異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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上海滴滴タクシーの自動運転体験に行ってきました。

2020-7-10 上海滴滴タクシーの自動運転

滴滴タクシーの自動運転サービスが開始された?!というニュースが流れましたが、何処に行けば乗れるんでしょうかね?
baijiahao.baidu.com
滴滴アプリの「未来出行」という項目から体験申請できるのですが、これ。。あまりり機能していないので、色々調べて直接電話で尋ねました。
ちなみに「未来出行」はアプリを中国語にしていないと出てきません。
将来的にはここから無人タクシーを呼ぶという感じなのでしょうかね。

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問い合わせた結果、どうやら現状上海の端っこ安亭(上海汽车场)で体験をやっているだけのようです。
色々と問い合わせしてみると、体験には予約が必要なようです。予め電話で予約してから体験できるようです。
ということで予約してから、先週金曜日(7・10)上海汽车场の上海汽车会展中心まで行ってきました。

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上海汽车会展中心

上海汽车场(上海汽车会展中心)までは地下鉄11号線上海汽车场か安亭駅から歩いていけます。歩くと結構遠いです。
私達が行った日、上海汽车场はなにかイベントを行っているようで、人でごった返しています。
滴滴のタクシー(VOLVO)が見えます。なんか上のほうがくるくる回っています。レーダーかなんかでしょうかね。
ということでこのタクシーがたくさんおいてある場所で受付をします。
その際に誓約書にサインしろと言われます。
書いてある内容は大体こんな感じでした。

*18-70歳の間であること

健康であること

車内の写真、動画などは撮影しないこと。

最初の2つはどうってこと無いのですが、思いっきり撮影するつもりだったのでちょっと残念です。
万が一があったときにということでしょうかね?それとも機密事項でも??

サインが終わるとスマホを渡され、タクシーの中に入ります。。
運転席にもしものための運転手、助手席にシステム説明の人が乗り、私達は後部座席です。
スマホには滴滴タクシーのアプリが入っていますが、このアプリは特別仕様のようです。
通常の滴滴タクシーを呼ぶように、予め指定されている目的地を選んで、タクシーを呼びますが、今回の目的地は指定です。〇〇ホテルを選択します。
ホテルにつくと今度は目的地を上海汽车场に指定して戻ってくるような感じです。

目的地を選択したら、後部座席のモニターをスキャンして、タクシー呼び出し完了のような感じになり、自動運転が開始されます。
が。。。。上海汽车场から公道に出るまでの道のり。。。。この人数。。。。、普通の運転でも前に進めない感じです。
ということで、公道に出るまで人間が運転するそうです。


その後、ようやく公道に出ます。自動運転開始ですが、道はずっと真っ直ぐです。途中、どこどこに設備が設定してあって等の説明を受けます。
信号機の変わるタイミング、周りの人などが、全てモニターに出ています。なんかすごいですね。
前方に工事中が有り、車線変更が必要ですが、このときも運転手さんが運転しました。
これ、避けれないのか聞いてみると、避けれるが、ちょっと時間がかかりそう?っぽい事を言ってました。
ブレーキなどもちょっと急ブレーキ気味ですね。。。。

行きは結局右折一回だけで、ホテルに到着です。

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すぐにアプリから帰りの目的地を設定して、戻ることになります。
交差点から車が入ってきますが、ここで急ブレーキ。。。車線オーバーしてないし急ブレーキいらないじゃん。。。。
イベントのせいで道も渋滞しています。渋滞も苦手のようですね。
最後Uターンの予定だったのですが、結局ここも運転手さんが運転することに。。。。。。
ということで体験は終了です。

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この体験の際、運転手酸、説明の人が運転席と、助手席に乗っています。
この人達に色々聞きました。
上海中心の展開はいつ頃なのかと。。。これはまだ政府の許可が出てないそうです。許可が出れば行けるようですが、なんか不安ですね。
割り込みできずにずっと止まってそうな気がしますwwww
また何処かはわかりませんが、日本のメディアも取材しに来たと話していました。


個人的にはまだまだ完成度が足りてない気がします。ちょっと時期尚早のような気もしますが、これこのままで展開したらちょっと危ないかもですね。
でもここは中国です。日本とは違います。突然やっちゃうかもしれませんね。

ということで上海滴滴タクシー自動運転体験でした。