異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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上海外灘で良い感じの日の出タイムラプスを撮影するもセンサーに大量ゴミで残念な結果に

2021-10-28 上海

朝天気が良いということで、前日外灘近くのホテルに泊まって、日の出タイムラプスを撮影することにしました。
この日は6:10分ぐらいに日の出です。日の出は良いのですが、画面に太陽が出るまでには結構時間がかかります。
高層ビルの隙間の低いところから太陽が覗けるまでだいたい20~30分ぐらい必要です。
ちなみにPlanitProアプリでは以下のようになっています。
日の出の前の20分間は朝のブルーアワー
日の出からの20分間は朝のマジックアワー
と記載されているので、この時間はタイムラプスに入れたいです。
ただ太陽が見える時間には大体朝のマジックアワー終わってしまいますね。
なので5時40分ぐらいには現地に到着します。そしてすぐに撮影開始しました。この日は鱗雲というんでしょうか?なかなか良い感じの雲です。
朝日に照らされて綺麗に色づいて行きます。こういうの良いですね。

f:id:shan1tian2:20211109102158j:plain

しかししばらくして気づきます。動いてない雲が有る。。。。。
しかも大量に。。。

おそらくはセンサーのゴミです。後から撮ればよいかと思って放置しましたが。。。これがなんと。。。。致命傷です。
雲が晴れてくるともう明らかにわかります。

f:id:shan1tian2:20211109102248j:plain

でもそれなりに撮れたのでタイムラプスにしようと思いました。一括で修正しましたが。。。。一枚つづの写真だとわかりませんが、タイムラプスにするとチカチカと。。。。だめですね。
いろんな補正を試しました。PSの「コンテンツに応じた塗りつぶし」も一枚ずつやってタイムラプスにしましたが、やはりだめです。修正にめっちゃ時間かけたんですけどね。。。
雲がないところだけは割と違和感なくできましたが、やはりほしいのは鱗雲の場所です。なんとかうまく行かないのかとググって見るとafter effectsが使えるということです。
after effectsはRAWから動画を作るときにしか使用したこと無いんですけど。。。。
ということでafter effectsを使ってみることにしました。この動画編集ソフトにも「コンテンツに応じた塗りつぶし」があるのですが、モードが3つあります。
エッジブレンディングでやると、なんか雲がボケボケになってそこだけ穴が空いたような感じに。。。ちなみに単にゴミ削除でも同じようにボケボケになりますね。
次はオブジェクト(追尾してくれる)でやると、なんか違う背景をコピってきているのか全然だめでした。ゴミの位置は変化せず背景というか景色だけが変わっていく感じだとうまく行かないのかもしれません
最後に面。。。
もだめですね。ちなみにこの「コンテンツに応じた塗りつぶし」の作業はものすごい時間がかかります。PCのスペックがしょぼいのもありますが、全部で2日かかってます。
途中でメモリが足りなくなってやり直したことも何度か。。。。
もう一つリファレンスフレームを作成と言う手が有るようですが、説明は以下のように書いてありますが期待薄です。
「単一フレームの塗りつぶしレイヤーフレームを作成し、Photoshop で開きます。リファレンスフレームは、コンテンツに応じた塗りつぶし機能に目的の塗りつぶしレイヤーの外観を学習させるのに役立ちます。例えば、複雑な背景を含むビデオがあり、コンテンツに応じた塗りつぶしでは目的の結果が得られない場合、コピーなどの Photoshop のツールを使用して、パッチし、リファレンスフレームでより良い結果を作成できます。完了したら、新しい塗りつぶしレイヤーを生成します。コンテンツに応じた塗りつぶしにより、リファレンスフレームのピクセルが塗りつぶしレイヤーの新しいフレームに転送されます。ショットによっては、照明やカメラの角度が変わるフレームに複数のリファレンスフレームを作成できます。他のプロセスを使用して、コンテンツに応じた塗りつぶしをガイドするための単一フレームのレイヤーを作成することもできます。また、それらのレイヤーのコンテンツをガイドとして考慮します。」

まあそもそもafter effects自体の使い方がよくわかってないですが。。。。なんか救う手はないのでしょうかね