異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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枸杞島撮影旅行・上海から枸杞島までの道のり・移動手段(1)

2020-06-12 上海から枸杞島を目指す。

私がよく参加している主催の小旅行が計画されていたので参加してきました。
前回の内モンゴルでちょっとひどい目にあったので、隣だし、近間の舟山なら大丈夫だと考えました。

www.sonnagaya.com


旅先は場所は枸杞島(グォチィダオ)です。日本語だとクコ島になるのかな?
枸杞岛はこの辺では有数のリゾート地になります。ちょっと地中海っぽい感じに仕上げて、中国では東方の小ギリシャ(希腊)とよんでいるようです。
また廃墟になった美しい廃村「後頭湾村」があることで少し有名になりました。

今回の参加人数は全部で10人です。(モデル2人)その中で、日本人は当然私だけです。
枸杞島の場所は東シナ海に浮かぶ島です。5月に行った嵊泗島よりももう少し東にあります。いずれも浙江省舟山市に属します。
天気さえ良ければ撮影環境としてはなかかな良い場所だと思います。位置的に梅雨前線の西端あたりにあるので、梅雨に入るとなかなか良い天気になりませんね。
光害に関してはこれは行ってみないとわかりませんね。

枸杞島に行く方法ですが、飛行機では行けないので船を利用することになります。
上海からは時間はかかりますが、割と簡単にいけます。

上海→枸杞島までのルート

上海から枸杞島に行くには舟を利用しますが、舟は海が荒れている日は欠便になります。
チケットはWechatの公众号から外国人も買うことができるようになっていました。これで事前に南浦大桥に行く必要はなくなりますね。良かったです。

出発は上海の南浦大桥客运站からバスで洋山の港まで行き、そこから舟で枸杞島に行く感じです。
チケットはバスと舟がセットになっています。車がある人は自分で車で洋山の港まで行くこともできます。


ここまでは以前に同じ舟山の嵊泗島に行ったときとだいたい同じような感じです。ただし今回はチケットをネットで買いました。
www.sonnagaya.com

南浦大桥客运站から沈家湾客运站(バス)


ネットでチケットを買った場合は客运站内の発券機でQRコードをスキャンしてチケットを取得できます。中国人は身分証でも取得できるようです。
少し早めに行ったほうが良いかもしれませんね。続いてバスに乗ります。バスも何便か出ているので慌てずに。。。
沈家湾客运站は上海の東端っこ滴水湖より东海大桥を渡って洋山島(浙江省舟山市)にあります。ここまでは陸続きです。
なかなか主催が到着しません。結局私達は先にバスに乗ります。


大体1時間半ぐらいかかります。この日はガソリンスタンドにバスが寄りやがって。。。沈家湾客运站についた時はもう舟の搭乗が始まっていました。
もうギリギリです。
慌てているのでパスポートを見せると、健康書の登録をしろと言われ、慌てて登録します。外国人はこの辺が面倒です。。それから舟山の健康码をみせてようやく中にはいれます。

枸杞島に行く人はこっちの通路を通れと。。。専用通路が開かれていました。なんとか間に合いました。
トイレする暇もありませんでした。

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ちなみにここまで来てもまだ海の色は茶色いですね。偉大な長江から流れる水のせいなんでしょうけど。



沈家湾客运站から枸杞島(船)


船に乗ってから軽くトラブルと言うか、私を呼ぶアナウンスが。。。
名乗り出てみると、パスポートを見せろと言われます。いや。。私。。。1月から中国にいるから。。。
そして何しに行くんだと。。。観光ですw。。コロナの件もそうですが、どうやら枸杞島には軍事施設があるようで、ちょっと厳しいようでうね。
その後なかなか出発しませんが、どうやら私の件のようです。。。。。
結局20分ぐらい遅れてようやく出発となりました。

私は眠すぎて、寝てしまいました。

枸杞島へは舟で2時間半ぐらいかかるようです。嵊泗島までは1時間でついたのに、結構遠いですね。
今回の舟は高速艇でしたので、途中から外海なのかすごい揺れです。この舟は外に出れるので、水しぶきをもろ食らっている人がいたりします。というか危ない気もします。入り口も開けっ放しです。飛ばされたりしないのかなwww
途中から茶色の海はなくなり海は完全に青くなりました。というか私達の知っている海の色です。


波がすごかったので、船酔いしている人も少なからずいましたが、私は今回は大丈夫でした。


枸杞島あたりまで来ると海の色はきれいな青になります。
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上海→枸杞島までの所要時間

上海から枸杞島までは近いようで結構時間がかかりますね。結局5時間かけてようやく到着です。
大体こんな感じでした。
7時:南浦大桥出発→8:40分着
9時:沈家湾出発→11:30分着
到着する頃は昼ぐらいだと思っていてOKです。

この日の枸杞島は日差しが強いですね。天気も良い感じです。しかし、雰囲気もそうですが、ここはなんか世界が違う感じがします。
ということで、ようやく念願の枸杞島に上陸することができました。


今日のその他の情報

ちなみにこの日、北京の市場で輸入サーモンのまな板から新コロナのウイルスが発見されたそうです。それが上海でも話題になっています。
北京多人确诊,三文鱼切割案板检出新冠病毒,三文鱼:我是冤枉的
これで市場に出回ったサーモンが回収され、サーモンにあたかもウイルスがあるように広まったようです。
サーモンはウイルスには感染しませんが、海外輸入のサーモンに何らかの理由でウイルスがついたまま輸入されたと考えられているそうです。
政府は更に追加で、主にシーフード、冷凍肉、鶏肉、アヒル、家畜の検査をするとのことです。
この話。。。。何処まで信じて良いものなのか?
それでも、もし海鮮料理が出てもサーモンは食べないほうが良いかもしれませんね。。。。


次に続きます。