異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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中国明時代の時代劇「女医·明妃傳」 30話 明7代皇帝


女医·明妃传の放送は东方卫视でやっています。
乐视网(http://letv.com),腾讯视频(http://v.qq.com/)で見ることができます。

30話 郕王(朱祁钰)が登基、第7代明皇帝になる

皇帝の斗篷(マント)がさらされます。
皇帝が戦場で捕まり、捕虜になるという屈辱を受けて、皇帝はどん底です。
自害も考えている様です。
也先(エセン)は皇帝を捕虜にしたもののどう処理して良いか分からない様子です。
また皇帝は何も食べてないようです。
このとき程十三が現れ、也先(エセン)に作戦を与え、ここは自分に任せてくれと話します。


このとき允贤は他の兵士たちと一緒に瓦剌(オイラート)の国境近くで捕虜になっていました。


復活した程十三が皇帝の前に現れます。程十三の心は怒りに満ちています。
皇帝は売国賊と程十三に話しますが、程十三はこうなったのは誰のせいだと話します。
そして自分は明に復讐するためにここにいると話します。
そして針を打ち、話せなくしてから羊のミルクを皇帝に飲ませます。
(この行為に何があるのかよく分かりませんが。。。)
さげすんでいた小人に屈辱を受けた皇帝。。
屈辱よりは死を選ぶと考えます。


朝廷には皇帝が捕まった知らせが届き、太后は嘆き、家臣たちは討論となります。
瓦剌(オイラート)からは身代金の要求が来ているようです。
郕王はすぐに払うべきだと言います。
しかし汪国公ら古だぬきの家臣たちは国庫からその金を出すことに反対します。
実際3度の遠征で国庫にはお金があまりないようです。
このとき皇后が現れて自分の私財を使って身代金を払ってくれと話します。


郕王の思惑は外れました、五十万两を渡したにもかかわらず、皇帝は戻ってきません。
瓦剌(オイラート)は理由をつけてさらに一百万两を出せと言ってきます。


郕王は兄を何としてでも助けたく思い、自分の領地郕州を売ると話しだします。
太后が入ってきます。太后はこのお金は渡すわけにはいかないと話します。
たとえ明国を丸ごと売っても皇帝は帰ってこないと話します。
そして解決する唯一の方法は郕王が皇帝になることだと言います。
それを聞いて郕王はすぐに拒絶します。
兄から託されたことを拒否していない間に帝位につくなど反逆罪、窃国之举(国を盗みとる行為)だと話します。
郕王が反対するものの家臣たちはみな太后の意見に賛成します。
夜になると夫人である汪美麟までもが帝位につくように進言してきます。
父は自分(権力)の為にそう言っているかもしれないが、自分は違うと。。
民には皇帝が必要だと言います。
さらにそのためなら別れてもよいと心にもないことを話します。


その夜、忠臣である于东阳は夫人に対して話します。陛下には恩があるが、
朝廷の安定のために郕王に帝位につくことを進めるしかないと決断したようです。
そして皇帝のいるであろう方向に礼をします。


次の日于东阳は郕王に帝位につくように進言します。

さらに太后は郕王に跪づいてお願いします。
家臣から、太后から言われ仕方なしに皇帝になることにします。

皇帝のイスに座った郕王はこれが天下人の味わいかと。天下人になったことを実感します。
すぐに新皇帝の知らせは流れます。朱祁镇は廟号が付けられ英宗となります。
年号も変わります。しかし郕王は英宗が帰って来たら英宗に帝位を返すつもりのようです。
宮廷に立ち入り禁止になっている母、吴太妃も皇太后として宮廷に呼び戻します。
得意になっている吴太妃(皇太后)は孙太后にも対等の立場として接しようとしますが、
太后は吴太后を一蹴します。得意になるなと。。。
嫡庶をわきまえろと言い、跪かせます。


感想

今回で皇帝が変わりましたが、
見ている方としては家臣たちの対応に凄く不満です。
こいつら文句しか言わない。。。自分の私財を出すことも、自ら戦うというわけでもない。。
全員首にしたい感じですね。
皇帝(英宗)はとらわれながらも覇気を出し決して瓦剌に屈服しません。
エセンのところに来たのも、私がエセンを呼んだのだと言い切ります。
その行為に対してエセンはわざとらしく礼儀を使って対応します。