異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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202210.08皆既月食・月の明るさを予測して明るさ調整するのは非常に難しい。

2022-10-08 上海

普段は星が見えなくなって迷惑に感じることが多い月ですが、この日は特別です。月は中国語で月亮(ユエ・リャン)といいますが、日本語でって音読みでも訓読みでもユエって呼べませんよね?
某漫画で月と書いてユエって読んでたのに違和感を感じたことがありますが。。。まあそれは良いとして、
2022-10-08は月蝕でした。皆既月食更に天王星が月に隠れるという日でもあり次にこの現象が起こるのが4344年8月とかwww
そこまでは生きてられないのでまあこの日を見逃すともう後2300年以上生きないと行けない無理ゲーな現象です。
ということで早く帰りたかったのですが、なんせこの日会議が18:00まであります。早退も考えたんですが。。。ちょっと流石に無理ですww

ちなみにこの日の上海の日の入りが17:00です。
皆既月食の始まりが17:10分ぐらいですが、月が出るのもそのくらいですが、結局太陽もですが、地平線からでても大気などがあって実際の時間より少し遅く出る感じですね。
更に空気の綺麗さにもよるのでしょうけど、地平線からではなくてそのちょっと上から出ることが多いです。
更に個人的な経験からですが、下の方に出る月はもともと赤いです。また影に隠れてしまうと薄すぎて見えなくなる(大気で)可能性がある。
ということでそこまでうまくいくとは思えないのですよね。
普段でも撮影中大気の層から上に上がるに連れて白くなって最後は白飛びしちゃうのでこれをうまく調整しなくてはいけないのですが、月蝕要素が加わると更に難しくなりますね。



このイベントに外灘にはすごい人が集まっていたようですね。

実際の月蝕

カメラはα7R4、レンズはタムロン70-180の180mmを使います。これが今手持ちで私の最大望遠です(そういえばM43の600mmもある)。180mmだと月はものすごい小さいです。

最初の始まりは撮影できませんでしたが、19:20分ぐらいに帰ることができましたのでそこからになります。
月は赤い状態ですね。地球の影に隠れている状態です。

カメラの設定をマニュアルモードにしてタイムラプスを行いますが、設定の変えどころが難しいです。
しばらくすると左下の方が明るくなってきました。ここで完全に白飛びしてしまいましたね。。。

タイミング難しいです。明るいところの白飛びをなくして、月の模様を出すという感じで設定していました。
最初は露出補正でやってましたが-3になってもまだ明るくなるので、シャッタースピードで変えていったほうが良かったですね。

シャッタースピードでうまく調整できているつもりでしたが、実際の写真を見てみるとなかなかうまくいていませんでした。

マニュアルで設定を変えながら20:45分ぐらいまで撮影をしていましたが、まあ難しかったですね。
もうちょっとうまくできたかもしれませんが。。。こういう撮影は本当に難しいと感じました。


単純に満月だと
ISO200:1/500ぐらいの設定ですかね?
ISO固定にしてやりたかったのですが、月の動きって早いので、シャッタースピードが長すぎるとぶれます。遅くても1/10とかにしたいです。
そうするとISO固定でいくのも結構きついんですよね。
まあ次月蝕があればもうちょいうまくいけますかね。。。。でも月はもう良いかも。。。
余談ですが、スマホで月を撮影してスマホすごいと行っている人いますけど。。。やっぱ所詮はスマホだと思いました。

ということで月蝕イベントでした。