異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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上海虹橋空港で飛行機撮影にチャレンジ・超望遠ならやはりオリンパスカメラ最高

2019-12-14 上海

カテゴリは撮影会にしていますが、正確には友達と二人ですw
友人が飛行機の撮影をしたいと言うことで、カメラの購入を考えているそうで、オリンパスのカメラを試したいということで、虹橋空港まで出向くことにします。
飛行機撮影というジャンルですが、私は全くわかりません。。
ということで。。。。

「上海虹橋空港で飛行機撮影にチャレンジ」

してみることにします。
とにかくかなりの望遠レンズが必要とのことです。彼はα7Ⅲ使いなんですが、望遠で軽いレンズ、そのためだけにオリンパスのカメラの購入を考えているとのことです。
オリンパスのノーマルレンズ12-200とかキットレンズ14-150とかを狙っているようですが、あまり画質よくないんじゃないかと??ちなみに私はProレンズしか持ってません。
Proレンズはある程度コンパクトではあるが、それほど軽くないと話しましたが、それでも同画角のフルサイズレンズよりは圧倒的に軽いですね。
そして手ブレ補正が強力です。α7Ⅲの手ブレ補正なんて目じゃありません。弱点は高感度で、問題は彼が画質を許容できるかどうかですね。

とりあえず虹橋空港にしたのは、ネット(百度)で調べて、撮影できそうだったからです。
虹橋空港は南北に滑走路が走っています。

友人曰く、飛行機は向かい風に乗って離陸するということで、この日は南側(着陸側)に行くことにしました。
地下鉄10号線の航中路からチャリで虹橋空港の南側に向かいます。
(※詳しい行き方ははこの記事の最後に記述します)
15:00の待ち合わせでしたが、私は少し早めに行きました。


行ってみると、人が集まってますね。。。結構有名なスポットなのか?飛行機が結構な大きさで迫ってきて、滑走路に降り立って行きます。
どでかい望遠レンズ持っている人はいませんでしたが。。。普通に滑走路遠いですね。スマホだと飛行機は米粒レベルです。

今日はこの日のためにオリンパスのOMD-EM1Mark2を持ってきてます。レンズは40-150F2.8Pro+2倍テレコンです。
これで35mm換算で600mmまでいけます。(ただし開放がF5.6になる)
彼が来るまで適当に着陸の瞬間を狙って何枚か撮影しました。後ろ側陽炎が出てますね。ファインダーで覗いていると着陸の瞬間はブレーキの摩擦で煙が出ます。なかなか迫力あります。
写真だといまいちかもしれませんが。。。
飛行機自体が動いているので、シャッタースピードはできるだけ上げたいです。
手ブレ補正が強力でも被写体ブレしてしまいますので。


150mm(300mm)テレコンx2 (600mm)F5.6

すると中国人の若者に声をかけられました。この若者大学3年で、飛行機好きのようです。
虹橋空港は滑走路が南北に2本あり、それぞれ着陸用、離陸用として使用されているそうです。
他にも色々と教えてくれました。虹橋空港は夏と冬で離陸が逆になるそうです。
冬は北に向かって離陸、夏は南に向かって離陸だそうです。

・虹橋空港の南側着陸を見るなら今はここがベストだということです。
・更に北側にもスポットがあるとのこと、ただし冬場は離陸なので、撮影は難しいとのこと。
・あと側面であればもうちょっと近くから撮影できる

この大学生相当詳しいです。フライト情報を見て、次はどんな飛行機だとか、あれは大きいだとか、どっから来たとか。。。逐一チェックしています。
それから色々航空券の話などJALはなんであんな高いんだとか、私に聞かれてもね。。。
友人がなかなか来ないので、彼とずっと話をしていましたww


約束の時間を代替30分ぐらい過ぎて彼がやってきました。後ろを振り返ってみると建物が。。。。
そしてその屋上が駐車場になっていて、何やら撮影している人がたくさんいます。
あの場所に登れば飛行機ポートレートできそうですね。

到着した彼いわく


「遠い」


そうです。
伊丹空港なんかはジェットの風が来るぐらいまで近づけると話していました。
確かにこの場所は600mmレンズでこの大きさですもんね。

ただし利点もあります。飛行機の数が半端なく多いです。ひっきりなしにやってきます。
しかも手前の飛行機の後ろに次の飛行機がすでに見えていますwwこの量は半端ないそうです。
練習にはもってこいだといいます。


着陸側はまだ撮影できるのですが、頭上を通っていく側は

飛行機が速すぎて600mmだと捉えきれませんね。

もっと広角にしないと。。。上の写真はスマホです。



大学生とはここでお別れします。
友達の方も。。。。大学生と似たような感じというか、飛行機に詳しいですw
どうやら300mmのレンズで行こうと思っているようですが、ここで300mmはちょっと遠いですかね。トリミングしてなんとかという感じでしょう。


日暮れまでは時間があるので、向かい側のホテルの屋上に行ってみます。

空気がもうダメダメですね。霞んでるというか、なんかもう。。。。上海って感じですね。

ここはポートレートしている人がたくさんいます。私達は美女連れてないので。。。。。

飛行機の音流石に結構うるさいです。個の音がひっきりなしにくるんですから、この辺に住んでたら結構キツイかもですね。

とりあえず、さっきの場所に戻って、日が落ちて暗くなるまで試してみました。
コリジョンライトを狙え!ということで赤く点滅するの時にシャッターを切って頑張ってみましたが、ブレるか、ライトが付いていないかで、捉えられませんでした。
中にはコリジョンライトが光ってない飛行機も合ったり、全ての飛行機で点滅しているわけではないようですね。


この焦点距離、600mmでISO:800、SS:80ぐらいまで頑張ってみます。それ以上だとブレるというか、着陸で飛行機自体が動いてますからね。
本来ならもっとSSを稼ぎたいところですが、これが限界でしょうか?
個人的にE-M1Mark2のISO許容限界は1300ぐらいです。(星を撮るときは限界を1600にしています)
800ならもう1段上げれますが、やはりできることならなるべくISOは上げたくないですね。

一般的なシャッタースピードの目安が1/焦点距離 (秒)ということで600mmは目安だと1/600秒とか。。ですが。。。
それにしてもブレることも結構ありますが、600mmで1/80手持ちで撮れるのはオリンパスというかM43ぐらいじゃないかと思いますが、どうでしょう。
ちなみにこの日の撮影は全て手持ちです。
もうちょっと暗くてもテレコン外して300mmF2.8ならまだいけるかもですね。
この日はこれ以上は無理と判断しました。


なんせ寒いので。。。。。


150mm(300mm)F2.8

大体17:30過ぎでしょうかね。日もくれて結構寒いです。


上海虹橋空港南側で飛行機の着陸を撮影しようと思ったら、フルサイズ換算で300mm以上のレンズが必要ですね。
※200mmとかそれ以下はちょっと飛行機が小さい気がしました。
800mmほしいですねwww
撮影が終わったあと、中心街まで戻り、居酒屋でいっぱいやりました。
どうやら友人は今日使った感じで、迷い出したようです。やはり高感度の解像度が気になったのでしょうかね。。
ちなみに彼はα7Ⅲ使ってるのですが、望遠に糞重いレンズを持つのが嫌なようで、オリンパスを考えたようです。
ソニーの600mm単焦点?は3kg、200万近くしますが、そういうレンズはもう話にもでてきませんw


最後にもう一軒撮影仲間のおうちにお邪魔してから帰ります。



この日は色々と見聞を広げました。ありがとうございました。

撮影場所までのルート

まずは地下鉄10号線航中路まで行きます。
そのあとは、バス、徒歩、シェア自転車などで行きます。

173路の新镇路-吴中路站から3駅。23分です。

もう一つバスで闵行18路の航中路-航中南路站から8駅、歩く距離はこっちのが短い

他にもバスの路線があります

しかしながら徒歩で2kmちょっと30分ですので時間的にはあまり変わりませんね

私はシェア自転車で行きましたが、駅周辺には結構あったので、これが一番早いと思います。

南はまだ楽です。もし夏、北側に行きたい時はまたしらべますが、大学生の話からするとチャリかタクシーしか無さそう。
もしくは淞虹路か火车站から歩きになりそうですね。