異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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ファンビンビンの武則天、武媚娘傳奇 72話 心境の変化

前回ごぼう抜きでいきなり昭仪となった武媚娘、
嫔妃の地位ですが、以下のようになっている様です。
皇后は別格のようです。
正一品官职名称:贵妃、淑妃、紱妃、贤妃
正二品官职名称:昭仪、昭媛、充仪、充容、充媛、淑仪、紱仪、婉仪、芳林
正三品官职名称:婕簱、良娣
正四品官职名称:美人、良媛
正五品官职名称:才人、承徽、尚宫、尚仪、宫正、女史
李世民時代、徐慧は才人→婕簱→充容→贤妃と出世していきましたが、
武媚娘はずっと才人でした。
李治時代では昭仪からスタートです。

72話


池のほとりで李忠が遊んでいます。
そこに武媚娘が現れて気を付けなさいと言います。
李忠は武媚娘を見て逃げ出します。


李忠は部屋まで逃げましたが、武媚娘も李忠の部屋まで付いてきます。
武媚娘は李忠が忘れた剣を持ってきたようです


李忠は武媚娘に跪いて私が間違っていた許してほしいと言います。
(素节の件)
どうやら贤灵宫の人に言われてあのようにいったようです。
武媚娘はそのことを追求しません。
そこに刘侍女が現れます。
李忠は池に落ちそうなところ武媚娘に助けられたので部屋に呼んだと言います。



高阳は武媚娘を探しているようですが、見つかりません。。。

刘侍女と武昭仪が話をします。
刘侍女は自分の話をします。
刘侍女は既に生きている意味はないと言いますが、
武昭仪は生きていることに意味はあると言います。
刘侍女は十年前皇帝が3日間寵愛して、4日目はなかったと。。
武昭仪はこれからも遊びに来るといって去っていきます。



皇帝は武媚娘を探していますが、見つかりません。


武媚娘は戻ってきました、高阳と話をします。
高阳は流産の原因の一つであるこの织锦をどうすると武媚娘に問います
武媚娘は甘露殿に持っていくと言います。
凶手は必ず許さないと言い。
皇后からすべてを奪ってやると言います。
先ず長期計画を(寒门世族を使う)高阳に話ます。
武媚娘は皇后の今後の策も読み切っていました。

皇帝の所に武媚娘が現れます。
武媚娘が現れて皇帝は喜びます。
武媚娘はここ以外にどこに行くところがあると言いますが、
皇帝は今度あなたがここを離れたいと思ったら阻止しない予定だったと言います。
でも帰ってきてうれしかったと
ここにあなたがいるだけで「甘之如饴」だと言います
(あめのような甘さを感じる)
武媚娘はそれで值得(価値がある)のかといいますが、
皇帝は值得(価値がある)といいます
武媚娘は安心してと言いこれからの道は一緒に歩くと言います。
皇帝は良かった、本当によかったと喜びます。
抱き合う二人ですが、武媚娘と皇帝の表情が全然違います。


夜暗闇で瑞安が李义府と話をしています
李义府はどこまでも武媚娘について行くと言い
次は何をすればいいと言います。
瑞安は裏で信用できる寒门官员と連絡を取ってほしいと言います
例えば徐敬宗等、
李义府は许敬宗は郑州に飛ばされていると言います。
瑞安は许敬宗と連絡さえ取っておけばいいと言い
武媚娘は一年以内に徐敬宗を戻す算段は出来ているようです。



皇子たちの剣の練習をを見ている吴王
そこに武媚娘が現れます
吴王に昔を思い出しているのかと言う武媚娘
吴王は先に謝り、あなたの宫闺斗争(宮廷内の争い)の中に入るつもりはないと言います。
もしあなたが手を貸してほしいと思っているなら、もっと能力のあるやつを探せと言います。
武媚娘は貴方が長安に残れるように私も手を貸したと言い。
もし皇后を倒して、长孙无忌を倒そうと思えば大変な攻撃をしないといけないと
何で私を拒絶すると武媚娘は問います。

吴王はなんで雉奴の昭仪になったんだと、
あなたはまだ私の知っているあの武媚娘なのかと。。。
まさか既に父(李世民)を忘れたのかと。。。
どうしてこんなに平然と雉奴の懐に入ることができるのかと。。。
それとも元々ほかの宮廷内の女性とそんなに違わなかったのかと
誰が皇帝になっても良かったのかと?
谁披上龙袍、谁便是你的挚爱 对吗
(皇帝が好きなわけではなく皇帝になった人が好き)


それに対して武媚娘は
真情是一时的
权力才是一世的
こんなことがなぜ分からないと言います。
それを聞いた吴王は違う、。。
これがあなたの真の言葉だとは私は信じないと言います。
何は苦しみがあるのかもしくは誰かがあなたを脅迫している
のであれば私が長安から離れるようにしてあげられると言います。


武媚娘は自分で決めたと言います。
そして王皇后は許さないと言います。
吴王はそうすることは先帝にとってわるいとおもうと言う事
更には自分自身に悪いと思うと言う事。。

先皇帝という言葉に武媚娘は笑います。
そうかもしれない。
あるいは私が、先帝に謝らなければいけないねと
吴王は雉奴はと聞くと、
武媚娘は皇帝は何も知らないと言って吴王に黙っていてほしいと言います。


そして武媚娘は皇后が子供を一人選ぶとしたら誰を選ぶか教えろと言います。
吴王は皇后の考えは分からないが、长孙无忌であれば李忠を選ぶだろうと言います
武媚娘は李忠の母は子供に命を懸けている、自分の命を渡すことはないだろうと言います。
吴王はたとえ彼らが拒絶しても、彼らにその力はないと言います。


皇后は吴王と武媚娘があっている事を聞き、怪しい噂を流させるように手配します。
更に李忠を呼べと言います。
公公が李忠を連れに来ます。


感想

李世民時代に李世民が言っていた言葉、宮廷の女性たちは私を愛してるのではない、皇帝を愛しているのだと、
そして心から理解してくれる人はいないと。。言っていました。
どうやら吴王は武媚娘は李世民本人を愛している少ない一人だと思っていたようですが、媚娘の言葉を信じられません。
吴王は遺書の事は知らないのですから。。。。
あの遺書で武媚娘の心は変わったんでしょうか?変わってないが、権力も必要だと思い始めたのでしょうか
王皇后、すました顔して、とっても腹黒いです。。


武媚娘は昭仪になってから毎回服と髪型が違います。。。