異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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上海のど真ん中でオリオン座撮影Part2

2021-12-04 上海

12月の新月期、もともとどこかに星空撮影に行こうと思っていたのですが、上海でコロナ発生があって、外に出るのはちょっと面倒ということもあって諦めました。
仕方ないので、前回雲が出てきて失敗した上海の星空を撮影しすることにします。

狙いはこの時期の夜景が消える10時過ぎ(夏は11時)からですが、それでもやっぱり上海は明るいですね。
ISO400、10秒ぐらいが限界でしょうか。14mmレンズなのでできればソフトフィルタを付けたいんですけどつけると、夜景のほうが。。。。ですね。
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東にオリオン座が出ていて、登っていきます。それがだんだん南に向かって登っていくわけです。ちなみに天の川なんてものは見えません。
地上入れなければ。。。とも思いましたが、やっぱりちゃんとした星空を撮るならそういうところに行かないとですね。
ということで撮影開始です。

といってもインターバル撮影するだけなんですけどね。
注意することは1つだけWBを自分で設定すること。RAWで撮るのでオートでもまあ後から変えれるので問題ないといえば無いのですけど。。。。
なんでこうするかというとこれはちょっとした明るさの変化やタイミングでたまにWBが変化してしまうからです。
星だとあまり関係ないですが、夕方から夜、夜から朝などを撮影すると結構WBが変わってしまいます。

この日はそれほど寒くなかったです。雲は全く有りませんでしたが、でもやっぱりちょっと空がモヤッとしている感じがしました。
14mmレンズは相当広い範囲が撮影できます。オリオン座は結構上の方に登っていきますが、それでもちゃんと写ってました。
f:id:shan1tian2:20211206113320j:plain

TimeLapse 作成

夜景が消えてからの撮影ですが、そのまま動画にすると結構ちらついています。途中で露出を変更したりしたので、明るさも変わってます。こういう時はLRTimeLapseを使用します。

LRTimeLapse

こいつのフリッカー処理で、凸凹をなくして、平にしていきます。RAWのままできるので結構便利です。
私はPSでちょっとだけレタッチしてから直接ARWをLRTimeLapseに読み込んで使用します。まあまあちらつかない感じになりました。
しかしLRTimeLapseはRAWのまま書き出せないんですよね。。。AEみたいにRAWからそのまま書き出せれば完璧なんですけど。。。
なので通常私はLRTimeLapseでRAWを(AWR)編集してそのままAEに持っていきます。
ただし今回は星空です。オリオン座写っていますが、ほとんどわかりません。なので軌跡にしようと思います。
軌跡はStarStaXを使います。
f:id:shan1tian2:20211206113340j:plain

StarStaX

StarStaXは比較合成をやってくれるアプリなんですけど、比較合成前にレンズ補正などの補正系の編集をすると、レタッチや比較合成で幾何学模様が出てくるので、レンズ補正は一切行いません。
レンズ補正したければ後からすればよいです。比較合成した後やれるのかはわかりませんが。。。
Commetモードと通常モードで2回行いました。

最後に剪英で読み込んで文章つけて4Kで書き出し。
書き出してみると。。なんかやっぱり劣化してますね。剪英がだめなんでしょうかね。全部AEでできるように修行しないとだめですかね。でもそれだと音楽も自分で探さないといけないし。。。
UPLOADすると更に劣化。。。トーンジャンプしちゃってます。どうなんでしょう?最初から8BIT、TIFで出力したほうが綺麗になるのでしょうかね?

ということで上海星空撮影でした。
タイムラプスって撮影よりもあとの処理がすげー面倒ですね。後時間がかかります。PCスペックが良ければもっと良いんでしょうけど。


youtu.be


ffmpegでフリッカー防止

備忘録
ffmpegにもフリッカー防止機能はあるようです。

ffmpeg -i 202112042325.mp4 -vf deflicker=s=3:m=0:bypass=0 202112042325out.mp4
「s」のパラメータに枚数を入れます。
「m」は手法になります。
詳しくはググってください。