異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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麗江・デチェンの旅まとめ・必要なものや注意事項‐夏の雲南旅行(20)

雲南省旅行まとめ
長きにわたって書きましたが、今回の雲南麗江旅行記はこれで最後です。
今回の雲南省旅行(2018-08-09~2018-08-16)は麗江、デチェン・チベット族自治州を回ったわけですが、ここは雲南旅行の中でもメインの場所だと思われます。行き帰りの飛行機はちょっと大変な目に会いましたが、今回はまとめとして行った場所の感想や、必要だったもの、注意事項などを書いていこうかと思います。

夏の雲南は雨期

天候ですが、夏は雲南省自体が雨期という事で天候はあまり良くありませんでしたが、それほど凄い雨というわけでもありませんでした。

ぐづついた天気と言いましょうか?ずっとそういう感じでした。
雨期という事で飛行機が遅れたり、欠航(別の便)したりしました。

前回は春節時2014-02月に行ったのですが、その時は日中が熱くて、夜は寒いと言う感じでした。そして乾燥しており、日差しはとても強く肌が痛い感じです。
今回はじめじめして、湿度が高く、日中は涼しく、夜は少し寒いと言う感じですね。薄めのダウンだけだと長時間の夜は寒いと思います。


どちらがよいかは個人それぞれでしょうけど。。青い空をみたいのであれば、天候は過酷になりますが、乾季に行った方がよいと思います。
ちなみに夏場、雨期といってもいつも雨というわけではなく太陽が出れば、とても強い日差しが照りつけます。
綺麗な天の川をみたい場合はどうしても夏に勝負をかける必要があります。ここほど空気が綺麗な場所で、光害のない場所は中国にあまり残ってない様な気がします。
チベットの西、新疆の西に行けばまだあるのかもしれませんが、外国人は簡単に入れませんから。。。

続いては観光地についての感想です。

麗江古城(麗江)


世界文化遺産の古城、現在は商業化されて、凄い事になっていますが、この街の創り、私は好きです。
ここの石畳にスーツケースで入るのは厳しい。

オプショナルツアー

私は星空ツアーという事で参加しましたが、ここからこの地方の別の現地ツアーに参加するのもよいかもしれませんね。
個人的には玉龍雪山はお勧め。実はこのツアーが終わった後そうしようとも考えていました。
街を回って申し込むのが面倒ならCtrip途牛等のアプリで申し込むこともできます。

瀘沽湖(ルーグーフー)(麗江)


標高3000mmの位置にある青い水の湖、透明な水がとても綺麗で神秘的です。やはり晴れていればよかったですね。
道がくねっているので車酔いする人は注意が必要。
道路自体は良くなっていましたが、4年前とあまり変わらない感じがしました。
特殊な少数民族の暮らしを見る。または湖をずっと眺めている意外には何もない場所です。
今回2回目の瀘沽湖でしたが、3回目は無いと思いますw

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双子天文庄園(麗江)


中国最大級の天文台がある場所、麗江からもそう離れてはいませんが、ホテルが無いので個人で行くのはきつい。
途中の麗江、拉市海の景色は中々綺麗で、いろいろな花が咲いていますが、天文に興味が無い人にはお勧めしません。
夏の晴れた日に是非来てみたい。

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香格里拉(シャングリラ)デチェン・チベット族自治州


今回通過しただけのシャングリラは桃源郷とか理想郷とか言われていますが、それほどでもない気がします。。
春には花が沢山咲くという事ですが、素直に西北に行った方がよい気がします。(観光していないので何とも言えません)
それにしてもシャングリラには何があるのでしょう?まだ気になっています。
後ここはチベット族自治区という事でチベット仏教がらみの建物が多いです。

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飞来寺(梅里雪山风景区)デチェン・チベット族自治州


ここは今のところまだ秘境といってよい場所ではないかと思います。もう少し北に行くとチベットという事で、外国人はこの辺りまでが普通に行ける限界なのかなとも思います。ましては6700mの山なんて登れませんし。
標高3400mmの街。晴れていれば最高ですね。山の背景に夏の天の川が立ち上る写真、撮りたかったです。冬はどうなんでしょうね?冬に行くと寒すぎる気もします。

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こっからは必要だったものを書いていきます。

旅に必要だったもの

・傘(かっぱ)→雲南の夏は天候不順で傘が必要。
・ティッシュ→トイレに紙はありません。私は大きいティッシュを一箱持って行きました。
・小銭→これもトイレがらみです。有料トイレに使います。地方では硬貨をあまり使いません。紙幣の1元もらいたくないので。。。
・防寒具→夜で歩く場合は冬の装備が必要。私は現地で100元のコートを買いました。

・夜間のカメラ撮影には寒いので、結露防止対策が必要な場合も。。。

持って行ったが使わなかったもの。


高山病防止薬、車酔い薬を現地で買いましたが、使用しませんでしたが、保険として持っておいて安心ですね。
腹痛の薬と風邪薬、頭痛の薬は飲みました。

旅に持って行って不便だったもの

半袖シャツやパンツ→何枚かは必要ですが、ほとんど長袖だったので日数分持って行って余分な荷物を増やしました。
スーツケース→麗江古城の中は持ち運びにくい

注意事項


有料ニーハオトイレ、西北に行った時は慣れていたのですが、ここもそうだったっけという感じでした。
これを我慢できない人は、ちょっと行けないかもしれませんね。移動が毎回ホテルまで我慢できる距離でもないですし。。。

旅とはあまり関係ないですが、飛行機等の手配、この雨期の時期、飛行機が遅れがちです。乗り継ぎがある場合などは時間の余裕を見た方がよいと思います。また東側、特に上海付近は台風の影響もあったり。。。これは予想付けようがないですけどね。

最後に交通関連。

交通情報は毎回行くときに確認した方がよいかもしれません。
もう何年かすると高速鉄道がシャングリラまで通って昆明から鉄道で麗江まで3時間で行けるようになるようです。
となると飛行機で昆明まで行って、大理、麗江、シャングリラと割と楽に行けるようになりますね。
2018年時点ではまだバスでしか行けません。
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こうすると交通は便利になりますが、さらに人が増え、商業化され、自然が破壊されていきますね。
今回もシャングリラに鉄道の陸橋が建てられているのを見ましたが、これ景観を損ねてます。
いつまでも秘境出会ってほしかったですね。



という事で夏の雲南旅行の注意点、必要な物などのまとめでした。

2014年の雲南旅行記

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果たして3回目の麗江はあるのでしょうか。。。次があるとしたら昆明辺りでしょうかね?


おしまい。