異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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軽量コンパクトなGodoxV350Sストロボの使い方。


TTLを使ってみたくて、Godoxのストロボを追加で購入しました。Godox-V350シリーズは電源がリチウムイオンバッテリのモデルです。860シリーズと違って発光量が少し少ないですが、その分軽くなっています。
Godoxは中国メーカーですが、中国メーカの中でも割と高級なストロボメーカーだと思ってます。

ちなみに電池タイプのTT350もありますので間違えないように。

そしてそのGodoxV350Sの仕様はこんな感じです。
V350S仕様

GN=36
TTL自動発行
1/8000ハイスピードシンクロ
焦点距離24~105mm

大型のV850ⅡやV860ⅡはGN60で焦点距離は20~200まで設定できます。GNは半分近くになってしまいますね。焦点距離が105という事で短くなってます。
私が持っているストロボはGodoxのv850Ⅱでマニュアルオンリーのストロボですが、マニュアルを進めた本人からTTLいいよと。。。。勧められたのでww、
さすがにGodoxのv860Ⅱは大きすぎるかなと思ってリチュウムイオンバッテリタイプの小型機種であるv350購入しました。
ちなみに今回はタオバオで購入です。個人的に上海撮影城のGodoxのサービスがどうも好きじゃありません。


X1Tの使い方はこちらから↓↓↓
www.sonnagaya.com


Godoxのストロボの名前付け規則と言いましょうか、v350S(ソニー)とかC(キアノン)とかO(オリンパス)とかカメラの種類によって後ろの番号が違います。
オンシューで使う際にそのカメラ用にする必要があります。無線発射機器X1T等を使う場合はどのタイプでも問題無い思われます。
(TTLを使った時どうなるのか分かりません)

少なくともソニー用でオリンパスとソニーはOKでした。
そしてマニュアルの対応機種に7SⅡは書いてありませんが使えました。7SⅡ不遇ですね。


ソニー用は線がむき出しで、カバーが着いていました。ちょっと心配ですね。
オリンパスのx1Tやv850Ⅱはこんなんじゃなかったのですけどね。

それともTTLとそうじゃないタイプの違いでしょうかね?

説明書は中国語と英語しかありませんでしたので適当に翻訳します。
今のところ自分に不要な部分ははしょってます。
難しいことは嫌、最小設定通いという人はこちらを参照願います。
www.sonnagaya.com


目次
[:contents]

Godoxストロボv350S説明書(ソニー用)


まずはボタン

左上から

・ 「MODE」発光モード選択ボタン

・ 「ZOOM」ZOOM選択ボタン
→下段「C.Fn」設定ボタン(ボタンを2秒押すと入る) 

・ 「SYNC」ハイスピードシンクロボタン
→下段 「横雷マーク」無線ボタン(ボタンを2秒押すと入る)

・ 「SLAVE」非無線モード時はS1/S2のライトコントロール選択
→下段 「GR/CH」グループ/チャンネル設定(ワイヤレスモードのreusableボタン)

下の段左から

・左.「雷マーク」テスト発光ボタン/指示灯ボタン
・中.調整グルグル
・中.「SET」決定ボタン
・右.「電源マーク」電源ボタン


発光モード

発光モードは三種類
TTLモード、Mモード、Multiモード
TTLモードでは、カメラの測光システムが被写体から反射されたフラッシュイルミネーションを検出するとあります。
露出補正、ハイスピードシンクロ、後幕シンクロをサポート
ボタンで3種類の変更ができます。

TTLモード

TTLは自動で発光出力を合わせます。
ボタンでTTLを選択しSETボタンを押します。
シャッター半押しで、ピントを合わせる

撮影中の画面右側の表示
"HI"表示:ストロボパワーが最大値に達すると、 "HI"が3秒間点滅します。この時点で露出が足りない場合は設定を調整して下さい。
"Lo"表示:ストロボパワーが最小値に達すると、 "Lo"が3秒間点滅します。この時点で露出オーバーの場合は設定を調整して下さい。

露出補正(TTL)


TTLで自動調整してくれますがその中でさらに±3の設定を1/3段づつ自分で設定できます。
1.SETボタンを押し、調整状態に入ります
2.グルグルを回して光量調整ができます。(例:0.3の表示は1/3段、0.7は2/3段、補正を取り消したい時は0に設定します)
3 もう一度SETを押して確定。

ハイスピードシンクロ設定

1.ハイスピードシンクロはSYNCボタンを押します。ディスプレイに稲妻マークが付きます。
その後、カメラ側でMENU→Fnから強制発光モードを選択、その後シャッタースピードを設定します。

2.後幕シンクロはカメラ側でMENU→Fnから後幕シンクロを選択、その後シャッタースピードを設定します。


※注意点
ハイスピードシンクロはシャッタースピードが速くなるほど、有効発光範囲が小さくなる
・ハイスピードシンクロモードではストロボ光の設定は出来ない。
・連続ハイスピードシンクロ15回後、ストロボの熱保護機能が起動する可能性がある
・出来るだけハイスピードシンクロは使わない方がよい。HSSは発光管の寿命を縮める

M(マニュアル)モード


Mモードは1/128から1/1まで1/3段階づつ自分で自由に発光出力を調整できます。
1.MODEボタンを押してMを表示させます。
2.グルグルで発光出力を調整します。
ハイスピードシンクロモードでは1/16~1/1の範囲で設定可能。

S1ライトコントロールユニットの設定

MモードでSLAVEボタンを押すとS1機能が使用できる
フラッシュは次のように使用できます。
サブライトの設定。S1は手動発光環境に適しているそうです。
メインストロボの一回目の発光にシンクロする

S2ライトコントロールユニットの設定

MモードでSLAVEボタンを押すとS2機能が使用できる
フラッシュは次のように使用できます。
サブライトの設定。S2はTTL発光環境に適しているそうです。
メインストロボの2回目の発行にシンクロする。

※マニュアルモードのみS1/S2調光ストロボモードがサポートされる。
S1,S2はサブ器として使用する感じですかね


マルチ発光ストロボモード


マルチ発光ストロボを使用すると高速の閃光が出力されます。
移動物体を撮る時等に使用します。
発光クロックを設定できます。(毎秒の閃光数Hz表示、閃光数と閃光出力)
1.MODEボタンでMultiを選択
2 グルグルで出力を設定
3.発光頻度と回数を設定
・SETボタンで閃光クロックを選択グルグルで数字を設定
・さらにSETボタンを押して閃光数をぐるぐるで設定

以下の公式で計算します。

発光回数/発光クロック=シャッタースピード

例:10回発光でクロックが5Hzに設定した場合シャッタースピードは少なくとも2秒

無線(2.4G)トランスミッション

V350Sを主控单元(親機)とし、無線機能を利用して、以下のスレーブストロボを制御できます。
AD600、AD600M、AD360II-C、AD360II-N 、V860IIS、V850II、TT685S、TT600。
V350Sはスレーブユニットとして、以下のマスタにより制御することができます。
XPro、X1T-S、V860IIS、V850II、TT685S、TT600。

無線の使用の場合はC.Fnで自動で電源をOFFするをOFFにしておく事を推奨する

マスターユニット設定


1.ワイヤレス設定
通常のフラッシュとワイヤレスフラッシュを切り替えることができます。ノーマル
フラッシュ撮影の場合は、無線設定をOFFにしてください。

※¥=アンテナマーク
1.SYNCボタンを2秒間押して、「¥」が点滅するようにします。
LCDパネルに<¥M>が表示されるまでグルグルを回してください。これはマスターユニットを意味します。

スレイブユニット設定

1.SYNCボタンを2秒間押して、「¥」が点滅するようにします。
LCDパネルに<¥S>が表示されるまでグルグルを回してください。これはスレイブユニットを意味します。


ということなんですが、説明が分かりにくいのでやってみました。LCDパネルに<¥M>が表示されていると、やってみましたが、X1Tとは連携できないようです。
X1Tから飛ばして時V350Sを発光させる時はスレイブモードにする必要があります。
このモードはV350Sはオンシューで他のストロボを連動させる際に使うと思われます。
という事で、私がやってみた感じでは、以下のように設定するとうまくいくと思います。

・オンシュー単独1灯「S」
・オンシュー複数灯「¥M」アンテナマーク+M
・XT1を使用する「¥S」アンテナマーク+S

マスターフラッシュのフラッシュモードを設定

1.SLAVEボタンを押してM/A/B/Cのグループを選択、再度MODEボタンを押してメインフラッシュのモードを選択(OFF/TTL/M)
2.MODEボタン2秒長押しでMultiモードに切り替え、マスターユニットのフラッシュモードとして1つを選択します。

チャンネル設定。

もし撮影現場でチャンネルが1つではない場合チャンネルを変えて干渉を防ぐことができます。
1 SLAVEボタンを2秒長押し押しするとCHが点滅するので、グルグルで変更できます。1~16のチャンネルが選べます。

無線ID設定

信号の干渉を防ぐため無線IDを変更することができます。
C.Fn ID,から01-99を選択できます。,OFFを選択すると無線IDはクローズします。

TTL全自動無線ストロボ撮影

一つのスレーブを使用
1.オンシューモード
V350Sをカメラにセット、M/A/B/Cを独立してTTL設定する

2.無線モード
無線でV350Sを設定、A/B/Cを選択できる

3 チャンネルを確認メインのストロボと同じチャンネルにする

4 ストロボの配置
・適切な範囲にストロボを設置

5 检查操作
・メインストロボのテストボタンを押します。
・スレーブのストロボが光ります。もし光らない場合は範囲内にあるかを確認します。

C.Fn自動設定定義

自動設定定義を設定します。
ST=自動休眠→ON、OFF
AF=自動AF補助光→ON、OFF
BL=背面パネル制御→10秒、ON(常時点灯)、OFF(点灯しない)
ID=無線ID→OFF(Close)、01-99任意の数値を設定

1. ZOOMボタンを2秒長押しでC.Fnメニューに入ります。
2. グルグルで機能を選びます。
3. SETボタンで設定機能を確定。
4. グルグルで値をSETボタンで確定
5.

その他保護

デバイスが安全に動作するように、システムに保護機能があります。
LCDで表示されます。
E1=ストロボのコールバックシステム異常,正常に動作しないので、再起動してください。回復しない場合は修理が必要
E3=ストロボの電圧が高過ぎます修理が必要です。
E9=ファームウェアアップデート失敗。正確にアップデートを行ってください。

そのほかにファームアップデート等の機能があるようですが、これはもしすることがあったらまた書こうと思います。

2灯をシンクロさせて見る

私の用途としては正面がV350でTTL、バックライトでV850Ⅱという感じになるかと思います。

V350SをONシュー

ONシューの場合はX1T等の発射器が使えないのですが、チャンネルを合わせておけば他のストロボもシンクロしてくれました。
X1Tみたいに遠隔操作はできませんが、よほど離れていない限りこれでも十分かもしれませんね。

本体にX1TSを取り付け

これもX1T側でAにV350S(TTL)、BにV850Ⅱ(M)を設定してシンクロ可能でした。

後は実際に使ってみて試すしかないですね。

V850の使い方はこちらに書いてます。

www.sonnagaya.com