上海から浙江省(Zhèjiāng Shěng)の台州市(táizhōushì)、临海市(línhǎishì)、括蒼山の撮影ツアーに来ています。
ピンイン書いたからいいじゃんという人もいますが、一応カタカナも書いてみます。
浙江省の読みを無理やりカタカナにすると「ジャージャン・シェン」
台州は「タイジョウ」
临海は「リンハイ」になります。市は「shì」なので、語尾を下げるように「シィ」と読みます。
括蒼山(括苍山)は「クオツァンシャン」です。
括蒼山での夕焼け(夕暮れ)撮影も終わり、食事を済ませました。
前置きに4回も使ってしまいました。
今回やっと今回の私にとってのメインイベント、星空、天の川の撮影です。
ちなみに中国語で天の川は银河(yínhé)もしくは天河(tiānhé)と言います。
食事中、大体8時ぐらいでしょうか、23時から星の撮影を行うと言います。
空はまだ真っ暗じゃない感じです。外での食事ですが、外から星はあまり見えません。それでも雲は全くないので良い星空が撮影できるのではないかと考えています。
それにしても23:00は遅すぎじゃないかというテーブルの人達。。。
真っ暗になって星がいくつか見えてきました。
食事も大体終了で、私はもしかして今でも見えるんじゃないかと思い少し暗い場所に行くと。。。
肉眼でも何となく天の川が見えています。ちょっとテンションあがってきました。
StarWalk2の指し示す方向とうっすら見えている天の川が一致します
早速カメラを持って一枚撮ってみることにします。ちゃんと取れますね。
この時間帯では横に走るように出ています。
私はこの時間で本格的にするつもりは無かったのですが、私の写真を見て触発されたか?
テンションあがった同じテーブルの人達がカメラを持って出てきます。そして一緒にもっと良いスポットに行こうと。。。
着いていて行くこ事します。
女性2人とオッサン2人と私とで場所を探して撮影を開始します。
女性2人は銀河(天の川)の撮影をしたことが無いようで私に設定を聞いてきます。
この女性カメラはNikonD810でした。レンズは何か分かりませんが28mmでF3.5が一番明るいレンズのようです。
とりあえずマニュアルにしてISOを1600ぐらいFは一番明るいので25秒ぐらいで撮影してみてと話します。
ちょっと暗い感じでしたが、ちゃんと映ってますね。それにしてもいいカメラ持ってますねww
中国語うまいねと言われましたが。。。まあお世辞かもしれません。
おっさんは感度を一段上げて、ISO3200の方がよいと言いますが、レンズが少し暗いからでしょうかね。
まあ全部中国語で説明するのは思いっきり面倒なので後はおっさんに任せます。
何枚か撮った後、私はEOS6Dしか持ってきてなかったので、私はO-MD E-M1Mark2を取りに一度部屋に戻る事にします。
天の川撮影の基本
個人によって設定はいろいろあるかと思いますが、私がいつも使っている設定は以下
これは基本であって映り方によって調整をします。明るすぎればISOを下げたり、SSを短くしたりして調整します。
空を暗くしたいと思ったのですが、暗くすると天の川がはっきりしなくなってしまいます。この辺の微調整が難しいですね。
やはり街の明かりが明るいですね。カメラのホワイトバランスは曇り空ぐらいがよいかと思います。
これも好みなんですが、3800Kとかにします。寒色系、夕日とは逆の方向ですね。
天の川撮影(OMD)LiveComp
オリンパスのOM-DE-M1Mark2では普通の撮影の仕方も出来ますが、私はライブコンポジット撮影をします。
今回はパナソニックの12mm(換算24mm)F1.4の単焦点を使いました。
F1.4開放で使いましたが、この設定だと大体10~18ぐらいが良い感じでした。ISO感度かF値を少し下げてもよかったかもしれません。
最初はケンコーのソフトフィルターSoftonAを使っていたのですが、なんか個人的にあまり良くない感じがしたので、はずしました。
これはやはり個人の感性の問題ですね。
それにしてもライブコンポジットは滅茶楽です。リアルで見ながら撮影できるのはとても便利ですね。
とりあえず私が撮った写真をWechat(微信)にUPすると、待ちきれない人が続々と出てきたようです。
たくさん来たので、場所を変えることにします。気づきませんでしたが、この時間でも山に登ってくる人がめちゃ沢山います。
道が反対車線も登りの来るまで完全にふさがっています。これ帰れるのか?下のキャンプ所を見てびっくりします。
キャンプ場が車で埋まっていますwww
さらに至る所が車とテントで占領されています。これどうしようも無いですね。
仕方ないので別の場所を探して放浪します。
この5人で場所を変えていろいろな角度から天の川を撮影しました。
集合の23時になりましたが、私達は無視して構わずにいろいろな所を見て回りますが、どこも人がいっぱいでテントだらけです。
さらにライトの明かりも強くてなかなか良い場所がありませんね。
こういうのって綺麗に取れても満足しなくて、もっともっとってなっちゃいますよね。時間を忘れそうです。
北側はさらに明るいですね。天の川を浮き出させようとすると、昼間みたいになってしまいます。
少し足が疲れてきました。ようやく24時前ぐらいに解散します。
今回は中国の東側でも山の上なら天の川が見えることが分かりました。
上海の隣、浙江省で天の川が見れた事はとてもよかったです。これは結構重要な情報じゃないかと思います。
括蒼山(括苍山)は標高1300m程度ですが、ここまで上がると空気が綺麗になるんですね。
つづく