中国の中秋節
もうすぐ中国の中秋節になります今年(2016)は9月15日ですが、旧暦の8月15日ということになるようです。
この時期中国では月饼(月餠)を食べる習慣があります。 そこで中国の会社は社員に対して月餅を配るのが慣例となっていますが、 最近は直接渡すのではなく月餠券といわれる交換チケットを渡す所が多いようです。
このチケットはいろいろな店が出していて、値段も様々です。
このチケットを持って店に行くと月餅が貰えるのですが、めんどくさいし、食べたくもないので、現金化しようとする人もいます。
月餅
中国の菓子の一種で丸い形をしていて外の生地の中に色々な具が入っています。
一般的なのは餡子だとおもいます。簡単に言うと油っぽいひよこみたいな感じですかね?中には卵や肉などが入ったものもあります。
最近はアイスクリームが入っているもの等もあります。
実は私はこれあまり好きではありません。これ食べるとのどが詰まりそうになるので。。。。
アイスの月餅はまあ良い感じだとおもいます。もはや月餅と呼べるか分からない気もしますが。
高いものはめっちゃ高いです。スタバやハーゲンダッツ、爱茜茜里の月餅は高いです。
もう一つの名物月餅券買取業者
そういう人たちは月餅券買取業者に売ります。今の時期だと大体駅前に沢山います。
100元のチケットだと人によって値段は変わりますが、大体60元~ぐらいだと思いますが、買取してくれます。
扱っているチケットは人によって違いますが、
杏花楼、克莉丝汀(Christine)、元祖,哈根达斯(ハーゲンダッツ)、
新雅、可颂坊(Croissants de France)、85℃等があります。
そこで気になるのが、買取った人はどうしているんでしょう?まさか全部食べるわけではないと思われますが、
聞いた話によれば、これそれぞれ販売した店がこの人たちからチケットを買い取っているようです。
買い取り人はマージンをもらって店にチケットを売ります。
店としては100元で売ったものを60元で買い戻したとしてマージン10元としても50元、なにも物を売らずに儲けることになります。
まあ紙代も必要ですが。。。これは良い商売?ですね。
またそれを見越してか、店はチケットを販売した分全ての在庫を抱えてはいないようです。
この季節でない時も月餅は売っていますが、こういう商売があるから月餅だけを売っていても儲かっているのでしょうかね?