異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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ファンビンビンの武則天、武媚娘傳奇 62話 雉奴の決意


62話


萧淑妃が素节に皇帝はどうしたの?と聞くと。。。
武太妃がどうのこうのと言って、高阳姫のところに行ったと。。。
萧淑妃は武太妃?だれだ?みたいな感じですが。。


长孙无忌は吴王の事が心配で仕方がないようです。


高陽公主は皇帝に武媚娘が父皇の子供を身ごもったと知らせます。
皇帝は口では喜びますが、やはりショックなのでしょうね
(それとも、もしかして自分の子供ではないかと思っているのではないでしょうか。。)


高陽公主はそのまま戻せば太后となってしまう。
それは皇帝(雉奴)の本心ではないでしょうと言いますが、
皇帝は他にどんな方法があると言います。
高陽公主は皇帝をけしかけるように言って去っていきます。



王皇后の所に知らせが入り今日の夜皇帝は立政殿には来ないと侍女(秀珠)
が言います。
王皇后は今夜だけではないと言います。
萧淑妃の所に行くのかと聞き前します。
萧淑妃は子供を使って王皇后が皇帝と会うのをいつも邪魔しているようです。
秀珠はそれも違うと言います。



皇帝は父にもらった遺書を開きます。
内容は驚くべきものでした。
あの時雉奴が本当にこうするのかと言ったのがうなずけます。

女主武氏灭唐之说   →女主武氏が唐を滅ぼす話
虽属妄言       →でたらめな話ではあるが、
仍不能听之任之    →やはり成り行きに任せておくわけにもいかず
朕驾崩之后      →私が死んだ後
若媚娘怀吾子嗣    →もし媚娘が子供を身ごもったら
无论男女 皆除之   →男女を問わず皆処分する
唯媚娘本人可保其生命 →唯一媚娘本人の命は保障する。

それを見て悩む皇帝、
皇帝は媚娘に対して独り言を言います。
彼は貴方に対してこのようにせよと言う、
それでもあなたは先帝の事を思うのかと。。。。


皇帝は吴王に手紙を書きます。
そして许敬宗を呼びます。

吴王を呼び戻す作戦を立て许敬宗に上奏書を出させるつもりのようです。
そして长孙无忌と戦う覚悟をします。

父皇 你临终前   →父が死ぬ前に
把雉奴托付给舅父  →私の事を叔父に頼んだ
可曾想到      →あなたは思わなかったのか?
如今雉奴竟陷入   →今私は陥っている
每走一步      →前に進むたびに
都会被舅父掣肘   →叔父に行動を妨害され
艰难境地      →苦難の境地である
他们 他们一个一个 →彼らの一人一人が
都认为雉奴软弱   →全て私を弱いと認めている
也许舅父根本不相信 →叔父ももともと
雉奴可堪这顶皇冠  →私が皇帝の地位にたえられると信じていないかもしれない
可是 父皇     →でも お父さん
儿臣自登基以来   →私が即位してから
没有一时没有一刻  →一時一秒
不想像父皇您一样  →父親のように
尽心竭力      →一生懸命努力している
使我大唐子民富足安定→私の唐の人々の富と安定に
父皇        →お父さん
如今为了这片天下  →今天下の為に
为了自己心中所愿  →自分の願いを
能够实现      →実現するために
雉奴已决定     →私は既に決めました。
与舅父一战     →叔父と一線を交えると
父皇 不要怪儿臣  →父皇、息子を悪く思わないでください。
请您看着 儿臣保证 →見ていてください、息子は保障します。
不会让父皇失望   →父皇を失望させない

tuōfù【托付】依頼する
xiànrù【陷入】陥る
chèzhǒu【掣肘】他人の行動を妨害する
jiānnán【艰难】苦難に満ちている
kěkān【可堪】どうして堪えられようか
jìnxīnjiélì【尽心竭力】一生懸命

吴王は剣の練習中。。と言うよりも何か思うところがあるのでしょうか
浮かない様子です。
皇帝から手紙が届きます。
長安に戻す予定だという手紙です。


吴王と杨青玄の話に聞き耳を立てる兵士(李恭)がいます
(上の写真の右側)
长孙无忌の手の者でしょうか?
この兵士、吴王の口の動きで何を話しているか分かるようです。
吴王は元隋王朝の兵士がまだ何人居て、
いつ出てきて私を探すか分からないのが怖いと言い出します
最近、これらの人たちと太極殿にはいり、雉奴をころす夢を見るようです
話しが終ってから李恭は手紙を書きます。
吴王に不審なところはないと
ただそばにいる杨青玄は逆らう心を変えていない


杨青玄は隋朝の残党の練習場に行きます。
そこにはあの刺客もいます。
一か月後の文徳皇后の命日に
皇帝を殺す予定を立てているようです。


朝廷では予定通り许敬宗が上奏しますが、
先ず猪遂良が反対します。
そしてある家臣が賄賂の件で许敬宗を弾劾します。
皇帝も仕方なく许敬宗を飛ばすことにします。
面白くない皇帝。。。


皇帝は気晴らしに弓を打ちます
许敬宗も守れなかった自分に腹が立つようです。
皇后の誘いを忙しいと言って断ります。
そして馬を飛ばして感业寺に向かいます。
しかし思いとどまり、夜になって花火を上げます。
それを見て武媚娘は雉奴だと思いますが、
戻るつもりはないようです。


皇后はいくら誘っても皇帝の気を引けないことを悲しみます。
そこに素节が現れます。
皇后は萧淑妃はあんなに悪いやつなのに素节はかわいいと言います
皇后は素节に食べ物を渡しますが、素节は食べません。