異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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GF80mmF1.7・GFXは星空撮影とって今のところやはりレンズが鬼門ですね(2)

GF80mmF1.7(ISO12800,5s)天の川

80mmF1.7

前回に引き続いて今回はGF80mmF1.7で星空を撮影してみました。このレンズは今のところ富士純正で一番明るいレンズだと思われます。
前回の記事はこちらになります。
GF35-70mm・GFXは星空撮影とって今のところやはりレンズが鬼門ですね(1) - 異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

80mmって望遠よりですが、GFXだとフルサイズ換算63.2mmぐらいの画角になります。ということでシャッタースピードを早くすればなんとかなりそうな画角ではあります。
コマ収差を見たいので、F値別にF1.7~F2.8までを試してみます。(個人的にはF2.8より明るいF値で撮影したい)
果たしてどんな写真が出てくるのでしょうかね?今回も上海の明るい夜空での実験です。光害フィルタ、ソフトフィルタは使用していません。

F1.7

早速F1.7の写真を見てみましょう。このサイズだと全然わかりません。星が写っているのさえわかりにくいです。ちゃんと撮れているように見えます。

右下隅を100%で表示してみます。

盛大に羽がでてますね。

F2

続いてF2の写真を見てみましょう。まあF1.7とそれほど変わらないと思います。

右下隅も同様ですね。

F2.8

個人的にはここF2.8が撮影限界といいましょうか、赤道儀とか使うならもっと絞れますが、でもこれより暗くしてもこのレンズの意味がないと思います。

続いて右下隅です。

F2.8まで絞ってだいぶ良くなりましたが、それでもやはり羽は収まってませんね。これはF4まで絞る必要がありますかね?

ということでGF80mmF1.7での星空撮影は拡大するといまいちということになりました。