異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

 このブログについて(about)
  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

劉詩詩主演のドラマ風中奇縁 31話 早産

31話 早产


戦場で卫无忌が言った詩が街にも広がっているようです。

出车彭彭 旗旐央央
天子命我 城彼朔方
赫赫南仲 玁狁于襄 
昔我往矣 黍稷万华
金我来思 雨雪戴途
赫赫南仲 弓矢藏兮


この詩「出車」という詩みたいですが、
南仲(宣王时将领)という武将が匈奴に戦いに勝利したことをたたえる歌だそうです。
詩の意味。。。難しくて全然分かりません。
赫赫南仲=輝かしい宣王时将校ということでしょうかね
玁狁于襄=玁狁にいる襄ということなんですが、襄=除は地名でしょうかそれとも民族名でしょうかね
難しいです。漢文の勉強している人ならわかるのかもしれません。
昔の人は頭良かったんでしょうかね。。。
石舫ではその意味について討論しているようです

弓矢藏兮       →「弓矢藏兮」=弓矢を隠す、兮は古詩歌に用いられた文中または文末助詞で「呀」や「啊」とおなじ意味
不好 这句用得不好  →この句を用いるのはよくない
这句应该是      →この句はこうでなければならない
赫赫南仲 玁狁于夷  →「赫赫南仲 玁狁于夷」玁狁=匈奴、夷=異民族ということで「匈奴にいる異民族」
当日周武王传令    →当時周の武王が命令した
南仲朔方筑城     →北方の築城
他们扫荡了玁狁之后  →彼らは匈奴を討伐した後、
大获全胜       →全勝して
和此时的情形     →このような状態になった
多么相似啊      →何とそれと同じようになった
可是不知道为什么   →でもどうして
卫将军改动了这句话啊→衛将軍はこの句を変更した
当然作为一名武将   →もちろん一人の武将として
能有这样的文采    →このような文才があれば
就已经可以了     →それでOKだ
这个藏字的确没有用好→この「藏」の字は確かに良くない
一字变动味道大异   →一字の変更の意味合いは大きく異なる
这个藏字       →この「藏」の字
倒更像范蠡的     →范蠡の「飞鸟尽良弓藏」にもっと似ている 
飞鸟尽良弓藏     →飛ぶ鳥を打ち尽くせば弓はしまわれる=天下定まって功臣の棄てられること
原来卫将军欣赏范大人→なるほど衛将軍は范大人を素晴らしいと思っている
舍去半生功绩     →半生の功績を捨てて
隐于山水之间     →山と水の間に隠れた
皇上可能看出     →皇帝はもしかすると見抜くかもしれない
这个藏的变动     →この「藏」の変化を
全文中        →全分の中で
可以堆敲斟酌之处   →よくよく考えて
就这一字而已     →この一字だけ
更何况橐和藏在此处  →それに橐和(おそらく武器の名前)はここに隠す
本身就是一个含义   →本心に含まれている意味を
也许因为知道     →もしかして、
卫将军欣赏范蠡    →なぜなら衛将軍が范蠡を素晴らしいと思っていることを知っているから
所以才能读出其中的含义→こそ、この意味を読みだすことができる
试问当今朝廷上    →今の朝廷内で
有几个人       →何人が
能像你一样子解卫将军 →あなたと同じ様に衛将軍を理解できるかを試している
一般人只是把他当做一介武夫 →普通の人は彼をただ一介の武人と思い、文章の作りが良くない、と思うだけ
做文章时用词不当罢了
那卫将军又不是司马相如→それなら衛将軍は
为何突然作一首歌赋  →どうして突然この歌詞を作り
传唱回建安      →建安に伝え回ったのか
无忌应该是想借此歌谣 →無忌はおそらくこの歌詞を借りて
试探皇上的心意    →皇帝の心を探ろうとした
周武王是帝王中罕见的 →周の武王は帝王の中でもまれに見る
以武力震慑四海    →武力と恐怖を持っていた
却得到百姓爱戴的天子 →にもかかわらず天子を敬愛した
无忌是明着赞誉周武王 →無忌は明らかに周の武王を称賛している
实则想借周武王    →実際周の武王の思いを借りて
表明自己的心意    →自分の心の中をを表明している
当今边关       →今、国境近くは、
还未能完全稳定    →まだ完全には安定していない
而卫将军知道     →衛将軍は知りたい
打完羯族之后     →羯族の討伐完了後
必定还要去巩固边关  →国境近くを強固にする必要がある
可是在卫将军的眼里  →しかし衛将軍の眼の中には
羯族根本就算不了什么 →羯族はもともと大したことではない
更何况是去守护城池呢 →おまけに城と壕を守るために行くとなれば。。
他需要的       →彼が必要としているのは
是一个真正的对手   →ライバル


Xiǎnyǔn【猃狁】周代の北方民族の一つ.後の匈奴(きょう ど)
shuòfāng【朔方】北方
sǎodàng【扫荡】掃討する
zhēnzhuó【斟酌】見はからう.考慮する.斟酌(しん しゃく)する
hǎnjiàn【罕见】まれに見る.めったにない.
zhènshè【震慑】震え上がらせる

石舫で九爺、石谨言、莘月らが、
衛無忌の話した詩に対して討論しているのでしょうが、
戦いが大体終わったし、警備はつまらないし、
他にライバルもいないし、
どこかに隠れよう(隠居?)かということでしょうかね。
それを皇帝が許可してくれるのかな〜と思って言ってみたということですかね
武人だからあんまり文才がなくてもいいとか言ってますが。。。
私には難しいです。




宮廷に莘月が呼ばれ10日後宮殿に入って、
子供を産むように言われます
予想していたことが的中したようです。


莘月は考えます。
红姑と話をします
红姑は子供の事は卫将军が帰ってきてから考えればいいと言います。
卫无忌は然し皇帝の命令に逆らって私を家に連れ戻すと言うことであれば。。。
問題があると言うことでしょう。
間違いを起こしてはいけないと言う考えのようです。


それを遠くから見る九爺


莘月は九爺に頼み事をします。
莘月は早産させる薬がある事を調べました。
九爺にそれを使って早産されてくれ、つまり宮廷の迎えが来る前に生んでしまおう
と言うことです
自分と子供の命を懸けて冒険を犯したいと莘月は言います。
九爺はその苦しみを見たくないと言います
私は貴方の医術を信じている、命を懸け、そして勝つと。。
もし九爺が答えてくれなければほかの医者を探すといいます
部屋を出ていこうとする莘月に九爺は答えます
莘月は九爺の心を見抜いていました。きっと答えてくれると


九爺は準備をします。
然し心は落ち着かないようです。
準備しながら独り言を言います
もし失敗したら一緒に逝ってあげてもいいと


そして朝
スープを飲んだ後、花の香りを嗅いで転ぶと
薬の効果が出てくるそうです。
そのあと子供が出てくるようです


九爺は腕をつかみ思いとどまらせようと別の作戦も用意します。
貴方が許すなら今すぐに建安の街を離れる用意をすることができると
そのあとの事は私が対応するといいます。
莘月は九爺の気持ちを理解しますが、
九爺に面倒をかけたくないと言いいます
莘月はさらに卫无忌を一人には出来ない逃げることもできないと言います
そしてつかまれた腕をほどきスープを飲みます。



宮廷の医者が莘月を見に来て、3日後に迎えに来ると言います。
それを送る莘月、作戦開始です。
階段付近で心を決める莘月ゆっくり下りながら足を滑らせ、倒れます。
苦しむ莘月、九爺は助け抱えながら腕に隠した花の臭いをかがせます。
宮廷の医者を待たせて、そのまま出産に入ります。
医者はどうやって皇帝に報告するか悩んでいるようです。
石谨言、石伯はアイコンタクトで作戦を進めていきます。
そして子供が生まれます。
子供を莘月に見せる九爺、
莘月は子供に謝ります。


そして子供をすり替えて宮廷の医者に渡します。
無事でよかったと子供を持ち帰る医者です。
九爺が立ち上がった時、莘月が出血します。
莘月はつかれた、眠りたいと言いますが、
九爺は眠ってはいけないと言います。
寝るとそのまま死んでしまうのでしょう。。。
九爺は思い出を語ります。
莘月はもしかして私はもうすぐ死ぬのと九爺に問います。
九爺は私がいる限り死ぬことはないと言いますが、
莘月は九爺に謝ります。いろんなことをさせてしまってと。。
眼を閉じる莘月に九爺は眠るなと言い続けます。


皇帝と秦湘は莘月の子供を診ます。
そして莘月の状況がよくないことを聞かされます。
秦湘は莘月を助けてくれと皇帝に頼みます
皇帝は一番いい医者を向かわせます。
皇帝は複雑なようですが、
秦湘は莘月を苦しめたいから死んでほしくないのでしょう。


莘月は石风に卫无忌の知らせはないのかと聞きます。
もしかしてもう会えないと思ったのでしょうか。。
九爺は看病を続けます。
石风は凱旋中の卫无忌を軍のところまで行って卫无忌を呼び叫びます。
石风は卫无忌に状況を話します。


夢の中の莘月、莘月は父に会います。父は莘月にこちらに来るんじゃないというそぶりを
しますそして帰れと。。
朝になり卫无忌が入ってきます。
「不要离开我」と言い続ける卫无忌、
そして莘月の意識が戻ります。
抱き合う莘月と卫无忌、涙を流す莘月
卫无忌はもう子供はいらないと言います。



皇帝は子供に嬗という名を送ります
皇帝は皇后にこの子は皇后が育てなさいといい。
更に王子よりも大切に育てろと言います。


子供を奪われてしまった形になった卫无忌は莘月に謝ります。
莘月はまだ言うことは出来ないと考えます。


そして二人は家に戻ることにします。
卫无忌は九爺に会って礼を言いたいと言いますが、
代わりに石谨言が受け答えます。
石谨言は卫无忌に処方箋を渡します。
そして絶対に信頼できる医者を選ぶようにといいます。

卫无忌は莘月を抱きかかえて馬車に向かいます。