異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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ファンビンビンの武則天、武媚娘傳奇 32話  皇帝が称心の首を取る

春節カウントダウンです。
今週月、火と出勤して24までお休みです。


武媚娘传奇32話で皇太子が皇帝に剣を振り下ろすところである問題が発生します。
と言うのも皇太子が着物の裏に着けていた腕時計が見えてしまいます。
後魏王が邙山の方角を見た時に景色に風車か、鉄塔っぽいものが映っているようです。
注意している人二は分かるかもしれませんね。。


32話 皇帝が称心の首を取る
武媚娘が折角届けた点心も結局韦贵妃が現れてすてられることになります。

徐慧は武媚娘に称心が死んでいないことを伝えます。
そして魏征に知らせるように皇太子妃には伝えたと言います。
2人はこのことを皇帝に知られてはならないと考えます。
武媚娘は徐慧に皇帝を書斎でなるべく長く執務をするように
仕向けてくれといいます。
徐慧は分かったと答えます。



萧蔷は巾着の中身が五行草である事を確認します。



徐慧は皇帝の書斎で執務をしていますが、
今日は順調なようで、
皇帝と花を見に行きたいと言います。
やっぱり故意なのでしょうね、
皇太子妃と魏征の話を皇帝に聞かせるために。。
皇帝は皇太子妃が魏征に事情を話しているところを聞いてしまいます。
魏征は自分で事を片付けると言いますが、
皇帝は慌てて出ていきます。
武媚娘は皇帝に声をかけようとしますが、皇帝はすごく慌てて出ていきます。
徐慧は武媚娘に会い止められなかったと言います。。


皇太子はなぜ称心にそこまで関心があるのかを称心に話します。
子供のころの友達であった承训にすごく似ていると言います。
李世民がすべて殺してしまった兄の子供たちです。



全ては魏王の計画通りに進んでいるようです。



称心は薪を割に行きます。
後ろから皇帝が現れます。
貴方が称心かと皇帝が訪ねます。
皇太子は称心がいないので不安になって探しに行きます。
皇帝は顔を見せろと称心に言い、称心は皇帝に顔を向けます。
皇帝は私は貴方に会ったことがあるかと聞きます。
称心は皇帝を見たことがあるが、皇帝は私を注意してみることはなかったと
言います。
称心は「草民拜见陛下」とあいさつをしているので、
自分自身は家臣ではないという思いのようですが、
(家臣なら臣を使う)
友達という事であれば東宮にずっと滞在することは不可能だと思われますが、
その辺は考えてないのでしょうかね
皇帝は今何かいう事はあるのかと称心に聞きます。
称心はこれは私がやったこと皇太子には関係ないと言います。
皇帝は忠義の召使いを使ってももう遅いと言います。
称心は自分は召使ではない、友達だと言います。
貴方は乾承の名声を滅ぼし傷つけ、君主に嘘をつく罪を犯させた。
これも友達がやる事なのかと
称心は色々と反論しますが、皇帝は逆に切れてしまいます。
そこに皇太子が現れます。
皇太子も皇帝と称心を見つけます。
来るなと言う称心ですが、
それでも向かってくる皇太子、
皇太子の所に行こうとする称心ですが、
皇帝は一太刀で称心の首をはねます。
怒った皇太子は皇帝に刀を抜いて襲い掛かりますが、

すぐにはじかれて、男の召使い一人の為に父を殺そうというのかと
皇帝は皇太子に聞きます。
刀を落とす皇太子は私が悪いのに
なぜ称心を殺したんだと食い下がります
皇帝はなぜ私を騙したのだ、こんなくだらないことに価値があるのかと
言います。
皇太子は称心が承训に似ていることを話します。
皇帝はそれで称心の顔に見覚えがあったことを悟ります。
捕えられて連れ去られる皇太子



武媚娘が皇帝に呼ばれます。
韦贵妃と魏王が話しています。
魏王は私が皇太子、皇帝になり、あなたが后宫を支配する日が
もうすぐ来ると言います。


皇帝は例の蝋燭部屋に居ます。
武媚娘と一緒に酒を飲みたかったようです。
称心を殺したことによって少し気落ちしているようです。
皇帝は国の為にやっただけで後悔はしていないと
皇帝は称心を殺したことを武媚娘に話します。
彼の死は罪からして当たり前ではないのではないかと
「他死得好像也不那么罪有应得」
考えて
ここにいるようです。
武媚娘は酒も飲んだし、祈りもした、明かりもともしたので
違うところに行こうと皇帝に提案します。




皇帝と称心の会話部分、ちょっとわかりにくいです。。後でちゃんと調べます。。

皇帝:抬起头来 看着朕      →頭をあげて、朕を見ろ
皇帝:朕见过你吗         →朕は貴方を見たことがあるか?
称心:草民见过陛下        →私は陛下を見たことがある
称心:但陛下不曾注意草民     →しかし陛下は私を気に留めたことはない
皇帝:如今还有什么话要说吗    →今まだ何か話すことはあるか?
称心:所有的过错         →すべての間違いは
称心:都在称心身上        →全て称心の責任
称心:与殿下无关         →殿下とは関係が無い
皇帝:事已至此          →事すでにここに至ったからには
皇帝:再做义士忠仆        →再度義士、忠実な召使になっても
皇帝:未免有些晚了        →罷免されるにはもう遅い
称心:我不是殿下的仆人      →私は殿下の召使いではない
称心:我们是朋友         →私たちは友達だ
皇帝:朋友            →友達。。。
皇帝:你害得乾承毁掉了清誉    →あなたは乾承の清誉を滅ぼし害を与えた
皇帝:害他犯了欺君之罪      →奴に君主に背く罪を犯させた
皇帝:这也是朋友所为       →これも友達だからか
称心:伟大的天可汗        →偉大な天可汗(李世民は西域の人からは天可汗と呼ばれている)
称心:见识也不过如此       →見識もたいしたことはない
称心:世界多腌臜之徒       →世界の沢山の汚い不潔な人達
称心:我们能做的         →私たちができるのは
称心:只是独善其身        →ただ独りよがりで
称心:问心无愧          →心にやましいところが無い
称心:难道要花更多的时间和精力  →まさかたくさんの時間と気力を使って
称心:去想那些碌碌之徒解释    →あれらの平凡な人たちに説明をするのか?
称心:什么是高山流水遇知音吗   →何が気心の知れた友人と自分の才能を認める人
皇帝:面对朕还有这么多的辩驳之词 →朕と対してもこのようにたくさんの反論の言葉を。。
皇帝:倒也是个人才        →それはそう人材
皇帝:可是呀 大唐的太子     →でも唐の皇太子は
皇帝:竟为这么一个货色所累    →以外にもこのような奴に疲れさせられる


天可汗=李世民が北方遊牧民族(突厥)を統一時に王である可汗より
更に上位の君主を意味する称号「天可汗」ティエンクーハンの称号をもらった。


単語
āza【腌臜】汚い.不潔である
lùlù【碌碌】平凡である
biànbó【辩驳】反論する
zhīyīn【知音】知己.親友;(特に)自分の才能を認める人

四文字成語
「事已至此」事すでにここに至る(ったからには)
「不过如此」これくらいのものだ.たいしたことはない
「独善其身」協調精神に欠け,独りよがりになる
「问心无愧」心にやましいところがない
「高山流水」気心の知れた友人