異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

 このブログについて(about)
  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

GF35-70mm・GFXは星空撮影とって今のところやはりレンズが鬼門ですね(1)

2022-08-20 GFX100Sのレンズ

Gマウントのレンズですが、純正で明るいレンズはそれほどありません。
80mmF1.7と45mmF2.8ですが、私の持っているレンズは80mmF1.7と35-70mmだけです。
実は秘密兵器と言うか自作のフィルタを試そうと思って申し込んだ旅行も中止になってしまいまして、上海の星空で試すことにします。逆に光害の多い都会の星空のほうが試すのには良いかもしれませんね。

レンズの明るさとは

まずはレンズの明るさについて簡単に説明しておきます。F●●というやつですね。
これは段数として数えます。通常段数といいますとF2に対してF2.8で一段上がるという感じです。
1:1.4:2.0:2.8:4.0:5.6という感じです。段数は一段上がると明るさが倍になるというものです。

1/3段刻みだと以下のようになります。
1.0:1.1:1.2:1.4:1.6:1.8:2:2.2:2.5:2.8:3.2:3.5:4:4.5:5.0:5.6
F4.5だとF2に対して明るさが1/4以下になってしまいます。
個人的に星空撮影のベストは現状でF2が使えれば良いかなと思ってます。がそれを満たせる純正レンズは現状一本しかありません。
まあでも80mmはF1.7で使えるか?と言う問題もあります。最悪F2.8で使えれば良いかなと思ってます。
なんせ明るさが倍ですから。。。暗くなる分はISOも倍になってしまうわけで。(シャッタースピードは法則に従って限界まで上げた状態)

とりあえず純正の35-70mmの写りを確認します。
35-70mmは開放35mm(35mm換算で28mm)時にF4.5です

GF35-70mmmmF4.5~

35mmでF4.5とF5.6を見てみます。ついでに秘密兵器の光害フィルタ+ソフトフィルタを試してみました。F2だとISO1600で撮影する感じの場所でISO6400です。

実際真っ暗なところだとF2でISO3200とかにしてますので、多分これでも暗いので12800ぐらいにする必要あるのではないかと思いますが、とりあえず実験ということでここまでにします。
光害フィルタはクリップインのものです。それにプラのソフトフィルタをテープではって使用します。
純正レンズと言っても開放のF4.5の周辺減光は結構すごいです。F4.5でこれですこれフルサイズじゃ絶対売れないレンズだと思います。

F4.5(GF35-70mm,35mm)

まずは何もしない撮っただけの写真。光害フィルタ通すと青くなってますね。ソフトフィルタの効果はでているようです。

FWを補正して更に光具合を見るためにちょっと無理やり絵が崩れるように強調しました。ISO6400,10sです

GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F4.5
GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F4.5

F4.5ですが少し鳥の羽みたいなのがでてますね。

GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F4.5右上隅
GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F4.5右上隅

F5.6(GF35-70mm,35mm)

F5.6は調整なしです。露出は同じくISO6400,10sです

GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F5.6
GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F5.6

ぱっと見ほとんどわかりませんが、鳥の羽はやはり少し改善しているように見えます

GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F5.6右上隅
GF35-70mm,(35mm):ISO6400:10s:F5.6右上隅

撮影してみてGFX100Sってα7R4と比べてもノイズ感が少ない気がします。α7R4はISO6400にしようとは思いませんし。。実際どうなのかはわかりませんが、感覚的に少ないなと感じます。
次は80mmを見ていこうかなと思います。