異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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ドラマ蘭陵王(2)息子に恵まれない皇帝の末路

前回の続きです。
ドラマ蘭陵王(らんりんわん)にはまってます。
この時代でこの科学力の天女、ドラマ蘭陵王(1)


蘭陵王を陥れようとした皇后、租太仆、郑儿は、
失脚させらていましたが(郑儿は奴隷に落ちていた
租太仆は豚と同じ生活をさせられる計、本人は死罪を求めていたのでそれよりも重い刑だと思われます)
郑儿は抜け出して、蘭陵王(らんりんわん)に助けを求めました。
人がいい蘭陵王は郑儿をたすけます。
蘭陵王のことを思い続ける郑儿はそれに付け込んで
杨雪舞(ヤン・シュエウ)と蘭陵王を引き離そうとし、
自分が蘭陵王と結婚できるようにいろいろと
暗躍します。そしてついには雪舞を盗賊にさらわせます。
結局それもばれて、蘭陵王に三行半を突き付けられます。
雪舞を助けたのは周国の皇帝でしたが、その後再び盗賊にとらえられた
雪舞を救うために蘭陵王と宇文邕(ユゥウェンヨン)【周国の皇帝】の共闘で戦います。
二人はお互いを認め合いました。


郑儿は一人になった後ひどい目(見知らぬ人に強姦される)にあって、
自害としたところを太子(皇帝の子)に救われます。
蘭陵王はとらえた盗賊も生活が苦しいから盗賊行為をするのであって、
国が豊かでないのは国の政治のせいだと思い(これは宇文邕も同じ意見)
この盗賊たちの声(嘆きを)を直接斉国皇帝に聞かせようとしますが、
太子は蘭陵王の意見を聞き入れず、この盗賊たちを生きたまま焼き殺します。


皇上(皇帝)は事あるごとに太子(皇帝の子)と蘭陵王を比べて太子を叱りつけます。
太子は次の皇帝が自分ではなく蘭陵王になるのではないかと心配し、
復讐の鬼と化した郑儿と共に暗躍します。
失脚していた(豚と同じ生活をさせられていた)租太仆を戻して、いろいろ策を練り、
皇帝の座を早期に太子に譲らせようとしますが、
皇帝は皇帝の座を太子に譲るか、蘭陵王に譲るかを決めかねていました。


一方蘭陵王は(権力争いに加わらせたくない)という雪舞、五爷など周りの意見を聞き入れて
隠居を示唆して、休暇を取ってました。
太子は必死に皇帝の機嫌を取ろうと国庫が少なくなってきた問題に対して、
金策等で誰よりもがんばりますが、
(民衆から無理やり搾取した)逆に逆鱗に触れてしまいます。
皇帝は結局太子に即位させようとしましたが、
それを知らずに太子は皇帝に痺れ薬を盛り、
皇帝を麻痺させ、その後毒殺しようとしました。
皇帝が人を蘭陵王を呼ぶ声にビビって太子は皇帝を撲殺します。
殺してから。。。結局皇帝は自分に継承するつもりだったことを知り、
号泣きするんですが。。。ここで目覚めないのがこの太子です。
そしてそのまま太子は皇帝になります。


一方郑儿は自分の身分が低いことで皇帝の妃になれないため、
ある程度身分のある?冯小怜を毒殺し、
自分が冯小怜になり変って皇帝の妃となります。
蘭陵王は引退を望みますが、
新皇帝は蘭陵王の力を必要としていました。
(本当に必要としていたのかは怪しい)
蘭陵王は皇帝の意志を受け入れ引退するのをやめましたが、
そこから郑儿の復讐が始まります。


世継ぎ争いは度の朝廷でもあることですが、この皇帝(北齐武成帝)も結局は
蘭陵王頼りだったんでしょうね。自分の息子は馬鹿で、甥は優秀、でも息子に帝位を譲りたい。
この皇帝、ドラマの中では民衆のことを考える良い皇帝である半面、奴隷をたくさん強制労働させていましたね。
実際の歴史上の武成帝はすごい悪い奴とありますが、ドラマでは、そうでもないです。
次の皇帝(末代皇帝、後主)がやばいくらい馬鹿ですが。。。



各話見どころ
20話、郑儿絶えず仲たがいをさせようとする
21話、晓冬が潔白を証明するため蘭陵王府を去る
22話、雪舞と兰陵王の心の矛盾
23話、おばあさんは雪舞に仮病を使わせる
24話、兰陵王は馬賊の討伐の準備をする
25話、雪舞が馬賊に捕まる
26話、兰陵王が郑儿の陰謀を暴く
27話、雪舞が再び白山村に帰る
28話、雪舞は兰陵王に隠居を進める
29話、雪舞と长恭の隠居生活、皇帝の座をめぐる陰謀
30話、太子高纬が父を殺して君位を奪い取る.
31話、高纬が北齐皇帝となる。郑儿の身分問題解決。。
32話、郑儿が皇后に