先日浙江省まで星空を撮影に行ったのですが、満月で天の川は撮影できませんでした。
ちょうどネオワイズ彗星は撮影できました。
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今日はこの時お借りしていたタムロンの20mm F/2.8 Di III 単焦点レンズの、星空撮影について書いてみようと思います。
当日は満月と雲で、夜ですが、結構明るく映ってます。こうして普通にみると、あまり星がハッキリとしていませんが、まあこんなものなのかなとは思います。
私は27インチの4Kディスプレイで見てますが、スマホサイズで見るとどこに星があるのか全然わからないかもしれません。。。
写真の解像自体はそれなりにあるのではないでしょうかね?
続いてCAMERARAWで現像前のRAWデータを表示させてみました。どうやら最近のタムロンレンズはオリンパスと同じように自動補正されるようです。
拡大してコマを見る。
星空を見る上で気になるのが、COMA(コマ)と歪みです。歪んで端っこが伸びたり、星に翼が出たりする感じになるのですが、このレンズはどうでしょうかね?
ディスプレイをスマホで撮影しているのと、雲があって、ちょっと画質は悪いですが、中心といいましょうか蠍座付近の拡大写真はこんな感じです。まあわからないですね。
しかし端っこの画層ですが。。。。。。
盛大にCOMAが出ていますね。というか羽というか翼みたいなのが出てますね。
このレンズ開放F2.8であまり明るいレンズではありませんが、絞れば良くなるという話ですが、星空でF4はちょっときついので、ちょっと個人的にはキツイかなと思います。
これでF1.4なら絞る余地があってまだ良かったのですが。。。
24mmより広角になるとなかなか軽くて、明るい良いレンズがありませんね。ヘビー級レンズを持ち歩くわけには行かないので。。。。
ということでこのレンズは個人的にはちょっとパスかなと言う感じです。
使い方としては星よりもハーフマクロで使うのが良いのだと思います。