異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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星空撮影フィルターNisiハーフソフト・GiAi GND・H&Yマグネット角形フォルダー(1)

Nisiソフトフィルタ・GiAiNDフィルタ・H&Yマグネット角形フォルダー

上海尾隔離が終わって、今日6月3日は端午節です。といっても出かけるにはまだちょっと危ないと感じています。速攻でカメラ修理に行きたいのですが、外に出る勇気がありません。

今宅急便の処理に追われています。隔離中は届かないと思っても、なんかネットショッピングにはまっていろいろ購入してしまいました。
一番メインとなったのが、ロックダウン中に都会の星空を撮影するために真ん中だけ黒い角型NDフィルタを探していました。
実際の撮影記事はこちらになります。
www.sonnagaya.com
www.sonnagaya.com


ということで見つけたのが以下の商品です。

GiAi Center Graduated Filter

有名どころだとCASEとかNISIとかにもありそうですが、私が知らないメーカーでしたが、値段が安かったので購入してみます。

フィルタの枠ですが、これは後で説明します。

探せば結構あるものですね。GND0.9は三段の暗さになります。ND8相当でしょうかね
なぜこれが必要かといいますと、下のほうが明るいのでどうしても白飛びしちゃうからなんです。まあ普通のハーフNDでもよかったのですけどね。
明るさと幅がうまくはまってくれるとよいのですが、こればっかりはわかりません。


NISI角型ソフトフィルターStar Soft

上記の理由+購入した目的はフィルタがつけられないレンズ、あとはFE14㎜がシャープすぎてそのままだと星がわからないので使ってみようかなと思いました。

これ途中までソフトフィルタで下のほうはただの透明ガラスです。ソフトにしたいところだけソフトにできます。ハーフソフトフィルターといったところでしょうかね。

見た目には全然わかりませんね。よく見ないと切れ目がわからないので、これ夜の撮影時にわかるかどうかちょっと不安ではあります。
また、どのくらいにじむのか、どういう風ににじむのかがやはり心配ですね。

Amazon.co.jp: nisi star soft

H&Yマグネット角形フォルダー

フィルタを購入したので、フォルダも購入しようと思いました。最初マグネットタイプじゃないやつを買ったのですが、隔離中は届かないということでキャンセルされ、再度調べたときに見つけました。67mm 72mm 77mm 82mmようのアダプターがついていました。

Amazon.co.jp: h&y マグネット式フィルター

このメーカーはFE14mmF1.8用もあります。

上の図のようにマグネットで簡単装着できますが、この額縁の取り付けが結構面倒でした。
ちゃんと★に合わせておかないとSN極が左右逆になったり、額縁自体の組み合わせが結構しょぼかったりと。。。

FE14㎜要はこんな感じです。100mmのフィルタ付けられます。

星空撮影Nisiハーフソフトフィルター・GiAi GNDフィルタ・H&Yマグネット角形フォルダーを試す

本当は6月の新月次に使いたかったのですが、上海から出られないし、上海は曇りだし。。。なかなか試せません。

Nisiソフトフィルターを取り付け星空撮影

天気はそれほどよくありませんでしたが、ようやく少し晴れましたので、GFX100S+GF80mmにNISI角型ソフトフィルターStar Softを取り付けて蠍座を撮影しました。上海の星空なので天の川は写ってません。
まずは比較画像、設定はISO4000,F1.7,2.5sです。

ソフトフィルタありなし比較(右あり、左無し)

この大きさでもフィルタありの方は明るい星がわかりやすくなっています。
続いては少し大きい写真、フィルタなしでも星がわかります。

ソフトフィルタなし

フィルタありだと蠍座のアンタレスよくわかりますね。

NISI角型ソフトフィルターStar Soft

実際なんですけど、星は滲んでいますが、にじみ方はやはりあまり面白くないというかやっぱりLEEのほうが良いですかね。

真ん中黒フィルター+ハーフソフトフィルター

真ん中黒いフィルター角型なので黒くする位置を変更できます。この位置がわかるのかどうかを試してみます。ハーフソフトフィルターについても同様に試します。
フィルタを2つ取り付けました。最初にピントを合わせてから取り付けます。マグネットなので楽です。
真ん中黒いフィルターは黒い部分が下の方の明るい場所あたりに来るように設定します。これは液晶を見てれば黒いものが動くのがわかるので合わせられます。
続いてハーフソフトフィルターなんですけど、これはどこまでフィルタがかかっているかものすごくわかりにくいです。ありなしを比較するのは前景があればピント合わせの際にわかりますが、一番わかるのがピーキングでハーフソフトフィルターがついている場所はピーキングがちょっと弱くなります。環境によっては結構難しいかもしれません。

星空撮影Nisiハーフソフトフィルター・GiAi GNDフィルタ・H&Yマグネット角形フォルダー

ということでこんな感じになりました。今回は80mmレンズだったので星空撮影の200の法則で2.5秒にしましたが、下の部分が暗くなって、白飛びしない感じですね。これなら思いっきり露出できそうです。なかなか良いと思います。次はちゃんと星が写っているときに試したいです。











アマゾンにはGiAiの商品はありませんでしたが、似たようなものはいくつか見つけられました。
後、中国のKASEというメーカーからグリップインフィルタが、各種出ています。アマゾンでは見つけられませんでしたが、KASEのα用には光害フィルタと、ソフトフィルタがあります。

KASE グリップインフィルタ(光害、ソフト)

日本でも売ってくれるとよいですね。