GFX100S+GF80mmF1.7で星空 2022-06-22,23日
上海の梅雨明けはまだのようですがようやく夜空が晴れ出しました。本当はもっと環境の良いところに行きたいのですが、今はまだそういうわけには行きません。
ということで今回は屋上から夏の星、蠍座アンタレスあたりを撮影する予定です。上海の星空なのでとにかく明るいし、暗い星がわかりにくい。
上海の星空でスタックして星雲を強調する気も起きないので、フィルターのテストをかねて軽く撮影します。
カメラ機材環境
まずは機材ですが、カメラはGFX100Sです。
富士のレンズは2つしか持ってませんが、そのうちのGF80mmF1.7を使用します。フルサイズ換算約63mmなので中望遠です。
露出は2.5秒(200の法則)で撮影します。GFX100SにはグリップINフィルターUVをつけています。
レンズの外側には角型フィルタの星空撮影フィルターNisiハーフソフトを取り付けています。ソフトフィルターを取り付けていないのは比較画像のみ。
角型フィルターはH&Yマグネット角形フォルダーで固定しています。
要は上海ロックダウン中に色々買ったものを一気に試そうという魂胆です。
www.sonnagaya.com
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それでは早速撮影していきます。昨日今日と残業で返ってくるのが次の日という状況でしたので撮影枚数は少ないです。
実際にGF80mmF1.7で撮影
まず初めはソフトフィルターを取り付けない状態です。撮影した写真をPSに読み込みます。レンズ補正は勝手にかかってました。
一見普通ですが、コントラストを上げると真ん中が白くなります。
普通端っこが黒くなる事が多いのですが、こういうレンズは初めてです。レンズ補正の周辺減光をいじってもこれだめですね。(原因多分わかりました。おそらくレンズのせいではない。後のほうで書きます。)
本格的に撮影するには別途フラットを作らないとだめかも知れません。
続いてはソフトフィルターをつけて撮影した写真に行きます。
Nisiソフトフィルター
GFX100S+GF80mmにNISI角型ソフトフィルターStar Softを取り付けて蠍座を撮影しました。上海の星空なので天の川は写ってません。
まずは比較画像、設定はISO4000,F1.7,2.5sです。
この大きさでもフィルタありの方は明るい星がわかりやすくなっています。
続いては少し大きい写真、フィルタなしでも星がわかりますが、小さくて目立たないdせう。
フィルタありだと蠍座のアンタレスよくわかりますね。
実際なんですけど、星は滲んでいますが、にじみ方はやはりあまり面白くないというかやっぱりLEEのほうが良いですかね。
そして今日の夜1時過(24時30ぐらいまで仕事していた。。)ぎ、星空なんですけど、蠍座を撮影しようと思って、空を見ると、もう既に雲に隠れています。射手座はわかるんですけど、そのすぐ横の天の川。。。わかるといえばわかりますが、まあ雲といえば雲みたいな感じです。もうちょい早く退勤できていれば。。。
また昨日の写真にあった真ん中が白くなる現象ですが、今日は発生しません。どうやら昨日は下の方の光を拾っていたようですね。でもこれ。。。強調するまでわからないというところが難点ですね。
最初からわかっていれば良いのですけど。。。
強調耐性
もう一つぐらい星座を撮影しておこうともい、夏の大三角を探しますが、もう真上でした。南側から雲が迫ってきて同しようもないので、カシオペアを撮影。
フィルタを色々付けているので強調した際にフィルタのゴミや切れ目などのあらが目立つのではないかと思い、作品というわけではなくもうとにかくものすごい強調してみます。
こちらもISO12800で撮影したものです。PSで曇りの除去をMAXでかけています。
拡大するとこんな感じです。
にじみ方どうですか?拡大するとやはりちょっとなんかイマイチな感じがしますが、普通はこんなもんなんでしょうかね?こういう星の少ないところでの使用には問題ないと思います。
やはりもっと星の多い場所で試したいですね。