異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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8bit+FRCとTrue10bitモニタの違いはなんですか?

最近4K+10BITで動画が作れると言うカメラが出てきてますが、そもそも10BITで見られるモニタを持ってないと意味がないと思うのですが。。。。
現状はまだ8BITディスプレイが支流だと思います。10BITはもっと普及してからでも良いかなと思ってますが、iPhoneの最新バージョンは10Bit表示に対応しているようですね。
ということで8bit+FRCとTrue10bitモニタの違いはなんですかということで、再びモニタのカラーについて考えてみます。
中国語では「8抖10bit」というようです。「抖」は震えるという意味ですが、これにはどんな意味があるのでしょうね。
参考にした記事は以下になります。

https://www.isolapse.com/true-10-bit-vs-8-bit-frc-monitor-what-is-the-difference/

真の10ビットモニターは、チャネル毎(赤、緑、青)に1024の色を提供します。

  1. True10BITモニター:全体で1024 x 1024 x 1024 = 10.7億(約)の色を表示できます。
  2. 8BIT+FRCモニター:実際にはチャネル毎に8BIT(256)を持っていますが、それでも最大10億7000万(約)の色を表示できます。


両方のモニタともに10BIT表示ができるとあります。
8BIT+FRCは8BITにもかかわらず10BIT表示ができるのですが、これを可能にしているのがFRCということです。

FRC(フレームレートコントロール)

8ビット+ FRCモニターは、元の色に隣接する色を使用し、これら2つの色を連続して flash して、元の欠落している色を見るように目を欺きます。
とあります。中間の色を素早く点滅させて表示して目にはその色に見えるようにしているということですね。
これをフレームレートコントロールと言うようです。点滅していたらチラツキが目立つんじゃないと思いますが、
最新のディスプレイは非常に速いリフレッシュレートをサポートしているため、ほとんどの場合、FRCによるちらつきは見られません。
要するに点滅はわからないとのことです。


最初の答え合わせですが、 中国語だと「像素抖动技术」というようですが、英語にしてみるとPixel jitter technologyになります。
8ビットを震わせ動かして10BITにするということでしょうね。


この記事では
「カジュアルユーザにはTrue10BITのディスプレイは必要ありませんが少なくとも8bit+FRCのモニタを選んだほうが良い」
とあります。
そのほうがトーンジャンプが少なくなるとのことです。

同じような別の記事を読んでもやはりわからないということですが、
私は会社で使用しているPCは6BIT+FRCで8BIT表示になっているものを使用していますが、色に関してはやっぱりTrue 8BITのほうが良いです。
6BIT+FRCはやはり色がはっきりしませんね。というか色自体も出てないです。


以下のスクリーンショットですが、最初が10BITディスプレイ、2つ目が、8BITディスプレイのスクリーンショットですが、6BIT+FRCのモニタで見ると両方ともトーンジャンプして見えます。iPhoneXRだと違いわかりません。
ちなみに6BIT+FRCのディスプレイ。。。液晶自体の性能もあるのだと思いますが、どう見ても色表現がおかしいというかiPhoneのほうが明らかに綺麗です。10BIT必要ない人も6BIT+FRCで8BITにしているモニタはやめておいたほうが良いと思います。


スクリーンショット自体がJPGなので10と8の違いはでてこないと思いますが、実際に見るとまあ何となく違うかなと言う感じはします。
極端な強調をするとわかりやすいですね。後は暗部ですかね。10Bitディスプレイで見た暗部と8Bitディスプレイで見た暗部は明らかに違います。
8Bitはほぼ真っ黒になっているところも10Bitはちゃんと良い感じに暗く表現されています。8bit+FRCはここをちらつかせるということなのでしょうか。。。ちゃんとやってくれるんでしょうかね。。。


もっとわかりやすい作例があればよかったんですが。。。
ということでせっかく10BITで良い感じにレタッチしてもJPGに持っていくと。。。。
真っ黒になってたり、なんか違うじゃんってなってることがあります。これなら結局なんか最初から8BITでレタッチしておけばよかったと思ってしまうかもしれませんね。
まあ同じ8BIT同士でもショボディスプレイと高級ディスプレイだと色領域も違ったりしますし、実際の映り全然違いますからね。
色合いはスマホによっても色合いがちょっと違ってくると思います。
また自分で見る分には10BITが良いですが、人に見てもらう際に。。。クラウドにあるものを見せてからあれ。。なんか色合いが違う?!

これは本当に見せたかったものじゃない~~~~~

とか言っても、わざわざ自分の家に来てもらって自分のディスプレイで見せるってわけに行きませんし。。。
これって写真を印刷するときにと似たような感じですね。。実際に印刷するとなんか違うってことありますよね。これ印刷屋さんのプリンタとかの性能違いでなかなか解決できないんです。
ということで素直に一般的なsRGB、8BITでやったほうが良いのかもしれません。

お手軽に10BITディスプレイを使いたかったらMAC

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後i最新のPhoneは10BIT対応していると思われる。10億色がキーワードです。

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