異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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阿拉善右旗で夜空の星空/ポートレート撮影(7)内モンゴル・アルシャー盟一周旅行

2019-09-30 阿拉善左旗

内モンゴルアルシャー盟一周旅行に来ています。3日目が終わり、というところです。今夜は星を撮影しに行こうと思います。

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食事に行く前に予約していたタクシーの運転手さん、時間前に来ていました。この辺は関心です。きっとこの時期しか稼げないんでしょうね。
私達は急いで、荷物を取りに一旦部屋に戻ります。
その後、タクシーには南西方面に向かってもらうことにします。街を出てしばらく走ると、タクシーの窓の外から木星と蠍座がみえました。
もう21時です。早くしないと木星も沈んでしまうので、もうこの辺でOKということで予定していたよりも近いところで車を止めてもらい、場所を確認します。OKですね。目がなれると天の川もくっきりと出ています。

3日目、これでようやく星が撮影できます。

阿拉善右旗で星空/天の川の撮影

私は早速撮影に入ります。いつものようにEOS6D+Sigma35mmArtレンズです。
同部屋ののHさんはα7R3にタムロンの16-35かなんかのレンズです。私は簡単に彼に星の場所と説明しました。


きれいに写りますね。流石にちょっと光害はありましたが、まあこんなもんでしょう。このレンズcomaが少なくて良いです。


しばらくすると彼の3脚が壊れたといいいましょうか、雲台と三脚を取り付けるネジが閉まらなくなってしまったようです?
私も見てみましたが、ネジの長さが足りないような感じです。これ今までどうやって固定されていたのでしょうねww
私はタイムラプスの撮影に入ります。ほおって置くだけです。彼はどこかに電話をしているようです。
するとどうやら友だちを呼んだようです。私はWさんの彼女も連れてきてと話したのですが、来るかわからないということでした。
しばらくすると彼の仲間4人がチャーターしたタクシーに乗ってやってきました。

そして待望の女性もやってきました。

これで天の川星空ポートレートができます。


ちょっと嬉しくなってきました。

彼は北側の空とかも撮影し始めましたが、三脚も1つだけだったので、私は今日は南西の天の川一本ぽん勝負です。
やってきた3人に天の川の説明をします。上海の若者だけあってこれだけの肉眼で白く帯のように見える天の川を見たのは初めてだといいます。
そしてこういう世界があるということに感動したようです。ちょっと写真に興味を持ったようですね。
北極星の位置、北斗七星、カシオペアなど簡単な星座を説明しました。南の方の白鳥座なども。。蠍座はもうなくなってました。
天の川の見える位置は季節によって違うとか色々と説明しまししたが、中国語なので。。。どこまで伝わったのかは微妙です。

天の川ポートレート

撮影中のタイムラプス。。。枚数が足りないとわかってましたが、木星も沈んでしまったので、今日はもういいやと思って、ポートレート撮影に入ることにします。
残念ながらこの時期はもう既に22:00時辺りですでに木星は消えてしまってます。天の川中心はまだ少し残ってます。
懐中電灯を一瞬だけ星に向けて点灯してもらいますが、流石に星がわからないのか、あの星に向けて照らしてくれと指示したのですが。。。。。
また懐中電灯がぶれないように。。。何回かぶれちゃいましたが。。。注文うるさいですね。
仕上げですが、このほうがポートレート的に良いかと思い、ちょっと空を青っぽくしました。

後は通常の星の撮影と同じです。35mmF1.4、ISOは2000、露出は20秒開けています。
実はこれだと星が流れてしまうんですが、この写真程度じゃわかりません。。いやわかる?まあそれほど気になりません。
ポートレートだと気をつけなければいけないのは被写体が近すぎると、F1.4とかなので広角とはいえボケちゃうことですね。
これでも結構ボケてしまってますね。。。しかし離れすぎると被写体が小さくなっちゃいます。
両方にピントを合わせるには。。。。過焦点距離に被写体を設定すればよいのですが。。。

過焦点距離=焦点距離^2/許容錯乱円×F値

(35mm^2) /(0.03*1.4)=29.1m.....

無理です。
なので、被写体を5mぐらい話せばだいたい問題ないと思います。これもなるべく離れて~と指示したのですが。。。。

ここは個人の好みですね。
後から思いつきましたが、被写体にピント合わせて、星をボケさせても良かったかもしれませんね。。。



フラッシュは使ってませんが、割と被写体が明るくなったので、これはこれでOKとします。
同部屋のHさん、正面からの写真も撮っていて、顔を少し明るくしたいようです。
顔を明るくしようと懐中電灯を一瞬つけると明るすぎます。スマホのディスプレイの明かりぐらいで十分です。
一応一瞬照らすようにフラッシュも持ってきていたのですが、使用しませんでした。
その後一人ひとり、同じような写真を撮影しました。彼らにとっては記念の一枚ですね。



Zさんは仕事で来れなかったようですが、最後に全員で星空集合写真です。周辺減光修正忘れてますw

最後にちなみにレリーズで5秒ディレイを入れて急いで撮影前に肩を組んでます。


結局22:00過ぎで撮影は終了しましたが、まあ若者を感動させられたので良かったです。
ということでこの写真をこのツアーのグループチャットに流すと絶賛の嵐を受けました。どこにいるのかと聞かれたりww
明日晴れたら連れて行けなど。。。。まあそれはそれで嬉しかったりしますけどね。


また、私の内モンゴル星空無敗伝説(内モンゴル7回)はまだ続いてまいました。今年はもう終わり~といいながらまだ撮ってれてますね。多分今年はこれで終わりです。
これでこの日の星空撮影は終了します。


ここで一つ問題が、この人数。。。。タクシー一回で帰れないじゃん。。。。
まあ楽しかったので良かったですが、運転手さんには2往復してもらうことになりました。
料金の方は据え置きで、結局2人で200元だったのが、6人で一人33.3元になりましたw


この後Hさんは今日撮影した動画の加工で大忙しだったようです。私は星の写真だけを加工して、先に寝ましたが、3時ぐらいまでやっていたようですね。


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