異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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三脚選び・結局三脚のパイプ太さはどれくらいが良いのか?

いつの間にか三脚がたくさん増えていきました。毎回今回こそはと選んで購入しているつもりですが、色々不具合があったり、気に食わなかったりでどんどん増えていっています。
いつか究極の三脚にたどり着きたいですね。。

ということで今日は三脚選びについて個人的な意見を書いていこうと思います。これまで色々使ってきた経験から書いていきます。
三脚選びですが、最近の私はカーボン製、センターポールなしの三脚を好んで選んでます。
センターポールなしの三脚のほうがより安定すると思ってます。
折りたたみは基本センターポールがあり、腰高になってしまうのと、すぐに設定出来ない、コンパクトと言ってもやっぱりかさばるのでどっちでも良いかなというかんじです。
センターポールがなくて台座が大きいのも好きですが、台座が大きいとこれもかさばります。
台座が小さくて縦に細くなるLeofotoの三脚がお気に入りです。
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上の図の左から
leofoto(徕图)MT-02+MTB-19
XlLETU(希乐途) XTS-20+XG25
FotoPro(富图宝)M-4C
SIRUI(思锐)T1205X
leofoto(徕图)LS-224C
leofoto(徕图)LS-255CEX
JUSINO(佳鑫悦)BN2541C
leofoto(徕图)LS-324CEX
となります。本当はもう何台かあるのですが、似たような感じなので載せてません。

種類・材質

三脚の材質はアルミやプラスチック?カーボンなどがありますが、基本的に安定してればどれでも良いと思ってますが、私は機械的部分がプラスチックのものはお余りすすめしません。脚のロックはクイックレバー式じゃないものをおすすめします。
レバーを回して伸ばすタイプでプラスチックだと長く使用すると経年劣化でガタが出てきます。また補強や機構がたくさんあるやつは意外とかさばります。機械的機構が少なくシンプルなものが良いと思います。
材質はアルミでも良いのですが、やはり軽くて硬いカーボン製が良いと思います。

運用の仕方で変わる

カーボンのパイプ経で説明していこうと思います。
三脚は自分の使い方によって使い分けることをおすすめします。

より安定性を重視

三脚に安定性だけを求めるなら、太いガッシリとした三脚が良いでしょうが、安定性を求めるとひたすら重く、でかくなります。
ちなみに私の持っている三脚で一番太いのがパイプ経が32mmの三脚ですが、これはかなりガッチリしています。単体で1.7kgありますが。。。
車で移動してチョットだけ移動言う場合にはこれでも良いと思いますが、旅行中や、野外でずっと持って歩くには結構きついものがあります。
もう一回り細いパイプ経が28mmのものでも十分安定すると思います。私は必死こいてこれをもってまわってますが、結構きついです。

長所:安定度抜群
短所:重い。。長時間持ち運ぶ気がしない。


携帯性と安定性を求める

そしてパイプ経22mm、基本的にはこれで十分です。22mmだとカーボン製で1kgを切って来るので、持ち運びにもそれほど問題はありません。
このタイプだとだいたいが飛行機の機内持ち込みのスーツケースに入ります。
もう少し太い25mmでも同じような感じですね。22と25。。余り見栄えと言うかパット見わかんないですね。
このパイプ経(22mm,25mm)ですが、風が強い場合や、赤道儀や、パノラマ雲台を付けて重心が高くなる場合、チョット安定性に不安が出ます。
後は300mmの望遠レンズを夜に使おうとして、この22mmの三脚を使いましたが、風もあったのですが、レンズ自身が風で揺れるので、三脚で固定してもだめでした。
長い望遠レンズをつけるときはやはりパイプが太い三脚のほうが良いと思います。(雲台の強さも関係するかもしれません。)
もし旅行に一つだけ持っていくならこのタイプですかね。

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上の写真は22と25の高さを比べてみたものです。
4節と5節なので単純には比べられませんが、最後のパイプの太さは同じになります。丁度25mmの部分が突き出すような感じですね。

長所:軽くもなく小さくもない
短所:安定性はある程度あるが、風が強かったり望遠レンズだと少し不安


携帯性を求める

私はカメラを3台とか使用することがあるので、3脚が一つでは足りません。私は旅行時に三脚を2台持っていくことが多いですが、
同時に3台。。。またスマホでも取りたいときがありますよね。。
ということで小さいタイプの三脚ももっています。というか私はこのタイプの三脚をいつも持ち歩いてます。
このタイプの三脚でも結構足がしっかりしています。下のゴムの部分でチョット跳ねるような感じになることがありますが、手すりの上にちゃんとしっかりとおけば問題ありません。
どちらかというとサブ三脚と言う感じです。ちなみにバックの横に差して持ち歩いていて1回無くしたことがあります。(全然気づきませんでした)
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長所:軽い小さい
短所:低いので使用する場所が制限される


結局

選び方はやはり個人の使い方次第ということになります。重さと、パイプ経と、形状、後は財布の具合と体力を見ながら決めていくしか無いですね。
今私は、星の撮影にはJUSINO(佳鑫悦)BN2541C(28mm。上の写真の右から2番め)の三脚と4番目の22mmの三脚を持ち出すことが多いです。(左端の三脚はいつも持っている)
持っていくカメラの台数だけ三脚は持っていきます。

JUSINO28mmのものは台座が大きいと赤道儀乗せるときに安定します。そしてこの三脚は安いんですよね。。
問題はかさばることです。
この三脚台座の部分の下側の隙間がスーツケースに入れたときにすごく無駄だと思い、同じ太さもアレだと思って25mmを買ったわけですが、22と25ってあんま変わらないんじゃない?って気がして結局28mmを使うことに。。。この28mmの三脚かっこよいので好きなんですけどね。
また一番下のゴムの部分がネジ止めなんですが、ここの作りが良くないようで、旅行中に3回ぐらい紛失て再購入してます。これさえなければね。。。やっぱ安物ですかね。