異邦人になってみた~~上海生活写真ブログ

中国上海市在住です。もう10年を超えました。休日は星空(天の川)撮影やポートレート撮影等、連休時はカメラを持って中国各地を旅行してます。最近は内モンゴル自治区によく行っています。

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琅琊榜之风起长林(Nirvana in Fire Ⅱ)-37話

「琅琊榜之风起长林」は前作「琅琊榜」の次の世代のドラマです。

爱奇艺でも見ることができます。
http://www.iqiyi.com/a_19rrh9z6o5.html?vfm=2008_aldbd

37話

長林王が病気に倒れました。

手を尽くした黎老堂主は林奚と共に部屋を出ようとする時、林奚の父親の話をします。
長林王は林奚が林深の娘だととっくに気付いていたようです。
それをあえて言わないようにし、二人に任せようとしたようです。

そして长林父子の最後の会話の時間になりました。
長林王は平旌に話します。
掖幽庭出世間の冷たさと温かさを知ったと、そして戦いの中で沢山の生死を見てきたと。
また二人の兄弟を残せた事、兄が無くなって残念なことを話します。
そして自分がこの一生で巡り合った3つの幸せを話します。
1.名師(梅长苏)に指南を受けた事。
2.2代の名君に巡り合い疑いを持たれなかった事。
3.3家族に恵まれた事

長林王は平旌の放浪好きな事を知って、これより先は长林の2文字に縛られることは無い、自由に生きろと話します。
当然ながら嫂侄に対してはちゃんと守っていけと付けたします。
平旌は耐えきれなくなって泣きながら父の懐に入ります。
長林王は自分が無くなった後の準備を既にしていました。
衣服と冠は王陵へ亡骸は梅岭へと。。。

長林王は昔の梅长苏、萧景琰との物語を思い出し、両目を閉じます。

蒙浅雪が息子を連れて家に戻りましたが、長林王は亡くなっていました。
泣き崩れます。


長林王がなくなり小皇帝も涙を流します。
しかしこの時、荀白水と太后は萧平旌の処罰についてのみ関心があるようです。

小皇帝は萧平旌の将軍の任を解き、兵権を取り上げ、都を離れ孝行するように言います。
荀白水はこの機を使って長林軍を解体しようとします。
そして違う旗号(長林軍ではなく違う名前)にすることにします。
しかし太后はこれでも不満のようです。
皇帝はこれ以上は耐えられず母をその場から追い出します。
そして人がいなくなってから、長林王の為に涙を流します。


太后と荀白水は離れてから今回の政権争いの成果について話をします。
太后は萧平旌は欺君之罪を犯した、こんな軽い処罰では納得がいかないという物でしたが、
荀白水は長林軍が無くなっただけも良かったと言います。
さらに萧平旌の残した部下を置いておく必要はないが、全て解散すると、逆に問題が出るかもしれないと。。。
长林王が無くなったことで皇帝が特赦として萧平旌の罪を許したとすれば、皇帝の懐の広さを示したことにもなると。。


萧元启は长林王を眺めていまいた、帰るる途中に墨淄侯が到着します。
墨淄侯は多くを話さず、萧元启に剣を抜かせ、腕を確かめます。
腕を上げた萧元启を墨淄侯は満足そうにほめます。


荀白水は長林王に到着し、皇帝の決定を萧平旌に告げます。
萧平旌は黙々と冷たい目でそれを聞きます。荀白水は平旌に固執する必要はないと言います。
平旌も父の遺言通り、長林の名前に拘束される必要はないという言葉をくみ、そのまま処理を受け入れます。
蒙浅雪だけがこの処分を受け入れられないようです。悔しくて叫びます。


他の場所では墨淄侯が萧元启と話し合いをしています。长林王府が亡くなったことで勢力の拡大チャンスが出来たと言います。
墨淄侯は萧元启に取引を持ちかけます。大梁東境の十箇所の州の軍配置等の詳細をよこせという物です。
萧元启は怒って何をするつもりだと話します。東海国は大梁国に攻め入ろうとしているようです。
萧元启はできないと言いますが、墨淄侯は良く考えろと言います。


林奚も白衣を着て长林王の慰霊に祈りを捧げます。平旌はまだ兄の事をしこりに思っているようです。
林奚は何とかして平旌の心を開かせようとします。そしてそれに成功し全てを打ち明けさせる事に成功します。


皇帝もやってきました。
皇帝は平旌を「平旌哥哥」と呼びます。
そして自分を悪く思っているのであろうと話します。
平旌は世の中には戻れないこともあると話します。
平旌は話を聞いていたので、长林军令を返そうとしますが、皇帝はそれはもう必要ないと言い、
长林军令をそのまま平旌に預けます。
もう戻ってこないのかと聞く皇帝に対して平旌は陛下にはもう長林は必要ないと話します。
最後に皇帝を「元时元気でなと」と呼び捨てにして別れの言葉を告げます。


荀飞盏は平旌と皇帝の別れの後、寂しさを感じます。そして禁军の大统领を辞任すると言います。
荀白水はなんとかとどまるように言いますが、そしてあの女についていくのかと聞きます。
荀飞盏はそんなことではないと話し、もう決めたことだと言い絶対に譲らないと話します。

感想

今回はちょっと長く書きました。
長林軍の最後の時です。そして平旌も朝廷から去ります。
皇帝はもしかして違う解決方法もあったのではないかと言いたげだったのですが、誰かにせかされたとはいえ自分が決めた事です。
平旌はその話を遮ります。終始冷めた感じです。そしていろいろな事に疲れたのだと思います。
荀飞盏もこの朝廷に嫌気がさしたのでしょうか?辞任をすることになります。
荀飞盏が蒙浅雪のことを好きだった事を荀白水は知っていたようですね。