星空パノラマ撮影に挑戦しようと思い、DJIのRoninSCジンバルを購入したのですが、やはりジンバルだと固定力といいますか、風があったり、長時間露出の時にブレることが多いと感じました。
動画なら問題ないのでしょうけど、夜の自動パノラマ撮影は少し厳しいかなと感じています。
結局手動かよ。。。ということになり、パノラマ雲台を探し、安いものを購入しました。
この手の雲台は動かしたい角度だけ動かすことができるといいましょうか、回している最中に設定した角度でカチッと音がして少しショックがあります。そこで20度なら毎回20度毎にカチッと音がなって止まります。星の撮影時撮影場所は暗いので、メモリを確認しながらは結構苦労します。その点この雲台は指定角度ごとに止まってくれすごく楽です。
実際に使ってみた結果ですが、これ結構便利です。パノラマ撮影を格段に楽にしてくれます。
注意点としては毎回回すごとに、一旦もう一つのネジを回して固定したほうが良いかもしれません。そのほうがずれません。後シャッターのインターバルは設定しておきましょう。
私は固定力を過信しすぎて失敗したことがあります。
飛行機や、雲などが入ったり、ぶれていたりすることがあるので数枚ずつ撮っておいたほうが良いと思います。
飛行機は意外にしつこいです。
パノラマ撮影枚数計算
そしてパノラマ枚数計算は以下のサイトから計算できます。
http://www.digitalefotografie.com/fov_pan_calc.htm
撮影枚数は分かりましたが、何度ずつずらせばよいのかがわからないので適当に計算してみました。
また細かすぎる角度も雲台側で設定不可能なので、角度を設定できそうな値にしています。
180度で重なりを角度の40%で計算(15mm,24mm,35mm)
焦点距離 | VFOV | HFOV | カメラ向き | 枚数 | 手計算 | 雲台設定 | 枚数 |
VFOV(60%) | HFOV(60%) | ||||||
24mm | 73.74 | 53.13 | LAND | 4.1 | 4.09 | 40 | 5 |
44.244 | 31.878 | PORT | 5.6 | 5.64 | 30 | 6 | |
35mm | 54.3 | 37.85 | LAND | 5.5 | 5.52 | 30 | 6 |
32.58 | 22.71 | PORT | 7.9 | 7.92 | 20 | 9 | |
15mm | 100.39 | 77.32 | LAND | 3 | 2.98 | 60 | 3 |
60.234 | 46.392 | PORT | 3.9 | 3.87 | 40 | 5 |
他にも色々と調べたのですが、超広角12とか16とかだと、パースが強く、伸びるので横撮影でパノラマが失敗することが多いとのこと。
縦で撮影することをおすすめするとありましたが、縦でも横でもパースは同じだと思いますが。。。
伸びないレンズLAOWAの15mmでも駄目なんでしょうかね。ちょっと試してみたいところです。
Zero-distortionをうたってるんですから。。。
そして星は1時間に15度動きますので、1分間だと0.25度、一秒で0.004166666666666度動くことになります。
35mm縦だと9枚必要(180度)なので10秒露光で90秒ですが、これは連続で撮った場合なので、実際にはもっとかかりますね。
15mm縦だと5枚ですので時間短縮できますね。まあ星もちっちゃくなってしまいますが。。。。
そもそも星がどのくらい横になっているかにもよります。35縦では入り切らないかもしれませんね。
雲台で失念していましたが、購入した雲台。。。。角度が15,30,45,60と。。。。。15度刻みしかありません。。
上の表で20と40で設定したものをそれぞれ15,30にしないといけませんね。。ちょっと失敗かも。。。。
15にすると35mm縦は9枚が12枚に。。。15mm縦は5枚から6枚に枚数が増えてしまいますね。
実際使い物になるかどうかですが。。。こればっかりはやってみないとわかりませんね