2021-12-26 上海
年末の話になりますが、上海で夜景と星空を撮影しようと少し頑張ってみました。何回かチャレンジしたんですが、天気が悪くなったり、夜になると曇ってきたりして、なかなか撮影できませんでした。
場所は外灘です。
外灘で星空撮影に適した場所
上海のど真ん中ですね。最初この時期わかりやすいオリオン座を狙っていたのですが、この時期オリオン座はもう南から西側に行ってしまっているので、川を挟んで撮影するには浦東に行かないと無理っぽいです。
ということで諦めて北側を狙うことにします。
外滩から北は狙えるのですが、外灘の街灯は朝6時ぐらいまで消えません。。。これが一番のネックです。
レンズを上に向けるとフレアが入ります。また後から少し強調すると明るいのが出てくるので、街灯の場所は避けたいです。
ということで南に向かいます。まあコチラも地面が明るかったり、建物が明るかったりするのですが、まあ今の所11時過ぎには外灘中心よりは暗くなります。
ちなみにこの時期の夜景終了は10時です。
後は高層ビルの広告ですね。あれが邪魔。。。というか結構明るいし、夜景が終わってからも広告だけはやってたり。。。11時過ぎには消えます（多分）
撮影方法
普通天の川などの星空だと明るいレンズで撮影しますが、ここでは天の川なんてものは見えないので、明るい星だけ映ればよいという感じです。後はなるべくシャッタースピードを稼ぎたいです。
なので程よく絞って、ISOをあまり上げずに撮影するのが良いかと思います。まあそれでも5秒とかなんですけどね。ISOもっと下げれば10秒とかも稼げますが、まあ今回は時間節約で行きたいと思います。地上写真は少し明るめにしたほうが良いと思います。後からハイライト部を抑えます。
この日はちょうどカシオペアが見えていたので、わかりやすかったですが、左に向けすぎると街灯の光と建物が入ってしまうので、この辺が限界でした。強いて言えば森ビル入ってほしかったです。
ということでインターバル撮影で300枚前後の撮影を終了しました。
この日は氷点下だったのですが、撮影中はじっとしているので風が冷たい。。。上海の冬はこの風がもう冷たいんですよね。。。なんとか撮影終了しました。
実際14mmだとプレビューでのぱっとみは星はほとんどわかりませんね。
ぐるぐるにする
一枚写真だと星がほとんど全然目立たないので、コンポジットして軌跡にします。今回は北の空なのでぐるぐるってやつです。
ぐるぐるの手法ですが、私はSTARSTAXを使用して比較合成をします。比較合成する際に注意することがあります。合成前にカメラレンズ補正をしないほうが良いです。
一枚の時は問題ないのですがコンポジットして強調すると幾何学模様みたいなのが出てきます。これ実は最近知りました。
コンポジットは勝手にやってくれます。結構楽です。
私は後からタイムラプスを作成ようの写真も書き出しています。
ということでできた写真です。
300枚撮影したと思っていたのですが、290枚ほどでしたインターバルなしでの撮影時間は5✕300 25分ちょっとですかね。もうちょっと長く撮影したほうが良かったかもしれませんね。
合成した写真を見てみるとドローン飛ばしている人がいるのと、雲が少しありますね。雲はぐるぐるには天敵みたいなもんです。。。
まあ結構寒かったですが、今まで何回も天候に邪魔されていたので、今回これが撮影できたので良かったです。
