異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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The Crossing「太平輪」上を見に行ってきました

この太平轮の映画ですがどうやら二部構成?のようです。
先ず映画館に行くとチケットは120元です。
私たちはちょっと手をまわして一人47元で見ました。
でも团购ならもうちょっと安く見れたかもしれません。
いずれにせよ映画は定価で見るもんじゃないですね。
12月2日ロードショウの映画であるにもかかわらず、
平日だったせいもあるのか、観客は私たち2人だけです。www

出演者と役柄はこんな感じ

严泽坤(金城武)は台湾籍の日本軍の医者
雷义方(黄晓明)は国民党の将軍で対日戦争で活躍しました。
佟大庆(佟大为)は同じく国民党の兵士です
于真(章子怡 チャンチー)は看護師をしながらのちに情婦になっていきます。
周蕴芬(宋慧乔)はお金持ちの家の娘
志村雅子(長澤まさみ)は严泽坤の心の中の人で、日本の台湾統治時代に台湾に住んでいたようです。


看板を見る限り章子怡(チャンチー)と佟大为が主役なのかと思いましたが、
上の主役は黄晓明ではないでしょうかね。


内容(覚えている限りですが。。。。)

オープニングは抗日戦争のところから始まります。
雷义方の率いる国民党軍が日本の基地を責めている様子からです。
雷义方、佟大庆らが参加して、突撃作戦を行っているようです。
严泽坤は日本軍の医者で兵士を手当しています。
(この辺のシーンの日本語は本当の日本語でした。)
間もなく基地は攻め落とされ、佟大庆に銃を向けられましたが、
严泽坤は(私は日本人ではない台湾人だ)と中国語で行ったのでその場を逃れます。
外に出ると周りには大量の死体が転がっています。


戦争が終わって上海では貴族みたいな感じの舞踏会?演奏会?が開かれていました、
周蕴芬はピアノを弾いていましたが、戦争の英雄、雷义方に一目ぼれ?したようです。
雷义方と周蕴芬が知り合い、いろいろありましたが結婚します。
于真は誰かを探しているようですが、見つかりません。
その場で知り合った佟大庆と結婚写真を撮りお金をもらいます。
(于真は金を稼ぐために写真を撮ったんだと思われます)
雷义方と周蕴芬との写真
于真と佟大庆との写真
严泽坤は志村雅子とそれぞれ別々に撮った写真を合成して一つの写真にします。
この3枚の写真は後で何かあるのかもしれませんね。


そして今度は国内戦争となります
雷义方は妻(周蕴芬)を台湾に避難させます。
その時に太平輪に乗って台湾に向かいます、


同じく太平輪で台湾に戻る严泽坤ですが、
志村雅子との沢山あった思いでや過去を思い出します。
自宅に志村雅子からの手紙が何通も来ているようですが、
その手紙をすべて母が燃やしてしまいます。
严泽坤は手紙が来ていることを知らないようです。
どうも母は严泽坤が日本人と仲がいいことでいじめを受けていたようです。
严泽坤はずっと志村雅子の事を思っているようです。



台湾に着いた周蕴芬は日本人が使っていた和風の家に住むことになります。
そこに草原?でピアノを弾く女性の絵を見つけます。
自分の写真を壁にかけようとしてその絵を外し、裏を見ると、昭和十四年?严泽坤と書いてありました。
そして裏から志村雅子が書いたノートが出てきます
外が騒がしくて外に出た周蕴芬、おじさんと侍女が喧嘩をしています。
台湾語で話す侍女と、上海語で話すおじさんは話が通じないようで普通語を話せと言います。
周蕴芬は突然足を蛇にかまれました。


周蕴芬は治療の為に严泽坤の病院に行きます。
そして医者の名前が严泽坤と知って、例の絵の話をします。
別の場所で話そうと言うことになり、灯台の近くで会うことにします。
严泽坤は外で会うときに周蕴芬に志村雅子の面影を見て思わず「おまたせ」と言ってしまいます。
周蕴芬は手紙と一緒に出てきた楽譜を見てこの曲を完成させたいからあなた達の過去を聞かせてと言いますが、
严泽坤はあまり思い出したくないようです。



于真は生きるために情婦もやっていました。
そのためかお金はある程度あるようです。


場面は国内戦争の場に移ります。
ラジオを修理する形で雷义方と佟大庆は顔見知りになります。
寒くて、食べ物が無く病気になる兵士もいる中、必死に士気をあげようとしますが
雷义方は自らの馬を殺し兵士に鍋にして兵士に分け与えます。

国民党は不利なようで、最後の戦い?
雷义方の軍隊は、援軍が来ることを信じますが、
佟大庆は既に裏切られていて、援軍は来ないと言うことを最後に雷义方に言います。
佟大庆を殺そうとする雷义方ですが、もう仕方がないので殺すのをやめます。
佟大庆は雷义方を助けて大やけどを負ってしまいます、逆に雷义方に助けられます。
最後まで銃を向け戦おうとする佟大庆ですが、その佟大庆を雷义方は止め、
生きてこれを周蕴芬に渡してくれと最後に佟大庆に命令をします。
そして部屋に戻る雷义方、写真を見つめます。


そこに戦車の大砲が撃ち込まれます。
雷义方はおそらく戦死


というところで終了です。
周蕴芬と严泽坤が既に知り合っていますので、
周蕴芬の夫、雷义方が佟大庆に渡した手紙を周蕴芬に届ける展開
で三人知り合う形になるんでしょうかね?



感想

先ず映画館が貸切だったのでよかったです。
映画自体3Dの効果で戦争の描写に迫力がありました。
長澤まさみ黒木瞳といった人物は今の所、金城武の記憶の中でしか出てきません。
長澤まさみのナレーションは全て日本語音声で中国語字幕です。
また、台湾語上海語、日本語、中国語(普通語)と色々な言葉が出て来るのでリアリティがあるように
思えます。宋慧乔は韓国人ですが、全部中国語(普通語)です。
レッドクリフに全然関係ない日本人の俳優が出ていたのと同じ感じですかねwwww
半分終わったんだと思いますが、今の所、船が全く関係ない状態です。
またチャンチーって今の所どうでもいい役のように思えます。
(ただ必死に生きているだけのようです。)
なんか今の所はただの戦争映画のようなかんじですね。


レッドクリフとは違ってさすがにこの映画日本ではやらないんじゃないでしょうかね?