ジンバルで長時間露光モーションタイムラプス
今まで散々な目にあってきているジンバルでの天の川モーションタイムラプス撮影ですが、今回ラストチャレンジということで魔抓のジンバルMOZA AirCross2で撮影を行いました。私が今まで試したジンバルは以下の2つになります。
DJI RONIN-SC
Zhiyun Weebill-s
いずれも有名どころのスタビライザージンバルです。
この2つで天の川モーションタイムラプス撮影を撮影してみましたが、10秒露出でいずれもブレブレの写真しか撮影できませんでした。何なのかわかりませんが、10秒露出だと100%近く手ブレってるっぽい写真になります。やっぱ機会だから安定を保つため微妙に動いているんでしょうかね?見た目全然わかりませんが。。。
後、ドリフトってやつが発生しているのかもしれませんね。それにしてもドリフトって写真撮影中も起こるもんなんですかね?
今回いろいろ試した結果、前回までは設定が悪かったのかもという可能性もあります。
ジンバルMOZA AirCross2
上の2つよりも大きいジンバルです。3つの中ではRONIN-SCの一番力が弱く感じます。
許容重量はMOZA AirCross2が圧倒的に有利ですが、大きいのとバラせないということがあり、コンパクトという点では一番悪いです。
そのせいもあって可動域は3つの中では一番大きいと思われます。無駄な突起も邪魔ですね。
空港などでこのジンバルをスーツケースに入れておくといつもバッテリーだと間違われて一度は止められます。
大きさ的にはやはりWeebill-s が一番コンパクトですね。RONIN-SCは大きさは同じぐらいですがRONIN-SCはバラせます。
カメラの取付について
MOZA AirCross2とDJI、Zhiyunのジンバルの違う所は取り付け部分です。
私はいつもL型ブラケットを付けているのですが、MOZA AirCross2にはそのL型ブラケット毎取り付けることができます。
下の面倒な前後取り付け調整が必要ありません。調整はチルト軸で直接調整できます。これは取り付け結構便利です。
ただ、L型ブラケット側にUSBの線が出るので線をL型にするか、ブラケットを調整できるようなタイプにするしか無いです。
両側どっちでも行けるのでブラケット反対につけるという手もありますね。それだと、SDカードのほうが面倒になりますが。。。。
タイムラプス撮影の設定
設定はMOZAアプリMasterから行います。
一回で設定できるポイントは最大10までです。
撮影し終わっても元に位置には戻らないので、そのまま続けて設定すればその位置から続けられます。
タイムラプス撮影の注意点
最初カメラとジンバルをUSBで接続しているので当然バルブモードで撮影するものと思ってました。
なので、アプリ側(上の写真)で露出時間を設定していました。が出てきた写真のシャッタースピードは全部1/10です。???
設定間違ったかな??いやそんなはずはないとおもう。。。
というかこのせいで蠍座の部分が撮影できませんでした。。。。。
おかしいのでジンバルを再設定します。
これでとりあえずカメラ側をMモードにして手動で8秒にして見ます。撮影間隔を10秒にしてやり直します。
数枚撮影してみてみます、秒数は問題有りませんが。。。やはりぶれてる。。。。。
やっぱこいつもだめなのかな???
と落ち込みました。2秒じゃ移動安定しないのかな?と思い撮影間隔をもうちょい伸ばしてみます。
撮影間隔を12秒にしました。
お。。。これは行けそうです。ついに成功しました。
どうやらインターバルが短すぎたということですね。
またアプリで設定しても、カメラ側のMFでその設定にしないといけないということですね。これは注意しましょう。
というかもしかして今までこのせいでブレブレになってたとか?いやそんなはずはない。。。。
話を戻して、しばらく放置しておくと。。。大体真上付近でカメラのバッテリー切れで止まってまっす。マジカ。。。。
そ~っとなるべく触らないようにバッテリーを交換します。
そして何もなかったかのように撮影が再開されますが。。。。。
あとから出てきた写真を見て。。。。
ピントずれてるじゃん?それとも上と横じゃピント位置が違う?触ってないはずなんだけど。。。電源一回落ちたから、ピントがずれた?
残念です。せっかくこの広い可動域を利用して180度のモーションライムラプスを撮影できたのに。。。。。
まあこれは次回もう一度試してみます。
- 撮影間隔は4秒以上取る
- MFモードでアプリと同じだけのシャッタースピードを設定する
※後から確認しましたが、シャッターを2秒後に切るという設定を入れていたのでそのせいでぶれていた可能性があります。
ということでYOUTUBEにタイムラプスをUPしました。
youtu.be
モーションタイムラプスの撮影結果まとめ
多少の人的な問題は有りましたがジンバルの機能としてMOZA AirCross2なら星空モーションタイムラプスが撮影できることがわかりました。
これでとりあえず不毛なジンバル探しをする必要がなくなりました。一安心です。
もし、新たに星の自動追尾なんて機能のジンバルなんか出たら。。。。出ないですね。また考えるかもしれません。
それにしてもこのジンバルちょっと大きいな。。。。せめてばらせるとか、これなんとかならないかな。。。アーム部をばらせるかと思ったのですが、ネジを外しても抜けませんでした。
なにか特別なことしないとだめっぽいですね。
ということで
「ジンバルMOZA AirCross2で天の川モーションタイムラプスの撮影に成功しました」
という話でした。これからはこいつでもうちょい良い写真を撮っていこうと思います。
今の所は大丈夫ですが、使っていくうちにドリフト現象が起こったりしたらどうしましょうかね。ちょっと心配です。
これが進化していけばいずれ三脚が要らなくなるのかもしれませんね。
そう考えてみると、他のジンバルでもドリフト対策すれば行けるのかもしれませんね。