらプレビューで動きを確認し、問題なければOKです。
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いったんHOMEに戻ってタイムラプスメニューに入ります。

タイムラプス設定

タイムラプス画面で選択できるのは以下の3つです。

  • 間隔(インターバル)
  • 輸出時間(出力時間)
  • FPS(フレームレート)

間隔はインターバルですが、輸出時間は動画の時間ということになると思います。
最後はフレームレートを選択します。

この感じだとインターバル時間内で、移動(回転)撮影ということになると思われますが、ここはある程度余裕を見て設定しないと移動中に撮影に入ったりしそうです。
基本はカメラ側のインターバル時間と合わせるのが正解だと思います。
ただ、これだとなんかスタートボタン同時に押すのって微妙な感じですよね。
ということでバルブモードを使用してみます。

バルブモード(インターバル)

インターバルからはバルブ設定も選べます。
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シャッター同期、いくら自動で動いてくれてもスライド及び回転とシャッターを同期しないとぶれた写真になります。
ということでバルブを使ってみます。まずは線をつなぎます。カメラ側のインターバル設定は解除します。
バルブモードと言っても私はバルブで撮影するわけではありません。シャッターのトリガーだけに利用しています。
実際バルブでも使えるかは試してません。

というような感じで一度撮影してきました。YOUTUBEにUPしています。
下の動画の30秒~35秒あたりがこのスライダーを使用して撮影した上海の夜景です。カメラはα7R4+FE35mmGMです。
good night Shanghai - YouTube

感想

ということでこのスライダースマホが必要ないのはかなり便利だと感じました。後横スライドだけでなく360度回転するのも嬉しいです。
ただこの重量ですリュックにちょっと入れて持っていこうというわけには行きませんね。
望遠レンズなら2kgぐらいのがあるかもしれませんが。。でもやっぱ重いです。

DJIPOCKET2で4Kモーションタイムラプスを撮影

最近はDJIPOCKET2を多用しています。デジカメと比べて圧倒的に小さくてコンパクトで持ち運びには重宝しますね。
ということでこいつでのタイムラプス撮影について書いてみます
まず通常DJIPOCKET2でモーションタイムラプスを作成しようとすると動画のままで撮影だと2K,1920×1080pまでしか撮影できません。
なので4Kタイムラプスにする場合は動画+RAWで撮影してRAWから動画にする必要があります。

モーションタイムラプスの設定

画面を→にフリックするとモード設定になります。そこからタイムラプス→モーションタイムラプス→カスタムで次へを押すと時間と間隔と長さを設定できます。
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カスタムを選択

DJIPOCKET2のモーションタイムラプスは場所を2箇所選んで自動的に撮影してくれます。
位置設定はレバーで決めますが、私はレバー移動が面倒なので直接手でジンバルをまわして設定しています。

PROモード

プロモードに入るには予めプロモードをONにしておく必要があります。ONになると画面に黄色いPROというアイコンが出るのでそこをタップ、次の画面で露出を設定します。
ちなみに左画面の①②はモーションの開始終了位置です。
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すると以下の画面が出るので露出を設定します。AUTOとMがあります。
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上がオートで下がMです。それぞれISO設定は同じですが、Mはシャッタースピードを選べますが、AUTOは露出補正しか選べません。
ホーリーグレイルで撮影にしたいのでAUTOMAX6400にします。短い間で露出が余り変わらない場合はISO固定しても良いと思います。
スローシャッターをしたいのであればシャッタースピードに合わせてISOを設定しても良いかもしれませんね。
このカメラのレンズFが1.8固定なので夜景などでも結構明るいです。スローシャッターの場合は少なくとも2秒ぐらいは稼ぎたいです。本当は夜景というか風景はは絞ったほうが良いのですが、仕方ありません。

こういう場合はNDフィルタを使いましょう。DJIPOCKET2はちゃんと考えられている?マグネット式のNDフィルタを簡単に取り付けることができます。
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注意するべき点ですが、私の経験上AUTO設定だとシャッタースピードが4秒までしか上がってくれません。4秒で最適な明るさになるように逆算してNDフィルタ設置したほうが良いと思います。
これで明るい時に露出オーバーになってしまったら、ちょっと困りものですが。。。なんかめんどくさいですね。

www.sonnagaya.com


設定した時間に合わせて自動で計算して移動してくれます。インターバルと設定時間、シャッタースピードを考えて時間設定しましょう
例えばインターバル5sで20分だとシャッタースピードが0sでも240枚しか撮影できません。30pだと8秒の動画にすることができます。
スローシャッターをする時に気をつけたいのが、インターバル時間です。


動画作成

ここからは動画作成に入ります。

DJIPOCKET2のRAWサイズ(DNG)

RAWはDNGで書き出されています。サイズは4608×2592です。4Kサイズ(3840×2160)よりちょっと大きいです。
これをPhotoshopなどで編集してJPGで書き出します。DNGサイズは最初から16:9で保存されていますので、4608×2592のママでOKです。
(DCI 4K 4096×2160にしたい場合は比率19:10に合わせて切り取る必要があります)

以前撮影したタイムラプス写真↓↓↓↓↓↓
youtu.be

DJIPOCKET2で4Kホーリーグレイルタイムラプス失敗

DJIPOCKET2でスローシャッターホーリーグレイルタイムラプス

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DJIPOCKET2でスローシャッターホーリーグレイルタイムラプスができるのかどうかを試してみました。
ちなみにシャッタースピードを気にしないのであれば簡単にできると思います(前回実験済み)が、どうしてもスローシャッターで撮影したかったので色々面倒なことをしています。
以前撮影したタイムラプス写真↓↓↓↓↓↓
youtu.be

時間帯は17:40ぐらいから19時ぐらいまで上海の外灘を眺められる滨江大道での撮影です。
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DJIPOCKET2のタイムラプス設定

ここの適正露出夜間はデジカメで撮影した場合ISO:100、F8,で8~10秒といったところです。ライトアップされるとその半分ぐらいの秒数ですね。
これをターゲットにします。シャッタースピードで調整するつもりでNDフィルタ(64)を取り付けます。
これでF値の差分(F1.8→F8は4段)だけだとND64は6段なので2段分暗くなります。
この分はISOで調整します。AUTOMAX200にして1段稼ぎ、シャッタースピードを4~8sをターゲットで考えました。
ISO100→200は1段で、5段シャッタースピードを半分にして4段という計算です。
ですが、ISOをAUTOMAX200にするとシャッタースピードは自分で設定できないので、最大8秒になってくれるように露出補正を+3にしてみました。

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ISO100,1s

日が暮れるにつれて徐々に暗くなっていきます。暗くなりすぎている気がしますね。ちょっと心配になってきました。
NDつけた瞬間。。。ちなみに最初はISO100、シャッタースピードは1sになっていたようです。
もうちょっと明るいNDのほうが良かったかもしれませんね。

シャッタースピードが4sになりました。実際の空よりやはりちょっと暗めですね。

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iso100,4s

この暗さでもISOは切り替わりません。ISO100、4sです。

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iso100,4s

このまま変化ないんでしょうか?

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iso100,4s


ライトアップされる直前、もう真っ暗と行って良いです。ISOは200に変わってました、シャッタースピードは4sです。なんで8sにならないのでしょうかね?

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iso200,4s


19:00にライトアップされてもいても設定は変わりませんでした。うーんこれはどうしてなんでしょうかね。。8sになってくれればもう少し明るくなったと思いますが、自動だと8sを選ばないんでしょうかね?

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iso200,4s

ということでうまくいきませんでした。個人的には失敗ですね。NDつけたのが行けなかったのでしょうかね?
ISO上げて4秒で適正露出になるようにすればよかったのでしょうかね??自動で8秒露出になってくれないのがちょっと誤算です。これちゃんと8sになるんでしょうか?


暗くなってからISO400固定で8秒でタイムラプス撮影してみました。ちょっと暗いですが、まあこんな感じになります。

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iso200,8s


これでも結構暗いですね。NDフィルタを半分の32ぐらいにしても良いかもしれませんね。
ということで今回はちょっと失敗してしまいましたが、次回は設定を変えてもう一度チャレンジしてみたいと思います。