2021-10 青海省ゴルムド市
青海省旅行中です。現在はゴルムド市に来ています。
前回、世界自然遺産ココシリ(可可西里)に向かう途中で思わぬ寄り道をしました。というか時間取りすぎでしょう。もう午後2時です。
道を急いで、ひたすら進むと、天気が悪くなっていきます。
ちょっと不安になってきました。霧の中何でしょうかね?視界も悪くなっていきます。それにしてもここは貨物車が多いです。
貨物車は極端にスピードが遅いので、追い越しをかけるわけなんですが、この視界です。ここまで多いと追い越すのも一苦労です。
しばらくすると。。。雪山が見えてきましたそして、天気が再び良くなっていきます。山の天気って変わるの早いですね。
せっかくなのでもう一度停車して、写真を撮ることにします。
写真を撮った後再びココシリを目指しますが、ここでトラブルというかおっちゃんがちょっと載せてくれと言ってきます。前方で友人?の車がトラブルで大変なことになっているらしいです。
おっちゃんを乗せて進むと何やら渋滞です。こういう信号もない場所で渋滞って考えられることは事故ぐらいでしょうね。おっちゃんはここまででよいということで降りていきます。
ということで私達のSUVはアスファルトの道を諦めて土の側道を走ります。これもともと旧道何でしょうね。トラックは無理でしょうけどSUVなら問題有りません。
やはりトラック同士でぶつかっちゃってますね。これはしばらく解消しそうに有りませんね。渋滞を抜けてからは車が全くいないのでもう快適です。
景色も素晴らしいです。
実に快適です。
世界自然遺産ココシリ(可可西里)
ココシリに行くと言ってもここにはなにか観光地が有るわけではなく、道を通るだけです。更になるべく降りないようにします。写真も車からというような感じです。
※実際降りている人もいますし、降りる場所展望台みたいな場所もあります。
ここは荒野ではなくどこまでも平原が続いている感じの場所です。標高は4600mまで有るようです。ここが世界自然遺産ココシリ(可可西里)か~というかんじです。ちょっと空気が薄い感じがします。
どこからがココシリなのかよくわかってませんが、どうやら自然保護区に入ったらしいです。野生の馬?ロバ?みたいなのが結構います。
[:ココシリの野生動物,ネズミ]
が、肝心のチベットカモシカ(チルー)がいません。曰くなかなか見つからないとのことです。。。。電気ですが、前に進むと曇っていく感じですね。というか雲の中に入る感じです。
車は更に奥に進みます。標高はもう4600m超えです。
[:ココシリ4600オーバー]
ここまで来ると完全に曇り空になってしまいました。
所々にポツンポツンと動物が見えます。鳥もいますね。カラスを中国で始めてみたかもしれません。この馬?ロバみたいなのは結構たくさんいます。(チベットノロバというらしい)
雪山展望帯を過ぎたあたりに、違う車の双眼鏡部隊がとうとうチベットカモシカを発見したようです。2匹います。
しかし相当遠いです。わたしの180mmじゃちょっとわからないくらいです。400mmを持ってしてもちょっと遠いようで、彼は車を降りて接近を試みます。
近寄って写真を撮るだけなんですけど、彼があまりにも近寄るので、それ以上近寄るなと、声をかけますが、聞こえないようです。
しばらくすると急に雪が降ってきました。。。。近寄りすぎたのかチルーは遠くへ逃げていきます。
なんかこれって。。。「獣神の呪い」?みたいな感じです。
突然降り出した雪と吹雪。。。。雪が積もってしまえばいくらSUVでも普通のタイヤではきついです。慌てて引き返すことにします。
我々が引き返してしばらくすると再び天気が良くなってきます。。。。太陽は出ているが、雪が降っているという妙な天気です。。。何だこれ。。。やっぱ「呪い」だったんじゃないかと。。。
もう一度戻ろうかも考えましたが、やはり凍結すると危険なので、これにて引き返すことにします。
天気は再び快晴になっていきます。
ということで久しぶりに世界遺産を体験しました。