異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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私のお気に入りカメラ富士GFX100S+GF80mmレンズのボケ量考察


最近私のポートレートのメインカメラはGFX100S+GF80mmになっています。このカメラ・レンズから出てくる写真がとても好きです。
色合いもそうなんですけどやはりボケも関係しているのではないかと思い少し bokehに対して調べてみました。

ネットで探してボケ量が調べられるサイト(http://kingfisher.in.coocan.jp/boke/bokekeisan.html)を元にボケ量を出して比べてみます。
被写体までの距離は1.5m
背景までの距離は4mと30mでためしました。
GF80mmF1.7を基準としてそのボケ量を超えるレンズは水色にしています。

単純にボケ量を比較しただけだと、当たり前ですが望遠になればなるほどボケ的には有利になりますね。
ということで画角をだいたい合わせた場合のボケ量を見てみました。この画角だとだいたい被写体の腰から上ぐらいが撮影できる感じです。

画角を大体合わせた場合のボケ量

これを見る限りGF80mmF1.7(ボケ28.7)は85mmF1.4、50mmF1.2レベル以上のボケ量が楽しめるということになりますね。
この値を超えれるものは調べた中では85mmF1.2(ボケ29.9)だけでしょうかね?
ただ85mmを使用する場合は結構なスペースを必要とする感じですかね。実際85mmは通常の室内ではちょっときついと感じています。
感覚的なものですが、個人的にはボケが25ぐらい超えてこないと物足りなく感じるのかなと思います。
APS-Cで少し物足りなさを感じているのはこのせいなのかなと思ってます。

被写体までの距離は同じで背景までの距離を変更した結果は以下になります。
まず被写体までの距離は1.5mとして、背景までの距離を変更した場合です。

グラフにするとこうなります。ある程度の距離までボケ量は増えますが、それ以降はほとんど変化なくなります。
背景まで1.5mは背景と被写体までの距離が同じなのでボケが0になるようです。

続いては背景距離を固定して被写体までの距離を変更してみた場合です。

もちろん屋外や広い部屋などだと他にも明るい望遠レンズなどの選択肢はあると思いますが、上半身が全て入ってこの組み合わせよりボケるレンズはそうないということがわかりました。