異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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蘭州にもある丹霞地貌の絶景、杏花村树屏丹霞景区

2017-02-12
2/14日の情人节も出張中です。
片頭痛で頭ががんがんします。とりあえず薬は飲みましたが。。治まることを祈ります。
蘭州永登県杏花村树屏丹霞景区
出張で蘭州に来てています。たぶん最後の週末です。
来た時のものすごい寒さは峠を越したようです。少し過ごしやすくなりました。
ということでどこか近くに絶景スポットがないものかを調べてみました。
何とここ兰州市には、甘肃兰州杏花村丹霞地貌という丹霞地貌(たんかちぼう) があるようです。
永登県ということでホテルがある場所と同じ県ではないですか。。。
丹霞地貌で有名なのはおなじく甘粛省張掖市にある張掖丹霞地貌(ちょうえきたんかちぼう)ですが、
甘粛省は横に長く蘭州から張掖までは結構遠いです。半日で戻ってこれる距離ではありません。
杏花村丹霞地貌、树屏丹霞景区なんて聞いたことがないですが、ホテルからは30km強の距離しかないので、
試しに行ってみることにします。
ちなみにバスでも行けるようですが、3時間とか。。。

どこに行くか悩んだ際に参考にしたサイトです。

http://mt.sohu.com/20160929/n469401312.shtml
兰州杏花村丹霞地貌


滴滴打车を使うしかないですね。滴滴打车で杏花村を指定すると約120元ぐらいです。
さっそく運転手が見つかりました。そして杏花村の丹霞景区を知っているかと聞くともちろんと言いますが、
あんまり綺麗ではないといわれます。丹霞地貌を見たいのであれば張掖に行かないとと。。。。
いやそれは私もわかっているんですけどね。。。。
運転手は更に黄河石林のほうが奇麗だといいます。

ちなみに树屏丹霞景区の正確な場所は甘肃省兰州市永登县东南部树屏镇です。
運転手は高速道路を使って目的地まで行きます。途中で高速を降りした道を使っていきます。

この辺りの土地を見て心配になってきたのが、行きはまあいいとして、
同僚は観光地だから大丈夫だといいますが、超マイナーな観光地です。

帰り道。。。これ車捜しても絶対居ないよね。。。ということです。これは運転手と交渉するしかないですね。

いくつか村を越えていくと地形が黄色からだんだんと赤みを帯びていきます。
そして杏花村につきました。树屏丹霞景区という看板を元にさらに奥に進んでいきます。


ついに目的地、树屏丹霞景区に到着です。




そしてそこに見えたのは絶景でした。
蘭州永登県杏花村树屏丹霞景区

イヤー。。。本当に凄い地形ですね。張掖はもっと凄いということですが、私はここでも満足です。

蘭州永登県杏花村树屏丹霞景区


このへん展望台を作ろうとしているようですが、人がほとんどいません。
滴滴打车の運転手は運賃精算をしようと思ったようですが、ネットがつながりません。
私のほうも圏外になっています。。。。
私は運転手に、私がここで30分間観光するからその間待っていてくれと話します。
運転手はそれに同意したようです。どっちにしてもこっちも支払いができないので待つしかないですね。

この地形どうしてこうなったんでしょうかね?そしてこんなに綺麗なのになんでほとんど見に来る人がいないのでしょうかね?
携程(Ctrip)などのAPPを検索しても出てこない穴場的スポットです。
百度で調べると、この奥もあるようです。下に降りて見ることもできるようですが、私はこの遠距離の景色で満足です。
山を登っている人もいます。

蘭州永登県杏花村树屏丹霞景区


30分ぐらいぼーっと景色を眺めて感動していましたが、時間です。杏花村まで降りるとネットが使えるようで支払います。
運転手がこの岩がきれいたと言って車を止めてくれました。。。。



そしてそのままホテルまで送ってもらうことにしました。


帰り道運転手は高速道路を使わずにすべて下道で戻ってきました。
帰りも同じ金額を払います。

ということで今回の树屏丹霞景区ですが、私は満足しました。昨日の市内よりも全然よかったです。

最後に树屏丹霞景区から空港までのルートはこんな感じです。


ちなみに航空写真はこんな感じです。

航空写真だとなんか凄い地形ですね。

それでは。。。。

蘭州出張5日目、週末の朝、荒野を散策

2017-02-12
蘭州出張5日目です。今日は日曜ということもあり、朝はまったりと起きて同僚と散歩に行きました。
私が宿泊しているホテルは飛行場が近いこともあり飛行機が通るとものすごい音がします。

ホテルから外に出ると見えているモスクともう一つはたぶん寺でしょうかね、そしてそのあたりの裏山を歩いてみました。

この辺は黄色い土、黄土でできていて割と柔らかい地形なんではないでしょうかね?砂埃がすごいです。
またこの小さな町以外はすべて荒野になっています。遠くを眺めると都会なんですけどね。
まず最初にモスクを目指します。途中に民家がありますが、
ここで買われている犬にめっちゃ吠えられます。
噛まれたら怖いなーと思いながらも気にせず前に進みます。

さらに進むとこれはマンションでしょうかね?

建設途中のようですが、工事が続けられているとは思えません。
どうも枠だけ作って次の投資を待っている状態なのでしょうかね?しかし、こんな荒野でしかも土地が安定していない場所で
マンション作っても大丈夫なのでしょうか?

マンション近くにモスクがありました。車は立ち入り禁止のようです。

構わず歩いて進みます。モスクまでの道は土で固められていて、土がすでに崩れています。
これって。。。すでに廃墟と化したモスクのようです。

次に遠くの寺っぽい場所を目指しますが、途中ですごいトイレを見つけました。

こんな場所なので水は流れるはずがありません。
中に入るには勇気が要りますね。

寺っぽいところに行く途中、また犬に吠えられます。


寺だと思っていましたが、どうやらただの展望台のようです。
しかしここも封鎖されています。廃墟ですね。

階段を下りてさらにまっすぐ行き右に曲がると、またモスクに戻ってきました。
このモスク2000年に建てられたようです。完成した気配がないので、17年間放置されているような気がします。

さらに奥に進み、すでに車は通れないような道です。地面が水で削られています。

貯水池がありました。石を投げてみましたが、水は完全に凍っています。

この辺りは開発しようとして止めたのでしょうかね?

さらに荒野を進んでいきます。すでに廃墟となった展望台に登ってみます。

裏側は完全にどこまでも続く荒野のようです。西部劇に出てきそうな感じです。
风滚草がたくさん生えてますね。

ということで朝の散歩がてら兰州新区の荒野を散策しました。柵とかがないので気をつけないと危ないですね。
昼からは、树屏丹霞景区を見に、杏花村まで行くことにします。

昼食はまた同じ店です。

蘭州市内観光、蘭州黄河鉄橋から黄色くない黄河を眺める。

2017-02-11
白塔山公園,中山橋(蘭州黄河鉄橋)
出張で甘粛省、蘭州市に来ています。
今回は旅行ではなく、仕事なので、あまりいろいろな所にはいけませんが、週末午後、空いた時間に少し蘭州市区に行ってきました。
出張先は蘭州市でも蘭州新区なので市区までは距離で75kmも離れています。
バスでも行けるようですが、めんどくさいので滴滴打车を使い車を呼びます。
白塔山公園入口まで行ってもらいます。約一時間ぐらいでしょうか運転手と話をしながら市区に向かいました。
運転手は新区にはたくさんのアパートがあるが、だれも住んでいないと全部「鬼城」だといいます。
ショッピングセンターもたくさん建てているが、店が入っていないと話します。
これは政策を間違えていると。。。。私的にはGDPを稼ぎたいだけなのかな?ともおもいますがwww
それにしても蘭州新区の道って車が少ないのにやたら広いですね。
蘭州新区を超えると荒野というか荒山と言いましょうかひたすら黄色い景色が続きます。
運転手さんは帰りも必要であれば呼んでくれと言い、電話番号を渡してくれました。
滴滴打车の料金は165元でした。帰りを考えると320元もかかるんですね。。。


まずついたのは白塔山公園です。黄河には中山鉄橋がかかっています。
それにしてもまず一番驚いたのが、

黄河って黄色くないんだ??

それにしても人がたくさんいます。

白塔山公園

白塔山公園
白塔山公園ですが公園といっても山です。
途中に寺見たいなところもありますが、私は白塔寺の塔を目指して登り続けました。
白塔山公園
この塔にはお決まりのタルチョーが巻きつけられていました。

白塔原为纪念去蒙古谒见成吉思汗而在兰州病故的一西藏萨迦派喇嘛而建

白塔は元々チンギス・ハーンに会いにモンゴルに行く途中蘭州で亡くなったチベット仏教の僧侶のために建てられたものだそうです。
この塔はチベット仏教によくある形ですね。


それよりもここからの眺めは素晴らしいです。
白塔を超えてひたすら上まで登ります。こういう景色が見られます。

後、上に登ってみると空気は意外にも澄んでいないと感じました。ガスってます。
これって黄砂なんでしょうかね?
また私のG-Shockでは標高は1500mとなっていました。


白塔山公園,中山橋(蘭州黄河鉄橋)

白塔山公園,中山橋(蘭州黄河鉄橋)
歩いて上っているときに知りましたが、この山にはロープウェイがあります。
川の対岸側から出ているようです。


中山橋(蘭州黄河鉄橋)

橋を渡って白塔山側から見る景色が蘭州でも奇麗な景色の一つだと思います。
中山橋(蘭州黄河鉄橋)

この場所の橋は明の時代からあったそうで、明時代には浮橋だったようです。
清の時代になって、ドイツの企業に依頼して作ってもらったようです。
黄河で一番はじめに建てられた橋ということです。
「天下黄河第一桥」とも呼ばれているようです。長さ234m,幅7.5mだそうです。
今は歩行者しか通れないようです。
この日は元宵节なので橋に提灯がたくさんかかっていました。
白塔山公園,中山橋(蘭州黄河鉄橋)


橋の上からです。下のほうがガスがかかったみたいになってますね。
中山橋(蘭州黄河鉄橋)



夜まで待って夜景でもと思いましたが、そこまで元気がなく、帰ってきました。
帰り道、運転手に黄河が黄色くなくてびっくりしたと話すと、夏は水が多くて本当に黄色い川だが、今は水が無い時期なので、
ダムが堰き止められていて、水が少ない。そのためこんなに奇麗な色なんだと。。。
せっかく黄河を見に来たのにこれじゃあがっかりですよね。
でも黄色い川は浦東江で見慣れているからよしとしましょうwww


蘭州市区から出る途中広大なショッピングセンター街があります。しかーし店が全く入っていないとのこと、
運転手いわく、
もともと市区内のショッピングセンターを全部ここに集中させようと計画したらしいのですが、
うまくいかなくて鬼城(ゴーストタウン)
状態になっているとのこと。。。。無駄遣いしすぎですね。
そしてまた荒野を超え蘭州新区に戻ります。

とりあえずこれで蘭州市区は満足です。



戻ってきて夕飯は羊羔肉を食べました。

この日は金星がはっきりと見えていましたが、ほかの星は全く見えませんでした。

蘭州出張3日目、より良い環境を求めてホテルを変えてみるも。。。。

2017-02-10
甘粛省、蘭州市に出張に来ています。
今日の蘭州は最高気温が0度です。
また、私のGshockマッドマスターは標高1900m付近と表示しています。

高山病は2500mぐらいからだということなのでここは大丈夫だと思います。
思ったよりも空が晴れ晴れしていないのが残念です。星も月と金星しか見えません。
もしかして蘭州は空気がそれほど良くないのかなと思ってしまいますね。

蘭州出張3日目、泊っているホテルのそばに何もないのが気に入らず、少しにぎやかな場所にホテルを変えてみました。
予算一泊150元から200元ぐらいまでのホテルで泊まっています。
予約したのは格林豪泰酒店(Green Tree Inn Hotel)です。
中国では割と有名なチェーンホテルです。昔上海のこのホテルに泊まった時、悪くない記憶があったので、
ここにしました。このホテル、そんなに高層ではなく、街の中にあるので、窓なしでいいやと思って、窓なしで予約します。

格林豪泰酒店(Green Tree Inn Hotel)


入ってみると部屋せま!!!部屋はめっちゃせまいです。
ここの写真に写っているだけでほぼ全てです。

そしてシャワーとトイレがこんなに密接に。。。

ということでこの部屋はちょっと。。。アメニティも結構手抜きっぽいですね。
しかも、付近に店はたくさんありますが、なぜか全部シャッターが閉まっています。

これはまだ春節ということなのでしょうか?それとも廃れているだけなのでしょうか?
この辺は元宵節が終わるまではきっちり春節ということならよいのですが、ちなみに元宵節は02-11日です。
まさか元宵節をこの蘭州で過ごすことになるとは。。。

泰华宾馆(TAIHUA HOTEL)

ちなみに前のホテルですが、空港近くの泰华宾馆(TAIHUA HOTEL)です。
ここのフロントはすごく丁寧で親切だと感じました。
雪が降ってお湯が出なくなった時も親切に対応してくれたので我慢しましたが。。。
最低限の食べ物屋と、スーパーがあるので、やはりこっちに再び戻るべきかw

部屋は結構広いです。

シャワールームもこんな感じで広いです。

両ホテルアプリ内では内宾(中国人のみ)となっていますが、行くとちゃんとパスポートを提出して泊まることができます。

週末ですが、やはり慣れない土地でしかも仕事だと結構疲れますね。
旅行だったらどんなに良かったことか。。。
いろいろ妄想が膨らんでいまいたが、結局寝て終わるかもしれません。。。

蘭州出張2日め、蘭州ラーメンはもう飽きた。妄想が膨らむ蘭州。

2017-2-9
蘭州出張2日めですが、この日は朝からキンキンに冷えていました。

昨日より寒いマイナス12度です。雪はそんなに積もらなかったようですね。
体感気温はマイナス10度、日の出は7:58分、日の入りは18:40分です。日の出が遅いですね。
乾燥している分、寒くても少し耐えられそうです。つま先は無理でしたが。。。

着いた日の晩、1日目の夜、2日ともホテルのお湯が出なくて、風呂に入れませんでした。
乾燥している地方とはいえ、さすがにやばいです。今日は入れなければホテルを変えようと思っていました。
朝、フロントで聞くと、どうやら私たちが到着した日、急に雪が降って、ボイラかなんかが故障したようです。
今日の夜までには修理されるということで一安心。仕事に向かいます。
朝食ですが、朝から蘭州ラーメンはちょっときついですね。というかこの味もう飽きました。
違うものを食べたいのですが、この空港近くの小さな街、朝はラーメン以外はない店がほとんど。。。。
もうここの人はどうしているんでしょうね。
ちなみにこの辺りタクシーがほとんどいないので、
滴滴打车で車を読んで会社まで行きますが、滴滴って便利ですね。
滴滴がなかったらどうしたのでしょうかwww


仕事中も工場だからですかね?事務所の中にエアコンがなく暖气しかありません。しかしこの暖气。。。
そばにいないと温かくないです。。。
部屋の中でダウンを来て仕事をしていました。

しかし工場内に入るとメッチャあったかいです。工場内の暖气はめっちゃ強力で、
触るとちょっと火傷しそうなくらいです。
ずっと工場内にいたほうがいいかもしれませんね。
仕事はまずまず順調に進んでいます。


夕食は西北菜です。辛いのをひとつ注文しました。

麻辣の麻、私が大好きな味ですが、これ食べると明日がやばそうです。
明日は金曜日なので、夕食時に近くの観光スポットを探していました。
兰州市内までは約75kmあります。しかも兰州市内ってあまり興味をひかれる観光地がないのですよね。。。
見たとしても茶色い黄河ぐらいでしょうか。
少し上の白銀市景泰县には黄河石林风景旅游区というよさげな場所がありますね。
またこの兰州市から青海の西寧までは高鉄で1時間ちょっとで行けるようです。青海湖を見に行くのもよいかもしれませんね。
一番有名なのは张掖、嘉峪关、敦煌辺りのシルクロードですが、
高鉄がなく遅い汽車なので嘉峪关まで4時間弱ぐらいかかるようなので結構遠いですね。
敦煌は前に一回行ったので今は興味なし、またここ兰州からだと飛行機のほうが良いかもしれませんね。



その前に必死に仕事をちゃんとかたずけます。

春節明け、すぐに蘭州に出張になりました。

2017-02-07

2/3日に帰ってきて休み明け、火曜日にすぐ、甘粛省,蘭州市まで出張になりました。
前日大急ぎでPCをセットアップして、もう大変でした。
大体一週間ぐらいの予定です。外ではなかなかブログが書けませんね。
春節9日間行っていた重慶市、四川省の記事がまだまとまっていないので、困りました。。
甘粛省はちょうど四川省の上あたりです。またすぐにこんなに西まで来るとは思ってませんでした。
甘粛省は以前、敦煌に旅行したことがありますが、蘭州市は初めてです。
しかも今回は旅行ではなく仕事ということで少し気が重いですね。

上海浦東空港を出発して、蘭州中川空港につきます。

空港から外に出るとめっちゃ寒いです。マイナス7度ということですが、アプリで最低はマイナス13度になってますね
うっすらと雪が積もっていました。ここの雪はサラサラの薄い雪ですね。寒いからでしょうね。
この辺は何気に標高が1900mm近くあります。


取引先が空港の近くということもあり、空港の近くの宿にしました。
一泊176元の宿ですが、結構きれいな宿です。しかもこの宿Ctrip(携程)では内宾(中国人しか泊まれない)となっていましたが、
電話で問い合わせた所、ちゃんとパスポートでも泊まれます。

21時過ぎに到着して、なんだかんだで宿に着いたのが22時前、
少し腹が減ったのでホテルの周りを散策しましたが、飲食店はすべて打烊になっていました。
この辺は何もない辺鄙な所です。。。。遠くのほうが明るいので市内はもっとにぎやかなんでしょうね。

そして兰州といえば兰州ラーメンですが最初の日は食べることができませんでした。


ほんと、仕事が順調に進んでくれることを祈ります。


もし暇があれば市内中心まで行ってみようかと思います。
この辺いろいろ行きたいところあるんですよね。。。。。。

翌朝、朝食に兰州ラーメンを食べましたが、上海と味は変わりませんね。
ただ牛肉面の中に肉がほとんど入っていません。
また地元だから兰州ラーメンと書かずに牛肉面と書かれている看板が多いですね。


出勤する際めっちゃ寒かったです。少しなめてました。。。
これは靴を買い替えないといけないかもしれません。。。。。
普通の革靴だと足の先っちょが冷たすぎます。靴下重ねて履くか。。。

敦煌・トルファン・ウルムチ-中国シルクロードの旅行記。(18)最終回まとめ

たかだか5日の旅行に18回も使ってしまいましたが。。今回の旅シルクロードはとてもよかったです。
最初は敦煌に行きたくてついでに新疆ウイグル自治区もという感じでしたが、新疆ウイグル自治区は人が割と少なくて、絶景も多いのでとても良いですね。

最後にいい加減ですが、今回の旅行の時間テーブルと所感をまとめてみました。
全体MAP

1日目:観光地2つ

敦煌MAP

フライト上海(7:15)→西安(経由)→敦煌:15:30着(30分遅れ)
ホテルチェックイン16:40~
鳴砂山17:30~19時過ぎ
夕食19:30~
ナイトショー20:30~
夜店22:00~23:00タクシーでホテルに戻る(20元)

記述していない敦煌内の移動は全て貸し切りバスでの移動です。
※少しタイトスケジュールでしたね、もしかしてショーを見なければもう少しゆっくりできたのかも知れませんね。
2016-10-3日(全体)上海から敦煌までの移動奇跡

2016-10-3日(敦煌市内)敦煌市内の移動軌跡、右に切れているのは空港からです。

ホテルから市内までは結構離れています。タクシーで15元ぐらいの距離。

2日目:観光地4つ

敦煌MAP

ホテル7:30
莫高窟8:30~13:00ぐらい
昼食13:30~
漢長城15:00~
玉門関~17:10
河倉城17:30~
夕食20:00~
柳園駅22:00
問題発生!23:30の列車が取り消される
寝台列車1:30乗車

全て貸し切りバスでの移動です。
※寝台列車が取り消されるという事件は初めてです。 どうやら列車が故障したようです。ガイドさんも初めての体験だと話してくれました。
2016-10-4日(敦煌)移動軌跡

左側は遺跡、上は柳園駅です。敦煌から柳園までは2時間ぐらいかかります。 この道のりの星はとてもきれいでした。なぜか、駅につくと星は見えなくなってましたが。。。

3日目:観光地7つ

トルファンMAP

トルファン駅9:12(本来は7:00ぐらいに到着予定)
朝食11:00~
火焔山12:20~
ベゼクリク石窟12:30~13:30
アスターナ古墳14:00~14:20
昼食14:30~16:00
高昌故城16:21~18:00
蘇公塔18:50
カレーズ19:18~19:32
交河故城19:50~20:30
夕食21:30~

全て貸し切りバスでの移動です。
※昼食が長すぎですね。到着が遅れましたが、これを30分ぐらいにすればなんとか大丈夫だったかも。ガイドさんは完全にウイグル時間ですね。
2016-10-5日

上の右からの軌跡は列車の軌跡トフファン駅は3つ目の足跡ぐらい。残念ながら奇跡が大分漏れてますね。 この辺りはスマホの電波もよくなかったです。



4日目:観光地2つ

トルファン⇒ウルムチMAP

ウルムチMAP

朝食8:00~
トルファン→ウルムチ(260㎞)8:30~12:16
昼食~12:45
天山天地駐車場13:05
天山天地15:00
天山天地駐車場→ウルムチ市内へ16:00
バザール17:50~
食事ORナイトショー19:00~

全て貸し切りバスでの移動です。
※この日時間的にはちょうどよい感じでしょうかね。私としては高速の途中で止まって写真を撮りたい気分でした。
2016-10-6日(トルファンからウルムチまでの行程)

2016-10-6日(ウルムチ部分拡大右上が天山天地)

バザールの所が抜けてますね。。バザールはウルムチ市内の右下にあります。



5日目:観光地1つ

ウルムチMAP

朝食9:00
出発10:00
ウルムチ博物館11:20
昼食12:30
空港着13:30
空港ゲートに並ぶ14:30
荷物検査~15:30(めっちゃ時間かかります)
フライトウルムチ(16:56)→上海(20:56)

全て貸し切りバスでの移動です。
※少し時間を持て余していた感じです。ウルムチ空港の検査はとても厳しいです。 2016-10-7日

今回泊まったホテル

ホテル情報:
敦煌:敦煌山荘(The Silk Road Dunhuang Hotel)

トルファン:火洲大酒店(Huozhou Hotel)

ウルムチ:華凌大飯店(Grand Mercure Urumqi Hualing Hotel)

※一泊は寝台列車

料理

食事はあまり期待できないですね。
敦煌は甘粛省ということで、蘭州ラーメンのイメージですね。
出てくる料理も中華が混ざってますが、大体同じような感じです。
新疆ウイグル地区の料理ですが、実は上海でも食べられます。
なのでとりわけ、ここでしか食べられないものはないとおもいます。
本場の新疆ウイグル料理よりも上海の耶利夏利のほうがおいしく感じられたのは私だけでしょうかね?

主な観光地

撮影した写真のみ。

鳴砂山(Mingsha Mountain)、月牙泉(Crescent Spring)

莫高窟 Mogao Grottoes(世界遺産)

漢長城 The Great Wall(世界遺産、万里の長城)

玉門関(小盤城) Jade Gate Pass(世界遺産、シルクロード)

河倉城(大盤城) The river city(世界遺産、シルクロード)

火焔山(Flaming Mountains)

ベゼクリク千仏洞( Bëzeklik Budda Gharliri, 柏孜克里千佛洞)

アスターナ古墳(Astana Tombs、阿斯塔那古墓群)

高昌故城(世界遺産、シルクロード)

蘇公塔

カレーズ

交河故城(世界遺産、シルクロード)

天山天池(世界遺産、新疆天山)

大バザール(国際巴扎、二道橋巴扎)

ウルムチ博物館

鳴砂山、火焔山は奇麗な景色が見られます。
全ての石窟の室内は撮影禁止です。
後、2016年10月時点の世界遺産7か所、世界遺産の種類としては4種類。 後、夜の星ですが、これは天候によりますね。この辺りは雨はあまり降らないようですが、雲が多かったです。

10月にこの時期に行くための注意点

  • 寒いので暖かい服を盛っていく普通の長袖一枚だと寒いかも。  昼は暑くて夜は寒い(昼は場合によったら半袖でも暑い)

  • 砂が多いのと乾燥しているのでその対策。のど飴を準備しておいたら良いかも。

  • ポケットティッシュは必須。(トイレに紙がない)

  • ウルムチの空港は警備が厳しいので怪しそうなものは機内に持ち込まず、預けた方がよい。  (タイマーのあるようなもの、保湿クリームなど)

最後に

最後にですが、私もツアーで何回か旅行していますが、国慶節で混雑するということを考慮しても ここまで予定通りに行かなかったツアーは初めてです。列車が取り消されたのがいちばんいたいのでしょうけどね。 機会があれば今度は甘粛省、新疆の別の場所に行きたいですね。
旅行中の写真は一発勝負なので、また考えている時間もあまりないので、なかなか難しいですね。 いつももっと撮っておけばよかったと後になって思います。
敦煌はまだ良いとしても、新疆ウイグル地区に個人で行くのはきついかもしれませんね。鉄道は建設中のようですが、観光地が離れていて、また公共バスなどが整備されていないので、 どうしても車をチャーターするしかなくなりますね。タクシーもそんなに走ってません。

同じ時期会社の同僚が新疆の別の処に(喀纳斯:カナス)行っていた人がいるようです。写真をもらいましたが、ここも景色が綺麗ですね~。
新疆は自分が行こうと思って行くのは少し大変です。 同僚は中国の団体旅行だったそうですが、新疆には外国人が入れない場所がたくさんあるとのことです。


おしまい。

中国西北シルクロードの旅(7)トルファンに向かう途中、柳園駅でのトラブルと寝台列車

前回に続きシルクロードの旅です。敦煌からトルファンに寝台車で向かいます
前回まではこちら

2016-10-04日、2016-10-05日
敦煌西の観光地を見て回り、敦煌市内近くまで戻ってきますちょうど夕暮れ時期です。

敦煌の日暮れ

敦煌からトルファンに直接行く列車はなく、柳園駅まで行かなければなりませんが、相当な距離があります。 f:id:shan1tian2:20161012232159p:plain

敦煌市内は渋滞しているようで、市内で食事すると間に合わないという事で市内を通らず、トルファンに行くための駅、柳園駅までの道沿いで食事をすることにします。 その場で食事処を探すガイドさんと運転手さん。。。。 そして入った店がなんと蘭州ラーメンです。。上海では最も安い食事処ですね。。。

外に綺麗な星が完璧に見えています。うっすら天の川も。。これ絶好の撮影チャンスなのですが。。。。時間がありません。。 バスに乗り込み柳園駅まで向かいます。バスの仲でしたが、星がマジで綺麗です。北斗七星が完璧に見えていますが、バスの中では。。。これが限界でした。

バスからの星撮影

柳園駅に着いたのは22:10分ぐらいでした。

柳園駅

寝台列車は23:30分ぐらいなのできっちり間に合いましたね。 柳園駅に入ってチケットを見せると。。。ここで問題発生。。。駅員さんがこの列車は取り消されたといいます。 ええー何てこと。。。そういう事があるのか。。。

柳園駅

ガイドさんは慌ててチケット売り場に行きチケットを再取得します。この間に同じような人が結構いてチケット窓口は大混雑、しかも一人ひとりが長い。。。 最悪ここで一泊になるのかと思われましたが、なんとか午前1:30発のチケットを取ることに成功します。
柳園(リュウユェン)→吐鲁番(トルファン)の寝台列車(软卧下)K1503のチケット料金は275元。
ガイドさんもこういう事は自身初めてだと話してくれました。
後から旅行会社のほうからメールが届きました。南部で大雨があり、予定の鉄道が壊れてしまったそうです。。。。。
台風の影響でしょうかね????


時刻表です f:id:shan1tian2:20161012231331j:plain

それでも何とかチケットが取れたので良かったです。席がなくて硬卧になったらどうしようかとおもいました。。。
寝台列車の软卧は4人で一部屋、硬卧は6人で一部屋です(ベッドが3段になってます)

しばらく駅でまったりと時間を過ごします。他の家族の人とも少しずつ話しができるようになりました。

柳園駅

乗り込みの時間になって、自分たちはさっさと乗りましたが、1家族が来ません。呼びに行くべきかといいもうひと家族の人が、呼びに行くといいますが、 駅員さんは列車の外に出させてくれません。全員降りるか、あんたたちだけ乗るか選択しろと言い出します。。。
事前にWechatを交換していたので連絡しますが、音沙汰なし。。。


ギリギリになって駅員さんがもしかして子供二人連れの人達かというのでそうだといいます。駅員さんは大丈夫だ入ってきたと言ってくれます。
ここで一安心です。どうやら一人チケットが見つからなかったようですが、入れてもらえたようですね。この辺はいい加減な中国で助かりました。
部屋ですが、软卧は4人部屋です。チケットは全員下の席で取ったらしく家族の人達もバラバラです。
お前普通語はできるのかと言われたので、まあ出来ますと答え、駅員さんに頼んで調整してもらいました。
どうやら乗客があまりいないようす。
私の部屋、入ると不細工な女性が一人だけ寝ています。。。。
こいつと一緒かと思いましたが。。。この女性荷物を私のベッドに置いて爆睡中です。 私が入ってきたことに気づき目が覚めたようです。荷物をどかしてくれました。
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しばらくして席を調整してきた車掌さんがこの女性に声をかけます。あんたの席は上のベッドだろう、ちゃんと上に行きなさいと言います。 そして私に下の席2つともあんたたちの席だから使っていいよと言って帰っていきます。ん?誰の席なんだ????
これに怒ったこの女性私に話しかけてきますが、この人の普通語まったくわかりませんwww本当に普通語話してるのか???
どうやらどかされた席、あんたが車掌さんに話したのか?このベッドに誰か来るのか?と聞いているようです。
私は、いや、わかんないけど誰も来ないと思うと言うと、また切れてましたが。。。私も私が車掌さんにあんたをどかすように言ったんじゃないと言いましたが。。。
そもそもこいつの席は上のベッドなんだろうが、上の席は少し安いから、ちゃんと自分の所に座るのが筋。逆切れされる理由はないのですけどね。
結局下の席9席という事は5部屋分の下の席があったわけで家族のかたがどういう配置で使用したかわかりませんが、 実際に使用したのは3から4部屋という事じゃないですかね。

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寝台列車はハーミー(哈密)で一度止まります。もう明軽くなってきてますね。同じ部屋の女性はここで降りて行きました。
誰も乗ってくる人もいないので、ここから吐鲁番(トルファン)まではこのお部屋を一人で貸し切りです。
と言ってもめっちゃ疲れたのか熟睡してしまいました。





続く

漢長城-玉門関-河倉城-敦煌の世界遺産-中国シルクロードの旅(6)

前回に続きシルクロードの旅です。敦煌の世界遺産(シルクロード)を見に行きます。
前回の記事

2016-10-04日 今回は敦煌の西に2つの世界遺産を見に行きます。
観光地は3か所で、世界遺産は2種類です。
漢長城は

万里の長城(The Great Wall)、

玉門関、河倉城は

シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor)

で世界遺産登録されています。
万里の長城もですが、シルクロードの世界遺産もいろんな国と地域にまたがっていて分かりにくいですね。

中国語ではhuāngliáng【荒凉】といいますが、 道中は一面の荒野です。こんなに広い荒野を始めてみました。雲一つない空の中車は爆走します。 果てしなく一本に続く道、遠くのほうは陽炎や逃げ水が出ていますね。
なんとなくですが、シルクロード!って感じがしますね。

果てしない荒野

内モンゴルの草原よりもすごいと思いました。というのも内モンゴル(包头)の草原は建物が多くてちょっとスケールを感じられませんでした。 フランボイルとかもっと遠くに行けばよいとは聞きましたが。。。

ここは草原というよりも草がほとんどない砂漠でもない荒野という感じですが。。。 f:id:shan1tian2:20161004150712j:plain 関所みたいな所を通ります。観光料金の支払いでしょうかね
先に玉門関が見えますが、さらに先の漢長城を先に観光します。玉門関からは大体10分ぐらいでしょうか? 空の青と遺跡の白だけの景色とでもいいましょうかこういう景色ってなかなか見られませんね。

何もない荒野

という事でここからはシルクロードを堪能します。
中国語でシルクロードは「丝绸之路Sīchóu zhī lù」といいます。

漢長城

漢万里の長城

漢時代の万里の長城ですが、はっきり言って土壁です。ほとんどは壊れていますが。。。銀川の長城とあまり変わり映えないです。 まあっちは瓦礫というかんじでしたが、こっちは土嚢みたいな感じです。 漢時代という事で約1800年前の建物です。それでもよく残っていたと思います。北京の新しい長城は見た目が良いですが、 こっちは歴史を見ると言う感じでしょうかね。

漢長城

この漢長城は現存する万里の長城では一番西にあるのではないかといわれています。

漢長城

周りは荒野ですね。

漢長城

見たのはここの一部だけですが、上空から見ると砂漠を突っ切ってずっとこの長城が続いているようです。玉門関までも壁があったのでしょうかね?



玉門関(小方盘城)

玉門関(小方盘城)

玉門関、ここは関所のようです。ぽつんと建物が立っています。中に入れますが、天井がなくただの壁ですね。

玉門関(小方盘城)

近くには水場があり、綺麗な景色を見ることができます。これはものすごい絶景ですね。時間を忘れてずっとながめていたくなるような感じです。
昔はこの辺に川が流れていたようですが、今は水場になってしまっているようです。

玉門関(小方盘城)

最後にもう一枚

玉門関(小方盘城)

河倉城(大方盘城)

続いては河倉城、大方盘城とも呼ばれています。

河倉城(大方盘城)

ここも遺跡という感じです。中には入れません。漢時代に倉庫として使われていたようです。

河倉城

まあなんとも大きいですね。

河倉城(大方盘城)

当時は川が流れていたようですね。この遺跡に観光に来ている人、ほぼ0です。まあただの廃墟と言えばそうなんですが。。。 中には入れませんが、周りを一周できます。 それにしてもこの景観、ここら辺は雲一つなく真っ青な空です。眺めていると、なにかとても不思議な気分になります。何と言ったらいいか、精神と時の部屋みたいな。。。。

河倉城(大方盘城)

河倉城(大方盘城)

アップ写真はEOSM3で撮影しています。 f:id:shan1tian2:20161004174857j:plain

河倉城の手前、これはのろし台でしょうかね?これも長城だったのでしょうか??

河倉城(大方盘城)



この3つの遺跡は割と隣接しています。敦煌にはもう一つ玉门关雅丹魔鬼城 という有名な観光地があるそうですが、漢長城からさらに奥にあり今回は行けません。さらに2、3時間かかるのではないでしょうかね?
形からして分かりませんが、玉門関から250mm望遠(35mm換算320mm)で撮影したこの辺りがそうなんじゃないかと思ったりします。
雅丹地貌(ヤルダン地形)と呼ばれるのはこのあたりだと思います。

玉門関(小方盘城)

この辺のひたすら続く広大な荒野は凄いですね。さすがは中国といったスケールです。 なにもない所にぽつんとある遺跡。。私的に、ここはここで凄くよかったです。 他にも神秘的な場所がたくさんあるようです。



撮影について

今回のこの三か所の撮影ですが、空がなぜかめっちゃ青く濃く映ってしまいます。太陽ははっきりと映らず、ぼんやりとした感じになります。特に何もしていないのですが、これどういうことなんでしょうかね?ちなみにC-PLをつけていたのでそのせい?と思いましたが、取りはずしてもほとんど同じ状態でした。誰か教えてくださいwww。




続く。。

莫高窟-敦煌の世界遺産-中国西北シルクロードの旅(5)

前回に続きシルクロードの旅です。今回は敦煌の莫高窟です。
前回の記事はこちらです。

2016-10-04日

今日はついに中国4大石窟の一つ莫高窟を観光します。

中国4大石窟:

f:id:shan1tian2:20161004103012j:plain 莫高窟(甘肃敦煌)、云冈石窟(山西大同)、龙门石窟(河南洛阳)、麦积山石窟(甘肃天水) とありますが甘肃に二つあるんですね。麦积山石窟には今回はいけません。というか遠すぎます。
場所的に蘭州と西安の間ぐらいですね。
莫高窟、云冈石窟、龙门石窟の3つはそれぞれ単独で世界遺産として登録されていますが 麦積山石窟はシルクロード:長安-天山回廊の交易路網(Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor)として世界遺産になってます。


世界遺産の権威というもの自体だんだん怪しくなってきていますが、ここはチャンとしていると思います。 時がたつと4大が5大になり。。。10大とかになっていくんでしょうかねw

中国三大石窟

1、莫高窟 2、云冈石窟 3、龙门石窟
になります。他の2つは行ったことがあるので、今回で中国三大石窟コンプリートです。


莫高窟Mogao Grottoes 世界遺産

莫高窟九層楼

昔のお坊さんがこの地方を訪れ、经此山がキラキラ光っているのを見てこの場所に石窟を作り出したという事です。
その4世紀から1000年にわたって掘られたそうです。この石窟1700mもあります。 シルクロードは海の交通が発達してから使われなくなったようで、500年ずっと眠っていたようです。

そのため他の2つよりも壁画の保存状態が良いようです。

拝観できる石窟は限られていて全てを見ることはできないようです。また一般観光客は4つの石窟しか見れません。 他の石窟を見るには一か月前からの予約が必要だという事です。
莫高窟内に現存する壁画、彫刻は492個あり、大体五つの時代に分かれるようです北朝、隋と唐、五代と宋、西夏と元だそうです。。

莫高窟ミュージアム

駐車場に着くとすでにたくさんの人。。めっちゃ並んでます。
私たちは先に映画を見るようです。予約客はほぼ並ばずに見ることができました。 f:id:shan1tian2:20161004082325j:plain 映画の内容ですが、これから見る石窟の説明をドラマ化しています。
2つ見ることになります。20分+20分で撮影は禁止です。イヤホンで日本語の説明も聞くことができます。
最後の方は、繁栄したシルクロードも、シーレーンが確立されて、シルクロードは役目を終え、莫高窟は長い眠りに入ったという感じだったような気がします。 映画を見終わった後、専用バスで莫高窟まで向かいます。結構な距離があります。
バスからの景色。荒野が広がっています。

莫高窟に向かう途中の荒野

バスを降りて莫高窟の入口、たくさん石窟が見えます。北側の石窟は公開されていません。

莫高窟

並木道を奥に進みます。

バスを降りて莫高窟へ

私たちは別の日本語専用ガイドに連れられて観光することになります。
専用ガイドさんですが、この人の日本語もあまりうまくないですね。
真っ暗の洞窟の中に石窟や、壁画があるのですが、結構暗くて専用ガイドさんは懐中電灯を照らして説明します。 撮影は禁止です。撮影して係りの人につかまっている人がいました。ほかの石窟と違い結構厳しいです。罰金払って、きっと全部消させられるんでしょうね
撮影できないのであれですが。。石窟や壁画はとても綺麗です。スケールも大きいですね。もう少し見せ方を工夫してほしいです。

予約が必要な石窟群




予約が必要な石窟が終わって、そして写真でよく見る建物。。九层楼です。

一般に見れる石窟


九層楼

九層楼

九層楼は高さ高さ43mあります。 この中にも石窟があります。高さ35mの弥勒菩薩像が安置されています。
世界最大の室内弥勒菩萨像、で座っています。足は古いままだそうです。
写真が取れないのは残念です。ここでも写真を撮った中国人が捕まっているのを見かけました。
日本の昔のDVDで(世界遺産だったか?シルクロードだったか?)この仏像の映像がありましたが、昔はきっとOKだったのか、TV局がお金を払ったかなんでしょうね。

莫高窟

九層楼から先は予約なしでも見れる石窟です。そのため並ぶ時間が長いです。30ぷんぐらいおしくらまんじゅうをしながら進んでいきます。 あきらめて出る人もいます。
他の予約なしで入れる石窟を見ます。
ここには寝ている仏、涅槃仏もあります。

並ぶのが30分、見るのが3分ぐらい。。。。なんか悲しいですね。

外の壁画



莫高窟では石窟内の写真が取れないのでとても残念でした。撮れないならデジタルデータを売るとか、もう少し何とかならないものですかね。。 外に出ている壁画は撮影可能です。



莫高窟のチケット代ですが、予約チケットの値段は220元です。
石窟を出でて、また専用バスに乗り最初の場所に戻ります。 莫高窟の敷地を出て、食事を取ります。 そして次の目的地、万里の長城と玉門関に向かいます。  





続く

敦煌の夜と、夜明けの星空撮影-中国西北シルクロードの旅(4)

前回に続きシルクロードの旅です。敦煌のにぎやかな夜
前回の記事
2016-10-03日

1日目の夜、
鳴砂山を観光した後、敦煌市内に行き、夕食を取ります。
黄河ビールを飲みました。食事はどっちかというと西北料理に近いでしょうかね。
結構地味というか少なかったです。

食事後の夜ですが、私一人だけオプションのナイトショーを見に行きます。200元です。
他の人たちは子供連れのため、ホテルに戻りますが、先に私だけを運んでくれます。

敦煌の夜の道

敦煌のナイトショー

そのナイトショーの場所は阳关中路の敦煌大剧院です。
桂林でも見ましたが、大体同じような感じです。雑技なんでしょうけど。。莫高窟の壁画内の一つの物語を演じるようです。
たぶん「敦煌壁画故事九色鹿的故事」だと思いますが、敦煌神女という題名でやっていました。
私は物語自体知らないので。。。内容はその物語と雑技を混ぜた感じの内容でした。

敦煌神女

敦煌神女

敦煌神女

演出技術自体は桂林のほうが若干良かったですが、物語がある分こっちもよかったです。
時間があるときにYOUTUBEにUPしたいと思います。

食事の時間にビールを飲んでいたので途中でめっちゃトイレを我慢していました。
終わってからやはり俳優さんが外で並んでました。私はトイレをしていたので出遅れてしまいましたが。。写真を撮ろう思い美女を探していたら、俳優さんたちさっさと帰って行きました。。www

敦煌市内の夜

阳关中路夜店

その後、夜店をぶらつきます。 この阳关中路の大剧院の隣の夜店は敦煌最大の夜店のようです。10時過ぎてるのにまだ人もたくさんいます。 f:id:shan1tian2:20161003215917j:plain しかし夜になると物凄く寒いですね。もう冬です。
敦煌大剧院のすぐ右側に夜店街があります。奥のほうには食事処もたくさん。
食事どころですが、大体蘭州ラーメンと同じような感じですね。

敦煌の夜店で売っている商品

行列ができている店もありました。。

敦煌


敦煌市内中心(阳关中路)にある敦煌のシンボル「反弹琵琶彫像」を見てからタクシーを探し、ホテルまで戻る事にします。

反弹琵琶彫像

今回の敦煌のガイドさんは女性だったので夜の深い部分は聞けませんでした。
タクシーの運転手さんはメーターを倒しませんでしたが、ガイドさんは15元ぐらいだと言っていたので高かったら文句を言って安くさせようと思ってましたが、
この運転手さんまじめですね。。20元だと言ってきました。まあいいかと思ってそのまま20元払いました。

敦煌山荘

ホテルに戻って外を少しぶらつきます。このホテルの外には何もありませんね。。。
この日の敦煌の夜、曇っていたので星は見えそうにありません。
この辺の気候は昼晴れて夜曇るのでしょうかね??夜になると雲が増えてくる感じがします。
辺りに何もなく、屋上に登れるホテル、撮影場所的には最高なんですけどね。。。。
それにしてもここは砂っぽいです。 2日めは朝7:30分発です。朝食は7:00からなので結構なハードスケジュールです。

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敦煌の朝

そして朝、早起きして屋上に向かいます。なんと星が見えました。すぐさま部屋まで三脚を取りに戻ります。 すでに結構明かるくて、オリオン座がきれいに見えていました。



7:00を過ぎると朝食を食べる人たちが上がってきます。ここは朝食場所だったんですね。。。 おばちゃんに朝食の場所はここでいいのかと聞くと、そうだといわれました。さらにあんた写真ばっかりとってないで早く入らないと席なくなっちゃうよと。。。
ということで食事を食べに入りました。

思ったのですが、雨が少ないこの地方、昼間あまり雲がなく、夕方にかけて雲が出てきて、朝にまた晴れるというサイクルなんでしょうかね? 気のせいでしょうか??



続く。。。

敦煌、鳴砂山の月牙泉-中国西北シルクロードの旅(3)

前回に続きシルクロードの旅です。
前回の記事

2016-10-03日
敦煌に到着し、今回はこの旅行最初の観光地、鳴砂山(鳴沙山) 月牙泉に行きます。
この場所はとても人気がある観光地のようです。大渋滞に巻き込まれます。
もう見えてるんですけどね。。。 ※後から同僚に聞きましたが、敦煌のこの場所は北京の万里の長城に匹敵する、中国人的にも超有名な観光地だそうです。

鳴砂山に向かう途中の渋滞

鸣沙山 singing sands mountain

鳴砂山まで後700mという所でバスを降りて歩くことにします。

しばらく歩くと、広大な砂漠が見えてきます。クムタグ砂漠(库姆塔格沙漠)の一部という事です、砂が5色になっているそうです。 天気がもっと良ければよかったのですが。。。これは仕方ないですね。
風で砂が舞い、音がすることからこの名前がついたそうです。

ガイドさんがチケットを買いに行きます。料金ですが、以下のようになっています。 旺季(4月1日—10月31日)120元/人,淡季(11月1日—3月31日)80元/人
そして開いている時間ですが、以下のようになっています。
旺季(4月1日—10月31日):5:30-21:30
淡季(11月1日—3月31日):7:30-19:30


早速中に入ります。砂と風がやばいですね。。。そしてものすごい人。。。

鳴砂山

5色の砂のアップ

鳴砂山の砂

ラクダに乗っている人がいます。

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拡大してみます。良く見るとこれ全部楽ラクダですね。。

ラクダの行列が渋滞しています。ラクダに乗るまでにもすごい行列です。なんか笑えますwww
まさに国慶節ですね。

ラクダ



カートに乗って(10元)砂漠のオアシス月牙泉の近くまで行きます。

そして砂漠のオアシス月牙泉に到着

月牙泉(yuè yá quán)Crescent Lake

この月牙泉は敦煌八景の一つだそうで月泉晓澈と名付けられています。4A級の観光地です。
漢の武帝時代からシルクロードのオアシスとして利用されたそうです。
ここに建てられた寺ですが、建物は建て替えられた新しい建物のようです。
ここで自由行動です。私は一人で写真を撮りますが、なんせ人が多すぎ、人がいないと雰囲気出るのでしょうけど。。。 水もとても綺麗です。透き通ってます。

看板に「ここから写真を撮ると一番良い」と書かれたポイントがありましたが、そこから撮ったら人しか映らんじゃんって感じです。。。何をもってここにしたのでしょう??

月牙泉

人を入れないで撮影するのは無理です。ちなみに砂が入らないようにするためのオレンジの長靴みたいな足袋は借りることができるようです。

鳴砂山



仕方がないので人をかき消せる遠めの写真を撮るため、砂漠を登り全体が見えるところまで行きます。ここもとても綺麗ですね。絶景です。

月牙泉

階段があるので登りは良いのですが下りはソリで降りるようですが、ソリは有料のようです。私は歩いておりましたが、結構足を取られます。 靴の中に砂が入って大変なことになりました。

鳴砂山の砂

そこらじゅう砂だらけです。また、風で砂が舞い散るのでカメラには十分注意しましょう。

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戻る時はまたカートに乗って戻ります。

鳴砂山

これで鳴砂山の月牙泉の観光は終了です。 ここは私的にまあまあ良かったです。人がいなければもっとオアシスって言う感じが出て良かったかもしれませんね。

f:id:shan1tian2:20161003191829j:plain ここはめちゃめちゃ人気がある観光地のようです。






続く。。。

ホテル敦煌山荘(The Silk Road Dunhuang Hotel)-中国西北シルクロードの旅(2)

前回に続きシルクロードの旅です。
前回の記事

2016-10-03日
f:id:shan1tian2:20161003223919j:plain (上の写真は夜のホテル)
私自身甘粛省は初上陸です。何度も行こうと思って躊躇していましたが、台風が上海に来るかと思い少し焦っていましたが、日本のほうに行ったので問題ありませんでした。
敦煌旅行、今回やっと実現しました。しかし天気はあまりよくないようです。敦煌の旅行シーズンは国慶節までという事でギリギリのタイミングです。
ホテルに向かう途中ガイドさんが途中で寄り道をして明日の莫高窟のチケットを取りに行きました。 ガイドさん曰く莫高窟はいきなり行っても4か所の石窟しか見ることができないそうです。
他の石窟もみたい場合は一か月前に予約が必要とのことです。全然知りませんでした。。。
こういうのはツアーの良いところですね。
ガイドさんがチケットを買いに行っている最中、運転手さんと世間話をしていました。。
52歳だそうです。もっと老けているように見えましたが。。。孫もいるそうです。

敦煌山荘

敦煌山荘外

ホテルにチェックインします。
敦煌のホテルは敦煌山荘です。このホテルは外観が唐時代の建物っぽくなっていて雰囲気があるホテルです。
4つ星のホテルですが、外国人に人気があるようです。ただし、市街中心からは結構離れています。
ホテルから少し行ったところにすぐ鳴砂山があり、その景色を見ながら食事ができるようです。

敦煌山荘フロント"

ホテル情報: 敦煌山荘

写真は夜に撮影したホテルの部屋と外観、廊下、ロビーです。とても綺麗です。

敦煌山荘洗面所

敦煌山荘ベッド

敦煌山荘渡り廊下

敦煌山荘ロビー

f:id:shan1tian2:20161004003507j:plain f:id:shan1tian2:20161003224421j:plain f:id:shan1tian2:20161004003617j:plain 中庭もあります f:id:shan1tian2:20161003224459j:plain

携程(Ctrip)で調べるとこの時期は一泊750~900元もする高級ホテルのようです。私はもっと安いホテルでもよかったのですが、やはりツアーですね。後から思えば場所的にも私的に都合が良かった気がします。

ロビーでパスポートと、莫高窟のチケット、寝台列車のチケットをもらいました。
寝台車は下の席です。旅行会社に念を押しておいてよかったです。
しばらく休憩してすぐに鳴砂山に出発です。時間はすでに17時を回ってます。
普段なら10分ぐらいで到着の道ですが、この日は国慶節3日目。。。ものすごい渋滞です。ホテルの前からすでに渋滞です。ネットで調べると日の入りは19時30ぐらい、もうあまり時間がありませんね。 運転手さんも少しイラついていました。

鳴砂山に向かう途中の渋滞

もう目の前に見えているんですけどね。。。。





続く

中国西北シルクロードの旅。敦煌・トルファン・ウルムチ(1)まずは敦煌までのフライト

国慶節の長期休暇を利用してシルクロードを旅してきました。
今回は上海東和旅行のツアーで敦煌・トルファン・ウルムチを観光してきました。10月3日出発でした。
ということで今日からしばらくシルクロード旅行記をアップしていきます。

敦煌上空

まずは敦煌を目指すのですが、上海から敦煌には直通便がありません?西安経由か蘭州経由しかないようですね。
昔は直行便あったような気がしたのですが。。。
ということで西安経由で敦煌を目指します。

2016-10-03日

上海浦東空港

空港には結構人がいます。 事前にアプリ(航旅纵横)で席を取っていたので、チケットを自動で出せばすぐに入れると思っていたのですが、 チケットは自動で出てきませんでした。この行列に並ぶしかないのか。。。
並ぶのって久しぶりだな。。。と思いましたが、理由がわかりました。どうやら飛行機も乗り換えるようです。
飛行機のチケットを2枚もらいました。座席は両方とも指定した座席でしたが。。発券機って二枚出せないのかな??? 上海浦東空港から西安は7:15分発で10:05分着、飛行機を乗り換えて12::30分発、15:00分着です。

西安咸阳空港

西安咸阳空港

という事で西安で3時間ちょっと暇を潰す事になるのですが、この空港に来たのは自身3回目です。
出も外に出たのは西安旅行した時の一回だけ。。。この空港は私が必要なものが割と何でもそろっていて便利だと思います。 そして次の出発、ここはまた中国人。。。時間通りに来ない人が何人かいます。
中には文句を言っている乗客も。。。結局30分ぐらいその人たちを待つことになります。

敦煌空港

敦煌空港

敦煌に近づいてきました。最近は上海上空の空気がとても奇麗なのでここの空はなんかちょっと埃っぽい感じがしました。 15時過ぎに敦煌に着きます。この空港見た感じ余り大きくないですね。

結局今回のフライトは以下のようになりました。
上海浦東(7:32)→西安(9:32)
西安(13:14)→敦煌(15:22)
となりました。西安には遅く出たにもかかわらず、早く着き、敦煌には予定より遅く着くことになります。
ガイドさんが待ち構えていました。
今回のツアーは9人という事でしたが、2家族と私という感じです。。一人旅行の人がほかにいないのは初めてです。これは厳しいww
まず空港の外に出ると「寒ッ」って感じです。この日は相当寒いです。ガイドさんも今日は寒いと言っていました。しかし昨日は暑かったと。。。
私自身、長袖は一枚しか持ってこなかったのですが。。。半袖Tシャツはたくさん持ってきましたが。。。
敦煌は小さい町だそうです。街中をタクシーで移動してもそんなに時間はかからないそうです。

甘粛省敦煌市

下の写真は今回の敦煌での観光ポイント、ホテル、駅、空港などの位置です。

敦煌は大きくて盛んな街という意味があるようです。
航空写真で見るとほとんど緑ないんですけど。。。
人口は18万人、朝と夜は寒く綿花、果物が有名等、いろいろおなじみの説明をしてくれます。
本当にいろんな果物が売ってますね。こんな乾燥したところで果物が育つとは。。。 バスに乗り込み先にホテルに向かいます。


上海からの位置

甘粛省の省都は兰州ですが、敦煌は甘粛省の中でも相当西北にあります。位置的にはこんな感じです。 横にものすごく長い省ですね。 右が上海、まん中が西安、左が敦煌です。



続く。。。