異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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中国漢時代のドラマ衛子夫 (3) 6話、7話 あらすじ

「卫子夫」
どうもこのドラマ未删减版がある模様
つまりは放送されているのはカットされている部分がある
ということでしょうかね。
なんか話が飛んでると思うのはそのせいでしょうか?
それとも構成が悪いんでしょうかね?

6話

皇帝は太皇太后の面前
小茜と樊娘に自白させ、更に
動機を問います。
しかしながら太皇太后はこれ以上調べると2人の悪事がばれてしまうので、
調べないことにし、小茜と樊娘を処刑するように命じます。
そして衛子夫と平阳公主は釈放されます。
樊娘は子供の病気を治すために窦太主の命に従いました。
しかしながら子供は治療が間に合わず既に死んでいました。
樊娘はそれを知らずに子供が無事であるならと考え罪を被ったのだと思われます。
窦太主は何とも悪いやつです。
事件終了後皇帝は皇后に合います。この二人話すたびに喧嘩になります。
そして皇后は自分の髪飾りを抜いて自ら胸を突き刺します。
その事件で皇帝は太皇太后に呼び出され、愛におぼれないように
釘を刺されます。
「不要因为儿女情长坏了国家大事」
そのことがあってから皇帝はずっと衛子夫に会いに来ません。
ある日皇帝のもとに知らせが来ます
水害で民が東宮の兵糧を解放しろと暴動を起こしている模様。
皇帝は納めに行きますが、
なぜか平阳侯として行っています。
(この辺の説明がない)
そして柏谷郡太守窦全に対し兵糧を解放しろといいますが、
この窦全という男は相手が皇帝ではなく平陽侯だと思って
言うことを聞きません。
俺の性は「窦」つまり皇族、何でお前のいうことを聞く必要があると。。
窦というのは太皇太后の性と同じです。
それでこの窦全というやつは汚職しまくりのようです。
切れた皇帝は窦全を殴ります。
窦全は殺せと部下に命じますが、皇帝は自らの印を見せます。
窦全は皇帝と気づき跪きます。

7話

季節は流れます。夏から秋に秋から冬に、そして春になります
ある日衛子夫は芮姬の部屋を訪れます。
その時に一人の侍女から
出宮するいう情報を仕入れます。
出宮というのはそのまま後宮から離れることを意味します。
つまりは普通の庶民に戻るということです。
その侍女は芮姬の部屋の掃除に来たらしい。
その侍女も出宮するので最後の掃除らしいです。
それで衛子夫は察します。
芮姬は鮮やかな色の薄絹も嫌いだし、酒も嫌い。
この侍女はそんなに芮姬の事を知らない。
それで前回の件もあり、皇帝が衛子夫に自ら後宮から離れるように
仕向けたのだと察しました。
衛子夫は皇帝に思い悩むんでほしくない。と思い出宮を決断します。

皇帝に会うためには出宮しなくてはいけない。
出宮しなければ皇帝に合えない。
悲しいですね。


そのころ皇帝の下には出宮者のリストが届けられますが、
それを見ようとした皇帝のもとに知らせが入ったり、
皇后が来たりして、皇帝はリストを見ません。
皇后は皇帝は式典にはでなくていい、私が処理するといいます。
(これもおそらく皇后の策略?)


出宮の式典前、易寒は衛子夫に飾り物を送ります。
出宮する人はみんな白い白無垢の衣装を着ています。
これってこういう習慣なんでしょうか
そういえば中国って葬式のときは白い服を着ますね。
結婚のときは赤
出宮の式典には皇后だけが登場します
衛子夫は会えると思ったのに会えなかったのでとても悲しみます。
そこに皇帝が現れました。
話をしたのち、帰るときに衛子夫が着けていた飾り物が太陽に反射して
皇帝に当たります。それで皇帝は衛子夫だと気づきます。
皇帝はその場はそのまま去ります。


実は卫姬の下に現れた、侍女はまたしても窦公主の差し金でした。
衛子夫を出宮させたら恩賞を与えるというものでした。
門が開き出宮する直前に公公が馬に乗って現れ衛子夫を呼び止めます。
皇帝は衛子夫と話をし、出宮を思いとどまらせます。
そして兰林殿を与えます

ある日、窦太主,韩嫣ら汚職官僚が集まって会議をしています。

皇上说是均粮均富
分明是要打击百官利益
说到底
皇上此举还是要掌握朝政
挑战太皇太后
的确如此
如今皇上以纾解民困为理由
太皇太后怜悯苍生
未必会反对

そこに知らせが来ます。汲黯が河南の穀物倉庫を解放したと
それを聞いた窦太主はテーブルをたたいてqǐ yǒu cǐ lǐ【岂有此理】
(そんな道理があるものか.そんなばかな話はない.もってのほかだ)
といいます。


朝廷では皇帝が怒ってます

什么调度困难 纵容贪赃
其实都是在互相包屁
这些宗亲争权夺利
就说是刘家的
太皇太后窦家的
还有皇太后王家
碍到自己的利益时
谁还顾念这个亲戚

何が調査は困難だ大目に見ると賄賂を受け取る
実際はみんなお互いにクソだ
これらは同族の権力利益争い
劉家
太皇太后の窦家
太后の王家
自分の利益の妨げになる時
誰がまだこの親戚を心配する



怒っている時にさっきの知らせが皇帝に届きます。
皇帝自ら派遣した汲黯が河南の穀物倉庫を解放したと、
河南の穀物倉庫は軍の兵糧なのでもってのほかだという
丞相をはじめとした家臣たちの中、汲黯が自ら現れ説明をします。
集まっていた汚職官僚が汲黯みたいな小者が勝手に
兵糧を解放するなどとはありえないと。
その場は皇帝が汲黯を刑罰待ちとします。
国政がうまくいかないので皇帝は息づまってます。
(何をしようとしても家臣に阻止される。)
衛子夫は慰めます。皇帝はしばらく
ここ(兰林殿)で静かに考えるから誰にも会わないといいます。
そこに皇后が現れます。
皇后は権力を翳して無理やり皇帝に合おうとしますが、
他の侍女が阻止できない中、衛子夫が皇后の前に立ちはだかります。


窦一族の無茶っぷりが分かる回でした。
こうやって腐敗が広がっていったんでしょうね。
皇帝が汚職を取り締まろうとすれば同族を処理しないといけない。
特に太皇太后の窦家等は裁きにくいでしょうね。
改革を阻止しようとする贪官もいて、皇帝はやりにくそうです。