異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

 このブログについて(about)
  中国旅行/観光/写真記事一覧(省別)

世界遺産高昌故城と蘇公塔、カレーズ-中国シルクロードの旅行記(11)

前回に続きシルクロードの旅です。
新疆ウイグル自治区、吐魯番市(トルファン市)に来ています
前回まではこちら

2016-10-05日
続いての観光地は高昌故城です。この時点で16:20分です。ここを含めて後4か所も観光地が残っています。 高昌故城を満喫してから時間がありません。あと3か所回れるのでしょうか。。。運転手さんは凄い運転を始めました。 トルファンの道は電動バイクや三輪車が堂々と車道を走ってます。乱れ切ってますね。

その道を縫うように、バッシング、クラクションなどを多用して、猛スピードで進みます。

ハッキリ言ってちょっと怖かったですね。危ないシーンもありましたが、なんとか大丈夫でした。

観光地も急ぎ足で蘇公塔等は観光時間20分です。


高昌故城(Site of Qocho City)

高昌故城はものすごい広大な城です

高昌故城(Site of Qocho City)

南北朝時代から唐時代まであったオアシス都市です。漢の時代から匈奴との戦争があった場所です。 シルクロード:長安-天山回廊の交易路網(Silk Roads: the Routes Network of Chang'an-Tianshan Corridor)として世界遺産に登録されています

ここの土地はほぼ砂地な為、アリ地獄が多いです。同じツアーの子供たちは遺跡見学というよりもむしろアリ地獄や、ほかの昆虫見学になっていました。アリ地獄はたくさんあるのですが、ありは全くいませんね。

物凄い広大な遺跡で、ガイドさんいわく歩くと1日かかるといいます。私たちはカートを使って要所だけ回りました。

ここでも仏像はやはり破壊されているようです。

高昌故城(Site of Qocho City)

昔はここに穴があって中には仏像があったそうです。

高昌故城(Site of Qocho City)

何気なく撮った写真に、思いがけなく美女が映ってました。 また背後に見える火焔山が綺麗です。この故城果はてしなく広いです

高昌故城(Site of Qocho City)



高昌故城までが火焔山近くで次の蘇公塔はトルファンの中心近くにあります。

蘇公塔

ここからは街の仲です。運転はさらに厳しくなりますね。

蘇公塔

ウイグル族のモスクだそうです。ここにある塔は中国のイスラム教モスクで最大のものだそうです。 周りにはお墓がたくさん並んでいます。また毎年ここでラクダ丸焼き祭りがあったようですが、今は別の場所になったそうです。 チケットを事前に買ってしまっていたので仕方ありませんでしたが、ここは来なくてもよかったかもですね。

蘇公塔

蘇公塔の観光は本当に20分ぐらいで終わりました。

坎儿井(Karez)カレーズ

カナートとも呼ばれるようです。ウイグル地区ではカレーズと呼んでいます。地下用水路の意味でだそうです。2000年前から利用されていたようです。 天山山脈空の水を地下水路を通して水を流しています。トルファンは暑いので、この水と厚さで果物がおいしく育ちます。

坎儿井(Karez)カレーズ

井戸なのでトルファンにはたくさんのカレーズがあると思われます。その中の一つを観光します。
トルファンの水源は天山山脈から流れる地下水に頼っているようです。この水は豊富なようで中国で有名なミネラルウォーター农夫山泉の水にもなっているそうです。

坎儿井(Karez)カレーズ

地上の河は乾燥して枯れてしまう可能性がある?ので地下水を利用しているということでしょうかね?

农夫山泉は杭州の千岛湖の水だと思ってましたが、ここの水も使用されているようです。

坎儿井(Karez)カレーズ

この庭内にはたくさんのブドウが植えられていますが、実がなっているものはありませんでした。

坎儿井(Karez)カレーズ


ここまで急ぎ足で蘇公塔、坎儿井と2つの観光地を適当に回りました。一応説明はしてくれましたが、この2つは時間がなかったのでキャンセルしてもよかった気がします。ここは最初に考えてほしかったですね。。私は火焔山と世界遺産の故城2つ見れば満足だった気がします。





続く