瀋陽(遼寧省)から承徳(河北)まで、旅の途中に朝陽で一泊しました。
最終的な今回の目的地は承徳です。
2日目(遼寧省-河北省)
朝食を食べに行きます。泊まっているホテル燕都国际酒店(YANDU INTERNATIONAL HOTEL)は16階に朝食の場所があります。
景色がとてもよいです。
しかし私が食べられるものはあまりない。。。またコーヒーが三合一(ミルク砂糖入り)なのが気に入りません。
結局食べたのがトースト、ゆで卵、牛乳ぐらいでしょうか。。。。
この日は承徳(河北)に到着予定なので早めにチェックアウトをして外に出ます。
朝陽の朝の道路はとても乱れています。歩行者は皆、好き勝手に道を横断しています。車の割り込みも激しいです。危ないですね。
しばらくすると煙が発生して視界が非常に悪くなってきました。
近くに発電所があるということですが、これはひどい。。。昨日のホテルは良かったですが、やはりこういう所には住みたくないかもw
中国では地面を掘れば石炭がでる都市などがあり、石炭がたくさん採れるようですが、石炭発電、がとても多いと聞いています。
東北の冬は特に暖房のための施設が稼働して、特に空気が悪いといわれています。
乱れた道路を通過した後、すぐに高速に入ります。しばらく走ってSAに入ってもらい運転を交代します。
ちなみに今回使っている彼の車はヴォルクスワーゲンの2000CCのターボ車です。この車結構スピードでますね。
彼いわく230km出したことがあるとのことです。中国に売っている車。。。リミッターついてないのでしょうか??
昨日はほぼ平野でしたが、今日は山道です。色のない山をいくつも越えていきます。
そしてようやく河北省に到着しようというところです。
河北省と遼寧省の境ぐらい。。。空気が悪いです。昔北京にあった工場はこの辺に追いやられて、今は北京よりもこの辺の空気のほうが悪いという話です。
まだ距離は相当ありますが承徳の空気。。。ちょっと心配ですね。
省跨ぎの場所には公安があります。しかし、この日は何のチェックもなくすんなり通ることができました。
河北省に入ると途中金山岭長城(万里の長城)の看板が何回も出てきます。近くに金山岭があるのか?と思ってしまいましたが、
金山嶺長城は北京と河北省の境界線なので、まだまだ遠いです。こんな遠くから大きな看板だして期待させるのはどうかとおもいます。
承徳に近づくにつれ次第に空気がきれいになります。二人は何処を観光するかという話しになります。
彼はこてこての中国東北弁です。中国のスターで小沈阳という人がいるのですが、その人と同じような話し方をします。
そして私はその東北弁の聞き取りがとても苦手です。下を撒いて話す言葉が聞き取れません。
彼の話す言葉の「避暑山庄」bìshǔshānzhuāngと「必须参观」bìxūcānguānの区別が最初ついていませんでした。
ピンインだとこれだけ違いますが、無理やりカタカナで話すと
ビーシュゥシャンジュアンとビーシューツァングアン
という感じで発音が「ビーシュゥ」と「ビーシュー」似ている気がします。
4声を区別するとshǔとxūなので3と1なのですが。。。
「必须参观」は必ず参観する場所という意味なのですが、何を絶対見たいと言っているのかと思ったら、
避暑山庄に行きたいと言っていたのですね。。。